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本編
25 気まずさかーらーのー? ※R18やや女性攻め注意
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誰かこの気まずさをどうにかしてくれ。
スイはうっかり開けてしまったリビングのドアと、その向こうでターコイズブルーの瞳を驚愕に見開いてこちらを振り返っているエミリオを視線だけで交互に見て固まっていた。
男性のソロ活動の現場に居合わせてしまったってどんな種類の修羅場なんだ。
――どうするの? 気が付かなかったていを装って普通に入る? いやそもそも固まった姿を見られた時点でそれは無理だ。
あ、そうだ。ちょっと引き返してお土産コーナーでも見てくればいいんじゃない? そうすればエミさんも邪魔者がいなくなって存分にスッキリできるだろうし?
そうだそうだ。そうしよう。
ああ、あの大浴場で使ったコンディショナー的な香油っぽいの売店で売ってるかな。ちょっとあれ良かったんだよね、香りとか乾いたあとの艶感とか……。
そういえばシュクラ様にもお土産買っていこうかな。今日ここに泊まることになっちゃったから晩酌のお相手できなくなっちゃったしね。あとリオさんにお菓子とかそういう……。
ややパニック状態のスイはエミリオから視線をそらしてそこまで考えてからくるりと背を向けて部屋のドアに、ややふらつく足取りで歩いて行った。
だがそこで後ろから手をぐいと引かれ、そのままエミリオに壁ドンされてしまった。
「スイ……」
「エ、エミさん……」
「……おかえり」
「た、だ、いま……」
エミリオの顔が赤い。そして息が非常に荒い。髪が少ししっとりしているのは風呂上りだからだろうか? あれからあの屋根ありの客室露天風呂に入ったのかもしれない。それとも彼も大浴場に行って汗を流した後、スイより先に戻ってきたのかも。
ちらと下腹部を見ると、さきほどのソロ活動のときの痕跡は無くて、ご立派様はきちんとトラウザーズに収納されているようだけれど、窮屈そうに盛り上がってその存在を主張している。
「……すまん、スイ、その……助けて」
「え?」
「自分じゃ、その…………いけな、くて……」
「え? え? ……あー……」
「……キス、して、いい……?」
「ええと、うん、軽くなら」
「ほんと……? 嬉しい、スイ……」
エミリオはふにゃりと力なく笑ってからそっと顔を落としてきた。薄目を開けてスイの唇にちゅ、ちゅ、と触れてから熱い息をはあと吐き出す。言われた通りに深くしないのは、スイに嫌だと言われないようにとの配慮が感じられる。
その健気さが可愛くなって、スイにもちょっと火が灯った。
「……一人でしてたの? 遅くなってごめんね?」
「うん……寂しくて、その……」
「ん?」
「俺の、ローブ……スイと同じ、匂いがして……我慢、できなくて」
確かにさっきローブ咥えていたのを思い出す。
ああ、そういえば泥だらけのローブをうちの洗剤と柔軟剤で洗ったんだっけ。同じ匂いってそのことか。恐るべしだな、日本の柔軟剤。
とりあえずエミリオが化学物質過敏症じゃなくて本当に良かった。体調不良じゃなくて発情ならまだましだ。解放するすべがあるから。
スイはエミリオの頬を両手でそっと挟んでそっと触れるだけのキスを唇に返して、頬にも両側にキスしてようやく顔を離した。
「……でもいけなかったのね?」
「うん……」
「お風呂入ったんだ」
「うん……」
「じゃあ……ベッド、いこっか」
「スイ……!」
エミリオは感極まった表情で、素早くスイの脇と膝裏に腕を回して抱き上げた。慌ててエミリオの首に腕を回してしがみついたスイは、呆れた顔をしてエミリオを見る。
「わあ、もう……がっつきすぎ」
「ごめん……でも、俺……は」
「うんうん、いじわる言った。ごめんね」
オレンジブロンドの半渇きの髪を撫でこ撫でこしてやると、気持ちよさそうに目を細めるエミリオの可愛いことと言ったらなかった。本当に大型のワンコみたいだ。
「重くない?」
「全然……スイは軽すぎて不安になる……」
「そんなことないと思うんだけどな……わっ、と……」
「……到着」
寝室のカーテンはすでに閉められていて、今の時刻は昼なのか夜なのかわからなくなっていた。さっき大浴場の時計を見たところ午後三時過ぎくらいだったと思ったのだけれど。
ベッドに乗り上げて座ったエミリオと向かい合って座ると、ターコイズブルーの瞳を潤ませて懇願するみたいにこちらを見るエミリオと目が合う。
スイは、その目じりにたまった生理的な涙にちゅうと口づけて、頬、鼻先、最後に唇に触れるだけのキスをしてから、額をくっつけてふふふと笑った。
「……しよっか、エミさん」
「うん……」
エミリオが恥じらいながらも頷いたのを合図に、彼の肩をそっと押してベッドに横たわらせる。
既に半ばはだけたシャツのボタンをぷちぷち外していき、毎度見とれるくらいの筋肉質な上半身を露わにすると、スイは自分のブラウスにも手をかけた。そこをエミリオの手がそっと制して、彼の手によってスイも脱がされていく。
チョコレート色のレースのブラとショーツだけの下着姿になったスイを見て、はあ、と感嘆のため息を漏らしたエミリオに、スイはくすっと笑う。
横たわるエミリオの腹の上に乗る。エミリオの身体の上で彼の両頬を手で包み込むと、額からこめかみ、鼻先、頬、そして唇とキスを落としていく。
エミリオが細かく息を吐きながら、スイの背に腕を回してさわさわと撫でつけるものだから、「あっ……」と悩ましい声を出してしまったスイ。背中はけっこう弱いのだ。
スイの反応に気を良くしたのか、エミリオはふふふと笑う。
「スイ、声……可愛い」
「……もぉー」
なんだか悔しくなったスイは、エミリオのいたずらな手が這いまわるその仕返しとばかりに、彼の肩口に顔を寄せたかと思うと、彼の耳たぶを唇ではむ、と咥えた。そして舌先で耳たぶを愛撫し、離しては耳の窪みやら穴付近に舌を這わせ始める。
「あ……はっ……あぁ、はぁ、スイ、あぁ、息、が……!」
耳にスイの息吹がかかるのと舌で愛撫されるざらざらちゅぱちゅぱという音で、エミリオの脳はぞくぞくとした官能に支配されていく。
「……耳、弱いのエミさん? また発見しちゃった。こっちも? ん、ちゅ……」
「あぁ、スイ、んっ……」
反対側の耳も同じように舌と唇で愛撫していくと、スイの身体の下で密着しているエミリオの胸元の突起がやや盛り上がってきたのを見つけた。
そういえば昨日はお風呂で乳首をさんざん可愛がったっけなあと思い出したスイは、ちょっと意地悪な気持ちになって、耳を舐めながら片手の人差し指の腹で、エミリオの乳首をくりくりと撫でまわす。
「あっ! あぁっ、はぁ、スイ、あ、はッ……そこ、ああ、はぁっ……」
「ん……ちゅ、ふふ、エミさん、かわい……ちゅ、ちゅ、はぁ……」
息が上がってくるエミリオの反応に愉悦を覚えながら、彼の耳をさんざん舐めまわしたあと、首筋に舌と唇を這わせて、徐々に後退して、まだ愛撫していないもう片方の乳首に到達すると、一度べろりと全体を舐めまわしてからくぷりと口に含んで舌で転がした。
「う、ぁあっ……は……ちく、び、そんな……」
「んふ、ちゅ、あーん……エミさんほんとココ弱いね。昔から?」
「そ、そんな、わけ……」
「そうなの? じゃあ昨日のが初めて?」
「ス、スイが、して、くれたのが……あっ……気持ち、良すぎて……!」
「あらら、あたしが開発しちゃったのね……ふふ、すごい、すっかり勃っちゃったね。可愛い……ん、ちゅう……」
「あ……っ、スイ、は、あ、気持ち、いい……!」
エミリオは乳首への愛撫にびくびくと震えながら、無意識にスイの細腰から尻のほうに手を回してその尻たぶをぐにぐにと揉んでしまっていた。
節くれだった指をショーツから出た尻肉に食い込ませられて、痛いのか気持ちいいのかスイはわからなくなって、エミリオの胸元から顔を離してのけ反って声を上げてしまう。
「あぁっ……、エミさん、ダメ……!」
「スイ、ああ、もう、我慢、できない……!」
「え……わっ」
エミリオの腰が浮いて、未だ身に着けたままのトラウザーズを押し上げる彼のご立派様がスイの下着越しの尻を押し上げている。スイの尻を押さえつけ、ずりずりと腰を動かしてスイのショーツ越しの性器にぐりぐりとこすりつけ始めた。
スイの下着と彼の衣服ごしとはいえ、その摩擦により、スイも刺激を受けて官能を拾い始める。
ぐりぐり、ずりずりとショーツのクロッチ部分を擦られ、エミリオの痴態ですっかり反応してしまった、自分でも弱いと思っているクリトリスが刺激を受けて、スイは全身にびりびりと電気が走ったような感覚を拾った。
「あッ! あぁッ! あん、そこ、ぐりぐりしちゃ、ダメ、あぁんっ! エミさん、エミさんっ……!」
「スイ……ッ! あ、はぁ、ああ、いい……!」
「あッ! あッ! あッ! クリ、ダメ、いく、ふぁ、や、ぁ、あ、あぁんっ……!」
エミリオの上で、四つん這いになりながらびくびくと上体を反らせたスイは、そのままエミリオの胸元にぱたりと倒れ掛かった。エミリオは、はあはあと全力疾走したあとのような息を吐いているスイに、頭だけ起こして彼女の額にキスを落とした。
エミリオを攻めていたはずのスイのほうが先に軽く絶頂を迎えたらしい。そんな彼女が可愛くてならなかった。
スイはうっかり開けてしまったリビングのドアと、その向こうでターコイズブルーの瞳を驚愕に見開いてこちらを振り返っているエミリオを視線だけで交互に見て固まっていた。
男性のソロ活動の現場に居合わせてしまったってどんな種類の修羅場なんだ。
――どうするの? 気が付かなかったていを装って普通に入る? いやそもそも固まった姿を見られた時点でそれは無理だ。
あ、そうだ。ちょっと引き返してお土産コーナーでも見てくればいいんじゃない? そうすればエミさんも邪魔者がいなくなって存分にスッキリできるだろうし?
そうだそうだ。そうしよう。
ああ、あの大浴場で使ったコンディショナー的な香油っぽいの売店で売ってるかな。ちょっとあれ良かったんだよね、香りとか乾いたあとの艶感とか……。
そういえばシュクラ様にもお土産買っていこうかな。今日ここに泊まることになっちゃったから晩酌のお相手できなくなっちゃったしね。あとリオさんにお菓子とかそういう……。
ややパニック状態のスイはエミリオから視線をそらしてそこまで考えてからくるりと背を向けて部屋のドアに、ややふらつく足取りで歩いて行った。
だがそこで後ろから手をぐいと引かれ、そのままエミリオに壁ドンされてしまった。
「スイ……」
「エ、エミさん……」
「……おかえり」
「た、だ、いま……」
エミリオの顔が赤い。そして息が非常に荒い。髪が少ししっとりしているのは風呂上りだからだろうか? あれからあの屋根ありの客室露天風呂に入ったのかもしれない。それとも彼も大浴場に行って汗を流した後、スイより先に戻ってきたのかも。
ちらと下腹部を見ると、さきほどのソロ活動のときの痕跡は無くて、ご立派様はきちんとトラウザーズに収納されているようだけれど、窮屈そうに盛り上がってその存在を主張している。
「……すまん、スイ、その……助けて」
「え?」
「自分じゃ、その…………いけな、くて……」
「え? え? ……あー……」
「……キス、して、いい……?」
「ええと、うん、軽くなら」
「ほんと……? 嬉しい、スイ……」
エミリオはふにゃりと力なく笑ってからそっと顔を落としてきた。薄目を開けてスイの唇にちゅ、ちゅ、と触れてから熱い息をはあと吐き出す。言われた通りに深くしないのは、スイに嫌だと言われないようにとの配慮が感じられる。
その健気さが可愛くなって、スイにもちょっと火が灯った。
「……一人でしてたの? 遅くなってごめんね?」
「うん……寂しくて、その……」
「ん?」
「俺の、ローブ……スイと同じ、匂いがして……我慢、できなくて」
確かにさっきローブ咥えていたのを思い出す。
ああ、そういえば泥だらけのローブをうちの洗剤と柔軟剤で洗ったんだっけ。同じ匂いってそのことか。恐るべしだな、日本の柔軟剤。
とりあえずエミリオが化学物質過敏症じゃなくて本当に良かった。体調不良じゃなくて発情ならまだましだ。解放するすべがあるから。
スイはエミリオの頬を両手でそっと挟んでそっと触れるだけのキスを唇に返して、頬にも両側にキスしてようやく顔を離した。
「……でもいけなかったのね?」
「うん……」
「お風呂入ったんだ」
「うん……」
「じゃあ……ベッド、いこっか」
「スイ……!」
エミリオは感極まった表情で、素早くスイの脇と膝裏に腕を回して抱き上げた。慌ててエミリオの首に腕を回してしがみついたスイは、呆れた顔をしてエミリオを見る。
「わあ、もう……がっつきすぎ」
「ごめん……でも、俺……は」
「うんうん、いじわる言った。ごめんね」
オレンジブロンドの半渇きの髪を撫でこ撫でこしてやると、気持ちよさそうに目を細めるエミリオの可愛いことと言ったらなかった。本当に大型のワンコみたいだ。
「重くない?」
「全然……スイは軽すぎて不安になる……」
「そんなことないと思うんだけどな……わっ、と……」
「……到着」
寝室のカーテンはすでに閉められていて、今の時刻は昼なのか夜なのかわからなくなっていた。さっき大浴場の時計を見たところ午後三時過ぎくらいだったと思ったのだけれど。
ベッドに乗り上げて座ったエミリオと向かい合って座ると、ターコイズブルーの瞳を潤ませて懇願するみたいにこちらを見るエミリオと目が合う。
スイは、その目じりにたまった生理的な涙にちゅうと口づけて、頬、鼻先、最後に唇に触れるだけのキスをしてから、額をくっつけてふふふと笑った。
「……しよっか、エミさん」
「うん……」
エミリオが恥じらいながらも頷いたのを合図に、彼の肩をそっと押してベッドに横たわらせる。
既に半ばはだけたシャツのボタンをぷちぷち外していき、毎度見とれるくらいの筋肉質な上半身を露わにすると、スイは自分のブラウスにも手をかけた。そこをエミリオの手がそっと制して、彼の手によってスイも脱がされていく。
チョコレート色のレースのブラとショーツだけの下着姿になったスイを見て、はあ、と感嘆のため息を漏らしたエミリオに、スイはくすっと笑う。
横たわるエミリオの腹の上に乗る。エミリオの身体の上で彼の両頬を手で包み込むと、額からこめかみ、鼻先、頬、そして唇とキスを落としていく。
エミリオが細かく息を吐きながら、スイの背に腕を回してさわさわと撫でつけるものだから、「あっ……」と悩ましい声を出してしまったスイ。背中はけっこう弱いのだ。
スイの反応に気を良くしたのか、エミリオはふふふと笑う。
「スイ、声……可愛い」
「……もぉー」
なんだか悔しくなったスイは、エミリオのいたずらな手が這いまわるその仕返しとばかりに、彼の肩口に顔を寄せたかと思うと、彼の耳たぶを唇ではむ、と咥えた。そして舌先で耳たぶを愛撫し、離しては耳の窪みやら穴付近に舌を這わせ始める。
「あ……はっ……あぁ、はぁ、スイ、あぁ、息、が……!」
耳にスイの息吹がかかるのと舌で愛撫されるざらざらちゅぱちゅぱという音で、エミリオの脳はぞくぞくとした官能に支配されていく。
「……耳、弱いのエミさん? また発見しちゃった。こっちも? ん、ちゅ……」
「あぁ、スイ、んっ……」
反対側の耳も同じように舌と唇で愛撫していくと、スイの身体の下で密着しているエミリオの胸元の突起がやや盛り上がってきたのを見つけた。
そういえば昨日はお風呂で乳首をさんざん可愛がったっけなあと思い出したスイは、ちょっと意地悪な気持ちになって、耳を舐めながら片手の人差し指の腹で、エミリオの乳首をくりくりと撫でまわす。
「あっ! あぁっ、はぁ、スイ、あ、はッ……そこ、ああ、はぁっ……」
「ん……ちゅ、ふふ、エミさん、かわい……ちゅ、ちゅ、はぁ……」
息が上がってくるエミリオの反応に愉悦を覚えながら、彼の耳をさんざん舐めまわしたあと、首筋に舌と唇を這わせて、徐々に後退して、まだ愛撫していないもう片方の乳首に到達すると、一度べろりと全体を舐めまわしてからくぷりと口に含んで舌で転がした。
「う、ぁあっ……は……ちく、び、そんな……」
「んふ、ちゅ、あーん……エミさんほんとココ弱いね。昔から?」
「そ、そんな、わけ……」
「そうなの? じゃあ昨日のが初めて?」
「ス、スイが、して、くれたのが……あっ……気持ち、良すぎて……!」
「あらら、あたしが開発しちゃったのね……ふふ、すごい、すっかり勃っちゃったね。可愛い……ん、ちゅう……」
「あ……っ、スイ、は、あ、気持ち、いい……!」
エミリオは乳首への愛撫にびくびくと震えながら、無意識にスイの細腰から尻のほうに手を回してその尻たぶをぐにぐにと揉んでしまっていた。
節くれだった指をショーツから出た尻肉に食い込ませられて、痛いのか気持ちいいのかスイはわからなくなって、エミリオの胸元から顔を離してのけ反って声を上げてしまう。
「あぁっ……、エミさん、ダメ……!」
「スイ、ああ、もう、我慢、できない……!」
「え……わっ」
エミリオの腰が浮いて、未だ身に着けたままのトラウザーズを押し上げる彼のご立派様がスイの下着越しの尻を押し上げている。スイの尻を押さえつけ、ずりずりと腰を動かしてスイのショーツ越しの性器にぐりぐりとこすりつけ始めた。
スイの下着と彼の衣服ごしとはいえ、その摩擦により、スイも刺激を受けて官能を拾い始める。
ぐりぐり、ずりずりとショーツのクロッチ部分を擦られ、エミリオの痴態ですっかり反応してしまった、自分でも弱いと思っているクリトリスが刺激を受けて、スイは全身にびりびりと電気が走ったような感覚を拾った。
「あッ! あぁッ! あん、そこ、ぐりぐりしちゃ、ダメ、あぁんっ! エミさん、エミさんっ……!」
「スイ……ッ! あ、はぁ、ああ、いい……!」
「あッ! あッ! あッ! クリ、ダメ、いく、ふぁ、や、ぁ、あ、あぁんっ……!」
エミリオの上で、四つん這いになりながらびくびくと上体を反らせたスイは、そのままエミリオの胸元にぱたりと倒れ掛かった。エミリオは、はあはあと全力疾走したあとのような息を吐いているスイに、頭だけ起こして彼女の額にキスを落とした。
エミリオを攻めていたはずのスイのほうが先に軽く絶頂を迎えたらしい。そんな彼女が可愛くてならなかった。
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