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BL学園に転生した件
俺、お清めされちゃうみたいです。R-18
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寮の前に着くとメイさんは漸く下ろしてくれた。
「御形くんついて来て。」
保健室にでも行くのだろう、一つ頷きメイさんの後をついて行った。
普段使わないエレベーターを使い五階まで行く、廊下の一番奥のドアの前に着くとメイさんが鍵を取り出し開ける。
メイさんに促されるまま入るとそこは保健室らしくない、普通の部屋だった。
頭にはてなを浮かべていると鍵を閉める音がした。
「ここ、俺の部屋。手当てするからベッドに座ってて。」
「えっでも汚れるかも...」
「いいから。」
ピシャリと言われると渋々ベッドの端に腰掛ける。
メイさんは棚をゴソゴソと漁ると、おそらく救急箱であろうものを持って戻って来た。
俺の前に跪き救急箱を開ける。
「腕出して。」
俺は大人しくカーディガンの腕を捲り、片腕をメイさんの前に差し出す。
そこは擦り切れ血が滲んでいた。
メイさんが眉根を寄せる。
「これくらい軽傷だよ。」
安心させようとそう言うもメイさんが首を横に振る。
「たとえ軽傷でも傷は傷だよ。」
ぐっと喉を詰まらせる。
何も言い返す事が出来ず、その後は無言で治療を受けた。
両手足に包帯を巻き終わると、メイさんは少し逡巡した後に口を開いた。
「...御形くん。」
「何?」
「...怖いかもしれないけど、上書きさせてくれない?」
上書き?訳が分からず首を傾げる。
「......俺に乳首触らせて?」
「え?...えぇ!?」
突然の申し出に思わず素っ頓狂な声をあげる。
何?なんでそんな事言い始めたんだ?
「...他人が俺の知らない御形くんを触って見たなんて耐えられない。」
そう言うメイさんの瞳は縄張りを荒らされた雄の猛獣の様で、ぶるりと身体を震わせた。
俺はさしずめメイさんの縄張りであり雌なんだと思い至り、もう一度身体を震わせた。
心の奥から高揚感と不安が綯い交ぜになって湧き出て来た。
「......怖い?」
「...怖くない、と言ったら嘘になる...でもメイさんならいいよ。」
口に出すとストンと腑に落ちた、嗚呼...俺もうメイさんに惚れてるんだ。
そう思うと身体が勝手に動き出した、メイさんの首へ両腕を回し顔を傾けそっと口付けた。
唇を触れ合わせるだけのそれに、心が擽ったくなり口付けた時の様にそっと唇を離す。
「メイさん...好きだ。」
眼前にあるメイさんの顔は真っ赤だった。
...可愛い。
俺は再び顔を寄せ、額、鼻頭、頬、そして唇へとキスの雨を降らせた。
自分がこんなに積極的なんて27年間、俺は知らなかった。
ちゅっちゅっとバードキスを繰り返していると、メイさんが声を上げた。
「ッ...もう限界!」
そう言うとメイさんは俺を抱き上げベッドの中央へと優しく寝かせて、覆い被さって来た。
その眼はギラギラとした男のそれで、ドキリとする。
「...優しくするし、最後まではしないから...御形くんを触らせて。」
一つ頷き、その言葉に応える様に首に回した腕を離しベッドへ身体を預けた。
カーディガンは脱がされ、Tシャツは首元までたくし上げられていた。
「ぁ...ッん...」
擽る様に長い指先がくるくると乳輪を撫でる、さざ波の様な快感が寄せて返す。
さっきの男達とは全然違う甘い快感に身を捩る。
「は...あッぅん...」
乳輪を撫でていた指先が乳頭に触れると腰が浮いた。
やわやわと乳頭を親指と人差し指で捏ねられると視覚的にもクるものがあって、目を瞑った。
その瞬間だった、捏ねられているのと逆の乳首に熱いものが触れた。
「ッひ!」
反射的に瞑った目を開くと、メイさんが俺の乳首を咥えていた。
視覚の刺激の強さにくらりと目眩がする。
「メ、メイさん...!」
「...ん、御形くんは気持ちよくなってて。」
そう言うと捏ねる手はそのままに、尖らせた舌で乳頭を押し潰される。
胸元に触れるメイさんのネックレスだけが冷たかった。
そのままじゅっと吸われ、腰がカクカクと揺れる。
「あ!ッ...はん...ぁッ...」
「...汚す前に脱ごうか。」
メイさんがそう言うと俺のチノパンに手をかけた。
気付くと俺はTシャツに靴下だけになっており、膝と膝を擦り合わせた。
メイさんは上半身裸になってて、俺はぼーっと見惚れていた。
綺麗に均等のとれた筋肉、滑らかな肌、胸元を飾るメイさんの瞳と同じ色のペンダントトップのネックレス、どれもがメイさんの魅力を際立たせていた。
「...そんなに見られると俺でも緊張しちゃうよォ~。」
「ごめん...見惚れてた。」
「クソォ...そんな事言われたら抱いちゃうでしょ!」
「メイさんならいいよ、俺。」
「男前...でも今日はダメ、御形くんが本調子な時に抱かせて。」
不満なのを隠さず、でも大人しく頷く。
下唇を撫でられる。
「唇噛んでたんだ...痛い?」
「...少しだけ。」
「じゃあ今日はキス、触れるだけにするね。」
ちゅっちゅっと優しいキスを落とされるだけで、頭がぽーっとしてくる。
唇に落とされていたキスが顎、鎖骨、胸元、そして乳首に落とされる。
乳首を触られる度に下腹辺りがキュンキュンしておかしい。
身を捩ると、メイさんが俺の下腹を撫でた。
「男の子の乳首はね、前立腺と連動してるんだよ。」
撫でていた下腹を指先でトントンと叩かれると、更にキュンキュンして全身が強ばる。
「メイさん...何か変...やめて...ッ」
「ごめんごめん意地悪しちゃったね。」
メイさんが下腹から手を離すと全身から力が抜けた。
「...俺、限界...擦りっこしよ?」
メイさんがそう言うと上体を起こし自身のボトムの前をくつろげ、下着をずらした。
そこには腹に付く程反り返った長く太い陰茎があった、血管が浮き出た幹、立派な雁首、そこからぷっくりと滲み出るカウパー、雄の香りがした気がしてくらりとした。
その熱がピタリと気付いたら勃っていた俺の陰茎に重ねられる。
「あっ...熱い...」
俺は自身のTシャツを両手で握り、熱に浮かされた様に呟いた。
「あんま煽んないで...余裕無くなっちゃうから...ッ」
...無くなってしまえと思った。
腕を伸ばし、メイさんの頭を胸元へ引き寄せる。
俺の乳首は両方とも赤くぷっくりと勃ち上がっていた。
「...好きにして。」
とどめとばかりに俺の中で最上級と思われるくらい甘く囁いた。
舌打ちが聞こえ、ガシリと腰を掴まれる。
「煽んないでって言ったでしょっ!」
メイさんの熱い幹が、雁が俺の陰茎をめちゃくちゃに擦り上げる、俺の口からは意味のない声が出てベッドがギシギシと悲鳴をあげる。
乳首も熱い粘膜に囚われ、時折甘噛みされる。
「ひぅ...ッ!あッあん、ぁッ!」
どこもかしこも熱くて堪らない、下腹の疼きがもどかしかった。
「あんッ...あ、あ、メ、イさんッ...んぁ...!」
「...ん、俺もそろそろ。」
何分経ったのだろう、胸元も下腹もベタベタで頭は快感でどうにかなりそうだ。
メイさんが片手でメイさんと俺の陰茎を纏めて掴み腰の動きを早くする。
「ぁ、あッ...や、だめッ...!」
「だめじゃなくて、いいって言って。」
「あっあっ!い、い...きもちいッ...あんっ!」
メイさんが口付けて、そして淫靡な笑みを浮かべ耳元で囁く。
「イクよ...ッ」
「んぁッ!出るッ...イクッ!あっ、あっ......ーッッ!」
がくがくと腰が震え陰茎の先から白濁が胸元まで飛び散る、回らない思考のまま己の身体を見下ろすと二人分の白濁で胸元から下腹まで白く染め上がっていた。
「動かないでね。」
メイさんがちゅっと一つ口付けを落とすとヘッドボードにあったティッシュを何枚か取り白濁と唾液を拭っていく、それを何回か繰り返し粗方拭き終わったら俺のTシャツを戻し溜息をつき、萎えた陰茎をしまい俺の横に寝転がった。
「...御形くん、改めて無事でよかった。でも煽り過ぎ。」
メイさんはそう言うと俺の乳首をTシャツの上から抓った。
「あぅっ...」
反射的に甘い声が漏れてしまう。
「こんなに敏感じゃァ心配になっちゃうなァ~。」
「こ、これはメイさん相手だけだし!あの男達の時は嫌悪感しかなかった!」
思い出してぶるっと身震いする。
「ごめん、嫌な事思い出させちゃったね。」
メイさんが優しく抱き寄せてくれて、ほっと息をつく。
あっと思い出す、勢いで言ってしまったからちゃんと伝えないと。
「メイさん。」
「ん?」
胸元から顔を上げメイさんの顔をしっかりと見つめ言う。
「俺、メイさんが好きだ。付き合って下さい。」
そう告げるとメイさんが何度か瞬き目を潤ませる。
綺麗だ。
視線はそらさない、たっぷり時間を置いてメイさんが口を開く。
「...俺も一目見た時から御形くんが好き、俺の【薔薇のパル】に、恋人になって?」
俺が一つ頷きキスをすると、メイさんははらはらと涙を溢した。
そんなメイさんの頭をぎゅうと抱き締める、じわじわとTシャツが濡れていくのがわかった。
一一一一
沢山のお気に入りとしおり、読んで頂きありがとうございます。
感想等頂けると励みになります。
どうぞ、これからもよろしくお願い致します。
陌屋
「御形くんついて来て。」
保健室にでも行くのだろう、一つ頷きメイさんの後をついて行った。
普段使わないエレベーターを使い五階まで行く、廊下の一番奥のドアの前に着くとメイさんが鍵を取り出し開ける。
メイさんに促されるまま入るとそこは保健室らしくない、普通の部屋だった。
頭にはてなを浮かべていると鍵を閉める音がした。
「ここ、俺の部屋。手当てするからベッドに座ってて。」
「えっでも汚れるかも...」
「いいから。」
ピシャリと言われると渋々ベッドの端に腰掛ける。
メイさんは棚をゴソゴソと漁ると、おそらく救急箱であろうものを持って戻って来た。
俺の前に跪き救急箱を開ける。
「腕出して。」
俺は大人しくカーディガンの腕を捲り、片腕をメイさんの前に差し出す。
そこは擦り切れ血が滲んでいた。
メイさんが眉根を寄せる。
「これくらい軽傷だよ。」
安心させようとそう言うもメイさんが首を横に振る。
「たとえ軽傷でも傷は傷だよ。」
ぐっと喉を詰まらせる。
何も言い返す事が出来ず、その後は無言で治療を受けた。
両手足に包帯を巻き終わると、メイさんは少し逡巡した後に口を開いた。
「...御形くん。」
「何?」
「...怖いかもしれないけど、上書きさせてくれない?」
上書き?訳が分からず首を傾げる。
「......俺に乳首触らせて?」
「え?...えぇ!?」
突然の申し出に思わず素っ頓狂な声をあげる。
何?なんでそんな事言い始めたんだ?
「...他人が俺の知らない御形くんを触って見たなんて耐えられない。」
そう言うメイさんの瞳は縄張りを荒らされた雄の猛獣の様で、ぶるりと身体を震わせた。
俺はさしずめメイさんの縄張りであり雌なんだと思い至り、もう一度身体を震わせた。
心の奥から高揚感と不安が綯い交ぜになって湧き出て来た。
「......怖い?」
「...怖くない、と言ったら嘘になる...でもメイさんならいいよ。」
口に出すとストンと腑に落ちた、嗚呼...俺もうメイさんに惚れてるんだ。
そう思うと身体が勝手に動き出した、メイさんの首へ両腕を回し顔を傾けそっと口付けた。
唇を触れ合わせるだけのそれに、心が擽ったくなり口付けた時の様にそっと唇を離す。
「メイさん...好きだ。」
眼前にあるメイさんの顔は真っ赤だった。
...可愛い。
俺は再び顔を寄せ、額、鼻頭、頬、そして唇へとキスの雨を降らせた。
自分がこんなに積極的なんて27年間、俺は知らなかった。
ちゅっちゅっとバードキスを繰り返していると、メイさんが声を上げた。
「ッ...もう限界!」
そう言うとメイさんは俺を抱き上げベッドの中央へと優しく寝かせて、覆い被さって来た。
その眼はギラギラとした男のそれで、ドキリとする。
「...優しくするし、最後まではしないから...御形くんを触らせて。」
一つ頷き、その言葉に応える様に首に回した腕を離しベッドへ身体を預けた。
カーディガンは脱がされ、Tシャツは首元までたくし上げられていた。
「ぁ...ッん...」
擽る様に長い指先がくるくると乳輪を撫でる、さざ波の様な快感が寄せて返す。
さっきの男達とは全然違う甘い快感に身を捩る。
「は...あッぅん...」
乳輪を撫でていた指先が乳頭に触れると腰が浮いた。
やわやわと乳頭を親指と人差し指で捏ねられると視覚的にもクるものがあって、目を瞑った。
その瞬間だった、捏ねられているのと逆の乳首に熱いものが触れた。
「ッひ!」
反射的に瞑った目を開くと、メイさんが俺の乳首を咥えていた。
視覚の刺激の強さにくらりと目眩がする。
「メ、メイさん...!」
「...ん、御形くんは気持ちよくなってて。」
そう言うと捏ねる手はそのままに、尖らせた舌で乳頭を押し潰される。
胸元に触れるメイさんのネックレスだけが冷たかった。
そのままじゅっと吸われ、腰がカクカクと揺れる。
「あ!ッ...はん...ぁッ...」
「...汚す前に脱ごうか。」
メイさんがそう言うと俺のチノパンに手をかけた。
気付くと俺はTシャツに靴下だけになっており、膝と膝を擦り合わせた。
メイさんは上半身裸になってて、俺はぼーっと見惚れていた。
綺麗に均等のとれた筋肉、滑らかな肌、胸元を飾るメイさんの瞳と同じ色のペンダントトップのネックレス、どれもがメイさんの魅力を際立たせていた。
「...そんなに見られると俺でも緊張しちゃうよォ~。」
「ごめん...見惚れてた。」
「クソォ...そんな事言われたら抱いちゃうでしょ!」
「メイさんならいいよ、俺。」
「男前...でも今日はダメ、御形くんが本調子な時に抱かせて。」
不満なのを隠さず、でも大人しく頷く。
下唇を撫でられる。
「唇噛んでたんだ...痛い?」
「...少しだけ。」
「じゃあ今日はキス、触れるだけにするね。」
ちゅっちゅっと優しいキスを落とされるだけで、頭がぽーっとしてくる。
唇に落とされていたキスが顎、鎖骨、胸元、そして乳首に落とされる。
乳首を触られる度に下腹辺りがキュンキュンしておかしい。
身を捩ると、メイさんが俺の下腹を撫でた。
「男の子の乳首はね、前立腺と連動してるんだよ。」
撫でていた下腹を指先でトントンと叩かれると、更にキュンキュンして全身が強ばる。
「メイさん...何か変...やめて...ッ」
「ごめんごめん意地悪しちゃったね。」
メイさんが下腹から手を離すと全身から力が抜けた。
「...俺、限界...擦りっこしよ?」
メイさんがそう言うと上体を起こし自身のボトムの前をくつろげ、下着をずらした。
そこには腹に付く程反り返った長く太い陰茎があった、血管が浮き出た幹、立派な雁首、そこからぷっくりと滲み出るカウパー、雄の香りがした気がしてくらりとした。
その熱がピタリと気付いたら勃っていた俺の陰茎に重ねられる。
「あっ...熱い...」
俺は自身のTシャツを両手で握り、熱に浮かされた様に呟いた。
「あんま煽んないで...余裕無くなっちゃうから...ッ」
...無くなってしまえと思った。
腕を伸ばし、メイさんの頭を胸元へ引き寄せる。
俺の乳首は両方とも赤くぷっくりと勃ち上がっていた。
「...好きにして。」
とどめとばかりに俺の中で最上級と思われるくらい甘く囁いた。
舌打ちが聞こえ、ガシリと腰を掴まれる。
「煽んないでって言ったでしょっ!」
メイさんの熱い幹が、雁が俺の陰茎をめちゃくちゃに擦り上げる、俺の口からは意味のない声が出てベッドがギシギシと悲鳴をあげる。
乳首も熱い粘膜に囚われ、時折甘噛みされる。
「ひぅ...ッ!あッあん、ぁッ!」
どこもかしこも熱くて堪らない、下腹の疼きがもどかしかった。
「あんッ...あ、あ、メ、イさんッ...んぁ...!」
「...ん、俺もそろそろ。」
何分経ったのだろう、胸元も下腹もベタベタで頭は快感でどうにかなりそうだ。
メイさんが片手でメイさんと俺の陰茎を纏めて掴み腰の動きを早くする。
「ぁ、あッ...や、だめッ...!」
「だめじゃなくて、いいって言って。」
「あっあっ!い、い...きもちいッ...あんっ!」
メイさんが口付けて、そして淫靡な笑みを浮かべ耳元で囁く。
「イクよ...ッ」
「んぁッ!出るッ...イクッ!あっ、あっ......ーッッ!」
がくがくと腰が震え陰茎の先から白濁が胸元まで飛び散る、回らない思考のまま己の身体を見下ろすと二人分の白濁で胸元から下腹まで白く染め上がっていた。
「動かないでね。」
メイさんがちゅっと一つ口付けを落とすとヘッドボードにあったティッシュを何枚か取り白濁と唾液を拭っていく、それを何回か繰り返し粗方拭き終わったら俺のTシャツを戻し溜息をつき、萎えた陰茎をしまい俺の横に寝転がった。
「...御形くん、改めて無事でよかった。でも煽り過ぎ。」
メイさんはそう言うと俺の乳首をTシャツの上から抓った。
「あぅっ...」
反射的に甘い声が漏れてしまう。
「こんなに敏感じゃァ心配になっちゃうなァ~。」
「こ、これはメイさん相手だけだし!あの男達の時は嫌悪感しかなかった!」
思い出してぶるっと身震いする。
「ごめん、嫌な事思い出させちゃったね。」
メイさんが優しく抱き寄せてくれて、ほっと息をつく。
あっと思い出す、勢いで言ってしまったからちゃんと伝えないと。
「メイさん。」
「ん?」
胸元から顔を上げメイさんの顔をしっかりと見つめ言う。
「俺、メイさんが好きだ。付き合って下さい。」
そう告げるとメイさんが何度か瞬き目を潤ませる。
綺麗だ。
視線はそらさない、たっぷり時間を置いてメイさんが口を開く。
「...俺も一目見た時から御形くんが好き、俺の【薔薇のパル】に、恋人になって?」
俺が一つ頷きキスをすると、メイさんははらはらと涙を溢した。
そんなメイさんの頭をぎゅうと抱き締める、じわじわとTシャツが濡れていくのがわかった。
一一一一
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