【R18】陰キャな成人男性はゼロの段階から転生された

ドレン

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第1章 転生

14MISSION「接近」

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美月「地図から見て...あの人達は...あ!近づいてる...!」

美月「でも...矢印が進むスピードが遅い...」

美月「どれだけ広いの...?この世界は...」

一方、ゴウ達は...

ゴウ「...お!車だ!これで合流出来るんじゃないか?」

シン「やったね!今すぐ乗ろうよ!」

ストライク「車の中にもしかしたら包帯とかあるかもしれないからなぁ!」

ゴウ「そんな好都合な事あるかよ」

ストライク「分からねぇだろぉ!?もっと想像豊かにしていこうぜぇ!」

シン「なんか別のゲームでこんなキャラいたよね...!」

ゴウ「大体アイツだなって想像がつく」

ストライク「想像豊かじゃねぇか!もっと色々考えろよお前は!」

オスクロール「とりあえず乗るわよ」

俺たちは車に乗り込んで美月のいる地点へ向かった。

ストライク「なんだよ、車の中なんもねぇじゃねぇか」

ストライク「おまけに助手席ぶっ壊れてるしよぉ」

シン「あはは...」

オスクロール「文句言ってるとこの車から突き飛ばすわよもも肉。私が運転するんだから感謝して」

ストライク「ひきに...おい!またもも肉に変わってんじゃねぇか!」

ゴウ「あいつらやっぱり仲良いな」

ゴウ(って...おい...)

ゴウ(この車...軽自動車だからぎゅうぎゅうだ...)

ゴウ(ストライクのガタイがデカいせいでシンも真ん中で押しつぶされそうになってるし...)

シン「...ゴウちん...大丈夫...?」

シンが小声で俺に伝えた

ゴウ「お、おう...大丈夫だ...」

ゴウ(近い...近すぎる...!シンとの距離...ゼロ距離だぞこれ...!)

シン「ごうちん...」

ゴウ(うぉ...!息が...シンの息がかかってる...!)

ゴウ(スゥハァ...スゥハァ...幼い女の子の匂いがするなぁ...!)

ゴウ(いけないいけない...!何を興奮してんだ俺は!!)

ゴウ(胸とか普通に当たっちゃってるし...クソ...頼む...耐えろ...!俺の理性っ!)

シン「ゴウちん、真っ赤だね」

ゴウ「そ、そんな事ない...」

シン「ん~?何か想像した?」

ゴウ「...」

ゴウ(シン...完全に俺に抱きついてるの分かってるんだぞ...あぁ...いい匂い...何もかもが最高じゃないかぁ...!)

ゴウ(あぁ、理性が保てねぇぇぇ!!)

ストライク「何コソコソ喋ってんだ?うんこしてんのか?」

シン「だから汚いって!」

ゴウ(ストライク...助かった...)

オスクロール「皆、GPSを見たら美月がいる地点に着きそうよ」

ストライク「本当か!...と、とにかく急いでくれ!」

ストライク「この軽自動車意外と速えぇけどもっと出ねぇのか!」

ゴウ「軽自動車は64馬力しか存在しない。ベタ踏みでもそれ以上は無理だよ」

ストライク「って...詳しいなお前。車好きなのか?」

ゴウ「いや、好きというか...俺の...弟が好きでな...」

ストライク「お前に弟がいたんだな」

ゴウ「あぁ...」

ゴウ「あいつ...銃も好きだから...ゲームも色々したな...」

ストライク「へぇ、多趣味なんだな。お前の弟」

ゴウ「多趣味というか、その2個しかないけどな」

シン「楽しそうだね。趣味が沢山あるのって」

ゴウ「そうだな。俺はFPS一択だけどな」

ストライク「お前そういってエロい事も好きなんじゃねぇか?」

ゴウ「はぁ!?そんな事ねぇし!」

ゴウ「てか女の子がいるところで何聞いてんだ!」

シン「い、いやいや私は気にしてないよ!」

ストライク「そう言ってんじゃねぇかなら大丈夫だ」

ゴウ「大丈夫じゃねぇ!」

シン「ふふっ」

シン(いつもソロだけだったけど...パーティで遊ぶのも楽しいな...)

シン(こっちのモードにして良かったかも)

ゴウ「シン、怪我の方は大丈夫か?ダメージいったろ」

シン「まあ...なんとかね。あのスナイパー、中々強い武器かも。思ったよりダメージ入っちゃったから...」

ゴウ「目的地に着いたらすぐに近くの建物で包帯か緊急キットを探してやるからな」

シン「えへへ、優しいね」

ストライク「目的地はまだかよぉ。もうすぐって行ったじゃないかよ」

オスクロール「急がせないで。もうすぐだけどもうすぐじゃないのよ」

ストライク「おい!どういう事だよ!」

オスクロール「軽自動車じゃ遅すぎるわ。どこか別の車探せる?」

オスクロール「スポーツカーくらい見つけられるでしょ。あんたデカいし」

ストライク「でけぇかちいせぇかは関係ねぇよ!!」

オスクロール「あ、スポーツカー」

ストライク「は?」

オスクロール「乗り換えるわよ」

ストライク「好都合すぎんだろおい」

ゴウ「ほら、シン。おんぶしてやる」

シン「ありがとう」

ムニッ... シンの巨乳の胸が俺の背中に当たる。

ゴウ(うぉっ...やっぱりたまんねぇデカいおっぱいぃぃ...!)

ゴウ(お、おんぶさせたのはお、おっぱいの感触を堪能したいってのもあるけどなw)

シン(絶対おっぱい目的だよね...ゴウちん...)

シン(でも...ゴウちんのモチベーションにもなるし...まあいいや!)

そして俺らはスポーツカーに乗り換えた。

ゴウ「4ドアのスポーツセダンか。悪くないな」

ブゥン!

ゴウ「この感じだと2000ccの直列4気筒だ」

ストライク「やっぱ弟の影響もあるんだなゴウ。」

シン「凄いね...!そこまで当てられるなんて...!」

オスクロール「詳しい事だし、あんたが運転しなさい」

ゴウ「お、おう」

俺が運転する事になった。

ゴウ「うぉ、やっぱトルクが違うな」

ゴウ「これならすぐ美月と合流出来るぞ」

ストライク「っしゃぁ!いけぇ!ゴウ!!」

美月「...! 矢印の進み具合が速くなった!」

美月「もう少し近づこうと思ったけど、ここで待機しておこうかな」

美月「その間、この建物のアイテムを漁ろう...!」

美月「今は...相手もいないようだし...!」

美月「バックパックが全部入るまで全部貰っておこうかな!」

美月はずっと居た建物の中を全部確認し、アイテムを集めた。

ゴウ(遅くなってすまん美月...待ってろよ...!)

ゴウ(そこでじっと待っててくれよ...! 動いたらロスしちまう...!)

ゴウは少し焦っていた。何故ならもうマップにいられる範囲が少し小さくなり始めているからだ。

まだ焦らなくてもいい広さだが...それでもパーティが1人居ないことになると焦りが増す。

ゴウ「俺らがお前を救う...!」
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