私は異世界で最強なんです

誘拐？

　あ、あれ？私浮いてる？？？
　なんか右と左に大勢の大人がいて、、、、。怖い。
　とりあえず下に下りよう！地面に足をつけたい。

？「なんだ？空から人が降りてくるぞ！！」
？「王子下がってください！！！危険です！！」
？「ほっそい男だな」

　
雪「誰が男(貧乳)だ！！！！」

？「は？この世界にはもう男しかいないぞ？」
　
雪「私は女だ！！！ばかやろぉぉぉお(泣)」
　
　「「「「「「女だとぉぉぉぉぉぉぉぉぉお！！！！！！！！！」」」」」」

　！？
　そんな女ってだけで驚くの！？
　しかもさっきこの世界に女はいないっていってなかった？
　え！？女いないの！？

　超(逆)ハーレムじゃん！！！

　(雪はポジティブなんです！！)

　　
　と、とりあえず地面に降りれればいいけど、、、。
　私の真下にいろんな人が集まって来ちゃってる状態だし
　無理そうだな
　う～ん、困ったな、、、

？「そこをどけ！！！女が困っているではないか！！」
　
　ん？なんだ・・・！！！！
　めちゃくちゃイケメンがこちらに向かってきているだと！？
　白馬の王子様や！黒髪に吸い込まれるようなきれいな黒色の目
　白い肌も輝いているようでう、美しい(ごくり)
　まるで日本男児！！

？「そこの女ちょうだい」

　ピリリッ！！

　いってぇ、静電気？何かピリっとした、、

？「な、なんだこいつ！？俺の＜ヒーさん＞が効かない！！」
　
　＜ヒーさん＞？？誰よ？
　まさかあの静電気の技名！？
　ださＷＷそれもう人名じゃん

？「それならもう連れて行くしかないなっ」

   なんでそうなる！？

雪「きゃっ、待ってよ！！」

　いきなり担がれたんだけど！
　何こいつ！？
　私乗馬やってたから乗れるけど
　座ってる位置がおかしくておしり痛いんだけど！　

雪「あ、あの！」

？「黙れ。勝手にしゃべるな」

　？？？？？？？？？
　
雪「ぉ、おしりが！」

？「はぁ？お前には耳がないのか？」
　
　そう言ってため息をつく黒いイケメン
　自分が一番とか考えちゃってるんだろうな
　
雪｢ヴっ！！｣

　どうし、たん、、だ、わ、たしは、、

　薄れゆく意識の中私の耳には確かに黒いイケメンの
　高らかな笑い声が聞こえた、、、。
　首に痛みを感じながら意識を手放す。




　　

　ポピチョ！ポピチョピチョ！！ケルルルルルル！
　
　ん、チョウさんの声が聞こえる
　朝日が身にしみるわ～
　
雪｢おはよ～、チョウさん。ハクさんは？｣

　ケルルルル！

　右にいるって？
　あぁ、ほんとだ！
　枕に寝てるわ、つぶさないでよかったわ


　コンコン！！

　ノックされたドアを見ると違和感しかない
　ベットも部屋も私のものじゃない！！
　
　ここどこや！！！
　あ、黒いイケメンに連れ去られて！！！
　誘拐だあああ！！