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本編
12 断り切れなかったサービス良すぎな女 ※R18女性攻め注意。
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両脇から泡だらけの手を差し込んでエミリオの胸の突起に指をそっと這わせるだけで、エミリオは首を伸ばして、はあああ……と大きく息を吐き出した。
すっかり固くなっているそこは、そっと触れただけでビクリと全身が震えるほど敏感になっているようなので、あまり刺激しないように優しく優しく撫で洗いしなくてはならない。……のはずなのだが、どうもそれではエミリオは物足りないらしい。
もっと踏み込んで欲しいときには、涙目になってとろんとした表情で、物欲しげにスイを振り返る。
「ス、スイ……」
「ん……? なあに、気持ちいい?」
「頼む、も、もっと……」
「もっと? ……こう?」
「……っぁ、……ぁあ、ふ、あ、あ、あぁ……ああ、いい……!」
哀願されれば仕方ない。洗うのとは少々違うけれど、もう少し強い刺激が欲しいエミリオのために、すっかり立ち上がった左右の乳首の先を人差し指と親指できゅっとつまんでくりくりと親指を動かしてやると、エミリオは感極まったように首を反らせて喘いだ。
――いや、あたしゃ一体何をしてるのやら。王都から来たお貴族様で騎士団の魔術師様を風呂場に連れこんで乳首弄って喘がせてるって、どんなすごい女なんだよ。
――違う。これはあくまでも洗ってあげているわけであって、しかも洗ってくれって頼まれたから仕方なくやっていることであって!
はたと我に返ってそんなことを思うスイだったけれど、物思いに耽って動きを止めたスイに悲しそうな顔をして振り返るエミリオを見たら、胸の奥の何かをキュンキュン刺激されてしまってすぐにこっちが陥落する。
――ああもう、いいや。イケメンだから許す。
「ん……スイ……?」
「はっ! ……ああ、そ、そうだね、乳首の窪みのとこも汗かいてるもんね。綺麗にしないとね」
「はッ、ぅ、ぁあっ、スイ、スイ……! もっと、ああ、そこ、……擦って」
「あは、ここ、気持ちいいの?」
「き、気持ち、いい……!」
両手でつまんだ部分の、今度は人差し指で乳輪と乳首の中間あたりをぐりぐりと擦ってやると、エミリオは先ほどよりも酩酊したような表情で、半分開いた口からたらりと唾液をこぼしながらはあはあとひっきりなしに喘いだ。
もう完全に愛撫状態だけれど、スイの頭の中では体を洗うというものなので、リクエストに応えて片方の乳首を指で優しくこすりながらも、もう片方の手でエミリオの割れた腹部に泡をなじませて綺麗に洗ってやった。
「……おへそ、綺麗ね。縦長で」
「ん……っ、じ、っ、自分では……よく、わからないが」
「ここも汗が溜まるから、ちゃんと洗わないとね」
「ん……ん、はっ、あ、ああ……!」
「ふふ、エミさん気持ちいいところばっかだね。歴代の彼女さんに、可愛いって言われなかった?」
「そ、そん、なこと、は、初めて、言われた……、ぅあっ……」
「おっと……」
片方の乳首を愛撫しながら臍に指を入れて擦り洗いをしていると、彼の腰がびくりと一度震えて、風呂椅子から落ちそうになったところを慌てて支える。エミリオも一応床に手をついてずり落ちるのは防がれたが、振動で臍の部分にあったスイの手にぺちんと彼のご立派様がぶつかってきて、エミリオの口から「あっ……!」とまるで女の子みたいな声が出た。
身体をはい回るスイの手のおかげですっかりご機嫌にエキサイトしている彼のブツに、スイはもろに目をやってしまった。
いや、服の上からもタオルごしからもわかっていたけど、実物は想像以上に大きくて存在感があった。内臓のようなピンク色よりももっともっと黒々としていて、それこそ鎌首をもたげた大蛇の頭のようだった。
これまでの刺激で、水じゃない粘性のある透明な液体でびしょ濡れになっていて、時折だらだらと流れ落ちてしまっている。
ここは男性にとって色んな意味で生死を左右するようなデリケートな部分だ。
彼の配偶者となる女性だけが触っていいものであって、今日会ったばかりの得体のしれないスイみたいな女の手がはい回っていいものではない。
「エミさん、ここは自分で洗える?」
「えっ……」
「えっ……って、や、ダメでしょ。さすがにダメでしょ。人として」
「…………ダメ……?」
「……っ、エ、エミさん」
「スイ……洗って、ここ、も……っ、は、んっ……」
躊躇するスイを潤んだ目で見るエミリオは、臍に回っているスイの手を取って自らそこに導いた。スイの泡だらけの手がおずおずと握り込むと、エミリオは熱いため息をこぼした。
スイの手が小さく見えるほど大きくて、指が回るか回らないかのぎりぎりといった太さがあり、血管がびきびき浮いているそれは、先ほど冷水を浴びたとは思えないほど熱を持っていた。
「……エミさんが、エミさんがしてって言ったんだからね。あたし悪くないからね」
「うん……俺が、俺が悪い。お、俺が、スイに、触って欲しくて……」
「さ、触るんじゃないから! 洗うだけだから!」
「うん……うん、スイの手が、気持ちいいから……もっと、触っ……いや、あ、洗ってほしい……」
「し、しょうがない、なあ、もう……」
そう、頼まれたからしてるだけで、自分からやってるわけじゃないと、スイは自分に言い聞かせると、一つため息をついてから、おもむろにエミリオ様(笑)に泡だらけの手を滑らせ始めた。
「……エミさんのエッチ」
「ん、はぅ……っ、ぁあ、し、仕方、ない、だろ……、おと、男、なんだから……」
「仕方ないの……? 仕方ないから、あんなふうにおねだりしちゃうんだ?」
「あ……ぅ、あっ……ス、スイ、お、俺、は……!」
「ふふ、ねえ、見て? さっきボディーソープの泡いっぱいつけてたのに、ほら、ほら……エミさんのエッチな液で流れちゃってるよ」
「ん、はぁっ……ぁ、ぁあっ……」
「こんなに反応させちゃって……ここってそんなに気持ちよかったの?」
「ぁ、あああッ!」
裏筋をソープとカウパー液をこね回してぬらぬらと撫でつけながら、左側の乳首をきゅっとつまんで親指でぐりぐり擦りつけた瞬間、エミリオが悲鳴じみた声を上げて大きくのけ反った。そのままスイの肩口に頭を寄せて、真っ赤な顔で喘ぎながら懇願するみたいにスイを見る。
「はっ……はっ……ぁあ、スイ、ん、はあ……キス、したい……」
「ん~、どうしようかな」
「はぁっ……ふ、あ、……ダメ……?」
捨てられた犬みたいにしゅんとしてしまうエミリオに、応えてあげたいけれど、エミリオの体調を考えると、ディープなのはやめたほうがいいだろうなとスイは思った。
この状態だとディープなのをきっとしたいんだろうけど。
「軽いのならいいよ。エミさん酸欠になっちゃうからね、深くしちゃうと」
「うん……うん……!」
「ちゃんと鼻で息して……ん、ちゅ、ふ、ん……」
「ん、ちゅ……は、あ、きもち、いい……」
「こんな軽いキスで……? ふふ、エミさん可愛い……ちゅ」
唇同士を軽く合わせるだけのキスを何度も繰り返して、もう完全に愛撫になってしまっている手の動きを続ける。こんなえげつないことをしているのに、キスが軽いキスなんてどんなギャップかと思うが仕方ない。
鼻にかかった悩ましい声で喘ぐエミリオが可愛くなってしまったスイは、そのあと「玉も触ってほしい」とか「雁に爪を立ててほしい」とか、どんどん要求がエスカレートしていくのを断り切れずに応えてやってしまった。そのたびに甘えた様子でちゅっちゅと軽いキスをしてふにゃりと力なく微笑まれれば、謎の本能が刺激されても仕方ない。イケメン恐るべし、である。
眉間にしわを寄せつつ、それでも紅潮しきった恍惚の表情で激しく喘ぐエミリオ、スイは最終的に彼のカウパー液のみでぬるぬるしたブツを扱きあげてどんどん昂らせていく。
――ええもう身体洗いじゃなくてプレイですよ、お風呂プレイ!
スイはもう完全に開き直っていた。
「アッ! アァッ! スイ、も、もう……!」
「ん、いいよエミさん。可愛いね。いく? もういきそう?」
「あ、あぁあああっ……ーーーーぁああいくぅ……っ! 出る、出るっ!」
泣き叫ぶような声を発した次の瞬間、鏡に向かってエミリオは精を吐き出した。浴室用曇り止めが切れかけて、半分曇って半分クリアな鏡の、ちょうどクリアな部分にスイの顔が写っていたところにどろりと濃い精液がぶっかけられたので、まるで自分が顔射されたみたいに思えてドキリとした。
スイは射精してぐったりしたエミリオがそういえば疲れまくっているのだったと思い出して、手を離した。息を荒げながらも、こちらを伺うエミリオに、後ろから頬っぺたに一つキスをしてやった。
「スイ、ああ、スイ……!」
「……大丈夫? エミさん、疲れてるのに、無理させちゃったね。またちゃんと泡泡させて綺麗にしてあげる」
「ああ……大丈夫だ。むしろ……」
「ん?」
「ちょっと……頭がすっきりした」
「そ、そう……? まあ、とりあえず、身体ちゃんと洗ったげるから……」
「す、すまない」
「もうおしまいだからね。エッチな気分はもうおしまいだからね。大人しくしててね!」
「あ、ああ……」
風呂椅子に改めてちゃんと腰かけたエミリオの、打ち止めて就寝したご立派様のあたりに再びタオルをかけてから、ボディーソープを泡立てて足先やらふくらはぎやら腕やらを今度こそ綺麗に洗ってやった。
綺麗に洗ったあと、少しぬるくなってしまったが、疲れた身にはちょうどいい湯加減になったバスタブにエミリオを少しだけ浸からせてから、逆上せる前に二人で浴室を出る。
いやもう、既に逆上せていたのかもしれないが。
すっかり固くなっているそこは、そっと触れただけでビクリと全身が震えるほど敏感になっているようなので、あまり刺激しないように優しく優しく撫で洗いしなくてはならない。……のはずなのだが、どうもそれではエミリオは物足りないらしい。
もっと踏み込んで欲しいときには、涙目になってとろんとした表情で、物欲しげにスイを振り返る。
「ス、スイ……」
「ん……? なあに、気持ちいい?」
「頼む、も、もっと……」
「もっと? ……こう?」
「……っぁ、……ぁあ、ふ、あ、あ、あぁ……ああ、いい……!」
哀願されれば仕方ない。洗うのとは少々違うけれど、もう少し強い刺激が欲しいエミリオのために、すっかり立ち上がった左右の乳首の先を人差し指と親指できゅっとつまんでくりくりと親指を動かしてやると、エミリオは感極まったように首を反らせて喘いだ。
――いや、あたしゃ一体何をしてるのやら。王都から来たお貴族様で騎士団の魔術師様を風呂場に連れこんで乳首弄って喘がせてるって、どんなすごい女なんだよ。
――違う。これはあくまでも洗ってあげているわけであって、しかも洗ってくれって頼まれたから仕方なくやっていることであって!
はたと我に返ってそんなことを思うスイだったけれど、物思いに耽って動きを止めたスイに悲しそうな顔をして振り返るエミリオを見たら、胸の奥の何かをキュンキュン刺激されてしまってすぐにこっちが陥落する。
――ああもう、いいや。イケメンだから許す。
「ん……スイ……?」
「はっ! ……ああ、そ、そうだね、乳首の窪みのとこも汗かいてるもんね。綺麗にしないとね」
「はッ、ぅ、ぁあっ、スイ、スイ……! もっと、ああ、そこ、……擦って」
「あは、ここ、気持ちいいの?」
「き、気持ち、いい……!」
両手でつまんだ部分の、今度は人差し指で乳輪と乳首の中間あたりをぐりぐりと擦ってやると、エミリオは先ほどよりも酩酊したような表情で、半分開いた口からたらりと唾液をこぼしながらはあはあとひっきりなしに喘いだ。
もう完全に愛撫状態だけれど、スイの頭の中では体を洗うというものなので、リクエストに応えて片方の乳首を指で優しくこすりながらも、もう片方の手でエミリオの割れた腹部に泡をなじませて綺麗に洗ってやった。
「……おへそ、綺麗ね。縦長で」
「ん……っ、じ、っ、自分では……よく、わからないが」
「ここも汗が溜まるから、ちゃんと洗わないとね」
「ん……ん、はっ、あ、ああ……!」
「ふふ、エミさん気持ちいいところばっかだね。歴代の彼女さんに、可愛いって言われなかった?」
「そ、そん、なこと、は、初めて、言われた……、ぅあっ……」
「おっと……」
片方の乳首を愛撫しながら臍に指を入れて擦り洗いをしていると、彼の腰がびくりと一度震えて、風呂椅子から落ちそうになったところを慌てて支える。エミリオも一応床に手をついてずり落ちるのは防がれたが、振動で臍の部分にあったスイの手にぺちんと彼のご立派様がぶつかってきて、エミリオの口から「あっ……!」とまるで女の子みたいな声が出た。
身体をはい回るスイの手のおかげですっかりご機嫌にエキサイトしている彼のブツに、スイはもろに目をやってしまった。
いや、服の上からもタオルごしからもわかっていたけど、実物は想像以上に大きくて存在感があった。内臓のようなピンク色よりももっともっと黒々としていて、それこそ鎌首をもたげた大蛇の頭のようだった。
これまでの刺激で、水じゃない粘性のある透明な液体でびしょ濡れになっていて、時折だらだらと流れ落ちてしまっている。
ここは男性にとって色んな意味で生死を左右するようなデリケートな部分だ。
彼の配偶者となる女性だけが触っていいものであって、今日会ったばかりの得体のしれないスイみたいな女の手がはい回っていいものではない。
「エミさん、ここは自分で洗える?」
「えっ……」
「えっ……って、や、ダメでしょ。さすがにダメでしょ。人として」
「…………ダメ……?」
「……っ、エ、エミさん」
「スイ……洗って、ここ、も……っ、は、んっ……」
躊躇するスイを潤んだ目で見るエミリオは、臍に回っているスイの手を取って自らそこに導いた。スイの泡だらけの手がおずおずと握り込むと、エミリオは熱いため息をこぼした。
スイの手が小さく見えるほど大きくて、指が回るか回らないかのぎりぎりといった太さがあり、血管がびきびき浮いているそれは、先ほど冷水を浴びたとは思えないほど熱を持っていた。
「……エミさんが、エミさんがしてって言ったんだからね。あたし悪くないからね」
「うん……俺が、俺が悪い。お、俺が、スイに、触って欲しくて……」
「さ、触るんじゃないから! 洗うだけだから!」
「うん……うん、スイの手が、気持ちいいから……もっと、触っ……いや、あ、洗ってほしい……」
「し、しょうがない、なあ、もう……」
そう、頼まれたからしてるだけで、自分からやってるわけじゃないと、スイは自分に言い聞かせると、一つため息をついてから、おもむろにエミリオ様(笑)に泡だらけの手を滑らせ始めた。
「……エミさんのエッチ」
「ん、はぅ……っ、ぁあ、し、仕方、ない、だろ……、おと、男、なんだから……」
「仕方ないの……? 仕方ないから、あんなふうにおねだりしちゃうんだ?」
「あ……ぅ、あっ……ス、スイ、お、俺、は……!」
「ふふ、ねえ、見て? さっきボディーソープの泡いっぱいつけてたのに、ほら、ほら……エミさんのエッチな液で流れちゃってるよ」
「ん、はぁっ……ぁ、ぁあっ……」
「こんなに反応させちゃって……ここってそんなに気持ちよかったの?」
「ぁ、あああッ!」
裏筋をソープとカウパー液をこね回してぬらぬらと撫でつけながら、左側の乳首をきゅっとつまんで親指でぐりぐり擦りつけた瞬間、エミリオが悲鳴じみた声を上げて大きくのけ反った。そのままスイの肩口に頭を寄せて、真っ赤な顔で喘ぎながら懇願するみたいにスイを見る。
「はっ……はっ……ぁあ、スイ、ん、はあ……キス、したい……」
「ん~、どうしようかな」
「はぁっ……ふ、あ、……ダメ……?」
捨てられた犬みたいにしゅんとしてしまうエミリオに、応えてあげたいけれど、エミリオの体調を考えると、ディープなのはやめたほうがいいだろうなとスイは思った。
この状態だとディープなのをきっとしたいんだろうけど。
「軽いのならいいよ。エミさん酸欠になっちゃうからね、深くしちゃうと」
「うん……うん……!」
「ちゃんと鼻で息して……ん、ちゅ、ふ、ん……」
「ん、ちゅ……は、あ、きもち、いい……」
「こんな軽いキスで……? ふふ、エミさん可愛い……ちゅ」
唇同士を軽く合わせるだけのキスを何度も繰り返して、もう完全に愛撫になってしまっている手の動きを続ける。こんなえげつないことをしているのに、キスが軽いキスなんてどんなギャップかと思うが仕方ない。
鼻にかかった悩ましい声で喘ぐエミリオが可愛くなってしまったスイは、そのあと「玉も触ってほしい」とか「雁に爪を立ててほしい」とか、どんどん要求がエスカレートしていくのを断り切れずに応えてやってしまった。そのたびに甘えた様子でちゅっちゅと軽いキスをしてふにゃりと力なく微笑まれれば、謎の本能が刺激されても仕方ない。イケメン恐るべし、である。
眉間にしわを寄せつつ、それでも紅潮しきった恍惚の表情で激しく喘ぐエミリオ、スイは最終的に彼のカウパー液のみでぬるぬるしたブツを扱きあげてどんどん昂らせていく。
――ええもう身体洗いじゃなくてプレイですよ、お風呂プレイ!
スイはもう完全に開き直っていた。
「アッ! アァッ! スイ、も、もう……!」
「ん、いいよエミさん。可愛いね。いく? もういきそう?」
「あ、あぁあああっ……ーーーーぁああいくぅ……っ! 出る、出るっ!」
泣き叫ぶような声を発した次の瞬間、鏡に向かってエミリオは精を吐き出した。浴室用曇り止めが切れかけて、半分曇って半分クリアな鏡の、ちょうどクリアな部分にスイの顔が写っていたところにどろりと濃い精液がぶっかけられたので、まるで自分が顔射されたみたいに思えてドキリとした。
スイは射精してぐったりしたエミリオがそういえば疲れまくっているのだったと思い出して、手を離した。息を荒げながらも、こちらを伺うエミリオに、後ろから頬っぺたに一つキスをしてやった。
「スイ、ああ、スイ……!」
「……大丈夫? エミさん、疲れてるのに、無理させちゃったね。またちゃんと泡泡させて綺麗にしてあげる」
「ああ……大丈夫だ。むしろ……」
「ん?」
「ちょっと……頭がすっきりした」
「そ、そう……? まあ、とりあえず、身体ちゃんと洗ったげるから……」
「す、すまない」
「もうおしまいだからね。エッチな気分はもうおしまいだからね。大人しくしててね!」
「あ、ああ……」
風呂椅子に改めてちゃんと腰かけたエミリオの、打ち止めて就寝したご立派様のあたりに再びタオルをかけてから、ボディーソープを泡立てて足先やらふくらはぎやら腕やらを今度こそ綺麗に洗ってやった。
綺麗に洗ったあと、少しぬるくなってしまったが、疲れた身にはちょうどいい湯加減になったバスタブにエミリオを少しだけ浸からせてから、逆上せる前に二人で浴室を出る。
いやもう、既に逆上せていたのかもしれないが。
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