161 / 199
錬金集合智『トリスメギストス』〜神愛なる少女〜
ビルケ・ビルケ・ビルケ
しおりを挟む
相当な高さから落ちたが痛みは無い。下には分厚いクッションが敷いてある。
薄暗く細長い、まるで倉庫のような部屋。俺の隣には傷ついた車椅子が横たわっている。
「……生け捕り」
「ああ、智野はともかく俺たちも生かされるとはな」
どうやら俺たちは檻のなか。視界を変えて辺りを探る。
「この部屋にモウ以外の生命力はない……智野だけ別に連れていかれたんだ」
「檻……壊す?」
「一応やってみる」
グローブを強化して檻に一撃。金属音が反響するが……
「傷一つ無し、か」
「やめておケ。儂が強化した檻、そう簡単には壊れンよ」
いつの間にか檻の外にビルケがいた。目によるサーチは遮断されたのか?
ともかく何が出来てもおかしくない人物だ。念のため腹の底の石に体力を注ぐ。
ビルケは俺の方を見つめ、自身の眼鏡に触れる。
「カカッ。身体錬金とは面白い事を考えおる。しかしそんっ……!?」
ビルケの身体が横に飛ぶ。何者かに突き飛ばされたのだ。
「クハッ! ……ケ、テリ!?」
地面に突っ伏したビルケの腹部には包丁が刺さっている。
「あの子達の仇……でも、違う!」
叫んだケテリが手を挙げると何処からか現れた狼のような生物が現れてオモチャのようにビルケを振り回す。
「ちょ、ケテリやりすぎじゃ……」
「問題ないわ。だってコレ、人じゃないもの」
「……へ?」
狼が投げ出したソレはあまりにも無残な姿だったので目を背ける……が、視界の端に妙なモノが。
恐る恐る見てみると……
「なんだこれ」
食いちぎられた肉片の下から透明で固そうな何かが見える。形は骨であるが……材質が人のソレではないのが見るだけでわかる。
「わたくしはコレを二度見た事があります。アルスの実験所とビルケの研究室です。どちらもその用途は同じだと聞きました」
「じゃあこれって」
「ええ、ホムンクルス実験の副産物。人の形を模した機械のようなモノですわ。アルスはもっと先へ進んでいたましたがビルケはコレの改良にこだわっていました」
「つまりコレは偽物……」
「本物は奥でしょう。複数の生命力と……ほんの僅かながら不思議な生命力が見えます」
俺には見えない。やはり主としている視界の違いだろうか。
「智野もそこにいると思う。とりあえずこの檻から出ないと」
「……出れる」
いつにも増して無口だったモウが懐に工具を入れて自慢げに言う。
「ピッキングか? なら俺が壊そうとするひつよ……」
違う、確かにモウは壊していた。いや、分解の方が正しいか。
もちろん錬金術による分解ではない。モウは錠そのものを分解していたのだ。これでは鍵屋も号泣だろう。
「どうやったのかは気になるけど、今はそれどころじゃないな」
ケテリの周りをウロウロと回って俺を睨む狼に怯えながらも檻からでる。
アルスといい犬系キメラと敵対する運命なのだろうか?
「とりあえず奥に進もう。この奥には何があるんだ?」
「ビルケの研究室です。わたくしも入った事が無いくらい厳重です」
「まあ、閉鎖された地下だしな」
この部屋には扉がない。さっきのような強制入室かビルケしか知らない方法で入るのだろう。
「ホムンクルス実験すら違う研究室で行なっていました。あの奥に何があるのか、わたくしにも分かりませんわ」
*
「なんだ……これ」
まるでSF映画のような光景。培養液の中に赤子が浸かっている。
「これって……じゃあ、この子達は……」
ケテリが見ているのは同じ子供でも違うところ、管が繋がれているヘソの部分だ。
よく見ると管とヘソの間に小さな石が取り付けられている。綺麗な丸、何者かに加工された石だ。
「この石がどうかしたんですか?」
「この石は……」
「今は亡き龍の血を使った錬金術の最高峰、賢者の石ジャよ」
奥から歩いて来たのは三人のビルケ。全員揃って欠けた歯を見せる。
「異界の少年よ、賢者の石とは何か知っておるか?」
「賢者の石って……不老不死を与える、確かエリクサーと同じモノ」
「カカッ! 何処の世界でも伝説は同じか、しかしソレは伝説。真実はもう少し厳しい。そうじゃな? ケテリ」
「賢者の石はあらゆるエネルギーを生命力に変換する変換器。でもその変換率はとても低いのです。一番変換率が高いのが成長するためのエネルギー、それでも一人分を補うには……」
一人のビルケが前に出て培養カプセルを杖で叩く。
「赤子一人分の成長エネルギーを使わねばならぬ。此奴ハこの姿じゃが十三歳になる」
中に入っているのはどう見ても赤子。成長している様子がまるでない。
「錬金術師は生命力を使う故寿命が短イ。ソレを打破するのがこの賢者の石じゃ。そしてもう一つ、あの娘の才能を解明すれば変換効率を上げられると予測しておる」
「……そうか」
こいつがこういう事をしているのなら、なおさら智野を渡す訳にはいかない。
ビルケの話を聞きながら錬金をしていた。タイムラグ無しで俺は飛び出す。
「賢者の石とかどうでもいいから、智野を返せ!」
薄暗く細長い、まるで倉庫のような部屋。俺の隣には傷ついた車椅子が横たわっている。
「……生け捕り」
「ああ、智野はともかく俺たちも生かされるとはな」
どうやら俺たちは檻のなか。視界を変えて辺りを探る。
「この部屋にモウ以外の生命力はない……智野だけ別に連れていかれたんだ」
「檻……壊す?」
「一応やってみる」
グローブを強化して檻に一撃。金属音が反響するが……
「傷一つ無し、か」
「やめておケ。儂が強化した檻、そう簡単には壊れンよ」
いつの間にか檻の外にビルケがいた。目によるサーチは遮断されたのか?
ともかく何が出来てもおかしくない人物だ。念のため腹の底の石に体力を注ぐ。
ビルケは俺の方を見つめ、自身の眼鏡に触れる。
「カカッ。身体錬金とは面白い事を考えおる。しかしそんっ……!?」
ビルケの身体が横に飛ぶ。何者かに突き飛ばされたのだ。
「クハッ! ……ケ、テリ!?」
地面に突っ伏したビルケの腹部には包丁が刺さっている。
「あの子達の仇……でも、違う!」
叫んだケテリが手を挙げると何処からか現れた狼のような生物が現れてオモチャのようにビルケを振り回す。
「ちょ、ケテリやりすぎじゃ……」
「問題ないわ。だってコレ、人じゃないもの」
「……へ?」
狼が投げ出したソレはあまりにも無残な姿だったので目を背ける……が、視界の端に妙なモノが。
恐る恐る見てみると……
「なんだこれ」
食いちぎられた肉片の下から透明で固そうな何かが見える。形は骨であるが……材質が人のソレではないのが見るだけでわかる。
「わたくしはコレを二度見た事があります。アルスの実験所とビルケの研究室です。どちらもその用途は同じだと聞きました」
「じゃあこれって」
「ええ、ホムンクルス実験の副産物。人の形を模した機械のようなモノですわ。アルスはもっと先へ進んでいたましたがビルケはコレの改良にこだわっていました」
「つまりコレは偽物……」
「本物は奥でしょう。複数の生命力と……ほんの僅かながら不思議な生命力が見えます」
俺には見えない。やはり主としている視界の違いだろうか。
「智野もそこにいると思う。とりあえずこの檻から出ないと」
「……出れる」
いつにも増して無口だったモウが懐に工具を入れて自慢げに言う。
「ピッキングか? なら俺が壊そうとするひつよ……」
違う、確かにモウは壊していた。いや、分解の方が正しいか。
もちろん錬金術による分解ではない。モウは錠そのものを分解していたのだ。これでは鍵屋も号泣だろう。
「どうやったのかは気になるけど、今はそれどころじゃないな」
ケテリの周りをウロウロと回って俺を睨む狼に怯えながらも檻からでる。
アルスといい犬系キメラと敵対する運命なのだろうか?
「とりあえず奥に進もう。この奥には何があるんだ?」
「ビルケの研究室です。わたくしも入った事が無いくらい厳重です」
「まあ、閉鎖された地下だしな」
この部屋には扉がない。さっきのような強制入室かビルケしか知らない方法で入るのだろう。
「ホムンクルス実験すら違う研究室で行なっていました。あの奥に何があるのか、わたくしにも分かりませんわ」
*
「なんだ……これ」
まるでSF映画のような光景。培養液の中に赤子が浸かっている。
「これって……じゃあ、この子達は……」
ケテリが見ているのは同じ子供でも違うところ、管が繋がれているヘソの部分だ。
よく見ると管とヘソの間に小さな石が取り付けられている。綺麗な丸、何者かに加工された石だ。
「この石がどうかしたんですか?」
「この石は……」
「今は亡き龍の血を使った錬金術の最高峰、賢者の石ジャよ」
奥から歩いて来たのは三人のビルケ。全員揃って欠けた歯を見せる。
「異界の少年よ、賢者の石とは何か知っておるか?」
「賢者の石って……不老不死を与える、確かエリクサーと同じモノ」
「カカッ! 何処の世界でも伝説は同じか、しかしソレは伝説。真実はもう少し厳しい。そうじゃな? ケテリ」
「賢者の石はあらゆるエネルギーを生命力に変換する変換器。でもその変換率はとても低いのです。一番変換率が高いのが成長するためのエネルギー、それでも一人分を補うには……」
一人のビルケが前に出て培養カプセルを杖で叩く。
「赤子一人分の成長エネルギーを使わねばならぬ。此奴ハこの姿じゃが十三歳になる」
中に入っているのはどう見ても赤子。成長している様子がまるでない。
「錬金術師は生命力を使う故寿命が短イ。ソレを打破するのがこの賢者の石じゃ。そしてもう一つ、あの娘の才能を解明すれば変換効率を上げられると予測しておる」
「……そうか」
こいつがこういう事をしているのなら、なおさら智野を渡す訳にはいかない。
ビルケの話を聞きながら錬金をしていた。タイムラグ無しで俺は飛び出す。
「賢者の石とかどうでもいいから、智野を返せ!」
0
お気に入りに追加
68
あなたにおすすめの小説
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
どうやら夫に疎まれているようなので、私はいなくなることにします
文野多咲
恋愛
秘めやかな空気が、寝台を囲う帳の内側に立ち込めていた。
夫であるゲルハルトがエレーヌを見下ろしている。
エレーヌの髪は乱れ、目はうるみ、体の奥は甘い熱で満ちている。エレーヌもまた、想いを込めて夫を見つめた。
「ゲルハルトさま、愛しています」
ゲルハルトはエレーヌをさも大切そうに撫でる。その手つきとは裏腹に、ぞっとするようなことを囁いてきた。
「エレーヌ、俺はあなたが憎い」
エレーヌは凍り付いた。
婚約破棄とか言って早々に私の荷物をまとめて実家に送りつけているけど、その中にあなたが明日国王に謁見する時に必要な書類も混じっているのですが
マリー
恋愛
寝食を忘れるほど研究にのめり込む婚約者に惹かれてかいがいしく食事の準備や仕事の手伝いをしていたのに、ある日帰ったら「母親みたいに世話を焼いてくるお前にはうんざりだ!荷物をまとめておいてやったから明日の朝一番で出て行け!」ですって?
まあ、癇癪を起こすのはいいですけれど(よくはない)あなたがまとめてうちの実家に郵送したっていうその荷物の中、送っちゃいけないもの入ってましたよ?
※またも小説の練習で書いてみました。よろしくお願いします。
※すみません、婚約破棄タグを使っていましたが、書いてるうちに内容にそぐわないことに気づいたのでちょっと変えました。果たして婚約破棄するのかしないのか?を楽しんでいただく話になりそうです。正当派の婚約破棄ものにはならないと思います。期待して読んでくださった方申し訳ございません。
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
前世で八十年。今世で二十年。合わせて百年分の人生経験を基に二週目の人生を頑張ります
京衛武百十
ファンタジー
俺の名前は阿久津安斗仁王(あくつあんとにお)。いわゆるキラキラした名前のおかげで散々苦労もしたが、それでも人並みに幸せな家庭を築こうと仕事に精を出して精を出して精を出して頑張ってまあそんなに経済的に困るようなことはなかったはずだった。なのに、女房も娘も俺のことなんかちっとも敬ってくれなくて、俺が出張中に娘は結婚式を上げるわ、定年を迎えたら離婚を切り出されれるわで、一人寂しく老後を過ごし、2086年4月、俺は施設で職員だけに看取られながら人生を終えた。本当に空しい人生だった。
なのに俺は、気付いたら五歳の子供になっていた。いや、正確に言うと、五歳の時に危うく死に掛けて、その弾みで思い出したんだ。<前世の記憶>ってやつを。
今世の名前も<アントニオ>だったものの、幸い、そこは中世ヨーロッパ風の世界だったこともあって、アントニオという名もそんなに突拍子もないものじゃなかったことで、俺は今度こそ<普通の幸せ>を掴もうと心に決めたんだ。
しかし、二週目の人生も取り敢えず平穏無事に二十歳になるまで過ごせたものの、何の因果か俺の暮らしていた村が戦争に巻き込まれて家族とは離れ離れ。俺は難民として流浪の身に。しかも、俺と同じ難民として戦火を逃れてきた八歳の女の子<リーネ>と行動を共にすることに。
今世では結婚はまだだったものの、一応、前世では結婚もして子供もいたから何とかなるかと思ったら、俺は育児を女房に任せっきりでほとんど何も知らなかったことに愕然とする。
とは言え、前世で八十年。今世で二十年。合わせて百年分の人生経験を基に、何とかしようと思ったのだった。
【取り下げ予定】愛されない妃ですので。
ごろごろみかん。
恋愛
王妃になんて、望んでなったわけではない。
国王夫妻のリュシアンとミレーゼの関係は冷えきっていた。
「僕はきみを愛していない」
はっきりそう告げた彼は、ミレーゼ以外の女性を抱き、愛を囁いた。
『お飾り王妃』の名を戴くミレーゼだが、ある日彼女は側妃たちの諍いに巻き込まれ、命を落としてしまう。
(ああ、私の人生ってなんだったんだろう──?)
そう思って人生に終止符を打ったミレーゼだったが、気がつくと結婚前に戻っていた。
しかも、別の人間になっている?
なぜか見知らぬ伯爵令嬢になってしまったミレーゼだが、彼女は決意する。新たな人生、今度はリュシアンに関わることなく、平凡で優しい幸せを掴もう、と。
*年齢制限を18→15に変更しました。
【書籍化確定、完結】私だけが知らない
綾雅(要らない悪役令嬢1/7発売)
ファンタジー
書籍化確定です。詳細はしばらくお待ちください(o´-ω-)o)ペコッ
目が覚めたら何も覚えていなかった。父と兄を名乗る二人は泣きながら謝る。痩せ細った体、痣が残る肌、誰もが過保護に私を気遣う。けれど、誰もが何が起きたのかを語らなかった。
優しい家族、ぬるま湯のような生活、穏やかに過ぎていく日常……その陰で、人々は己の犯した罪を隠しつつ微笑む。私を守るため、そう言いながら真実から遠ざけた。
やがて、すべてを知った私は――ひとつの決断をする。
記憶喪失から始まる物語。冤罪で殺されかけた私は蘇り、陥れようとした者は断罪される。優しい嘘に隠された真実が徐々に明らかになっていく。
【同時掲載】 小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2024/12/26……書籍化確定、公表
2023/12/20……小説家になろう 日間、ファンタジー 27位
2023/12/19……番外編完結
2023/12/11……本編完結(番外編、12/12)
2023/08/27……エブリスタ ファンタジートレンド 1位
2023/08/26……カテゴリー変更「恋愛」⇒「ファンタジー」
2023/08/25……アルファポリス HOT女性向け 13位
2023/08/22……小説家になろう 異世界恋愛、日間 22位
2023/08/21……カクヨム 恋愛週間 17位
2023/08/16……カクヨム 恋愛日間 12位
2023/08/14……連載開始
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる