上 下
12 / 19

012 思ってた程クソ野郎じゃなかった彼 ※R18

しおりを挟む
 舌を絡ませる深いキスに翻弄されるうちに、キリアンの膝の上でするするとバスローブを脱がされていく。もう舌どころか歯茎や歯列の裏など、どこをとってもキリアンの舌が触れていない部分はないのではないかと思うほど口の中を完全に蹂躙されてしまった。
 酸欠になりそうと思ったときに、キリアンにようやく唇を放される。唾液が銀色に照り光る糸を引いた。

「ぷはっ……はあ、とろっとろの顔してる」
「う……そ、そんなこと、な」
「気持ちいいくせに、素直じゃねえなあ……」
「あ、貴方ねえ……貴方こそ魔女にキスするのが恐ろしくないの? 私の子供のころなんて、魔女にキスされたら悪い魔法をかけられるぞって恐れられてたのに」

 まだ魔術のまの字も知らなかった幼い頃。メルティーナは自分が魔女になるなんて思いもしなかったあの頃は、そんな子供を戒めるような言い伝えがとても恐ろしかった。
 まあそんな恐ろしい話に登場する魔女というものに、メルティーナは今なっているのだが。
 キリアンの若い頃はそんな言い伝えなどなかったのだろうか?
 
「へえ? それメルさんの地元の話? 俺も地方出身だけど、そういうの聞いたことないな。魔女にも縁遠い故郷だったからさ」
「だからそんなに不遜なのね」
「はは、言うじゃん。ちなみに、どんな悪い魔法かけられんの?」
「どんなって……色々よ、色々! 私が少しでも貴方に悪意があったら、貴方なんてどうなるかわからないわよ」
「ふーん。……じゃあさ、今は俺が何ともないってことは、俺とキスしても少しも悪意はなかったんだ?」
「うっ……そ、それは……ま、魔力が足りないだけよ! ……ただ、それだけなんだから……」
「はは、メルさん可愛いーなあ……俺、メルさんになら悪い魔法かけられても本望かも……ん、ちゅ、はむっ」
「ん、あ、きゃっ……!」
 
 キリアンはメルティーナに今一度軽くキスを落としてから、今度は彼女の首元に唇を這わせた。そうしながら両手はメルティーナの身体の上を這い、その手が小振りな胸をふにふにと揉み始めた。
 
「あっ……ああっ……」
 
 ぴくりと反応してぷるぷる震えるメルティーナの反応を見ながら、キリアンはそっと乳房の先端にある突起をくにくにと弄ぶ。弾力を帯びてきたそこに、キリアンはクスクス笑いながらメルティーナの耳元に唇を寄せる。

「……もう乳首ピンピンに立てちゃって……キスで感じちゃった……?」
「ひゃっ……息が、耳に……」
「こんなに敏感ってことはさ、普段から自分で弄ってんの? それとも、誰かシてくれる男がいるとか……」
「へ、変な事、言わないでよ、そんな人、いるわけ……!」

 思わず反論してしまってハッとしたがもう遅い。ちらっと横目で見ると、メルティーナの言葉にキリアンがにや~っとしたり顔で笑う。
 
「じゃあやっぱり自分でシてんだ。いつもどうやってシてる? どこが一番気持ちいい?」
「ちょっ……あ、ああんっ……耳、……吐息が……」
「あー、乳首まわりも膨らんできてカッワイイなあ……。ねえ、教えてよメルさん」
 
 固くなってきた乳首を人差し指と親指できゅっと摘まみながらくりくりと弄ぶキリアンに、耳元で吐息交じりに囁かれると、腰砕けになって震えてしまう。

「ひゃ……やあっ……あ、ああん……」
「ねえメルさん、教えてよ。ここ? おっぱい弱いって言ってたもんなあ。ピンピンに勃起した乳首の窪んだとこ、爪でカリカリされたりさあ……」

 ――ひいいいっ! 実況とかやめてほしいんだけど!

 そう思いながらも、耳元で吐息交じりのセクシーなバリトンがこれまたセクシーな実況をするものだから、メルティーナは恥ずかしいのと悔しいのと、それでいて気持ちいいのとで頭の中がカオス状態である。
 抗議の言葉も浮かばす、ただ彼の身体に持たれながら仰け反って喘ぐしかできなかった。
 
「んああっ……やああっ……」
「ん、あと、乳首くりくりされながら、こうやって引っ張ったり……」
「ああん、だめっ……」
「指先で乳首ぐりぐり~って押し込んだり……おっぱいで気持ちよくなるやり方、たくさんあるから……ほら、喘いでないで教えてくれよメルさん。おっぱい、どうされたら気持ちいい?」
「あんっ、や、ああっ、だめ、ちくび、らめ、あ、ああん、ぜんぶらめえええっ……!」

 説明しながら実践する愛撫で、弱い部分を手を変え品を変えいじくられてメルティーナはびくんと震えた。後ろから回されたキリアンの二の腕に両手でしがみついて、首を彼の肩にもたれて仰け反って絶頂を迎える。
 メルティーナの身体が一瞬ぽわんと淡く光った。魔力が少し補充されたのを確認して、キリアンはメルティーナの頭をよしよしと撫でながら彼女の頬にキスをした。

「はあ……はあ……」
「乳首イキ超可愛かったよ、メルさん。あんたやっぱ感度いいよな」
「……ニヤニヤしながら言われたら、褒められてるのか貶されてるのかわからないわ」
「褒めてんだって! 素直じゃねえなあ」

 相変わらずの憎まれ口にキリアンは苦笑しながらも、とろんとした表情のメルティーナの半開きの唇にちゅっと触れるだけのキスを落とす。
 キスが好きなんだろうかこの男は……などとメルティーナは思った。

「とりあえず、魔力ちょっとだけ補充できたけど、メルさん疲れた? このまま続けられそう?」
「え、ええ……今日は大丈夫……だと思うけど」
「そ? でもあんまり無理するなよ。公爵様には何日かかってもいいって言われてんだし、別に今日全部やる必要ないんだからさ」
「大丈夫だって言ってるじゃない」
「メルさんの『大丈夫』は全く信用できねえから言ってんの~!」
「きゃっ! いひゃ! いひゃい(痛い)わよ!」

 キリアンにジト目で睨まれて両頬っぺたをつねられる。彼の手をぱんぱんと叩いて抗議してようやく放してもらえた。

 ――まあ、何度も気絶して、あげくに寝落ちしたら、そりゃあ信用ないでしょうけども。
 
 後ろから抱きしめられている態勢でジト目で覗き込まれ、「本当に大丈夫か?」と詰め寄られたので、メルティーナはバツが悪そうに唇を尖らせて「……大丈夫よ」とぶっきらぼうに返した。

「……ん、そっか」
「ええ……」
「じゃあ……続けるからな。少しでも調子悪くなったら、すぐに言うこと。いい?」

 キリアンの言葉にメルティーナは赤面しながらこくりと頷いた。そして再び近づいてくるキリアンの唇を口を半開きにして受け止めていく。

「ん、んむ、はっ……あむぅ……ああん……キリアン、貴方ってキスが好きなのね」
「んん……? あは、ん、ちゅ、ああ、相手によるけど、メルさんとのキスは気持ちいいな~と。メルさんはどう? 気持ちいい?」
「うん……」

 唾液を絡ませて舌を吸い合う深いキスをしながら、キリアンの片手はメルティーナの下腹部に伸びていく。そこはすでに絶頂を迎えてとろとろと愛液を垂れ流していた。
 指の腹でクリトリスをぷるぷると撫でまわし、メルティーナの鼻から抜けるような喘ぎを聞きながら、キリアンはゆっくりと指を滑らせて割れ目をかき分けた。
 その感触に、メルティーナは思わずキリアンから唇を放して仰け反った。

 クリトリスまでは触られたけれど、それから先はメルティーナにもまだ未開の地だった。
 実を言うとメルティーナは自慰はしても女性器の表面を撫でるだけしかしたことがなかった。この四十年間一度も、である。
 そんな場所に、自身よりも太い男の指が侵入してきたということに、メルティーナはいよいよかと身を固くしてしまう。

「あ……!」
「ああほら、メルさん力抜いて。指、挿れてほぐしてくからな……痛かったら教えて。いい?」
「え、ええ……」

 すーはーと呼吸しながら、キリアンの指が侵入していくのまじまじと見つめてしまう。割れ目から滑り、ついにこぽこぽとあふれ出す愛液のるつぼに彼の長い中指の先がつぷりと入っていく。

「あ、ああっ……」

 未知の感覚に慄くとともに、彼の指が中へ中へと入っていくにつれ、ぴりっとした痛みがじわじわやってくる。

 ――い、痛い。でも、まだ指でしょ……こんなんで痛がってたら本番なんて一生できないじゃない……魔力も、回復、できない……。

 びくつきながら唇をかみしめ、目をぎゅっと瞑って耐えているメルティーナを見て、キリアンは一度指を引き抜いた。

「メルさん、痛い? 初めてって感じだもんな……もう少し時間かけようか」
「……っ? わ、私、初めてなんて言ったっけ……?」
「え? いや、反応見てればわかるでしょ。……だって、俺の指一本挿れただけでそんな痛がってるしさ。違った?」

 キリアンはその道のプロだ。その言葉通りメルティーナは処女特有の反応をしているのだろうし、今までそんなものは何人も相手にしてきたはずだ。
 どのみち本番行為になれば一発でばれるというのに、このいけすかない男に弱みをこれ以上見せたくなくて意地を張って慣れたふりをしていたのだが、なんだかバカバカしくなってきた。

「……い、いいえ、その通りよ。わ、悪かったわね」
「何で? 綺麗な身体でイイじゃん。逆に俺みたいな男娼が相手で申し訳ない感じ。……あ! とか言っても、俺もうちの連中も全員性病検査とか避妊とかしっかりやって、体調悪い奴は一切店に出してねえから! そっちは全然大丈夫だから!」
「そ、それは心配してないから大丈夫よ」

 コルヴィナス公爵家がスポンサーについた企業ということで、公爵家お抱えの大病院とも提携していることから、多分王都では一番清潔な妓楼と言えるだろうことは説明されていた。
 キリアンは楼主としてそっちを力説するが、メルティーナはその話ではなく、メルティーナが処女であることを知ってもキリアンの態度が特に馬鹿にした感じにならなかったことに拍子抜けした。
 少々驚いたように目を見張るメルティーナを、キリアンが心配そうに覗き込んだ。

「メルさん? 大丈夫か? 一回休憩しようか」
「……意外ね。初めてって聞いてもっと馬鹿にすると思ってたわ。あんなに堂々と妓楼に来たくせに処女なのかって」
「え、何それ。メルさんそんなこと考えてたの? つうかメルさんの中の俺、とんだクソ野郎じゃねえか……」

 がっくりと肩を落とすキリアン。メルティーナを後ろから抱きしめている態勢なので、メルティーナの肩に頭を乗せてくるから重い。
 
「……でも処女って、男性にとっては、面倒くさいんでしょ」
「え、俺が? そんなの全然面倒くさくなんてないから。むしろさ、俺が貰っていいの? って感じ。メルさんの初めて」
「そ、そんな高級品貰って遠慮するみたいなことじゃないでしょ」
「高級品だろ、どう考えたって。俺らみたいに『造られた』高級品と違って、『天然物』の高級品だよ、メルさんはさあ」
 
 ぎゅっと後ろから抱きしめられる。先ほどの愛撫でメルティーナはすっかり脱がされていて、キリアンもまた着ていたバスローブがはだけているため、裸の胸板がメルティーナの背にあたって、肌と肌が触れているのがひどく熱を持って感じられた。

 ――やっぱり男娼って口が上手いわね。女をその気にさせるやり方をよくわかってる。……悔しいけど。

 メルティーナは男娼の女を落とすテクニックだと思いながらも、今日はなんだかこのキリアンが言っていた「此処にいる間は恋人」というのに付き合ってやってもいいような気がしてきた。
 肩口に落ちるピンクブロンドをふわっと撫でると、キリアンは驚いたような顔を上げてメルティーナを見た。

「じ、時間は有限よ。ちゃんと……私のこと癒してちょうだい」
「……! ふ、ふふ、オッケェ任せろ。ね、もっかいキスしていい? ……とびっきりエロいやつをさあ」
「い、いいわよ……」

 その返事に色を含んだ表情で近づいてくるキリアンの唇を、メルティーナは半開きの唇で迎えた。
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

人形な美貌の王女様はイケメン騎士団長の花嫁になりたい

青空一夏
恋愛
美貌の王女は騎士団長のハミルトンにずっと恋をしていた。 ところが、父王から60歳を超える皇帝のもとに嫁がされた。 嫁がなければ戦争になると言われたミレはハミルトンに帰ってきたら妻にしてほしいと頼むのだった。 王女がハミルトンのところにもどるためにたてた作戦とは‥‥

イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?

すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。 「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」 家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。 「私は母親じゃない・・・!」 そう言って家を飛び出した。 夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。 「何があった?送ってく。」 それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。 「俺と・・・結婚してほしい。」 「!?」 突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。 かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。 そんな彼に、私は想いを返したい。 「俺に・・・全てを見せて。」 苦手意識の強かった『営み』。 彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。 「いあぁぁぁっ・・!!」 「感じやすいんだな・・・。」 ※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。 ※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。 ※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。 ※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。 それではお楽しみください。すずなり。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

旦那の真実の愛の相手がやってきた。今まで邪魔をしてしまっていた妻はお祝いにリボンもおつけします

暖夢 由
恋愛
「キュリール様、私カダール様と心から愛し合っておりますの。 いつ子を身ごもってもおかしくはありません。いえ、お腹には既に育っているかもしれません。 子を身ごもってからでは遅いのです。 あんな素晴らしい男性、キュリール様が手放せないのも頷けますが、カダール様のことを想うならどうか潔く身を引いてカダール様の幸せを願ってあげてください」 伯爵家にいきなりやってきた女(ナリッタ)はそういった。 女は小説を読むかのように旦那とのなれそめから今までの話を話した。 妻であるキュリールは彼女の存在を今日まで知らなかった。 だから恥じた。 「こんなにもあの人のことを愛してくださる方がいるのにそれを阻んでいたなんて私はなんて野暮なのかしら。 本当に恥ずかしい… 私は潔く身を引くことにしますわ………」 そう言って女がサインした書類を神殿にもっていくことにする。 「私もあなたたちの真実の愛の前には敵いそうもないもの。 私は急ぎ神殿にこの書類を持っていくわ。 手続きが終わり次第、あの人にあなたの元へ向かうように伝えるわ。 そうだわ、私からお祝いとしていくつか宝石をプレゼントさせて頂きたいの。リボンもお付けしていいかしら。可愛らしいあなたととてもよく合うと思うの」 こうして一つの夫婦の姿が形を変えていく。 --------------------------------------------- ※架空のお話です。 ※設定が甘い部分があるかと思います。「仕方ないなぁ」とお赦しくださいませ。 ※現実世界とは異なりますのでご理解ください。

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。 翔馬「俺、チャーハン。」 宏斗「俺もー。」 航平「俺、から揚げつけてー。」 優弥「俺はスープ付き。」 みんなガタイがよく、男前。 ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」 慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。 終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。 ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」 保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。 私は子供と一緒に・・・暮らしてる。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 翔馬「おいおい嘘だろ?」 宏斗「子供・・・いたんだ・・。」 航平「いくつん時の子だよ・・・・。」 優弥「マジか・・・。」 消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。 太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。 「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」 「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」 ※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。 ※感想やコメントは受け付けることができません。 メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。 楽しんでいただけたら嬉しく思います。

身代わり婚~暴君と呼ばれる辺境伯に拒絶された仮初の花嫁

結城芙由奈 
恋愛
【決してご迷惑はお掛けしません。どうか私をここに置いて頂けませんか?】 妾腹の娘として厄介者扱いを受けていたアリアドネは姉の身代わりとして暴君として名高い辺境伯に嫁がされる。結婚すれば幸せになれるかもしれないと淡い期待を抱いていたのも束の間。望まぬ花嫁を押し付けられたとして夫となるべく辺境伯に初対面で冷たい言葉を投げつけらた。さらに城から追い出されそうになるものの、ある人物に救われて下働きとして置いてもらえる事になるのだった―。

マッサージ

えぼりゅういち
恋愛
いつからか疎遠になっていた女友達が、ある日突然僕の家にやってきた。 背中のマッサージをするように言われ、大人しく従うものの、しばらく見ないうちにすっかり成長していたからだに触れて、興奮が止まらなくなってしまう。 僕たちはただの友達……。そう思いながらも、彼女の身体の感触が、冷静になることを許さない。

夫の色のドレスを着るのをやめた結果、夫が我慢をやめてしまいました

氷雨そら
恋愛
夫の色のドレスは私には似合わない。 ある夜会、夫と一緒にいたのは夫の愛人だという噂が流れている令嬢だった。彼女は夫の瞳の色のドレスを私とは違い完璧に着こなしていた。噂が事実なのだと確信した私は、もう夫の色のドレスは着ないことに決めた。 小説家になろう様にも掲載中です

処理中です...