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3巻
3-1
しおりを挟む~過去編 師との出会い~
1
名門貴族シルベラ家の長男、ヒスイが家を勘当され、三日が経った。
五歳になった彼は、魔法適性の検査を受けたものの、結果は『無』。
魔法適性なしとして家名を汚した幼い彼は、無慈悲にも単身、世に放り出された。
もう二度とシルベラ家の敷居をまたぐことは許されない。
何不自由ない貴族暮らしから一転、無一文の路上生活である。
行く当てもなく彷徨う彼は、街の外れにあるスラムと呼ばれている場所に身を寄せ、雨風を凌いだ。
しかし、貧民街で生まれ育った子供ならまだしも、幼いヒスイが己の力だけで生活していくのは容易ではない。
食料はおろか、水分もろくに取れず、彼の体はみるみるやせ細っていった。
この場所に憐れな子供を助ける者なんているはずがなく、時折、餓狼のように目をギラギラと光らせた追いはぎの類が近くを通っても、ヒスイがなんの金銭も持ってないと見るや、足早に去っていく。
ヒスイはゴミ溜めで、ぼんやりと空を仰ぐ。
(もうこのまま……死ぬ……)
そんな考えがヒスイの脳裏に過る。
何度も盗みをしようと考えた。しかし、高級店はもとより、小さな露店ですら、汚れた子供が近寄るだけで警戒し、厳しい態度で追い払う。
幼いうえに衰弱している体では、力ずくというわけにもいかない。
彼には、生きる術が何もなかった。
空腹を誤魔化すために横になっていたヒスイの顔に、影が落ちた。
「やァ。どうシたんだい、こんなところで」
どこか怪しげな発音の言葉とともに、手が差し伸べられた。
「……ァ?」
ヒスイは、クマができた目で力なく相手を見返す。
「ふフふ。行くとコろがないのだろう。ボクについておいで」
ヒスイは、その人影の正体を捉えられなかった。
逆光になっていてよく見えないということもあったが、空腹で目がかすみ、顔を動かすのもままならないほど弱っていたからだ。
ただ、声から判断すると、男であることは間違いない。
「――ッて、歩く力もないカ。じゃあ抱きかかえていこう。ふフふ」
背中に腕が触れた後、ヒスイは若干の浮遊感を覚える。
久々に温かい人肌に触れたからか、不思議と安らかな気持ちになり、ヒスイは静かに瞼を閉じた。
◆
しばらくして。
ヒスイが目覚めたのは、見知らぬ部屋の中だった。
(ここは……)
彼の身を包む温かい布団に、フカフカで大きなベッド。
天井には派手なシャンデリアがぶら下がり、壁際には金縁の額に収められた、何かの魔物の絵が飾ってある。
豪華でキレイな部屋だった。
一つ問題点を挙げるとすれば、それは窓がないことくらい。
「やァやァ、目が覚めたかい」
少しくぐもってはいるが、優しい声色の男の声が聞こえる。
次いで、まだ半開きのヒスイの目に、仮面を被った青い髪の人物が飛び込んできた。
ピエロを思わせる白い仮面に隠され、表情は見えない。体格は細身だが引き締まった筋肉がついていて、大人の男性であることが分かる。
ヒスイは上半身を起こして問う。
「ここは……?」
「ボクの部屋だ。といっても、働き次第ではキミの部屋になるかもしれないけどね」
「俺の、部屋に?」
謎を深める答えに、ヒスイは首を傾げる。
「それよリ……まずは自己紹介をシようよ。ボクはパンプキン。キミの名前を教えてくれるかナ?」
「……ヒスイ」
そう口にして、ヒスイは自分がこの怪しげな人物に対してすっかり警戒を解いていると気がついた。
この男に救われたという自覚があったからだ。
パンプキンは頷く。
「うンうン。ヒスイくんネ。――ヒスイくんは捨て子かナ?」
パンプキンは遠慮なくヒスイの私事に踏み込んだ。
ヒスイは心臓を射抜かれたように動きを止めるが、すぐに我に返り、躊躇いがちに視線を揺らす。
そして、唇を噛みしめ、悔しさを滲ませながら答えた。
「家を……追い出された」
「行く当てガない?」
「……うん」
「それは良カった」
なぜか満足そうに言うパンプキン。
道化の仮面は笑っているように見えるが、パンプキンの声からも、彼が実際に笑みを浮かべているのが窺える。
もちろん、ヒスイの方は不満であるが。
(俺にとっては……別に良くないんだけど)
ヒスイは、どうしてパンプキンが人の不幸を喜んでいるのか、理由を考える。
おそらく、人身売買ではないだろう。
話に聞いただけだが、その手の子供達は、スラムに負けず劣らず不衛生な牢屋のような場所に押し込められ、家畜同然に売られていくという。
〝売り物〟を置いておくには、この部屋も、ベッドも豪勢である。それに、ヒスイに対する扱いにも乱暴なところはない。
彼は幼心にその不自然さを悟っていた。
この男が何をしようとしているのか分からない。
しかし、一瞬でどん底まで叩き落とされ、半ば自棄になっていたヒスイは、それ以上疑うのを面倒に思った。
そして、これはただパンプキンが善意で行なっているのだと解釈することにした。
そう考えると心が落ち着き、体から力が抜ける。
すると、ヒスイの腹がグーっと鳴った。
ヒスイは恥ずかしさを覚え、両手で腹を押さえて俯いた。
「ふフふ。お腹が空いたんだね? ちょうどいい、テストをしようか」
「テスト……?」
「そうサ。ご飯が欲しいのだろウ? これからもこの部屋で寝泊まりしたいだろウ? 働けば、それは可能だヨ」
〝働く〟とはなんだろうか?
大事なことを隠そうとしているのか、パンプキンの言葉はまったくもって要領を得ない。
しかし、マトモな暮らしをするために代償が必要なのは理解できる。
「これからヒスイくんの〝仕事場〟に連れて行こウ。ついでに仕事もしようネ」
「……? ……わか……った」
釈然としない思いを抱えながらも、ヒスイは黙ってベッドから降り、パンプキンの後を追うのだった。
◆
部屋を出ると、豪華で明るかった雰囲気が一転した。
点々と並ぶ松明の光に照らされた、薄暗く、ネズミが這ってさえいる不衛生な廊下。
窓は一切なく、石が積まれた壁は、見る者に圧迫感を与える。
やはり奴隷商じゃないのか?
そんな疑いが頭を掠めるが、空腹を満たせるなら、ヒスイにとってはもはやどうでもよかった。
パンプキンが歩き出し、少年は黙ってそれについていく。
「ヒスイくんはサ、ここがどこなのか分カる?」
「いや」
だよねェ、とパンプキンが笑って続ける。
「地下、だヨ。人の目にはなかなか触れなイ、地中の奥深ク」
「……」
「じゃあさ、どうしてこんなところに連れてきたと思ウ? そもそも、どうして地下があると思ウ?」
パンプキンは立て続けに質問する。
腹を空かしていることもあり、ヒスイの頭はあまり働いていなかった。
考えるのも面倒で、首を左右に振ることくらいしかできない。
「ふフふ。答えはそろそろ見えるヨ」
そう言われて目をやると、ヒスイは視線の先に小さな光を認めた。
それは弱々しい松明の光ではなく、むしろ太陽と間違えそうになるほどに明るい光だった。
近づくにしたがって、出入口らしき場所から光が漏れているのが分かる。
パンプキンが言っていた答えとは、あの場所のことに違いない。
ヒスイはパンプキンの視線を感じながらも、黙って彼の後について歩く。
やがて、二人は光源の場所に辿り着き、頑丈そうな鉄扉をくぐった。
暗闇に慣れていたヒスイは、目を細めて周囲を確認する。
目の前の通路の先に広がるのは、階段状に並ぶ観客席。
今は誰もいないが、満員になれば何百人、あるいは何千人も収容できる規模だ。
奥にはガラス張りのVIP席も見える。
だが、何よりも異彩を放っているのは、それらの中央部に設置された広々とした空間――ここはコロシアムだった。
ヒスイ達が立っているのは、このコロシアムに繋がる通路である。
硬そうな石積みの壁で周囲の観客席と隔てられていて、行き来はできそうにない。
さらに、見上げると、通路とコロシアムの境界部分に、先の尖った鉄の棒が一列に連なっているのが分かる。
もしこれが頭上から落ちてきたら――と思うと、不安を感じさせる造りだ。
(ここはなんだ?)
ヒスイは驚きに息を呑む。
この空間の奇妙さもさることながら、何より、立ち止まったパンプキンは、ここが〝ヒスイが働く場所〟であると無言で伝えていた。
「ここで、何をするの?」
「ふフふ。殺し合いだヨ」
何気ない気軽さでそう告げたパンプキンは、ヒスイの背後に回り、コロシアムの中へさらに一歩押し込んだ。
それからパンプキン自身は下がって指を鳴らす。
ヒスイが何かを言おうとして振り返るが、先ほど見た境界部分の天井から鉄格子が下りてきて、戻ることは叶わない。
現状を把握しようとするヒスイだったが、パンプキンは何も言わず、もう一度パチンと指を鳴らしただけだった。
すると、反対側の入口の鉄格子が上がり、中から小さなゴブリンが出てきた。
五歳のヒスイと同じくらいの身長だが、体つきはやせ細ったヒスイと比べると屈強そのもの。手には物騒な棍棒まで持っている。
『グギッグギギィッ!』
人の言葉ではない唸り声を発しながら、ゴブリンはヒスイ目がけて一直線に走る。
殺意を抱いているのは明らか。
だがそれは生物としての本能的なものではなく、むしろ機械的に、そうするのが当然とばかりに殺そうとしているようにも思える。
ヒスイはただ立っていた。
空腹で動けないのも原因だが、何より自分の置かれた状況が分からず、対処できない。
ゴブリンが眼前に来て棍棒を振り上げても、ヒスイは唖然としたままだった。
『グィッ!』
動かぬヒスイを前に、ゴブリンは勝利を確信して口元を歪めた。
棍棒がヒスイの顔側面を捉える。
強い衝撃が走り、ヒスイは血飛沫を飛ばしながら枯れ木のように呆気なく倒れる。
「っ、な、なんで!?」
頬を押さえたヒスイは、パンプキンを見る。
しかし、鉄格子の向こうのパンプキンはなんの反応も示さずに、ただ見下ろしていた。
ヒスイはその姿に恐怖を覚える。
笑みを浮かべた道化の顔が、今は悪魔の顔に見える。
スラム街では手を差し伸べたパンプキン。
しかし、その正体は、善意の救済者ではなかった。
むしろヒスイを虐げる、敵とも言えた。
「ヒスイくん、死ぬか生きるカ、選んでごらんヨ」
パンプキンがため息交じりに言った。
このまま問答を続けても現状が変わることはないと理解し、ヒスイは立ち上がる。
少年は朦朧とする意識を覚醒させようと、首を振る。
だが、ゴブリンが近づいてくることを認識し、それどころではないと、広いコロシアム中を逃げ回った。
幸いにも、ゴブリンの足はそれほど速くない。幼いヒスイの足でも辛うじて引き離すことができる。
しかしそれも、閉ざされたコロシアムの中とあっては、少しの間だけだが。
ヒスイは肩で息をしながら、棍棒を振り回して追ってくるゴブリンをチラチラと振り返って確認した。
(どうして……どうして……!)
この危機を打破する方法を考えるよりも、疑問がヒスイの頭を満たした。
きっとパンプキンは自分を救ってくれるのだろうと、安心しきっていた。
それが突然、この仕打ち。
だが、逃げながら思考を続けるにも限界がある。
足がもつれ、転倒するヒスイ。
「あぐっ」
弱々しい呻き声がこぼれる。
『ググヒッ』
ゴブリンは追い詰めたとばかりに、走ることをやめて、ゆっくり歩いて近づく。
確実にヒスイを捉えられるという慢心からだった。
だが……
ゴブリンがヒスイを狩ることはなかった。
醜い形をした頭蓋骨が、目よりも少し下の位置で両断された。
ゴブリン自身も、何が起こったのか分からない様子で、ただ崩れ落ちた。
その背後に立っていたのは、剣を手にしたパンプキン。
「ふフふ……ちょっとガッカリだなぁ」
そんな声を聞きながら、ヒスイはまた意識を失うのだった。
◆
ヒスイは、硬く冷たい感触を覚えて瞳を開けた。
ポツン、ポツンと、滴り落ちる水滴の音が、やけに静かな空間で一際耳につく。
(ん……)
ヒスイはたどたどしい動作で体を起こす。
周囲は暗く、手を伸ばすことすら躊躇うほど。
次第に目が慣れて、ヒスイは自分が置かれている場所が監獄のような場所だと理解した。
怖かった。
だが、そんな気持ちも、足元に無造作に放られていた一つのパンを目にして、一瞬で吹き飛んだ。
汚い地面に直接置かれているが、久しぶりの食べ物。
黒く、硬そうなパン。
捨ててあると言われても不思議ではないが、今のヒスイにとっては貴重で、美味しそうなものに見えた。
「もぐもぐもぐ」
噛み切れないほど硬いパンを、唾液を絡ませてなんとか食べられるようにする。
味は全くないが、食べ物というだけでヒスイには美味しく感じられた。
お腹が満ちていく感覚に、活力を取り戻していく。
しかし……
(なまじ食べたせいで余計にお腹空いた……)
子供のヒスイにも中途半端な量だったため、彼の腹はグーグーと音を立てて、お代わりを要求した。
ヒスイはもう一度、部屋の中を確認する。
四角い部屋の三方は石壁に囲まれ、一面が鉄格子で塞がれていた。
鉄格子の一部が出入口になっているが、大きな南京錠でガッチリ閉められている。
部屋の中には何もない。
布団も食器も、何一つとしてない。
格子の向こう側は壁で、通路になっていると思われる。少し離れた場所で松明かそれに類する光源が頼りない光を放っている。
先ほどから、物音は一切聞こえない。
だが……
(人がいるような……気がする。隣か?)
ヒスイは感覚的にそう分かった。
それだけに、まるで死人のように反応がない周囲の人々と、この不可解な環境が怖かった。
何もやることがないため、ヒスイは少し考えを巡らせた。
(ここは地下で、パンプキンは俺を魔物と戦わせるために連れてきた。……客席があったから、人に見せるため?)
ヒスイは戦いの見世物として連れてこられた。
実際に見たのは初めてだが、貴族に生まれた彼は、そのような施設があることを知識としては知っていた。
(戦う……)
〝父であった男〟の教えもあり、ヒスイには武術の経験が多少あった。
実戦経験は一度もないとはいえ、完全な状態で戦えば、先のゴブリン程度なら勝てたかもしれない。
だが、さすがに五歳ではそれくらいしかできない。
(魔法も、使えないし……)
ヒスイは自分を皮肉って口元を釣り上げた。
もっとも、なんらかの魔法適性があったならば、ヒスイはこの場所に来ることさえなかったのだが。
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