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王都アリナスにて
12日目 ギルド
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ギルドの前に来た私たちは、ギルドの中に入る。
・・・汗臭い、中には筋肉のすごに男性達がたくさんいる、女性達は弓使いや魔法使いが多いようだ。
私は、カウンターにいる受付嬢さんに言う。
「すみません、ギルドカード作りたいんですけど」
『わかりました、ギルドカードの作成ですね、1人銀貨2枚ですが、お二人ともですか?』
「はい、そうです」
私は、カウンターの受付嬢さんに銀貨4枚を払う。
『では、自分のステータスをこちらの方に書いてください』
「わかりました」
渡されたのは一枚の紙。
私は、この世界の字は書けないし読めないはずなのに、なぜかわかる。
私は今のステータスを写していく。
「すみません、この職業ってどう書けば良いんですか?」
『そうですねー、冒険者の方々は、剣を主に使う方は剣士、魔法を主に使う人は魔法使いなどですかねー。まー大体のことなので自由に書いて大丈夫ですよ』
「ありがとうございます」
私は自分の紙とテラちゃんの紙を受付嬢さんに渡す。
その瞬間、受付嬢さんは冷や汗をかいていた。
『これは、本当のことですか?!』
「はい、本当ですけど」
『一応、嘘のことを書くと、偽証罪になってしまいますけど』
「大丈夫です!」
私はハッキリと言った。
そうすると、受付嬢さんが
「少しお待ちください」
とだけ言って、裏の方に行った。
・・・『あの嬢ちゃんたち、何やらかしたんだ?』
後ろの方では、冒険者達が私たちの話をしているようだ。
私はステータスをこのように書いていた。
ステータス
名前 [スズネ]
種族 [人間]
職業 [剣士]
レベル 720
スキル
【真眼】 【覚醒】 【敵対察知】
称号
〔英雄〕
ステータス
名前 [テラ]
種族 [獣人]
職業 [拳闘士]
レベル 734
スキル
【鉤爪】 【怪力】
称号
〔英雄〕
この世界の勇者や英雄でも、覚えているスキルは2つや3つらしく、そのようにして書いた。
・・・そのうち私たちはさっきの受付嬢さんに別の部屋に招待された。
なんか厳ついおっさんが机に座っている。
受付嬢さんによるとギルドマスターという人らしい。
ギルドのトップかー
そう思ってるとおじさんが話しかけてくる。
『嬢ちゃんたち、本当に嘘は言っていないんだね、嬢ちゃんたちも知っていると思うが英雄っていうのはほとんどいない、この国でも1人しかいないんだぞ』
「知ってますよ」
『ギルドカードの申請書に嘘をかいたら偽証罪にもなるんだぞ』
ギルドマスターは、私たちに何度も言ってくるが、正直言ってうるさい、、、
私が明らかに嫌そうな顔をしていると、おじさんが言う。
『うるさいと言うのは俺もわかっている。だが嬢ちゃんのような若い子が捕まるって言うのもギルドマスターの俺にとっても心が痛いからなー』
「まー、そうですよねー」
私はヘラヘラと言う。
「大丈夫ですよー、本当のことなんでー」
『隣の嬢ちゃんは大丈夫には見えないがな』
私は隣のテラちゃんを見る。
確かにな、こんな緊張して上の空を向いてるテラちゃんは、私だってみたことない。
そんなこんなしていると、おじさんが心を決めたのか
『わかった』
と、だけ言っておくの部屋に行った。
・・・おじさんが二つの石を持ってくる。
『わかっていると思うが、鑑定石は非常に高価だ、ほとんど入手することができなず、さらに1度使ってしまうと壊れてしまう、そのため、ステータスの偽証罪が結構な重罪になる、、、』
「知ってまーす」
めんどい、何時間ここに入れば良いんだ。
『よし、使うぞ』
ギルドマスターがそう言うと、私とテラちゃんのステータスが空中に映し出される。
よっしゃ、ギャンブル成功だ
どうやら、【隠蔽】スキルは、鑑定石で見抜けないらしい。
まー、スキルの方が強そうだしねー
私は、キョトンとしているギルドマスターと受付嬢さんの顔を見て思わず笑ってしまった。
そりゃそうだ、この国に1人しかいない英雄が1日で2人増えたのだから。
『申し訳ございませんでした!!!』
「えっ」
ギルドマスターが私たちに向かって精一杯の謝罪をする。
まー、英雄を疑ってたからなー
英雄じゃ無いけど、、、
私たちがギルドカードをもらった後、ギルドマスターは言う
『後日、国王様より、王城への招待状が届きますと思うので、指定の宿に泊まっていてください』
「えっ、今なんて言いました」
ギルドマスターはもう一度言う。
『後日、国王様より、王城への招待状が届きますと思うので、指定の宿に泊まっていてください!!!』と、
「えぇぇぇぇぇぇ!」
今になって思えば、そりゃそうだ、国王様に会うのは当たり前だよね、英雄なんだから。
それが、思ったよりも早かっただけ、そう、何倍も早かっただけだ。
私は、「めんどくせーー」と言いながらギルドを出た。
宿に着くまでの間、ロリコンらしき人たちから、何回も声をかけられたが、全員金的を蹴ってやった。
腹いせだ
指定の宿は結構豪華だった、ベッドはふかふか、お風呂も広い、私は久しぶりのお風呂に入りながらテラちゃんを洗った後、ベッドの上に意識があやふやになってるテラちゃんを寝かせる。
それにしてもこの子、こんなに人が苦手だったとは、普段私としか接していなかったから自分でも知らなかっただろう、こらからは大変そうだ。
私は、ガタガタ震えているテラちゃんを抱き枕にして寝る。
・・・汗臭い、中には筋肉のすごに男性達がたくさんいる、女性達は弓使いや魔法使いが多いようだ。
私は、カウンターにいる受付嬢さんに言う。
「すみません、ギルドカード作りたいんですけど」
『わかりました、ギルドカードの作成ですね、1人銀貨2枚ですが、お二人ともですか?』
「はい、そうです」
私は、カウンターの受付嬢さんに銀貨4枚を払う。
『では、自分のステータスをこちらの方に書いてください』
「わかりました」
渡されたのは一枚の紙。
私は、この世界の字は書けないし読めないはずなのに、なぜかわかる。
私は今のステータスを写していく。
「すみません、この職業ってどう書けば良いんですか?」
『そうですねー、冒険者の方々は、剣を主に使う方は剣士、魔法を主に使う人は魔法使いなどですかねー。まー大体のことなので自由に書いて大丈夫ですよ』
「ありがとうございます」
私は自分の紙とテラちゃんの紙を受付嬢さんに渡す。
その瞬間、受付嬢さんは冷や汗をかいていた。
『これは、本当のことですか?!』
「はい、本当ですけど」
『一応、嘘のことを書くと、偽証罪になってしまいますけど』
「大丈夫です!」
私はハッキリと言った。
そうすると、受付嬢さんが
「少しお待ちください」
とだけ言って、裏の方に行った。
・・・『あの嬢ちゃんたち、何やらかしたんだ?』
後ろの方では、冒険者達が私たちの話をしているようだ。
私はステータスをこのように書いていた。
ステータス
名前 [スズネ]
種族 [人間]
職業 [剣士]
レベル 720
スキル
【真眼】 【覚醒】 【敵対察知】
称号
〔英雄〕
ステータス
名前 [テラ]
種族 [獣人]
職業 [拳闘士]
レベル 734
スキル
【鉤爪】 【怪力】
称号
〔英雄〕
この世界の勇者や英雄でも、覚えているスキルは2つや3つらしく、そのようにして書いた。
・・・そのうち私たちはさっきの受付嬢さんに別の部屋に招待された。
なんか厳ついおっさんが机に座っている。
受付嬢さんによるとギルドマスターという人らしい。
ギルドのトップかー
そう思ってるとおじさんが話しかけてくる。
『嬢ちゃんたち、本当に嘘は言っていないんだね、嬢ちゃんたちも知っていると思うが英雄っていうのはほとんどいない、この国でも1人しかいないんだぞ』
「知ってますよ」
『ギルドカードの申請書に嘘をかいたら偽証罪にもなるんだぞ』
ギルドマスターは、私たちに何度も言ってくるが、正直言ってうるさい、、、
私が明らかに嫌そうな顔をしていると、おじさんが言う。
『うるさいと言うのは俺もわかっている。だが嬢ちゃんのような若い子が捕まるって言うのもギルドマスターの俺にとっても心が痛いからなー』
「まー、そうですよねー」
私はヘラヘラと言う。
「大丈夫ですよー、本当のことなんでー」
『隣の嬢ちゃんは大丈夫には見えないがな』
私は隣のテラちゃんを見る。
確かにな、こんな緊張して上の空を向いてるテラちゃんは、私だってみたことない。
そんなこんなしていると、おじさんが心を決めたのか
『わかった』
と、だけ言っておくの部屋に行った。
・・・おじさんが二つの石を持ってくる。
『わかっていると思うが、鑑定石は非常に高価だ、ほとんど入手することができなず、さらに1度使ってしまうと壊れてしまう、そのため、ステータスの偽証罪が結構な重罪になる、、、』
「知ってまーす」
めんどい、何時間ここに入れば良いんだ。
『よし、使うぞ』
ギルドマスターがそう言うと、私とテラちゃんのステータスが空中に映し出される。
よっしゃ、ギャンブル成功だ
どうやら、【隠蔽】スキルは、鑑定石で見抜けないらしい。
まー、スキルの方が強そうだしねー
私は、キョトンとしているギルドマスターと受付嬢さんの顔を見て思わず笑ってしまった。
そりゃそうだ、この国に1人しかいない英雄が1日で2人増えたのだから。
『申し訳ございませんでした!!!』
「えっ」
ギルドマスターが私たちに向かって精一杯の謝罪をする。
まー、英雄を疑ってたからなー
英雄じゃ無いけど、、、
私たちがギルドカードをもらった後、ギルドマスターは言う
『後日、国王様より、王城への招待状が届きますと思うので、指定の宿に泊まっていてください』
「えっ、今なんて言いました」
ギルドマスターはもう一度言う。
『後日、国王様より、王城への招待状が届きますと思うので、指定の宿に泊まっていてください!!!』と、
「えぇぇぇぇぇぇ!」
今になって思えば、そりゃそうだ、国王様に会うのは当たり前だよね、英雄なんだから。
それが、思ったよりも早かっただけ、そう、何倍も早かっただけだ。
私は、「めんどくせーー」と言いながらギルドを出た。
宿に着くまでの間、ロリコンらしき人たちから、何回も声をかけられたが、全員金的を蹴ってやった。
腹いせだ
指定の宿は結構豪華だった、ベッドはふかふか、お風呂も広い、私は久しぶりのお風呂に入りながらテラちゃんを洗った後、ベッドの上に意識があやふやになってるテラちゃんを寝かせる。
それにしてもこの子、こんなに人が苦手だったとは、普段私としか接していなかったから自分でも知らなかっただろう、こらからは大変そうだ。
私は、ガタガタ震えているテラちゃんを抱き枕にして寝る。
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