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クローバーの葉四つ
さらば怪盗クローバー
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ひとねちゃんと回って二時間後くらい。わたしは残りのアトラクション制覇、ひとねちゃんはスイーツ巡りをする為に一時解散となった。後夜祭でまた会おう。
アトラクション制覇はもちろんするのだけれどオブジェ泥棒の様子も気になる。小耳に挟んだ名前は怪盗クローバー、情報を求めて各掲示板に貼られる新聞を見る。
『止まらない怪盗クローバー!
文化祭を騒がせている怪盗クローバー。我々は彼(彼女)の犯行声明を入手した。内容は前回写真を掲載した物と殆ど変わらない。
しかし実際に手に取ると分かる事もあったのだ。
厚紙は文化祭宣伝ポスターに使われる物と同じ、我が校の生徒であれば誰でも入手できる物である。しかしコレは怪盗クローバーが外部の人間ではないという証拠となるだろう。
それに……』
大した情報は無さそうだ。三つ目に盗まれたのがドライバーって事くらいだね。
ひとねちゃんの推理を間近で見てきた影響でわたしにも推理力がついてきたみたい。
確かに厚紙は生徒ならば簡単に入手できる。でもアレは市販の物だから分かっていれば誰でも買いに行けちゃう。校内に共犯者がいれば入手するのはもっと簡単だろう。
犯行場所を推理して張り込みも考えたけど……文化祭を満喫するのが優先! さよなら怪盗クローバー、来年はわたしが引き継ぐよ。
*
「……って感じかな」
わたしと健斗先輩の話が終わったところでスマホが震えた。ナイスタイミング!
「では皆さんグループを開いて……いや入っておいてくださいよ」
健斗先輩とジエーくんの頭にクエスチョンマーク。あれ、説明は……わたしがする予定だっけ? ごめんねひとねちゃん。
ペロっと舌を出すとひとねちゃんはため息をついて説明を始めてくれる。
「あの後下里さんから進言があってね、動機を推理する為にはやはり怪盗自身を知る必要がある、とね」
「なので七道先輩に聞き出す事にしました」
「大丈夫なのか?」
この部の常識的ストッパーの健斗先輩の言葉はもっともだ。しかし……
「そこら辺は七道先輩に相談済みです」
「犯行方法の推理は出来るかもしれないが今の条件では動機探しが難しいとね。迷っていたようだが承諾してくれた」
「と、言う訳でグループ通話するのでお二人とも早く入ってください」
「承知しました」
全員がグループに入ったところで通話を始める。画面にそれぞれの顔が映る。
『今日は用事があってな、直接行けなくて悪い』
「いえいえ、お時間ありがとです」
『怪盗クローバーの人柄についてだったか。一応聞いておくが……皆口は硬いな?』
「わたしの口はダイヤモンドです!」
わたしに続いて三人も同様の返事をする。
『……なら信じるぞ。怪盗クローバーの正体は孝一という男子生徒だ、画像を送る』
グループに写真が送られる。七道先輩に肩を組まれ、笑顔で映る三年生がいる。
二人とも学生服で孝一と呼ばれた方は写真慣れしていないような猫背ピース。
ユニバに行った訳でもないのに写真を撮る辺り本当に仲が良いのだろう。
印象を端的に表現してしまえば……弱々しい、かな?
『孝一は見た目通り気弱ではあるが一度決めた事はやり切る……むしろ思い切りが良すぎるきらいがある。運動は苦手だが勉学は優秀だ、とある大学の推薦枠がほぼ決定しているくらいな』
写真を閉じて通話画面に戻るとジエーくんが小さく手を上げていた。
「校内推薦枠の決定は来月末でしたよね。そんな時期に怪盗を?」
『ああ、それも他の動機を疑ってる理由だ。幸い推薦に影響は無さそうだが、愉快犯を犯すにはリスクが高すぎた』
「彼の家族構成は?」
ひとねちゃんの質問に七道先輩は顔を顰める。
「失礼、まわりくどすぎた。わたしが聞きたいのは彼が文化祭に誰かを呼んでいたのかという事だ」
『そういう事か。そうだな……』
七道先輩は言い淀む。
「どーしたんですか?」
『……名前は伏せるが別の高校の女子を一人呼んでいた』
それって……そういう事だよね!
『重ねて言うが口は硬く頼むぞ。学外恋愛だが上手くやってるんだ』
「分かっている。で、その女生徒が来たのはいつ頃だろうか」
『昼過ぎまで部活があると言っていたからな……まあ夕方くらいだろう。当日の朝、孝一は後夜祭の時に渡す予定のクローバーのキーホルダーを持っていた。彼女は来たと考えていいと思うぞ』
この人の方が口を硬くした方が良いんじゃないだろうか?
「彼女が来る前に犯行は始まってる、来訪者に理由がある可能性は薄くなったね」
あ、ひとねちゃんそこを気にしてたんだ。わかんなかった。
そういえば健斗先輩が気にしていた事があったと思うけど……あれ? 何処か上の空?
じゃあわたしが代わりに
「あのオブジェって来年も使うんですか?」
『文化祭が終われば廃棄だ。後夜祭の片付けと共に捨てるんだが今年はまだ残ってるな……』
「それは毎年です?」
『ああ、アレは工芸部一年の作品でな、完成品を見ずに設計図だけを見て物を作る練習だそうだ。今年の出来は正直良く無かった、設置する時に隙間からネジが幾つか出てきやがったくらいだ』
ふむ、文化祭の象徴が無くなったのに生徒会とか実行委員があまり焦っていなかったのは使い捨てだからなんだね。
『他に何かあるか? ないなら……』
「いや、最後にもう一つ」
なに今の特命係みたい! わたしも言いたい!
「他のものはともかくオブジェは隠し持てるサイズでは無かった。何処に置いていたかわかるかい?」
『工芸室だ、オブジェだけは一緒に取りに行った』
「ああ!工具入れてる引き出しですか!」
『いや、そういうのには鍵をかけてある。壁際に飾られている作品に紛れ込ませていた』
ほほう、木を隠すなら森の中と言うことですな。あれ? でもそれなら……
「美術室の方が近くないですか? 工芸室と同じく紛れ込ませる作品はありますし」
「工芸室……あまり行った事がないんだが、あの木の大きい机の所かい?」
「そーそー、そこ」
美術と工芸は選択式、美術室はキャンパスが立て掛けられる机だけど工芸室は複数人共有の長机。切り傷だったり穴ボコだったり歴戦の机である。
あそこで文字を書くとほんとダメ、どんなに丁寧に書いてもミミズになるの。
「工芸室に鍵は?」
『いや、かかってない。工芸室も美術室も休憩所として開放してある。どちらも工具類の引き出しには鍵をしているがな』
だとすればやはり美術室の方がオブジェ置場から近い。もちろん美術室には人が居た可能性があるけど移動を考えると……どうなんだろ?
皆が黙り込んでいると七道先輩は腕時計を確認して
『……こんなところか。今日は難しいが何かあったら遠慮なく呼んでくれ。悪いな』
と、こちらの返事を待たずに七道先輩の画面が消える。
「一つ、よろしいでしょうか」って言いたかったのに! 質問は無かったけど。
通話から抜けてスマホを置く。
「どう? ひとねちゃん」
「まあ収穫はあったかな。それより……随分と静かだったね?」
ひとねちゃんが視線を送ったのは健斗先輩。確かに心ここに在らずって感じだった。
「ん、ああ悪い。少し記憶を探ってた」
「実行委員長の話を聞いてなかったんじゃないだろうね」
先輩は少し固まった後、一人残っていた通話を切る。
「後で記憶を見とく、今必要か?」
何それそんな事できるの!? いつもの事なのかひとねちゃんは動じずに話を続ける。
「後でいい。それよりも何か気になる事が?」
「もうちょっと待ってくれ」
静寂が数十秒。そろそろ大声でもだして皆を驚かせようかと画策していた時、先輩の目の焦点が戻った。
「やっぱり……俺は怪盗クローバー、孝一先輩を文化祭で目撃してる」
アトラクション制覇はもちろんするのだけれどオブジェ泥棒の様子も気になる。小耳に挟んだ名前は怪盗クローバー、情報を求めて各掲示板に貼られる新聞を見る。
『止まらない怪盗クローバー!
文化祭を騒がせている怪盗クローバー。我々は彼(彼女)の犯行声明を入手した。内容は前回写真を掲載した物と殆ど変わらない。
しかし実際に手に取ると分かる事もあったのだ。
厚紙は文化祭宣伝ポスターに使われる物と同じ、我が校の生徒であれば誰でも入手できる物である。しかしコレは怪盗クローバーが外部の人間ではないという証拠となるだろう。
それに……』
大した情報は無さそうだ。三つ目に盗まれたのがドライバーって事くらいだね。
ひとねちゃんの推理を間近で見てきた影響でわたしにも推理力がついてきたみたい。
確かに厚紙は生徒ならば簡単に入手できる。でもアレは市販の物だから分かっていれば誰でも買いに行けちゃう。校内に共犯者がいれば入手するのはもっと簡単だろう。
犯行場所を推理して張り込みも考えたけど……文化祭を満喫するのが優先! さよなら怪盗クローバー、来年はわたしが引き継ぐよ。
*
「……って感じかな」
わたしと健斗先輩の話が終わったところでスマホが震えた。ナイスタイミング!
「では皆さんグループを開いて……いや入っておいてくださいよ」
健斗先輩とジエーくんの頭にクエスチョンマーク。あれ、説明は……わたしがする予定だっけ? ごめんねひとねちゃん。
ペロっと舌を出すとひとねちゃんはため息をついて説明を始めてくれる。
「あの後下里さんから進言があってね、動機を推理する為にはやはり怪盗自身を知る必要がある、とね」
「なので七道先輩に聞き出す事にしました」
「大丈夫なのか?」
この部の常識的ストッパーの健斗先輩の言葉はもっともだ。しかし……
「そこら辺は七道先輩に相談済みです」
「犯行方法の推理は出来るかもしれないが今の条件では動機探しが難しいとね。迷っていたようだが承諾してくれた」
「と、言う訳でグループ通話するのでお二人とも早く入ってください」
「承知しました」
全員がグループに入ったところで通話を始める。画面にそれぞれの顔が映る。
『今日は用事があってな、直接行けなくて悪い』
「いえいえ、お時間ありがとです」
『怪盗クローバーの人柄についてだったか。一応聞いておくが……皆口は硬いな?』
「わたしの口はダイヤモンドです!」
わたしに続いて三人も同様の返事をする。
『……なら信じるぞ。怪盗クローバーの正体は孝一という男子生徒だ、画像を送る』
グループに写真が送られる。七道先輩に肩を組まれ、笑顔で映る三年生がいる。
二人とも学生服で孝一と呼ばれた方は写真慣れしていないような猫背ピース。
ユニバに行った訳でもないのに写真を撮る辺り本当に仲が良いのだろう。
印象を端的に表現してしまえば……弱々しい、かな?
『孝一は見た目通り気弱ではあるが一度決めた事はやり切る……むしろ思い切りが良すぎるきらいがある。運動は苦手だが勉学は優秀だ、とある大学の推薦枠がほぼ決定しているくらいな』
写真を閉じて通話画面に戻るとジエーくんが小さく手を上げていた。
「校内推薦枠の決定は来月末でしたよね。そんな時期に怪盗を?」
『ああ、それも他の動機を疑ってる理由だ。幸い推薦に影響は無さそうだが、愉快犯を犯すにはリスクが高すぎた』
「彼の家族構成は?」
ひとねちゃんの質問に七道先輩は顔を顰める。
「失礼、まわりくどすぎた。わたしが聞きたいのは彼が文化祭に誰かを呼んでいたのかという事だ」
『そういう事か。そうだな……』
七道先輩は言い淀む。
「どーしたんですか?」
『……名前は伏せるが別の高校の女子を一人呼んでいた』
それって……そういう事だよね!
『重ねて言うが口は硬く頼むぞ。学外恋愛だが上手くやってるんだ』
「分かっている。で、その女生徒が来たのはいつ頃だろうか」
『昼過ぎまで部活があると言っていたからな……まあ夕方くらいだろう。当日の朝、孝一は後夜祭の時に渡す予定のクローバーのキーホルダーを持っていた。彼女は来たと考えていいと思うぞ』
この人の方が口を硬くした方が良いんじゃないだろうか?
「彼女が来る前に犯行は始まってる、来訪者に理由がある可能性は薄くなったね」
あ、ひとねちゃんそこを気にしてたんだ。わかんなかった。
そういえば健斗先輩が気にしていた事があったと思うけど……あれ? 何処か上の空?
じゃあわたしが代わりに
「あのオブジェって来年も使うんですか?」
『文化祭が終われば廃棄だ。後夜祭の片付けと共に捨てるんだが今年はまだ残ってるな……』
「それは毎年です?」
『ああ、アレは工芸部一年の作品でな、完成品を見ずに設計図だけを見て物を作る練習だそうだ。今年の出来は正直良く無かった、設置する時に隙間からネジが幾つか出てきやがったくらいだ』
ふむ、文化祭の象徴が無くなったのに生徒会とか実行委員があまり焦っていなかったのは使い捨てだからなんだね。
『他に何かあるか? ないなら……』
「いや、最後にもう一つ」
なに今の特命係みたい! わたしも言いたい!
「他のものはともかくオブジェは隠し持てるサイズでは無かった。何処に置いていたかわかるかい?」
『工芸室だ、オブジェだけは一緒に取りに行った』
「ああ!工具入れてる引き出しですか!」
『いや、そういうのには鍵をかけてある。壁際に飾られている作品に紛れ込ませていた』
ほほう、木を隠すなら森の中と言うことですな。あれ? でもそれなら……
「美術室の方が近くないですか? 工芸室と同じく紛れ込ませる作品はありますし」
「工芸室……あまり行った事がないんだが、あの木の大きい机の所かい?」
「そーそー、そこ」
美術と工芸は選択式、美術室はキャンパスが立て掛けられる机だけど工芸室は複数人共有の長机。切り傷だったり穴ボコだったり歴戦の机である。
あそこで文字を書くとほんとダメ、どんなに丁寧に書いてもミミズになるの。
「工芸室に鍵は?」
『いや、かかってない。工芸室も美術室も休憩所として開放してある。どちらも工具類の引き出しには鍵をしているがな』
だとすればやはり美術室の方がオブジェ置場から近い。もちろん美術室には人が居た可能性があるけど移動を考えると……どうなんだろ?
皆が黙り込んでいると七道先輩は腕時計を確認して
『……こんなところか。今日は難しいが何かあったら遠慮なく呼んでくれ。悪いな』
と、こちらの返事を待たずに七道先輩の画面が消える。
「一つ、よろしいでしょうか」って言いたかったのに! 質問は無かったけど。
通話から抜けてスマホを置く。
「どう? ひとねちゃん」
「まあ収穫はあったかな。それより……随分と静かだったね?」
ひとねちゃんが視線を送ったのは健斗先輩。確かに心ここに在らずって感じだった。
「ん、ああ悪い。少し記憶を探ってた」
「実行委員長の話を聞いてなかったんじゃないだろうね」
先輩は少し固まった後、一人残っていた通話を切る。
「後で記憶を見とく、今必要か?」
何それそんな事できるの!? いつもの事なのかひとねちゃんは動じずに話を続ける。
「後でいい。それよりも何か気になる事が?」
「もうちょっと待ってくれ」
静寂が数十秒。そろそろ大声でもだして皆を驚かせようかと画策していた時、先輩の目の焦点が戻った。
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