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悪性に対する十戒とソウサク劇
サイドキックの現場検証
しおりを挟む スニージーくんと別れ、事件現場である公園に向かう。
「件の目撃証言、君はどう読み解く?」
『顔まで真っ黒な人、それも明らかに小人族ではない大きさ』これにこの村の小人族しか住んでいないことを加えると……
「この村の人は少なくとも実行犯では無いって事ですね」
「そうなるな。この村に協力者がいる可能性を考えて捜査をしていたが……こうなると現行犯を捕らえるのが手っ取り早いだろう」
デュパンさんは近くの車を見て立ち止まる。移動販売車らしいそれにはアイスクリームの看板が着いてある。
そういえばスニージー君はアイスを食べたと言っていた。
「失礼、昨日双子の小人……えっと……」
デュパンさんが困ったようにわたしを見る。入れ替わってわたしが店主に話かける。
「スニージー君とドーピー君は昨日ここに来ましたか?」
店主は開封していたコーンの紙を机に置いて溜息をつく。
「ああ、元気にアイスを買っていったよ。いつも通りスニージーはオレンジ味、ドーピーはイチゴ味を。まさかあの後に攫われるなんて……」
「それ、逆って事はないか?」
後ろに下がっていたデュパンさんが出てくる。……逆?
「彼らは双子、しかもよく似ていると聞く。味が逆だった事はないか?」
店主は考える様子もなく否定した。
「確かに良く似ているけどよくよく見ると違うものだよ。彼らはよく買いにくるし、間違う事はない」
特に収穫はなさそうだ。わたし達は再度公園へと足を向けた。
*
そこそこ広い公園。遊具の類はなく広場に近い印象だ。
スニージー君の言った通り一角には花が咲いており、その反対側にベンチが置いてある。
花は見たことないもの。蜜を出しているのか一部がベタついている。
その蜜は地面にも垂れていたらしく、その跡には数匹のアリが集まっている。
なんとなしにアリの行列を目で追うと公園の外へと続いていて、所々でアリが何かに群がっているのが見える。
「……きゃっ!」
風が吹き、何かの紙が顔に当たった。落ちたソレはアイスのコーンを包む紙であった。もちろんさっきの店のものだ。
花とアリを見ているとベンチを調べていたデュパンさんが歩いてきた。
「さて、現場検証も大切だが場所の他に犯行現場を見つけるにはもう一つ大切な事がある。何かはわかるね?」
「犯行がいつ行われるか、ですか?」
「その通り、規則性が無ければ不可能だが……今回はどうも規則性があるようだ」
そのまま答えを言うことなくわたしに話の主導権を渡された。
わたしは、考えてみた。
いつ、と言うのなら日にちか時間に法則があるのだろう。
少し纏めて見ることにした。
今から十日前に四人目の被害者、少年は攫われた。時間は遊びに出て友達が迎えにくる朝から昼の何処か。
三つ目は……確かまだ条件を知らなかったな。
「デュパンさん、三つ目の事件はいつ起きましたか?」
「ん? 各事件の日にちは話してなかったか。それはすまない。『探偵は読者に提示していない手がかりによって解決してはならない』だったな」
ノックスの八番を言った後、デュパンさんはメモ帳を開く。
「三つ目は散歩中に攫われた少女か。これは今日から二週間と一日前だな」
「前回の、シエス……シエンシスちゃんのお姉さんの事件は?」
「五日前だな」
十日前、五日前……二週間と一日……
「あれ? 二週間と一日って」
デュパンさんイタズラな笑みを浮かべる。
「少し引っ掛けを入れてみたが……わかったようだな」
そう、二週間と一日前は十五日前じゃないか! つまり事件は……
「五日毎に起きている?」
「その通り、最初と二番目の事件もその日数に則っている。これで事件の日にちは特定できた。次に推理すべきは……」
「場所、ですね」
*
場所、これも纏めて見ることにした。
一回、二回目の事件は近くの森。これは参考にならない。
三回目は……犬の散歩中だったはず。
「三つ目の事件、犬の死体は何処で見つかったんですか?」
「見つかったのは森の前だが……様々なところに犬の血痕があった。恐らくは攫われた飼い主を追って果てたのだろう、血痕の始まりと思われるのは昨日の龍の目の場所だ」
「なるほど……」
そこで攫われたというのは単純すぎるかもしれない。少なくとも怪我を負ったのがソコというだけなのだ。
「……ダメです。情報が少なすぎて読み解けません」
「ま、そうだな……ところでさっき何か見てなかったか?」
「あ、いえ、そんな大したものじゃないので」
断ろうとするわたしを止めてデュパンさんは「それはいけない」と小指以外の指を立てる。
「ノックスの十戒その九、だ」
「確か……『ワトスン役は自分の判断を全て読者に知らせねばならない』ですね」
「その通り、どんなものが手がかりになるかわからない。で、何を見ていたんだ?」
観念して花の蜜と蟻を指す。
「あの、これです」
デュパンさんはそれをまじまじと見つめて首をひねる。
「これ、ベンチでも見たぞ?」
「確かベンチの方は……」
二人でベンチを見るが周りに花らしきものはない。
「じゃあこれは一体なんだ?」
近くで見ようと車椅子を動かすとさっきの紙を踏んづけた。例のアイスの紙である。
「もしかして……これは溶けたアイスの跡?」
「……なるほど、確かに奥の方へと続いている」
これはドーピーくんが落としたもの。つまりこれを追えば……犯人のいく先が幾ばくかはわかるはず!
「辿りましょう、デュパンさん!」
「いや、俺一人で行こう。犯人と偶然出くわしたら守りきれない。それに……」
デュパンさんは腕時計をわたしに見せる。
「そろそろ帰らないと心配されちゃうぜ?」
「件の目撃証言、君はどう読み解く?」
『顔まで真っ黒な人、それも明らかに小人族ではない大きさ』これにこの村の小人族しか住んでいないことを加えると……
「この村の人は少なくとも実行犯では無いって事ですね」
「そうなるな。この村に協力者がいる可能性を考えて捜査をしていたが……こうなると現行犯を捕らえるのが手っ取り早いだろう」
デュパンさんは近くの車を見て立ち止まる。移動販売車らしいそれにはアイスクリームの看板が着いてある。
そういえばスニージー君はアイスを食べたと言っていた。
「失礼、昨日双子の小人……えっと……」
デュパンさんが困ったようにわたしを見る。入れ替わってわたしが店主に話かける。
「スニージー君とドーピー君は昨日ここに来ましたか?」
店主は開封していたコーンの紙を机に置いて溜息をつく。
「ああ、元気にアイスを買っていったよ。いつも通りスニージーはオレンジ味、ドーピーはイチゴ味を。まさかあの後に攫われるなんて……」
「それ、逆って事はないか?」
後ろに下がっていたデュパンさんが出てくる。……逆?
「彼らは双子、しかもよく似ていると聞く。味が逆だった事はないか?」
店主は考える様子もなく否定した。
「確かに良く似ているけどよくよく見ると違うものだよ。彼らはよく買いにくるし、間違う事はない」
特に収穫はなさそうだ。わたし達は再度公園へと足を向けた。
*
そこそこ広い公園。遊具の類はなく広場に近い印象だ。
スニージー君の言った通り一角には花が咲いており、その反対側にベンチが置いてある。
花は見たことないもの。蜜を出しているのか一部がベタついている。
その蜜は地面にも垂れていたらしく、その跡には数匹のアリが集まっている。
なんとなしにアリの行列を目で追うと公園の外へと続いていて、所々でアリが何かに群がっているのが見える。
「……きゃっ!」
風が吹き、何かの紙が顔に当たった。落ちたソレはアイスのコーンを包む紙であった。もちろんさっきの店のものだ。
花とアリを見ているとベンチを調べていたデュパンさんが歩いてきた。
「さて、現場検証も大切だが場所の他に犯行現場を見つけるにはもう一つ大切な事がある。何かはわかるね?」
「犯行がいつ行われるか、ですか?」
「その通り、規則性が無ければ不可能だが……今回はどうも規則性があるようだ」
そのまま答えを言うことなくわたしに話の主導権を渡された。
わたしは、考えてみた。
いつ、と言うのなら日にちか時間に法則があるのだろう。
少し纏めて見ることにした。
今から十日前に四人目の被害者、少年は攫われた。時間は遊びに出て友達が迎えにくる朝から昼の何処か。
三つ目は……確かまだ条件を知らなかったな。
「デュパンさん、三つ目の事件はいつ起きましたか?」
「ん? 各事件の日にちは話してなかったか。それはすまない。『探偵は読者に提示していない手がかりによって解決してはならない』だったな」
ノックスの八番を言った後、デュパンさんはメモ帳を開く。
「三つ目は散歩中に攫われた少女か。これは今日から二週間と一日前だな」
「前回の、シエス……シエンシスちゃんのお姉さんの事件は?」
「五日前だな」
十日前、五日前……二週間と一日……
「あれ? 二週間と一日って」
デュパンさんイタズラな笑みを浮かべる。
「少し引っ掛けを入れてみたが……わかったようだな」
そう、二週間と一日前は十五日前じゃないか! つまり事件は……
「五日毎に起きている?」
「その通り、最初と二番目の事件もその日数に則っている。これで事件の日にちは特定できた。次に推理すべきは……」
「場所、ですね」
*
場所、これも纏めて見ることにした。
一回、二回目の事件は近くの森。これは参考にならない。
三回目は……犬の散歩中だったはず。
「三つ目の事件、犬の死体は何処で見つかったんですか?」
「見つかったのは森の前だが……様々なところに犬の血痕があった。恐らくは攫われた飼い主を追って果てたのだろう、血痕の始まりと思われるのは昨日の龍の目の場所だ」
「なるほど……」
そこで攫われたというのは単純すぎるかもしれない。少なくとも怪我を負ったのがソコというだけなのだ。
「……ダメです。情報が少なすぎて読み解けません」
「ま、そうだな……ところでさっき何か見てなかったか?」
「あ、いえ、そんな大したものじゃないので」
断ろうとするわたしを止めてデュパンさんは「それはいけない」と小指以外の指を立てる。
「ノックスの十戒その九、だ」
「確か……『ワトスン役は自分の判断を全て読者に知らせねばならない』ですね」
「その通り、どんなものが手がかりになるかわからない。で、何を見ていたんだ?」
観念して花の蜜と蟻を指す。
「あの、これです」
デュパンさんはそれをまじまじと見つめて首をひねる。
「これ、ベンチでも見たぞ?」
「確かベンチの方は……」
二人でベンチを見るが周りに花らしきものはない。
「じゃあこれは一体なんだ?」
近くで見ようと車椅子を動かすとさっきの紙を踏んづけた。例のアイスの紙である。
「もしかして……これは溶けたアイスの跡?」
「……なるほど、確かに奥の方へと続いている」
これはドーピーくんが落としたもの。つまりこれを追えば……犯人のいく先が幾ばくかはわかるはず!
「辿りましょう、デュパンさん!」
「いや、俺一人で行こう。犯人と偶然出くわしたら守りきれない。それに……」
デュパンさんは腕時計をわたしに見せる。
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