人狼ゲーム『Selfishly -エリカの礎-』

半沢柚々

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――1日目

013.『役割と処刑方法(1)』

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乃木坂 朔也
「くっそ…………!」

小日向 花菜
「なんで……なんでうちらが、
こんなことをしないといけないんだよ……なんで……」

本堂 空太
「………………」

佐倉 小桃
「ねえ……、やっぱりなにかの間違いなんじゃないかしら。
 弥重や、秋尾くんのあの映像も……合成かなにかで……」

竜崎 圭吾
「ははは……どっきりってことか?
 確かに、そうだよな…………現実的に考えてあり得ねえっしょ。
 つーことは、仕掛人は秋尾と都丸で……」

間宮 果帆
「よせよ。現実から逃げるな……」

筒井 惣子郎
「気持ちはわかるが……あれは、演技とも合成とも思えない」

目黒 結翔
「なんだよっ、じゃあ、認めたらどうなるんだよ!?
 あのっ、秋尾を殺した変態野郎はっ!
 俺らに殺し合えって言ってんだぞ!?」

和歌野 岬
「そうよ…………。
 果帆は簡単に逃げるなと言うけれど、それって……、
 もう全てを諦めて、殺し、殺されましょうってことじゃない」

間宮 果帆
「ち、違う! そんなつもりじゃない!」

目黒 結翔
「じゃあどういうつもりなんだよ!!?
 こんな現実、受け入れられるわけねえだろうが!!
 お前はなんでそんなに落ち着いてられんだよ!?
 さては…………お前がその、『人狼』なんじゃ――――っ」

本堂 空太
「お、おい!
 まだ、そのカードってのも見てないのにいい加減なことをっ!」

白百合 美海
「やめてっ、やめてよっ、もうやめて!!」

目黒 結翔
「…………白百合っ……」

白百合 美海
「サキちゃんも結翔くんも、どうしてそんな風に言うの!?
 果帆が、こんなこと、認めるわけないじゃない……っ」

和歌野 岬
「…………ごめんなさい」




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