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向かうはローレス領
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部屋にあるのはベッドと小さな机と椅子、そして自分の荷物だけの狭い部屋だった。客人の使用人が屋敷に数日寝泊りするだけなのだから、ベッドに横になって寝れるスペースがあるだけで十分だ。
そんな狭い部屋に女性2人が押し入ってくると、どうしても距離が近くなる。フィリフェルノみたいに親しい仲であれば、そこまで警戒することはないが、2人とも知り合って日が浅い。
「あの……お2人揃って自分に何か用でしょうか?」
だいたい今頃、俺以外のメンバーはリーゲルガードが常にくっついているはずなのだ。特に皇都の魔導軍団長なんてローレス領の領主をしていたら年に1度会える機会もない。この機会に親しくなろうとリーゲルガードは必死なはずだろうに、2人を放置して何をしているのか。
そんな俺の心中をギィリは全く察することなく、
「そう身構えなくていいわ。何も取って食べようというわけではないから」
ふわりと微笑み、部屋に唯一ある椅子に腰掛け、レースウィックはベッドに腰掛けくつろいでいた。もちろん部屋主には一言のことわりもない。
(美人に微笑まれるのは悪い気はしないけど、この状況じゃあ警戒するだろ。本来ならそっちは城にいて、こっちはギルド受付。立場や地位が違いすぎて、こうして話すような機会もないっていうのに)
<帝国元帥>という立場であれば話は違ってくるが、今の俺はギルド受付職員だ。オマケにリーゲルガードには調査PTの雑用係と思われている。
「そうそう。リーゲルガードとアンフェルディスさんがお話している間に、ちょっと一緒にお話しながら休憩しようって来ただけだよー」
無邪気にレースウィックは笑うけれど、美少女と色気美人に挟まれた男の心境が全く分からないから言えるのだ。道中にアンフェルディスに探りを入れられたときより、こうして2人に挟まれている方が緊張してくる。
(お話しながら休憩ね。アンフェルディスにリーゲルガードを押し付けて、2人そろって俺から何を引き出したいんだ?)
目的のものを引き出すまで2人が逃してくれそうにないことだけは、薄々感じ取れた。
「裏ダンジョンについて、レイの知ってることを教えてほしいの。ラドバニア皇都のギルド支部は他国と比べても大きい方よ。冒険者の中には普通のダンジョンだけではなく、裏ダンジョンに入った経験のある冒険者もいるでしょう?彼らは何か言ってなかったかしら?」
「それでしたら、アンフェルディス支部長かフィリフェルノさんに話を聞くのが一番だと思います。お2人ともSSランク冒険者で裏ダンジョンへの攻略資格を確実に持っていらっしゃいます。きっと裏ダンジョンの攻略経験があるかと」
ギィリの質問にソツなく答える。
アンフェルディスが現役の冒険者だったとき、裏ダンジョンに入ったことがあるかどうかは知らないが、少なくともフィリフェルノには他国の裏ダンジョンで落ちるレア素材を取ってきてもらったことがある。
この世界では基本的にダンジョンも裏ダンジョンも、冒険者ギルドとダンジョンが出現した当事国の共同管理となっている。
ダンジョンに入るためには攻略料を別途支払う必要があり、実質ダンジョン管理のほとんどを代行する冒険者ギルドと国がそれを折半し、攻略できるのは冒険者ギルドに登録している冒険者のみ。
冒険者でもなく、攻略料を支払っていない者が、勝手にダンジョンで取れるレア素材を持ち出し、利益を横からかすめるのを防ぐためである。
ダンジョンは特殊なモンスターが現れたりして当然危険だが、地上では手に入れられない貴重な素材や鉱石を手に入れることができ、ダンジョン内で手に入れたものは全て冒険者たちのものとなるルールである。
冒険者たちは攻略料を支払っても、ダンジョンで手に入れた素材などを売って利益を得ることができた。
しかしダンジョン攻略できる者の例外が存在する。
ダンジョンが出現した当事国が許可した場合である。どこに出現するか分からないダンジョンだが、領土内であればその国の土地だ。身元がハッキリした国の兵士であっても冒険者ギルドに入らないといけないといけないのでは面倒だ。
だから国からギルドに通知すれば、その者は冒険者ギルドに入らずともダンジョンを攻略できた。素材などの持ち出しも自由だ。
(冒険者でもない俺が前に裏ダンジョン入れたのは、それのお陰だったもんな)
現在、裏ダンジョンが確認されているのはラドバニア帝国に1つと、他国に4つ。もし今回のダンジョンで裏ダンジョンが確認されれば、ラドバニア帝国は2つの裏ダンジョンを領土内に持つことになる。
だが、ギィリは俺の表面をさらっとなぞった返事では、称えた微笑をわずかも崩さなかった。
「お2人が冒険者として実力だけでなく経験豊富なのは分かっているわ。これまで数多くのダンジョンを攻略されていることでしょう。でも、レイ、貴方はそのアンフェルディス殿が攻略の力になると考えて同行することになったと、始めに紹介されたのを覚えているかしら?」
「覚えてます……。でも、今でも支部長が俺を同行させようとしている真偽は分かりかねてますし、話と言っても、あくまで冒険者の皆さんの話を聞いただけですから、実地で経験したわけではないですよ?」
「それでも構わないわ。ダンジョンについての説明ならもうアンフェルディス殿やフィリフェルノ殿、ディルグラートにも既に聞いているのよ。他のダンジョンにどんなギミックがあるとか、どういう風に対処すればいいとか。けれどレイからも私は話を聞いてみたいわ」
だから、レイからも話をしてほしいと首を傾げられたら、断る術はなかった。ここまで乞われて、話をするのを断るというのもおかしいだろう。それにこれから出現したばかりのダンジョン調査をするなら、知っている情報を共有しておくのは攻略の手助けになる。
(話をするという行為そのものが、PTの結束力やチームワークにも繋がるか、仕方ないな)
それに身分や地位にとらわれず、ギィリの方からギルド職員でしかない俺に話を乞う姿勢に好感が持てた。上に立つ者こそ、下の声に耳を傾ける姿勢が必要だからだ。
そんな狭い部屋に女性2人が押し入ってくると、どうしても距離が近くなる。フィリフェルノみたいに親しい仲であれば、そこまで警戒することはないが、2人とも知り合って日が浅い。
「あの……お2人揃って自分に何か用でしょうか?」
だいたい今頃、俺以外のメンバーはリーゲルガードが常にくっついているはずなのだ。特に皇都の魔導軍団長なんてローレス領の領主をしていたら年に1度会える機会もない。この機会に親しくなろうとリーゲルガードは必死なはずだろうに、2人を放置して何をしているのか。
そんな俺の心中をギィリは全く察することなく、
「そう身構えなくていいわ。何も取って食べようというわけではないから」
ふわりと微笑み、部屋に唯一ある椅子に腰掛け、レースウィックはベッドに腰掛けくつろいでいた。もちろん部屋主には一言のことわりもない。
(美人に微笑まれるのは悪い気はしないけど、この状況じゃあ警戒するだろ。本来ならそっちは城にいて、こっちはギルド受付。立場や地位が違いすぎて、こうして話すような機会もないっていうのに)
<帝国元帥>という立場であれば話は違ってくるが、今の俺はギルド受付職員だ。オマケにリーゲルガードには調査PTの雑用係と思われている。
「そうそう。リーゲルガードとアンフェルディスさんがお話している間に、ちょっと一緒にお話しながら休憩しようって来ただけだよー」
無邪気にレースウィックは笑うけれど、美少女と色気美人に挟まれた男の心境が全く分からないから言えるのだ。道中にアンフェルディスに探りを入れられたときより、こうして2人に挟まれている方が緊張してくる。
(お話しながら休憩ね。アンフェルディスにリーゲルガードを押し付けて、2人そろって俺から何を引き出したいんだ?)
目的のものを引き出すまで2人が逃してくれそうにないことだけは、薄々感じ取れた。
「裏ダンジョンについて、レイの知ってることを教えてほしいの。ラドバニア皇都のギルド支部は他国と比べても大きい方よ。冒険者の中には普通のダンジョンだけではなく、裏ダンジョンに入った経験のある冒険者もいるでしょう?彼らは何か言ってなかったかしら?」
「それでしたら、アンフェルディス支部長かフィリフェルノさんに話を聞くのが一番だと思います。お2人ともSSランク冒険者で裏ダンジョンへの攻略資格を確実に持っていらっしゃいます。きっと裏ダンジョンの攻略経験があるかと」
ギィリの質問にソツなく答える。
アンフェルディスが現役の冒険者だったとき、裏ダンジョンに入ったことがあるかどうかは知らないが、少なくともフィリフェルノには他国の裏ダンジョンで落ちるレア素材を取ってきてもらったことがある。
この世界では基本的にダンジョンも裏ダンジョンも、冒険者ギルドとダンジョンが出現した当事国の共同管理となっている。
ダンジョンに入るためには攻略料を別途支払う必要があり、実質ダンジョン管理のほとんどを代行する冒険者ギルドと国がそれを折半し、攻略できるのは冒険者ギルドに登録している冒険者のみ。
冒険者でもなく、攻略料を支払っていない者が、勝手にダンジョンで取れるレア素材を持ち出し、利益を横からかすめるのを防ぐためである。
ダンジョンは特殊なモンスターが現れたりして当然危険だが、地上では手に入れられない貴重な素材や鉱石を手に入れることができ、ダンジョン内で手に入れたものは全て冒険者たちのものとなるルールである。
冒険者たちは攻略料を支払っても、ダンジョンで手に入れた素材などを売って利益を得ることができた。
しかしダンジョン攻略できる者の例外が存在する。
ダンジョンが出現した当事国が許可した場合である。どこに出現するか分からないダンジョンだが、領土内であればその国の土地だ。身元がハッキリした国の兵士であっても冒険者ギルドに入らないといけないといけないのでは面倒だ。
だから国からギルドに通知すれば、その者は冒険者ギルドに入らずともダンジョンを攻略できた。素材などの持ち出しも自由だ。
(冒険者でもない俺が前に裏ダンジョン入れたのは、それのお陰だったもんな)
現在、裏ダンジョンが確認されているのはラドバニア帝国に1つと、他国に4つ。もし今回のダンジョンで裏ダンジョンが確認されれば、ラドバニア帝国は2つの裏ダンジョンを領土内に持つことになる。
だが、ギィリは俺の表面をさらっとなぞった返事では、称えた微笑をわずかも崩さなかった。
「お2人が冒険者として実力だけでなく経験豊富なのは分かっているわ。これまで数多くのダンジョンを攻略されていることでしょう。でも、レイ、貴方はそのアンフェルディス殿が攻略の力になると考えて同行することになったと、始めに紹介されたのを覚えているかしら?」
「覚えてます……。でも、今でも支部長が俺を同行させようとしている真偽は分かりかねてますし、話と言っても、あくまで冒険者の皆さんの話を聞いただけですから、実地で経験したわけではないですよ?」
「それでも構わないわ。ダンジョンについての説明ならもうアンフェルディス殿やフィリフェルノ殿、ディルグラートにも既に聞いているのよ。他のダンジョンにどんなギミックがあるとか、どういう風に対処すればいいとか。けれどレイからも私は話を聞いてみたいわ」
だから、レイからも話をしてほしいと首を傾げられたら、断る術はなかった。ここまで乞われて、話をするのを断るというのもおかしいだろう。それにこれから出現したばかりのダンジョン調査をするなら、知っている情報を共有しておくのは攻略の手助けになる。
(話をするという行為そのものが、PTの結束力やチームワークにも繋がるか、仕方ないな)
それに身分や地位にとらわれず、ギィリの方からギルド職員でしかない俺に話を乞う姿勢に好感が持てた。上に立つ者こそ、下の声に耳を傾ける姿勢が必要だからだ。
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