君を映して
世界の違う彼に会った時、俺の世界に彩度が足されていく。
鮮明に、ゆっくりと、俺の心に名のない絵を描き残して。
名前を呼び合う度、
体温が滲む度、
瞳に映る度、
彼が、欲しく、愛おしくなる。
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