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102 話が通じない
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妖精の転移陣とほぼ似たウォルターの転移陣は古風なものであり、体感時間はラリマールの最新の物と違って数分を要した。その間、影響がないようにアビゲイルは目をぎゅっと閉じていた。
立ち尽くして数分、スカートの中に少し違和感を感じていたが、とりあえず転移が完了するまで大人しくしていることにして、ふわりとした足裏の感覚が、何か固い物の上に降り立った感触を感じたところで、アビゲイルはようやく目を開ける。
おそるおそる周りを見渡すと、薄暗くて埃っぽくて何もない部屋であった。
上の方に明り取りの小さな窓があって、鉄格子さえ無いけれど、アビゲイルが通りぬけることは難しいくらい小さい。
振り返れば、約十五センチ間隔の古びた鉄格子が一面に張り巡らせてあり、そこが牢であることが分かった。
かつかつと靴の音が響いてきて、身を硬直させてそちらを伺うと、先ほど見たのと寸分たがわぬ姿の男性……ウォルター・ベイル・シズその人だった。
「やあ、ようこそアビー姫」
「シズ殿……ご機嫌よろしくて」
「何を他人行儀な。ウォルター、とお呼びください。私の可愛い人」
背中をゾウリムシでも這うような怖気が走ってこっそり腕をさするアビゲイル。
つまり自分はこの得体の知れない能力を身に着けたらしいウォルターに誘拐されたわけである。
アビゲイルは内心パニック状態だったが、顔には出さず、冷静になれと自分に言い聞かせて鉄格子のむこうのウォルターを見つめた。
「ああ、相変わらずの美貌、ご尊顔を拝見できて嬉しいですよ姫。貴方に会いたくてたまらなかった」
「そ、そうですか……」
「あの恐ろしい熊のような西辺境伯にこのような辺境地帯に連れて来られて、さぞかし心細かったでしょう。もう私がいるからには安心です」
何が安心なのだろうか。どちらかといえば人間なのに魔族のような得体の知れない能力を身に着けたウォルターのほうが危険だろう。
それにこの鉄格子。ようこそなどと言っておいて、鉄格子の中に入れられて何がもう安心だというのか。
「ほほ、何を仰るのか。あたし別に無理やり西辺境に連れて来られたわけではありませんのよ」
「……ああ、お可哀そうに。そう言わされていらっしゃるんですね」
「は?」
「貴族の姫としてどんな境遇でも誇り高くあれと、気を張っていらっしゃるのですね。ああ、本当にお可哀そうな方だ」
「えっ、ちが……」
「大丈夫ですよ、アビー姫。貴方はあのような男に囚われていい方じゃないのです」
「あの、いいえ、ほほほほ、勘違いしていらっしゃるわ。あたしは、本当にアレク様をお慕いしておりますのよ」
「わかっております。そう言わなければならないんですよね、身分の問題で」
「えぇ~……」
話が通じない。持論にもっていこうとするウォルターはアレキサンダーを敵視しているらしいが、その原因は何個か思い当たるけれどどれが正しいのか。
ヘーゼルダインにおけるエンジェル・アイズの売人を逮捕したアレキサンダーを帝都にて罠にかけようとして失敗したことか。しかしそこにはアビゲイルというイレギュラーの存在がいたことで失敗したのだから、アレキサンダーよりもアビゲイルに矛先が向こうものなのだろうが、彼の中ではそうではないらしい。
いや、でもそれって、最初からアンタが悪いでしょうが。
逆恨みにもほどがあるよね?
というか、あの摘発の際に、あたしの叫び声でウォルター自身も目が覚めたみたいだってあの取り調べしていた騎士の人が言ってたんじゃなかった?
それがどうしてこうなった。今頃になってどうして。
それとも彼の口調から言って、アレキサンダーがアビゲイルを無理やり婚約させたと思っているのか。
確かに皇帝陛下に頼んで推薦状を書いてもらった手前、表向きにはアレキサンダーとアビゲイルは政略結婚前提の婚約と見えても仕方がないかもしれない。
確かに皇太子エドガー殿下の生誕祭においての二人のラブラブっぷりで愛のない政略的な婚約ではないことが皆にもわかっただろうけれども、今や男爵家の居候でほぼ平民扱いのウォルターはそこに呼ばれなかったのだから知りようはずもなかった。
だから、アビゲイルは望まぬ婚約を強いられて、無理やりヘーゼルダインくんだりまで連れて来られたのだと、ウォルターが邪推してもおかしな話じゃないけれども。
しかしそれにしたって、ウォルターは夜会でしか付き合いのないアビゲイルの広く浅い友人の一人に過ぎなかった。
放蕩時代には色々な人々とキスまでしていたけれども、処女を守っていたし、その中でもウォルターとは頬へのキスすらしていなかった仲である。嫌だったわけでもなく、沢山いたアビゲイルをチヤホヤしてくれる男性の一人で、父と同じ侯爵位の人、という立ち位置に居た人としか思ってなかった気がする。
放蕩時代のパッパラパーな自分でさえそうだったのだから、アビゲイルからは好意も嫌悪もあるはずもなかった。好き、嫌いの前の段階の無関心、ただそれだけだ。
あの件のサロンへ誘われてホイホイ付いて行ったのだって、あの紫煙の強い香りに酩酊して前後不覚になっていたせいだし、当時の自分だったら一人の男性とそんな場所に行くよりも、夜会の会場にいて、男をとっかえひっかえしてダンスでもしていたほうが好きだった気がする。
アレキサンダーとアビゲイルの婚約が決まったときに、アレキサンダーに酒の飲み比べを申し出たあの貴族令息たちも、アレキサンダーに対する嫉妬みたいなものでそんなことを申し出たのだろうけれど、それでも西辺境までやってきて、得体の知れない力を使ってまでアビゲイルを誘拐してしまうほど執着してくる男なんていないと思っていたのだ。
アビー姫、アビー姫とチヤホヤしながら見合いの釣書を送ってくる気配もない彼らのように、ウォルターもアビゲイルはただの夜会での遊び相手としかみていないと思っていたのに。
迷惑だと文句の一つでも言ってやりたかったけれど、ここでこの男の神経を逆なでするようなことを言ってはいけないと思った。
何しろ、既に人外の力を持っているウォルターであるから、アビゲイルのような小娘ひとり捻り殺すくらい容易いのではないだろうか。あの蜂を操って、毒を塗り込んだ針で一刺しすればいいのだ。たったそれだけでアビゲイルは死ぬ。
アビゲイルはそっと前で腕を重ねるふりをして下腹に手をやる。もうこの体はアビゲイル一人の物ではない。大切なアレキサンダーとの子がいるのだ。
今下手にこの男の機嫌を損ねて殺されるわけにはいかない。冷静に、冷静に対処しなければ。
何も言わないアビゲイルに何を勘違いしたのか、ウォルターはにっこりと笑いかける。
「もう何も憂うことはございませんよ姫。貴方を攫ったあの熊の様な西辺境伯は私がやっつけてきて差し上げますからね。もうしばらく待っていてください」
「……待つって、この牢でですか……? ず、随分なもてなしですこと」
「ああ申し訳ない。貴方があの西辺境伯に絆されていてはいけませんので、少しご自分を見つめなおして頂くためにここを用意したんです」
見つめ直すって何だ。暗にあんな男に絆されて反省しやがれこのやろうとでも言っているのか。
「大丈夫ですよ。そんなに長くはかかりません。日没までには決着がつくはずですから」
日没まで。それは、あの独身男性による狩猟大会が終了する時間だ。もしかして、狩猟に乗じてアレキサンダーを襲わせようとでもいうのだろうか。あの蜂を使って。
「大丈夫ですよ、アビー姫。決着がついたら迎えに参ります。今宵は楽しみましょうね。……沢山、沢山、愛して差し上げる」
「……!」
「貴方を隅々まで愛撫して、愛おしいその内側に私の愛をお注ぎ申し上げますよ。ああ……もう私にはアビー姫がご自分からもっと、もっととせがむのが目に浮かびます」
「(……きっしょ! 何うっとりしながらセクハラ発言かましてんだ糞野郎!)」
ねっとりと欲情したような声音でそんなことを言うウォルターに、またもやアビゲイルの背筋にゾウリムシが這った。
冗談ではない。誰がこのような誘拐犯に身体を許すものか。
アビゲイルのアメジスト色の大きな瞳に睨まれても、可愛らしいとしか思わなかったウォルターは「また後程」と言い残して、来たときと同じくかつかつと靴音を立たせて出て行ってしまった。どうやら今の彼は本物らしい。あの蜂の集合体であれば、わざわざ歩いて出ていくこともないだろうから。
立ち尽くして数分、スカートの中に少し違和感を感じていたが、とりあえず転移が完了するまで大人しくしていることにして、ふわりとした足裏の感覚が、何か固い物の上に降り立った感触を感じたところで、アビゲイルはようやく目を開ける。
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振り返れば、約十五センチ間隔の古びた鉄格子が一面に張り巡らせてあり、そこが牢であることが分かった。
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背中をゾウリムシでも這うような怖気が走ってこっそり腕をさするアビゲイル。
つまり自分はこの得体の知れない能力を身に着けたらしいウォルターに誘拐されたわけである。
アビゲイルは内心パニック状態だったが、顔には出さず、冷静になれと自分に言い聞かせて鉄格子のむこうのウォルターを見つめた。
「ああ、相変わらずの美貌、ご尊顔を拝見できて嬉しいですよ姫。貴方に会いたくてたまらなかった」
「そ、そうですか……」
「あの恐ろしい熊のような西辺境伯にこのような辺境地帯に連れて来られて、さぞかし心細かったでしょう。もう私がいるからには安心です」
何が安心なのだろうか。どちらかといえば人間なのに魔族のような得体の知れない能力を身に着けたウォルターのほうが危険だろう。
それにこの鉄格子。ようこそなどと言っておいて、鉄格子の中に入れられて何がもう安心だというのか。
「ほほ、何を仰るのか。あたし別に無理やり西辺境に連れて来られたわけではありませんのよ」
「……ああ、お可哀そうに。そう言わされていらっしゃるんですね」
「は?」
「貴族の姫としてどんな境遇でも誇り高くあれと、気を張っていらっしゃるのですね。ああ、本当にお可哀そうな方だ」
「えっ、ちが……」
「大丈夫ですよ、アビー姫。貴方はあのような男に囚われていい方じゃないのです」
「あの、いいえ、ほほほほ、勘違いしていらっしゃるわ。あたしは、本当にアレク様をお慕いしておりますのよ」
「わかっております。そう言わなければならないんですよね、身分の問題で」
「えぇ~……」
話が通じない。持論にもっていこうとするウォルターはアレキサンダーを敵視しているらしいが、その原因は何個か思い当たるけれどどれが正しいのか。
ヘーゼルダインにおけるエンジェル・アイズの売人を逮捕したアレキサンダーを帝都にて罠にかけようとして失敗したことか。しかしそこにはアビゲイルというイレギュラーの存在がいたことで失敗したのだから、アレキサンダーよりもアビゲイルに矛先が向こうものなのだろうが、彼の中ではそうではないらしい。
いや、でもそれって、最初からアンタが悪いでしょうが。
逆恨みにもほどがあるよね?
というか、あの摘発の際に、あたしの叫び声でウォルター自身も目が覚めたみたいだってあの取り調べしていた騎士の人が言ってたんじゃなかった?
それがどうしてこうなった。今頃になってどうして。
それとも彼の口調から言って、アレキサンダーがアビゲイルを無理やり婚約させたと思っているのか。
確かに皇帝陛下に頼んで推薦状を書いてもらった手前、表向きにはアレキサンダーとアビゲイルは政略結婚前提の婚約と見えても仕方がないかもしれない。
確かに皇太子エドガー殿下の生誕祭においての二人のラブラブっぷりで愛のない政略的な婚約ではないことが皆にもわかっただろうけれども、今や男爵家の居候でほぼ平民扱いのウォルターはそこに呼ばれなかったのだから知りようはずもなかった。
だから、アビゲイルは望まぬ婚約を強いられて、無理やりヘーゼルダインくんだりまで連れて来られたのだと、ウォルターが邪推してもおかしな話じゃないけれども。
しかしそれにしたって、ウォルターは夜会でしか付き合いのないアビゲイルの広く浅い友人の一人に過ぎなかった。
放蕩時代には色々な人々とキスまでしていたけれども、処女を守っていたし、その中でもウォルターとは頬へのキスすらしていなかった仲である。嫌だったわけでもなく、沢山いたアビゲイルをチヤホヤしてくれる男性の一人で、父と同じ侯爵位の人、という立ち位置に居た人としか思ってなかった気がする。
放蕩時代のパッパラパーな自分でさえそうだったのだから、アビゲイルからは好意も嫌悪もあるはずもなかった。好き、嫌いの前の段階の無関心、ただそれだけだ。
あの件のサロンへ誘われてホイホイ付いて行ったのだって、あの紫煙の強い香りに酩酊して前後不覚になっていたせいだし、当時の自分だったら一人の男性とそんな場所に行くよりも、夜会の会場にいて、男をとっかえひっかえしてダンスでもしていたほうが好きだった気がする。
アレキサンダーとアビゲイルの婚約が決まったときに、アレキサンダーに酒の飲み比べを申し出たあの貴族令息たちも、アレキサンダーに対する嫉妬みたいなものでそんなことを申し出たのだろうけれど、それでも西辺境までやってきて、得体の知れない力を使ってまでアビゲイルを誘拐してしまうほど執着してくる男なんていないと思っていたのだ。
アビー姫、アビー姫とチヤホヤしながら見合いの釣書を送ってくる気配もない彼らのように、ウォルターもアビゲイルはただの夜会での遊び相手としかみていないと思っていたのに。
迷惑だと文句の一つでも言ってやりたかったけれど、ここでこの男の神経を逆なでするようなことを言ってはいけないと思った。
何しろ、既に人外の力を持っているウォルターであるから、アビゲイルのような小娘ひとり捻り殺すくらい容易いのではないだろうか。あの蜂を操って、毒を塗り込んだ針で一刺しすればいいのだ。たったそれだけでアビゲイルは死ぬ。
アビゲイルはそっと前で腕を重ねるふりをして下腹に手をやる。もうこの体はアビゲイル一人の物ではない。大切なアレキサンダーとの子がいるのだ。
今下手にこの男の機嫌を損ねて殺されるわけにはいかない。冷静に、冷静に対処しなければ。
何も言わないアビゲイルに何を勘違いしたのか、ウォルターはにっこりと笑いかける。
「もう何も憂うことはございませんよ姫。貴方を攫ったあの熊の様な西辺境伯は私がやっつけてきて差し上げますからね。もうしばらく待っていてください」
「……待つって、この牢でですか……? ず、随分なもてなしですこと」
「ああ申し訳ない。貴方があの西辺境伯に絆されていてはいけませんので、少しご自分を見つめなおして頂くためにここを用意したんです」
見つめ直すって何だ。暗にあんな男に絆されて反省しやがれこのやろうとでも言っているのか。
「大丈夫ですよ。そんなに長くはかかりません。日没までには決着がつくはずですから」
日没まで。それは、あの独身男性による狩猟大会が終了する時間だ。もしかして、狩猟に乗じてアレキサンダーを襲わせようとでもいうのだろうか。あの蜂を使って。
「大丈夫ですよ、アビー姫。決着がついたら迎えに参ります。今宵は楽しみましょうね。……沢山、沢山、愛して差し上げる」
「……!」
「貴方を隅々まで愛撫して、愛おしいその内側に私の愛をお注ぎ申し上げますよ。ああ……もう私にはアビー姫がご自分からもっと、もっととせがむのが目に浮かびます」
「(……きっしょ! 何うっとりしながらセクハラ発言かましてんだ糞野郎!)」
ねっとりと欲情したような声音でそんなことを言うウォルターに、またもやアビゲイルの背筋にゾウリムシが這った。
冗談ではない。誰がこのような誘拐犯に身体を許すものか。
アビゲイルのアメジスト色の大きな瞳に睨まれても、可愛らしいとしか思わなかったウォルターは「また後程」と言い残して、来たときと同じくかつかつと靴音を立たせて出て行ってしまった。どうやら今の彼は本物らしい。あの蜂の集合体であれば、わざわざ歩いて出ていくこともないだろうから。
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