異種族合法ロリ教師の恋

テルミャ

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13.大きいと小さい

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 心を落ち着かせ、ベッドの上に大の字で横たわる。自身が全裸になっていることが改めて恥ずかしい。
 そんな私の姿を見て秋島先生がそそくさと何かを探すような素振りを見せだす。

「あ、ちょっと待ってください。その前にゴムを……」

 そう言って秋島先生がホテルに置いてあるコンドームに手を伸ばす。
 あれ、もしかしてだけど、知らないのだろうか?

「いりませんよ? ゴム」
「いえいえそう言うわけには……!」
「そうじゃなくて、ニルヴィア族は人間と違って年中発情期じゃないんですよ」

 ニルヴィア族の人口が極端に低い理由はこれだ。常に妊娠可能な人間とは違い、ニルヴィア族女性は一年で数日しか卵子の生成が行われない。それでいて人間と同じように性欲はあるというのだから、我ながらおかしな種族だと、人里に降りてきて改めて思う。
 エルフやオークも発情期は短いが数ヶ月程度あり、人口だってニルヴィアの何倍もいる。他の種族だって、ここまで短いものは聞いたことがない。

「だから生でも大丈夫です」

 少なくとも私の発情期にはまだまだ遠い。彼もまだ若いし、男子たるものきっと中出しを一度はしてみたいだろう。知らんけど。

「でも、中に出すと洗うのが大変だったりするんじゃ……」

 どこで得た知識だろう。そういう部分を気にする男性はあまりいないイメージだが。
 まあ確かに、人間の女性はそこのところ手間がかかるのかも知れないが、

「人間はそうかも知れませんね。でも私はニルヴィアなので……」

 指先に回転する水の玉を作り出し、彼に見せる。私の使える数少ない魔法その2。大気中に少量の水を生み出し、対象を綺麗に洗い流す洗浄魔法。食器とか洗うのに便利。
 膣内程度であれば、そこまで労せず洗浄することは容易い。魔法さまさまだ。

「魔法で何とかします。それに……」
「それに?」

 水の玉を消し、羞恥心に耐えながら自身の願望を伝える。

「せっかくなんだし、直に感じたいじゃないですか……」

 恥ずかしい発言をした口を片手で隠す。彼が中に出したいかは知らない。だが少なくとも私はせっかく二ルヴィアに生まれたのだ。快楽のためだけに中出しされてみたいし、直にペニスが入る感覚を膣で感じたい。
 そんな私の様子が彼の何かを刺激したのか、彼が私の手を押しのけその口唇を押し当てる。
 突然のキス、しかしそれに流されるように彼の後頭部に手を伸ばしこちらからも口唇を当て返す。

「ちゅ……はぁ……ん……」

 口内で唾液の交換を行う度に、この人を好きな気持ちが溢れ出してくる。
 もう散々味わった舌の感触は全くもって飽きることはなく、もっともっと欲しいと喉が唸っている。
 こんな創作物でしか見たことないようなシチュエーションを、私が体験できるだなんて。
 少しの間口付けを交わすと、満足したのか彼が口唇を離していく。

「はぁ……はぁ……、突然なんですか?」

 ノリノリだったことを棚に上げながら彼に疑問を投げかける。気持ちよかったし嬉しかったが、やっぱりいきなりしてくるのはびっくりする。

「すいません。つい……」
「全くもう……これじゃあキスしてるだけで終わっちゃうじゃないですか……」
「ははは、それもそうですね。すいません」

 気持ちを決めなおすと、彼が私から離れ、自身の陰茎を片手で構える。
 それを見て、心の奥に押しやったはずの恐怖が盛り返してくる。やっぱり何度見ても大きい……。
 人間のペニスが二ルヴィア族には大きすぎるというのはもちろんのことなのだが、彼のサイズが一般人に比べて特に大きいのだと思う。

「…………」

 恐怖と期待と興奮で喉がなる。
 筋に肉棒の先端が当てられると、意図せず体がビクリと跳ねる。
 肉棒で筋が上下になぞられる度、お互いの息が荒くなり、静かな部屋内に響き渡る。

「はぁ……はぁ……」
「はぁ……はぁ……」

 竿の先から排出される我慢汁と、膣口から捻出される愛液が絡み合い、いやらしい音を私たちの耳に届ける。
 その音は同時に私たちをさらに興奮させ、お互いの分泌液の量をより増やしていく。
 彼の竿を動かす速度が上がっていく。焦らすように膣口をひたすら愛撫するそれは、まだ挿入もしていないのに、私の快楽指数をどんどん上げて行った。

「ん、あぁっ! んっ、あきしま、せんせぇ……!」

 私の言葉に突然彼の動きが止まる。
 え、どうしたというのだろう。せっかく気持ちよくなっていたのに。

「そういえば言い忘れていました」
「?」
「その、出来れば僕も名前で呼んでいただけると嬉しいな、と」
「あ」

 そういえば忘れていた。確かに、相手に名前で呼ぶことを強制しておきながら、こちらはずっと名字呼びのままだ。
 とはいえどう呼べばいいだろう。教先生? いや、彼はともかく私まで先生を付けるのは何かなぁ。教さん? でも年下にさん付けするのはあまり私のキャラには似合わないし……ここは年上だし大人しく、

「じ、じゃあ、き、教……」

 呼び捨てで行くべきだろう。
 彼に呼ばせておいてなんだが、異性を名前で呼ぶというのは思っていたよりも恥ずかしい。
 私に名前を呼ばれた彼は、感極まったような表情を一度浮かべると、こぼれるように笑みをこぼす。

「ありがとうございます……。ではいきます」

 そういって彼の肉棒が穴を探す。上下に擦り、私を感じさせながら、自分が入るべき膣口を捜索する。
 それがあまりにもどかしくて、何度も身体をくねらせてしまう。
 何だ? この期に及んでまだ私の身体をいじめたいのか?

「んっ、あっ……、ん! き、教! は、はやくっ!」

 このままでは挿入前にまたイッてしまいそうだ。

「す、すいません。穴がどこかわからなくて……」
「さっき私をいじめた時に舐めつくしたでしょうが!」

 全くもってこんな時にまで締まらない。仕方なく上体を起こし彼の肉棒を片手で掴むと、私の穴に照準を向けさせる。
 改めてじっくりと見た結合部は、私に二の足を踏ませそうなほど無謀なサイズの違いを見せつけていた。

「んっ、ここ、ですよ……」
「ここですか?」
「あっ! ち、ちがっ、もっと、んっ、下」

 多少のずれがありながらも、私のナビゲートで彼のペニスがようやく膣口にたどり着く。

「で、ではいきます。もしきつかったらいつでも言ってくださいね?」
「はい……」

 念のため深呼吸を数回して、再び大の字に寝転がる。
 それを合図に彼の肉棒に体重がかかり、ゆっくりとしかし確実に、私の膣口をこじ開けにきた。
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