13 / 15
王都アリナスにて
12日目 ギルド
しおりを挟む
ギルドの前に来た私たちは、ギルドの中に入る。
・・・汗臭い、中には筋肉のすごに男性達がたくさんいる、女性達は弓使いや魔法使いが多いようだ。
私は、カウンターにいる受付嬢さんに言う。
「すみません、ギルドカード作りたいんですけど」
『わかりました、ギルドカードの作成ですね、1人銀貨2枚ですが、お二人ともですか?』
「はい、そうです」
私は、カウンターの受付嬢さんに銀貨4枚を払う。
『では、自分のステータスをこちらの方に書いてください』
「わかりました」
渡されたのは一枚の紙。
私は、この世界の字は書けないし読めないはずなのに、なぜかわかる。
私は今のステータスを写していく。
「すみません、この職業ってどう書けば良いんですか?」
『そうですねー、冒険者の方々は、剣を主に使う方は剣士、魔法を主に使う人は魔法使いなどですかねー。まー大体のことなので自由に書いて大丈夫ですよ』
「ありがとうございます」
私は自分の紙とテラちゃんの紙を受付嬢さんに渡す。
その瞬間、受付嬢さんは冷や汗をかいていた。
『これは、本当のことですか?!』
「はい、本当ですけど」
『一応、嘘のことを書くと、偽証罪になってしまいますけど』
「大丈夫です!」
私はハッキリと言った。
そうすると、受付嬢さんが
「少しお待ちください」
とだけ言って、裏の方に行った。
・・・『あの嬢ちゃんたち、何やらかしたんだ?』
後ろの方では、冒険者達が私たちの話をしているようだ。
私はステータスをこのように書いていた。
ステータス
名前 [スズネ]
種族 [人間]
職業 [剣士]
レベル 720
スキル
【真眼】 【覚醒】 【敵対察知】
称号
〔英雄〕
ステータス
名前 [テラ]
種族 [獣人]
職業 [拳闘士]
レベル 734
スキル
【鉤爪】 【怪力】
称号
〔英雄〕
この世界の勇者や英雄でも、覚えているスキルは2つや3つらしく、そのようにして書いた。
・・・そのうち私たちはさっきの受付嬢さんに別の部屋に招待された。
なんか厳ついおっさんが机に座っている。
受付嬢さんによるとギルドマスターという人らしい。
ギルドのトップかー
そう思ってるとおじさんが話しかけてくる。
『嬢ちゃんたち、本当に嘘は言っていないんだね、嬢ちゃんたちも知っていると思うが英雄っていうのはほとんどいない、この国でも1人しかいないんだぞ』
「知ってますよ」
『ギルドカードの申請書に嘘をかいたら偽証罪にもなるんだぞ』
ギルドマスターは、私たちに何度も言ってくるが、正直言ってうるさい、、、
私が明らかに嫌そうな顔をしていると、おじさんが言う。
『うるさいと言うのは俺もわかっている。だが嬢ちゃんのような若い子が捕まるって言うのもギルドマスターの俺にとっても心が痛いからなー』
「まー、そうですよねー」
私はヘラヘラと言う。
「大丈夫ですよー、本当のことなんでー」
『隣の嬢ちゃんは大丈夫には見えないがな』
私は隣のテラちゃんを見る。
確かにな、こんな緊張して上の空を向いてるテラちゃんは、私だってみたことない。
そんなこんなしていると、おじさんが心を決めたのか
『わかった』
と、だけ言っておくの部屋に行った。
・・・おじさんが二つの石を持ってくる。
『わかっていると思うが、鑑定石は非常に高価だ、ほとんど入手することができなず、さらに1度使ってしまうと壊れてしまう、そのため、ステータスの偽証罪が結構な重罪になる、、、』
「知ってまーす」
めんどい、何時間ここに入れば良いんだ。
『よし、使うぞ』
ギルドマスターがそう言うと、私とテラちゃんのステータスが空中に映し出される。
よっしゃ、ギャンブル成功だ
どうやら、【隠蔽】スキルは、鑑定石で見抜けないらしい。
まー、スキルの方が強そうだしねー
私は、キョトンとしているギルドマスターと受付嬢さんの顔を見て思わず笑ってしまった。
そりゃそうだ、この国に1人しかいない英雄が1日で2人増えたのだから。
『申し訳ございませんでした!!!』
「えっ」
ギルドマスターが私たちに向かって精一杯の謝罪をする。
まー、英雄を疑ってたからなー
英雄じゃ無いけど、、、
私たちがギルドカードをもらった後、ギルドマスターは言う
『後日、国王様より、王城への招待状が届きますと思うので、指定の宿に泊まっていてください』
「えっ、今なんて言いました」
ギルドマスターはもう一度言う。
『後日、国王様より、王城への招待状が届きますと思うので、指定の宿に泊まっていてください!!!』と、
「えぇぇぇぇぇぇ!」
今になって思えば、そりゃそうだ、国王様に会うのは当たり前だよね、英雄なんだから。
それが、思ったよりも早かっただけ、そう、何倍も早かっただけだ。
私は、「めんどくせーー」と言いながらギルドを出た。
宿に着くまでの間、ロリコンらしき人たちから、何回も声をかけられたが、全員金的を蹴ってやった。
腹いせだ
指定の宿は結構豪華だった、ベッドはふかふか、お風呂も広い、私は久しぶりのお風呂に入りながらテラちゃんを洗った後、ベッドの上に意識があやふやになってるテラちゃんを寝かせる。
それにしてもこの子、こんなに人が苦手だったとは、普段私としか接していなかったから自分でも知らなかっただろう、こらからは大変そうだ。
私は、ガタガタ震えているテラちゃんを抱き枕にして寝る。
・・・汗臭い、中には筋肉のすごに男性達がたくさんいる、女性達は弓使いや魔法使いが多いようだ。
私は、カウンターにいる受付嬢さんに言う。
「すみません、ギルドカード作りたいんですけど」
『わかりました、ギルドカードの作成ですね、1人銀貨2枚ですが、お二人ともですか?』
「はい、そうです」
私は、カウンターの受付嬢さんに銀貨4枚を払う。
『では、自分のステータスをこちらの方に書いてください』
「わかりました」
渡されたのは一枚の紙。
私は、この世界の字は書けないし読めないはずなのに、なぜかわかる。
私は今のステータスを写していく。
「すみません、この職業ってどう書けば良いんですか?」
『そうですねー、冒険者の方々は、剣を主に使う方は剣士、魔法を主に使う人は魔法使いなどですかねー。まー大体のことなので自由に書いて大丈夫ですよ』
「ありがとうございます」
私は自分の紙とテラちゃんの紙を受付嬢さんに渡す。
その瞬間、受付嬢さんは冷や汗をかいていた。
『これは、本当のことですか?!』
「はい、本当ですけど」
『一応、嘘のことを書くと、偽証罪になってしまいますけど』
「大丈夫です!」
私はハッキリと言った。
そうすると、受付嬢さんが
「少しお待ちください」
とだけ言って、裏の方に行った。
・・・『あの嬢ちゃんたち、何やらかしたんだ?』
後ろの方では、冒険者達が私たちの話をしているようだ。
私はステータスをこのように書いていた。
ステータス
名前 [スズネ]
種族 [人間]
職業 [剣士]
レベル 720
スキル
【真眼】 【覚醒】 【敵対察知】
称号
〔英雄〕
ステータス
名前 [テラ]
種族 [獣人]
職業 [拳闘士]
レベル 734
スキル
【鉤爪】 【怪力】
称号
〔英雄〕
この世界の勇者や英雄でも、覚えているスキルは2つや3つらしく、そのようにして書いた。
・・・そのうち私たちはさっきの受付嬢さんに別の部屋に招待された。
なんか厳ついおっさんが机に座っている。
受付嬢さんによるとギルドマスターという人らしい。
ギルドのトップかー
そう思ってるとおじさんが話しかけてくる。
『嬢ちゃんたち、本当に嘘は言っていないんだね、嬢ちゃんたちも知っていると思うが英雄っていうのはほとんどいない、この国でも1人しかいないんだぞ』
「知ってますよ」
『ギルドカードの申請書に嘘をかいたら偽証罪にもなるんだぞ』
ギルドマスターは、私たちに何度も言ってくるが、正直言ってうるさい、、、
私が明らかに嫌そうな顔をしていると、おじさんが言う。
『うるさいと言うのは俺もわかっている。だが嬢ちゃんのような若い子が捕まるって言うのもギルドマスターの俺にとっても心が痛いからなー』
「まー、そうですよねー」
私はヘラヘラと言う。
「大丈夫ですよー、本当のことなんでー」
『隣の嬢ちゃんは大丈夫には見えないがな』
私は隣のテラちゃんを見る。
確かにな、こんな緊張して上の空を向いてるテラちゃんは、私だってみたことない。
そんなこんなしていると、おじさんが心を決めたのか
『わかった』
と、だけ言っておくの部屋に行った。
・・・おじさんが二つの石を持ってくる。
『わかっていると思うが、鑑定石は非常に高価だ、ほとんど入手することができなず、さらに1度使ってしまうと壊れてしまう、そのため、ステータスの偽証罪が結構な重罪になる、、、』
「知ってまーす」
めんどい、何時間ここに入れば良いんだ。
『よし、使うぞ』
ギルドマスターがそう言うと、私とテラちゃんのステータスが空中に映し出される。
よっしゃ、ギャンブル成功だ
どうやら、【隠蔽】スキルは、鑑定石で見抜けないらしい。
まー、スキルの方が強そうだしねー
私は、キョトンとしているギルドマスターと受付嬢さんの顔を見て思わず笑ってしまった。
そりゃそうだ、この国に1人しかいない英雄が1日で2人増えたのだから。
『申し訳ございませんでした!!!』
「えっ」
ギルドマスターが私たちに向かって精一杯の謝罪をする。
まー、英雄を疑ってたからなー
英雄じゃ無いけど、、、
私たちがギルドカードをもらった後、ギルドマスターは言う
『後日、国王様より、王城への招待状が届きますと思うので、指定の宿に泊まっていてください』
「えっ、今なんて言いました」
ギルドマスターはもう一度言う。
『後日、国王様より、王城への招待状が届きますと思うので、指定の宿に泊まっていてください!!!』と、
「えぇぇぇぇぇぇ!」
今になって思えば、そりゃそうだ、国王様に会うのは当たり前だよね、英雄なんだから。
それが、思ったよりも早かっただけ、そう、何倍も早かっただけだ。
私は、「めんどくせーー」と言いながらギルドを出た。
宿に着くまでの間、ロリコンらしき人たちから、何回も声をかけられたが、全員金的を蹴ってやった。
腹いせだ
指定の宿は結構豪華だった、ベッドはふかふか、お風呂も広い、私は久しぶりのお風呂に入りながらテラちゃんを洗った後、ベッドの上に意識があやふやになってるテラちゃんを寝かせる。
それにしてもこの子、こんなに人が苦手だったとは、普段私としか接していなかったから自分でも知らなかっただろう、こらからは大変そうだ。
私は、ガタガタ震えているテラちゃんを抱き枕にして寝る。
0
お気に入りに追加
20
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。

貞操逆転世界に無職20歳男で転生したので自由に生きます!
やまいし
ファンタジー
自分が書きたいことを詰めこみました。掲示板あり
目覚めると20歳無職だった主人公。
転生したのは男女の貞操観念が逆転&男女比が1:100の可笑しな世界だった。
”好きなことをしよう”と思ったは良いものの無一文。
これではまともな生活ができない。
――そうだ!えちえち自撮りでお金を稼ごう!
こうして彼の転生生活が幕を開けた。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?

特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
転生してテイマーになった僕の異世界冒険譚
ノデミチ
ファンタジー
田中六朗、18歳。
原因不明の発熱が続き、ほぼ寝たきりの生活。結果死亡。
気が付けば異世界。10歳の少年に!
女神が現れ話を聞くと、六朗は本来、この異世界ルーセリアに生まれるはずが、間違えて地球に生まれてしまったとの事。莫大な魔力を持ったが為に、地球では使う事が出来ず魔力過多で燃え尽きてしまったらしい。
お詫びの転生ということで、病気にならないチートな身体と莫大な魔力を授かり、「この世界では思う存分人生を楽しんでください」と。
寝たきりだった六朗は、ライトノベルやゲームが大好き。今、自分がその世界にいる!
勇者? 王様? 何になる? ライトノベルで好きだった「魔物使い=モンスターテイマー」をやってみよう!
六朗=ロックと名乗り、チートな身体と莫大な魔力で異世界を自由に生きる!
カクヨムでも公開しました。

ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる