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1.帰宅
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1.帰宅
「今、帰った。」
山見健太は、郊外にある4LDKのマンションの玄関口の扉を開き、自宅に戻る。マンションでは妻が帰りを待っているはずだ。健太は今年30歳を迎える。結婚して3年、妻の未希とは27歳の時に恋愛結婚した。仕事の関係で知りあったのが出合いのきっかけだったのだが、卒業大学が同じなことが共通の話題として親近感を抱き、いつしか恋愛感情を持って結婚に至った。
未希はクールな女性で姉御肌な気質があり、勝気な性格で知られる。取引関係先の女性リーダーとして若手ながら抜擢され役職に就いていた未希は業界では容姿端麗な美人として、常に注目を集める存在だった。多くの男性が未希を落そうと言い寄り交際を申し込んだが、首を縦に振ることはなかったと聞いている。
元々彼女の父は有名大企業の重役を務め、彼女の周辺にはいわゆるエグゼクティブな男性が豊富に存在していた。身近にハイスペックの男性がゴロゴロしているようでは、一般のサラリーマンなど、いかに優秀でもつまらない男に映るのは当然で、端から相手にしていなかったのだろう。
健太は一流企業で若手リーダーとして活躍するものの、彼女の家柄が求める理想の男性からは遠く及ばないのは、自他ともに認めるところだった。それが、何かの間違えで健太は未希と結婚してしまったのだ。
マンションの玄関は広くはないが、廊下につながっており奥はリビングがある。リビングに向かう途中の左右に別の部屋に入る扉ひとつずつある。
黒のストレートチップの革靴を玄関で脱ぎながら、正面を見ると未希が出迎えのポーズで健太を迎えた。その姿は異様だ。未希は膝立ちで両足を大きく左右に広げ、両手を頭の後ろで組み肘を左右に広げている。さらに胸を突き出す絶対服従の姿で健太を待っていた。
髪はロングで腰まである長さが女性らしさを醸し出し美しい。膝たちではせっかくのロングヘアも先端は床に広がっている。それも乱れ髪で美しいと、健太は思っている。
玄関でこんな姿勢で迎える妻がいるものだろうか?
そして、未希の服装も異常だ。
未希の姿は白の薄手のキャミソール、ノーブラらしく乳首が勃起しているのがわかる。未希の適合サイズのMよりもかなり小さいSSサイズを無理矢理に着せているため、身体に張り付くようにピチピチにキャミソールがフィットして未希の乳房の形をくっきりと浮かびあがらせて艶めかしい。その胸の膨らみは豊かで形はおわん型の美乳と言えた。健全な男なら、この豊満な乳房を鷲掴みにして揉み上げたいと思うものだろう。健太もこの乳房をむしゃぶり尽くしたい衝動を理性で必死に抑える。
くびれたウエストは引き絞ったように細くバストと豊かなヒップを一際際立出せている。女のカラダの美しさはこのウエストとバスト、ヒップのバランスに成り立つとも言え、未希のウエストは見るだけで男を欲情させる美しさを誇っていた。
下半身は純白の綿のフルバックショーツ。これもサイズを2ランク下げているため、ピチピチのフィットで鼠径部や恥丘、陰部の割れ目をクッキリと露にしており、とても厭らしい。もう女として感じ始めているのか、左右に大きく広げた太ももからさらけ出された股間がうっすらと湿っているのがわかる。
このままこの姿勢で放置しておけば、徐々に股間の陰部は染みになっていくに違いない。白の綿のフルバックのショーツの上には、光沢感のある黒のパンティーストッキングを履かせ、わざと白ショーツが透けるようにさせている。
膝立ちで頭の後ろに手を組む服従の姿勢で、上半身は白のキャミソール。下半身は光沢感のあるブラック・シャインのパンストがテカリ、怪しく未希の太ももや脹脛を包み込んでいた。パンストから透ける白綿のフルバックショーツが卑猥に見える。
これが未希が仕事帰りの健太を出迎える時の定められたポーズである。
健太は革靴を脱ぎ終わると、靴ベラを右手にしその先端を未希の股間の割れ目に沿って、前後にゆっくりと擦り付けていく。
「あああ・・・・お、かえり・・」
未希の口から健太を出迎える言葉が淫靡な喘ぎ声と共に発せられる。根が勝気でプライドの高い未希は亭主である健太に「おかえりなさい」とへりくだることがまだできないでいた。
健太はゆっくりと靴ベラで未希の股間をさすって止める。
「まだ、身にわきまえた挨拶ができないんだな。」
そう言って、未希のヒップを靴ベラで
ピシ
ピシ
ピシ
ピシ
と4回ほど打つ。靴ベラで尻を打つたびに未希の口から
「あうっ・・・」
「痛っ・・・」
「くっ・・・」
という言葉が漏れていく。
健太はそんな未希には構わず。
「拘束具なしの姿は許さない。」
と吐き捨て、玄関の靴箱に収納してあった「ボールギャグ・ハーネス」「首輪」「手錠」「足錠」を取り出して、出迎えの服従姿勢を強いられている未希の前の床の上に並べていく。
「今日は赤い首輪がいいか・・・お前の色白の首にはよく似あうからな。」
健太はそう呟くと、未希の長い髪をたくし上げ、色白な細い首に赤い首輪を嵌めていく。この時の感覚や気持ちは何度経験しても、最高の高揚感を感じる。類まれなる容姿を誇る美しい女の首に犬のように動物を管理するために着ける首輪を嵌め、自分の支配下に置く快感。これほど、女を支配することが満足感を得られるものだとは健太自身も思っていなかった。
世の中にSMマニアという連中がいて、女を縛ったり、拘束したり、服従させて悦ぶ人間達がいるのを知ってはいたが、聞くのと実際にやるのでは全く感覚が違うのがよくわかった。
「これは経験した人間でないとわからない」
健太はSMが一種の麻薬にも似た人間の感覚を麻痺させるものだと痛感した。
「一度経験したら、やめられない」
これがこの異常な経験をした健太の率直な思いだった。
未希の細い首にゆっくりと赤い革のベルト状の首輪を巻いていく。バックルに通し尾錠を嵌め、きつく首輪締めつける。苦しいのか未希の顔が歪む。美形の女の顔が苦しさで歪むのはなんとも言えない魅力がある。
「まだ、両手は頭の後ろで組んだままだ。」
健太は未希が服従の姿勢を崩すことを許すことなく、首輪の尾錠の先端の輪になった部分に南京錠を通し、カチット南京錠をロックした。これでこの南京錠を外さない限り、未希は首輪を外すことができなくなったのだ。
「今日は鎖にするか・・・」
首輪に着けるリードを鎖にすることにする。リードには細い鎖、太い鎖、縄、犬用リード、革リードなど幾種か用意してあるが、今回は重量のある太鎖を未希に着けることにする。この鎖を付けられると、鎖自体の重量から未希の肉体に著しい苦痛と負担を与えることができるのだ。
健太は鎖の先端と首輪に付いたDリングを南京錠で結び、施錠する。
カチ
と南京錠が締まる音がすると、
「ああ・・・」
と諦めににたような悲壮感が漂う喘ぎ声を漏らす。
「ふっ、乳首をこんなにビンビンに起たせて一体何を期待してるんだ。」
健太は再び靴へらのを手にして、その先端で今度はキャミソールの上から乳首をグリグリと刺激する。未希は急に急所の乳首を刺激され、カラダがビクンと大きく揺らすと、
「うぐっ・・・」
と声を漏らし、前かがみに姿勢を崩す。
「コラ、勝手に動くんじゃない。」
健太は再び靴へらでヒップを強く打つ。
ビシッ
ビシッ
ビシッ
ビシッ
「全く躾が全くなっていないな。よく自分の立場をわきまえろ。」
健太は未希に自分がどのような存在なのか、自覚するように促していく。
「くっ・・・」
「くっ・・・」
靴へらでヒップを打たれる度に、口元を固く閉じ痛みに耐える未希。その姿は妖しい美しさが漂っている。
健太は靴へらでの打ち付けを終えると、未希の背後に回り手首に鋼鉄製の手錠を嵌めていく。外国から輸入した本格的な軍事用の手錠で堅固なつくりで玄人でもカギなしで外すのは難しい代物だ。それを手首にがっちりとはめていく。手錠と手錠をつなぐ鎖は7cmほどの短さだ。
次に、30cm長の鎖が付いた足錠を嵌めていく。これも手錠と同じメーカーのもので、玄人でも外せない仕様だ。
「夫婦生活のなかで拘束具なしの姿は許さない。」
健太は手錠、足錠を嵌めながら、未希の耳元で甘い声で囁く。
未希のカラダがビクンと揺れ動き反応する。
「随分と感度がいいんだな。」
健太はそう言って、さらに未希の細くくびれたウエストにウエストベルト(ウエスト枷)を嵌めていく。ウエストに巻いた幅15cmほどのウエストベルトが健太がベルトを引き絞るとさらにウエストが細くくびれていく。白のキャミソールに黒革のベルトが食い込むのが卑猥に見える。
「うくくう・・・」
未希の口から苦しみの声が漏れる。
「お前のカラダに苦しみを与える拘束具を常時装着するのが夫婦の決まりだ。」
健太はそう未希に言い聞かせると、胴枷のバックルの尾錠3か所に南京錠を嵌めていく。
膝立ちで服従の姿勢を撮り続ける未希の表情がみるみつと苦しみを浮かべていく。
「さぁて、最後はコイツを付ければ普段着の着用完了だ。」
健太はそう言って、ボールギャグが付いた顔ハーネスを未希の前に晒す。未希はその拘束具を見ると目を伏せ、顔を歪める。未希にとっても嫌悪する拘束具なのだろう。
健太は未希の腰まで届くロングヘアーを根元から鷲掴みにすると、強く引っ張り顔を天井に向けさせる。そして無理矢理に口の中にボールギャグを詰め込んでいく。
「うぐぐぐ・・・」
くぐもった声を漏らす未希。しかし、健太は気にも留めずボールギャグを押し込んでいく。口にボールを押し込むと口元の左右のベルトを頬に回し、頭の後ろでバックルを固定し南京錠で施錠する。また、口元から斜めに伸びるベルトは鼻の上で一本に結合し、三角のベルトの形になるが、そのベルトも頭の後ろで結び南京錠で施錠する。さらに、口元から顎下で結ぶベルトもしっかり締め上げ、これも南京錠で施錠した。これで完璧な顔面拘束が仕上がった。
「リビングに行くぞ」
鎖の手綱を手にした健太が未希に向かって言うと、未希は出迎えの服従のポーズから、膝をついた四つん這いの姿勢になった。健太は四つん這いになった未希の背中の上に、仕事用のバックを置くと、手綱を引いて未希と共にリビングに向かう。
普通の結婚から3年、こんな夫婦になるとは夢にも思っていなかった夫婦の姿がそこにはあった。
「今、帰った。」
山見健太は、郊外にある4LDKのマンションの玄関口の扉を開き、自宅に戻る。マンションでは妻が帰りを待っているはずだ。健太は今年30歳を迎える。結婚して3年、妻の未希とは27歳の時に恋愛結婚した。仕事の関係で知りあったのが出合いのきっかけだったのだが、卒業大学が同じなことが共通の話題として親近感を抱き、いつしか恋愛感情を持って結婚に至った。
未希はクールな女性で姉御肌な気質があり、勝気な性格で知られる。取引関係先の女性リーダーとして若手ながら抜擢され役職に就いていた未希は業界では容姿端麗な美人として、常に注目を集める存在だった。多くの男性が未希を落そうと言い寄り交際を申し込んだが、首を縦に振ることはなかったと聞いている。
元々彼女の父は有名大企業の重役を務め、彼女の周辺にはいわゆるエグゼクティブな男性が豊富に存在していた。身近にハイスペックの男性がゴロゴロしているようでは、一般のサラリーマンなど、いかに優秀でもつまらない男に映るのは当然で、端から相手にしていなかったのだろう。
健太は一流企業で若手リーダーとして活躍するものの、彼女の家柄が求める理想の男性からは遠く及ばないのは、自他ともに認めるところだった。それが、何かの間違えで健太は未希と結婚してしまったのだ。
マンションの玄関は広くはないが、廊下につながっており奥はリビングがある。リビングに向かう途中の左右に別の部屋に入る扉ひとつずつある。
黒のストレートチップの革靴を玄関で脱ぎながら、正面を見ると未希が出迎えのポーズで健太を迎えた。その姿は異様だ。未希は膝立ちで両足を大きく左右に広げ、両手を頭の後ろで組み肘を左右に広げている。さらに胸を突き出す絶対服従の姿で健太を待っていた。
髪はロングで腰まである長さが女性らしさを醸し出し美しい。膝たちではせっかくのロングヘアも先端は床に広がっている。それも乱れ髪で美しいと、健太は思っている。
玄関でこんな姿勢で迎える妻がいるものだろうか?
そして、未希の服装も異常だ。
未希の姿は白の薄手のキャミソール、ノーブラらしく乳首が勃起しているのがわかる。未希の適合サイズのMよりもかなり小さいSSサイズを無理矢理に着せているため、身体に張り付くようにピチピチにキャミソールがフィットして未希の乳房の形をくっきりと浮かびあがらせて艶めかしい。その胸の膨らみは豊かで形はおわん型の美乳と言えた。健全な男なら、この豊満な乳房を鷲掴みにして揉み上げたいと思うものだろう。健太もこの乳房をむしゃぶり尽くしたい衝動を理性で必死に抑える。
くびれたウエストは引き絞ったように細くバストと豊かなヒップを一際際立出せている。女のカラダの美しさはこのウエストとバスト、ヒップのバランスに成り立つとも言え、未希のウエストは見るだけで男を欲情させる美しさを誇っていた。
下半身は純白の綿のフルバックショーツ。これもサイズを2ランク下げているため、ピチピチのフィットで鼠径部や恥丘、陰部の割れ目をクッキリと露にしており、とても厭らしい。もう女として感じ始めているのか、左右に大きく広げた太ももからさらけ出された股間がうっすらと湿っているのがわかる。
このままこの姿勢で放置しておけば、徐々に股間の陰部は染みになっていくに違いない。白の綿のフルバックのショーツの上には、光沢感のある黒のパンティーストッキングを履かせ、わざと白ショーツが透けるようにさせている。
膝立ちで頭の後ろに手を組む服従の姿勢で、上半身は白のキャミソール。下半身は光沢感のあるブラック・シャインのパンストがテカリ、怪しく未希の太ももや脹脛を包み込んでいた。パンストから透ける白綿のフルバックショーツが卑猥に見える。
これが未希が仕事帰りの健太を出迎える時の定められたポーズである。
健太は革靴を脱ぎ終わると、靴ベラを右手にしその先端を未希の股間の割れ目に沿って、前後にゆっくりと擦り付けていく。
「あああ・・・・お、かえり・・」
未希の口から健太を出迎える言葉が淫靡な喘ぎ声と共に発せられる。根が勝気でプライドの高い未希は亭主である健太に「おかえりなさい」とへりくだることがまだできないでいた。
健太はゆっくりと靴ベラで未希の股間をさすって止める。
「まだ、身にわきまえた挨拶ができないんだな。」
そう言って、未希のヒップを靴ベラで
ピシ
ピシ
ピシ
ピシ
と4回ほど打つ。靴ベラで尻を打つたびに未希の口から
「あうっ・・・」
「痛っ・・・」
「くっ・・・」
という言葉が漏れていく。
健太はそんな未希には構わず。
「拘束具なしの姿は許さない。」
と吐き捨て、玄関の靴箱に収納してあった「ボールギャグ・ハーネス」「首輪」「手錠」「足錠」を取り出して、出迎えの服従姿勢を強いられている未希の前の床の上に並べていく。
「今日は赤い首輪がいいか・・・お前の色白の首にはよく似あうからな。」
健太はそう呟くと、未希の長い髪をたくし上げ、色白な細い首に赤い首輪を嵌めていく。この時の感覚や気持ちは何度経験しても、最高の高揚感を感じる。類まれなる容姿を誇る美しい女の首に犬のように動物を管理するために着ける首輪を嵌め、自分の支配下に置く快感。これほど、女を支配することが満足感を得られるものだとは健太自身も思っていなかった。
世の中にSMマニアという連中がいて、女を縛ったり、拘束したり、服従させて悦ぶ人間達がいるのを知ってはいたが、聞くのと実際にやるのでは全く感覚が違うのがよくわかった。
「これは経験した人間でないとわからない」
健太はSMが一種の麻薬にも似た人間の感覚を麻痺させるものだと痛感した。
「一度経験したら、やめられない」
これがこの異常な経験をした健太の率直な思いだった。
未希の細い首にゆっくりと赤い革のベルト状の首輪を巻いていく。バックルに通し尾錠を嵌め、きつく首輪締めつける。苦しいのか未希の顔が歪む。美形の女の顔が苦しさで歪むのはなんとも言えない魅力がある。
「まだ、両手は頭の後ろで組んだままだ。」
健太は未希が服従の姿勢を崩すことを許すことなく、首輪の尾錠の先端の輪になった部分に南京錠を通し、カチット南京錠をロックした。これでこの南京錠を外さない限り、未希は首輪を外すことができなくなったのだ。
「今日は鎖にするか・・・」
首輪に着けるリードを鎖にすることにする。リードには細い鎖、太い鎖、縄、犬用リード、革リードなど幾種か用意してあるが、今回は重量のある太鎖を未希に着けることにする。この鎖を付けられると、鎖自体の重量から未希の肉体に著しい苦痛と負担を与えることができるのだ。
健太は鎖の先端と首輪に付いたDリングを南京錠で結び、施錠する。
カチ
と南京錠が締まる音がすると、
「ああ・・・」
と諦めににたような悲壮感が漂う喘ぎ声を漏らす。
「ふっ、乳首をこんなにビンビンに起たせて一体何を期待してるんだ。」
健太は再び靴へらのを手にして、その先端で今度はキャミソールの上から乳首をグリグリと刺激する。未希は急に急所の乳首を刺激され、カラダがビクンと大きく揺らすと、
「うぐっ・・・」
と声を漏らし、前かがみに姿勢を崩す。
「コラ、勝手に動くんじゃない。」
健太は再び靴へらでヒップを強く打つ。
ビシッ
ビシッ
ビシッ
ビシッ
「全く躾が全くなっていないな。よく自分の立場をわきまえろ。」
健太は未希に自分がどのような存在なのか、自覚するように促していく。
「くっ・・・」
「くっ・・・」
靴へらでヒップを打たれる度に、口元を固く閉じ痛みに耐える未希。その姿は妖しい美しさが漂っている。
健太は靴へらでの打ち付けを終えると、未希の背後に回り手首に鋼鉄製の手錠を嵌めていく。外国から輸入した本格的な軍事用の手錠で堅固なつくりで玄人でもカギなしで外すのは難しい代物だ。それを手首にがっちりとはめていく。手錠と手錠をつなぐ鎖は7cmほどの短さだ。
次に、30cm長の鎖が付いた足錠を嵌めていく。これも手錠と同じメーカーのもので、玄人でも外せない仕様だ。
「夫婦生活のなかで拘束具なしの姿は許さない。」
健太は手錠、足錠を嵌めながら、未希の耳元で甘い声で囁く。
未希のカラダがビクンと揺れ動き反応する。
「随分と感度がいいんだな。」
健太はそう言って、さらに未希の細くくびれたウエストにウエストベルト(ウエスト枷)を嵌めていく。ウエストに巻いた幅15cmほどのウエストベルトが健太がベルトを引き絞るとさらにウエストが細くくびれていく。白のキャミソールに黒革のベルトが食い込むのが卑猥に見える。
「うくくう・・・」
未希の口から苦しみの声が漏れる。
「お前のカラダに苦しみを与える拘束具を常時装着するのが夫婦の決まりだ。」
健太はそう未希に言い聞かせると、胴枷のバックルの尾錠3か所に南京錠を嵌めていく。
膝立ちで服従の姿勢を撮り続ける未希の表情がみるみつと苦しみを浮かべていく。
「さぁて、最後はコイツを付ければ普段着の着用完了だ。」
健太はそう言って、ボールギャグが付いた顔ハーネスを未希の前に晒す。未希はその拘束具を見ると目を伏せ、顔を歪める。未希にとっても嫌悪する拘束具なのだろう。
健太は未希の腰まで届くロングヘアーを根元から鷲掴みにすると、強く引っ張り顔を天井に向けさせる。そして無理矢理に口の中にボールギャグを詰め込んでいく。
「うぐぐぐ・・・」
くぐもった声を漏らす未希。しかし、健太は気にも留めずボールギャグを押し込んでいく。口にボールを押し込むと口元の左右のベルトを頬に回し、頭の後ろでバックルを固定し南京錠で施錠する。また、口元から斜めに伸びるベルトは鼻の上で一本に結合し、三角のベルトの形になるが、そのベルトも頭の後ろで結び南京錠で施錠する。さらに、口元から顎下で結ぶベルトもしっかり締め上げ、これも南京錠で施錠した。これで完璧な顔面拘束が仕上がった。
「リビングに行くぞ」
鎖の手綱を手にした健太が未希に向かって言うと、未希は出迎えの服従のポーズから、膝をついた四つん這いの姿勢になった。健太は四つん這いになった未希の背中の上に、仕事用のバックを置くと、手綱を引いて未希と共にリビングに向かう。
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