3 / 25
【ステップガ―ル】
しおりを挟む「ところで私はアンチクライストだ」
「祓魔師の真似事はしないと確かに聞いたが、私はこの場合は嘆くべきか、笑ってよいものか」
「たとえ神様であろうと天使様であろうと、死して尚、私の頭の上に誰かの足があるなんて、そんなくそったれな天国があるものかね」
「先程のあれは、貴女の台詞でしたか」
「私は家や土地を持たない流浪の民、ロマのジプシ-の娘として生まれた」
「どうりで」
「おや、気づいていたのかい?」
「初めて会って森を歩く途中まで、貴女の顔にそばかすなんて無かったと…不思議に思っていました」
「あんた良い学者になれるかも知れないね」
「私には時間がありません…少なくとも貴女にお会いするまでは、そう思っていました」
「まあ、年寄りの話は最後まで聞くもんさ」
女は死者の群れなど全く意にかいさぬといった様子で話し始めた。
「私は幼い頃から蛙の目玉で作った首飾りを欲しがったり、イモリや木の根を煎じて弟や妹たちに飲ませようとする変な子供だったよ。それでも両親は倹しい暮らしの中でも私を大切に育ててくれた。やがて師に出逢い部族を離れ、師と分かれた後に出会った男と結ばれ、へ-ゼルという名前の可愛い娘も授かった…私の孫、つまりこの娘の母親だ」
「実に可愛いらしいお嬢さんですね」
「ありがとう、自慢の孫さ。ただ…」
「ただ、なんです?」
「踵に羽根が生えたような性格の娘でね、なんというか、ふんわりし過ぎて」
「この仕事には向かない?」
「そうだ、死者なんて相手にしてたら、たちまち、つけ込まれて、とり殺されちまうね」
「それで貴女は亡くなられた後も、お孫さんの代わりに霊媒師の仕事を」
「その通りだ」
「夢のお告げでもして、お孫さんに辞めるように進言したらどうです」
「それが出来れば苦労はないんだが」
彼女が言うには彼女と彼女の孫は驚く程似ているのだという。
「魂から器まで私と孫はそっくりでね、孫の前に現れると私の魂は孫と同化してしまうのさ」
魂が本来の自分の肉体だと勘違いしてしまう…というのが彼女の考えだった。
「まったく義理固いにも程があるって言うのかねえ」
孫娘は昔から彼女になついてくれた。彼女も勿論孫娘を可愛いがった。
孫娘は彼女の資質を受け継いでいた。
花の言葉や石の記憶を辿る事が出来る娘だった。
「お前は、お祖母ちゃんと同じ力があるんだよ。将来はお祖母ちゃんより、ずっと凄い力が持てるかもね」
「力って魔法のこと?」
「まあ、そんなところかね」
「お祖母ちゃんは魔法使い?」
「まあ、そんなとこかね」
「じゃあ私も魔法使いになる!それでお祖母ちゃんみたいに、困ってる人を助けてあげるの!」
「そんな風に、お前が立派になるまでは、私は死ねやしないね」
しかし彼女は、娘が7つの誕生日を迎えた翌月に肺炎でこの世を去った。
孫に誇れるような魔法使いなんかじゃなかった。
ただ少しだけ他の人には聞こえない草や木や石の声が聞こえ、死者の姿が見えるだけ。その乏しい力を頼りに占いや霊媒で生計を立てていた。
でもね、魔法使いじゃなくても良かったんだ。
彼女は誇らしかった。
傍らで泣いてくれる娘や孫がいて、上々の人生じゃないか。
人の命は鮫と同じで前にしか進めない。
私は天国なんて信じない。きっと多分だけど、あの世もこの世も地続き。
先に逝った両親も師匠も、あの人も、私に生きる力を授けてくれた神様だって、きっと生きてきた道の続きに皆いるはずさ。
だから私は前に進めばいい。生きて来た時と同じように。
魂を運ぶ人の体は鮫に似ている。立ち止まっていると思う時でさえ、前へ前へと進むだけだ。
どうやら気が遠くなって来たね。
「お祖母ちゃん!死なないで!」
ありがとうよ、私のために、そんなに泣いてくれて。
「お祖母ちゃん約束する!私お祖母ちゃんみたいな大魔法使いになって、お祖母ちゃんを生き返らせる!絶対魔法使いになるんだから…お祖母ちゃん!お返事して!」
いや…そんな約束はしなくて…いいよ。
いまわの際に彼女は小さな欠伸を1つした。
「お返事した!」
「お母さん!今確かにお返事したね」
まさか…まさか…ねえ。
孫の魔法で彼女が生き返った訳ではなかった。
しかし彼女は思いとは裏腹にこの地に留まってしまった。
「私の未練だったのかも知れないね」
彼女が亡くなってから7年後に娘のヘ-ゼルが病で旅立って行った。
彼女はヘ-ゼルの前に姿を見せなかった。夜明け前遮蔽機をつけた黒馬が引く馬車で、ヘ-ゼルの夫が彼女を迎えに来たからだ。
ヘ-ゼルは何度も自分の亡骸と愛娘のいる部屋の窓を振り返りながら馬車に乗り、自分の行くべき旅路にについた。
「ヘ-ゼル心配するでないよ。あの子の事は私が見てるから」
遠ざかる馬車に向かって彼女は呟いた。
「ヘ-ゼル良い旅を!」
ふいに馬車の窓から娘のヘ-ゼルが手を伸ばした。
白い手袋が蝶のように夜の空気の中を、ひらひら舞うのが見えた。娘が母の手に履かせてくれたシルクの手袋だった。
黒のフォーマルドレスに白いワイシャツは仕事着だった。胸には以前ヘ-ゼルの誕生日に仕事仲間が贈ってくれた木のブローチが飾られた。ヘ-ゼルの枝に小鳥が一羽。彼女の宝物だった。
ヘ-ゼルは夫を百日咳の流行り病で亡くした後、すぐに娘時代からの仕事に戻った。
職場は以前の勤め先とは違っていたが、そこでも忽ち頭角を現して以前と同じ責任ある立場に就いた。
部下を育てるのが大変上手で、自らもよく働いたので、葬式は弔問の客で終始賑やかであった。
娘を特別に職場に連れて来る事も許され、ヘ-ゼルが仕事中も誰彼となく面倒を見てくれた。
たまに孫を預けに来る事もあったが、多分そんな必要は実は、なかったのかも知れない。
娘はただ孫と遊ぶ時間をくれたに違いない、と彼女は思うのだ。
そんな時もヘ-ゼルは今と同じように馬車から手を振ってみせた。
「ちょっとパブでスタウトを1杯ひっかけて戻るわ」
そんな感じだ。
何時からだろう?人は鮫に似ているなんて思うようになったのは。それは私がヘ-ゼルという娘を生んでからだと彼女は、その時理解した。
我が娘ヘ-ゼルの魂は他の誰よりも鮫に似ていた。
最後まで自動車に乗るのを嫌い、車輪の轍が残らない馬車に乗って旅立った。
ヘ-ゼルは娘に必要な事を教え、働く自分の姿を見せ、自分の夢を娘に語って聞かせた。けして、それを娘に押し付けたりはしなかった。それでも娘は母親と同じ夢を抱くようになったようだ。
「私、お母さんと同じ仕事をして、いつかお母さんみたいになるの」
その言葉を孫娘が母親に話すのを聞いて、彼女は心から安堵した。
以前、彼女の遺品が整理される時に、孫娘は彼女のコ-トを泣きながら抱いて、離そうとしなかった。
仕事で彼女が着ていたコ-トには特別な魔力が宿る訳ではない。けれど孫娘はそれを魔法使いのマントだと思い込んでいた。
時々洋服箪笥から出しては眺めている孫娘を見るにつけ、不安になったものだ。
心の礎である愛する者を失った時、誰もがそうであるように、母親を失った娘もしばらくは家に隠り何もしなかった。
しかし祖母が、母親が、そうであったように彼女も立ち上がって仕事をしようと衣装箪笥を開けた。
生前母親が自分の希望を聞いて取り寄せてくれた仕事着。
そして祖母のコ-ト。
その2着をハンガーに掛けて、しばらくの間思案するように見つめていた。
母親の用意してくれた制服に手が伸びる。
「そうだ、それでいいんだよ。そっちの方があんたに似合ってるよ」
孫娘の選択に彼女は思わず小さな拍手を送った。
しかし孫娘は母親の用意した制服に着替え終わると、その上から祖母のコ-トを羽織り、猛烈な勢いで表に飛び出して行った。
「お孫さんは両方やるつもりだったんですね」
「ああ、まったく頭が痛い話しさ…あんた私の心が安らぐように祈っておくれよ」
彼女は、ため息混じりに言った。
「帽子を2つ被れる程あの子は器用じゃない、だって私の孫だもの」
男は黙って少女の姿で、目の前の孫娘を語る老婆の言葉に耳を傾けていた。
「あの、すいません」
ふいに肩を指でとんとんされて、男は顔を上げる。そこにはドルイド風のマントを肩まではだけた娘が微笑んでいた。
マントの下はメイド服だった。
「私お祖母ちゃんに憧れて、魔法使いとハウスキ―パ―だったハウスメイド・・両方やってますます。よろしくお願いします!」
「どうしよう」
周囲を死人の群れに囲まれた男は、思わす口もとを押さえてそう呟いた。
「名前はオレアナと申します!」
「それは、御丁寧にどうも」
「メイドの御用はございますか?」
「いや…とりあえずは…」
「私の孫娘をいやらしい目で見るんじゃないよ!?、この!」
男はさっきまでニコヤカに微笑んでいたメイドに思いきり頭をはたかれた。
「私は一体どうすればいいんだ!?」
【オレアナ】
朝の霧が晴れても薄暗い。ここはロンドンの下町の一角にある住宅の玄関。私はそこで家の主を待っていた。
ほどなくすると、玄関の扉が開いてお出かけの為お洒落をした貴婦人が姿を現す。
私は恭しくお辞儀をして、玄関のステップに足をかける。手にした絹の白い手袋を奥様の手にはめて差し上げる。
馬車に乗り込んだ奥様をお見送りして、私は手帳を確認して次の職場に向かう。
今お見送りした女性は、私が仕える奥様ではない。そもそも私はどこかの御屋敷のメイドでもない。
産業革命とやらが起きて以来、この国には小金持ちが急に増えた。多少のお金は稼げるようになったけど、大金持ちの御屋敷みたいに家付きのメイドを雇うお金はない。
この時代メイドを雇うことは、中産階級の人々の憧れになっていた。そこで中流の奥様たちは、メイドに御世話される気分だけでも味わいたくて、玄関先だけのメイドを雇う。
「私の家はメイドを雇っている」
そう御近所に自慢したくて。奥様も偽物ならメイドも偽物。そんな私のようなメイドのことを世間ではステップガ―ルと呼んでいた。
玄関のステップまでのメイドという意味た。本当はお母さんのように、御屋敷勤めの下働きから始めて、いつかは家の御主人や仕事仲間から信頼される一番えらいハウスキ―パ―を目指したい。
けれどメイドの仕事をするためには、紹介所に行って、まずは推薦状を書いてもらわなくてはならない。私はまだ推薦状を書いてもらえる年齢になっていなかった。
「メイドになって、責任ある仕事に就くためにはまず、職業訓練の学校に通って、お裁縫や料理や礼儀作法を身につけた方がいいよ。ハウスキ―パ―になりたいならなおさらだ」
そんな風に紹介所で教えられた。紹介状を書いてもらうにも多少のお金が必要だった。
そこで私はお祖母ちゃんみたいに、昼間は霊能者として占いや悪霊払いの仕事をして、時間が空いた時にこうして流しのメイド稼業でお金を貯めることにした。
なかなか流行らず、毎日食べるのが精いっぱいだ。でも、もうすぐお母さんがメイドの仕事を始めた年に私もなる。
そしたら御屋敷勤めも出来て、魔法使いの勉強も出来る。魔法も使えるメイドさんを目指して、私は今日もロンドンの街を駆け回っている。
0
お気に入りに追加
6
あなたにおすすめの小説
仲の良かったはずの婚約者に一年無視され続け、婚約解消を決意しましたが
ゆらゆらぎ
恋愛
エルヴィラ・ランヴァルドは第二王子アランの幼い頃からの婚約者である。仲睦まじいと評判だったふたりは、今では社交界でも有名な冷えきった仲となっていた。
定例であるはずの茶会もなく、婚約者の義務であるはずのファーストダンスも踊らない
そんな日々が一年と続いたエルヴィラは遂に解消を決意するが──
王子を身籠りました
青の雀
恋愛
婚約者である王太子から、毒を盛って殺そうとした冤罪をかけられ収監されるが、その時すでに王太子の子供を身籠っていたセレンティー。
王太子に黙って、出産するも子供の容姿が王家特有の金髪金眼だった。
再び、王太子が毒を盛られ、死にかけた時、我が子と対面するが…というお話。
【取り下げ予定】愛されない妃ですので。
ごろごろみかん。
恋愛
王妃になんて、望んでなったわけではない。
国王夫妻のリュシアンとミレーゼの関係は冷えきっていた。
「僕はきみを愛していない」
はっきりそう告げた彼は、ミレーゼ以外の女性を抱き、愛を囁いた。
『お飾り王妃』の名を戴くミレーゼだが、ある日彼女は側妃たちの諍いに巻き込まれ、命を落としてしまう。
(ああ、私の人生ってなんだったんだろう──?)
そう思って人生に終止符を打ったミレーゼだったが、気がつくと結婚前に戻っていた。
しかも、別の人間になっている?
なぜか見知らぬ伯爵令嬢になってしまったミレーゼだが、彼女は決意する。新たな人生、今度はリュシアンに関わることなく、平凡で優しい幸せを掴もう、と。
*年齢制限を18→15に変更しました。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
旦那の真実の愛の相手がやってきた。今まで邪魔をしてしまっていた妻はお祝いにリボンもおつけします
暖夢 由
恋愛
「キュリール様、私カダール様と心から愛し合っておりますの。
いつ子を身ごもってもおかしくはありません。いえ、お腹には既に育っているかもしれません。
子を身ごもってからでは遅いのです。
あんな素晴らしい男性、キュリール様が手放せないのも頷けますが、カダール様のことを想うならどうか潔く身を引いてカダール様の幸せを願ってあげてください」
伯爵家にいきなりやってきた女(ナリッタ)はそういった。
女は小説を読むかのように旦那とのなれそめから今までの話を話した。
妻であるキュリールは彼女の存在を今日まで知らなかった。
だから恥じた。
「こんなにもあの人のことを愛してくださる方がいるのにそれを阻んでいたなんて私はなんて野暮なのかしら。
本当に恥ずかしい…
私は潔く身を引くことにしますわ………」
そう言って女がサインした書類を神殿にもっていくことにする。
「私もあなたたちの真実の愛の前には敵いそうもないもの。
私は急ぎ神殿にこの書類を持っていくわ。
手続きが終わり次第、あの人にあなたの元へ向かうように伝えるわ。
そうだわ、私からお祝いとしていくつか宝石をプレゼントさせて頂きたいの。リボンもお付けしていいかしら。可愛らしいあなたととてもよく合うと思うの」
こうして一つの夫婦の姿が形を変えていく。
---------------------------------------------
※架空のお話です。
※設定が甘い部分があるかと思います。「仕方ないなぁ」とお赦しくださいませ。
※現実世界とは異なりますのでご理解ください。
王女の中身は元自衛官だったので、継母に追放されたけど思い通りになりません
きぬがやあきら
恋愛
「妻はお妃様一人とお約束されたそうですが、今でもまだ同じことが言えますか?」
「正直なところ、不安を感じている」
久方ぶりに招かれた故郷、セレンティア城の月光満ちる庭園で、アシュレイは信じ難い光景を目撃するーー
激闘の末、王座に就いたアルダシールと結ばれた、元セレンティア王国の王女アシュレイ。
アラウァリア国では、新政権を勝ち取ったアシュレイを国母と崇めてくれる国民も多い。だが、結婚から2年、未だ後継ぎに恵まれないアルダシールに側室を推す声も上がり始める。そんな頃、弟シュナイゼルから結婚式の招待が舞い込んだ。
第2幕、連載開始しました!
お気に入り登録してくださった皆様、ありがとうございます! 心より御礼申し上げます。
以下、1章のあらすじです。
アシュレイは前世の記憶を持つ、セレンティア王国の皇女だった。後ろ盾もなく、継母である王妃に体よく追い出されてしまう。
表向きは外交の駒として、アラウァリア王国へ嫁ぐ形だが、国王は御年50歳で既に18人もの妃を持っている。
常に不遇の扱いを受けて、我慢の限界だったアシュレイは、大胆な計画を企てた。
それは輿入れの道中を、自ら雇った盗賊に襲撃させるもの。
サバイバルの知識もあるし、宝飾品を処分して生き抜けば、残りの人生を自由に謳歌できると踏んでいた。
しかし、輿入れ当日アシュレイを攫い出したのは、アラウァリアの第一王子・アルダシール。
盗賊団と共謀し、晴れて自由の身を望んでいたのに、アルダシールはアシュレイを手放してはくれず……。
アシュレイは自由と幸福を手に入れられるのか?
【完結】私だけが知らない
綾雅(要らない悪役令嬢1/7発売)
ファンタジー
目が覚めたら何も覚えていなかった。父と兄を名乗る二人は泣きながら謝る。痩せ細った体、痣が残る肌、誰もが過保護に私を気遣う。けれど、誰もが何が起きたのかを語らなかった。
優しい家族、ぬるま湯のような生活、穏やかに過ぎていく日常……その陰で、人々は己の犯した罪を隠しつつ微笑む。私を守るため、そう言いながら真実から遠ざけた。
やがて、すべてを知った私は――ひとつの決断をする。
記憶喪失から始まる物語。冤罪で殺されかけた私は蘇り、陥れようとした者は断罪される。優しい嘘に隠された真実が徐々に明らかになっていく。
【同時掲載】 小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2023/12/20……小説家になろう 日間、ファンタジー 27位
2023/12/19……番外編完結
2023/12/11……本編完結(番外編、12/12)
2023/08/27……エブリスタ ファンタジートレンド 1位
2023/08/26……カテゴリー変更「恋愛」⇒「ファンタジー」
2023/08/25……アルファポリス HOT女性向け 13位
2023/08/22……小説家になろう 異世界恋愛、日間 22位
2023/08/21……カクヨム 恋愛週間 17位
2023/08/16……カクヨム 恋愛日間 12位
2023/08/14……連載開始
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる