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BL学園に転生した件
君の初恋
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響き渡るクラクションと悲鳴。
全身に走る砕け散るんじゃないかと思う痛み。
目に刺さる信号の青。
「ッ…!」
俺は飛び起き辺りを見渡す。
備え付けのクローゼットに学習机、荷解きのされていないダンボール達。
…ここは、そうだ俺はトラックに轢かれて気付けば【青薔薇学園物語】の世界にいて、今日はその【青薔薇学園】の入学式で…。
「…護迎メイとご飯行ったんだった。」
口に出してみるがいまだに実感が湧かない。
『俺は御形くんにもっと俺を知って欲しいし、御形くんの事も知りたい。』
「俺のどこがいいんだか…。」
呟きベッドから降りる。
封の開いたダンボールを抱えれば、クローゼットの前に持って行く。
衣類はこのダンボール一箱だ、クローゼットがこんなに大きいと思っていなかったので春物しか持って来なかったのだ。
夏が来る前に送って貰おう、そう考えている内にダンボールは空になった。
空のダンボールを潰し壁に立てかければ、再び未開封のダンボールの前に立つ。
大半を占めるのは本だ。
本は後回しでいいだろう、先に本棚を組み立てる作業がある。
『生活用品』と書かれたダンボールの封を開ける、中には新品のシャンプーやボディーソープ、歯ブラシに箱ティッシュやらが詰め込まれていた。
それらを各所に配置していく、ふと時間が気になりケツポケットに入れていたスマホを取り出すも充電が切れていた。
この部屋には時計がない、ダンボールの底にあった充電ケーブルを取り出しスマホに繋げコンセントを探す。
ヘッドボードに見つけ、プラグを挿す。
スマホはそのままベッドに放り、また一つ空になったダンボールを潰す。
次は本棚だ、本の入ったダンボール達を部屋の中央へ移し本棚の組み立てに取り掛かった。
何とか本棚を三つ組み立て終わり、本を詰めてる時だった。
スマホがメッセージが来たことを知らせる。
作業を一旦中断してベッドへ腰掛け、スマホを手に取る。
通知は三件、パスコードを解除すると三件ともメイさんからだった。
『今日は楽しかったよ、また行こうね。』
『寝てる?』
『学園内でも堂々と会いたい。』
慌てて返事を返す。
『帰ってすぐ寝てた、俺も楽しかったよ。充電切れてて気づかなかった。』
送信するとすぐに既読が付いて、返事が返って来た。
『疲れてたんだね~寝顔見てみたいな。』
『電話かけてもいい?』
逡巡するも腹を括り返事を返す。
『いいよ。』
既読が付いた瞬間、着信音が鳴りスマホを取り落とす。
慌てて拾い上げれば通話ボタンを押し、スマホを耳に当てる。
「…もしもし?」
少し掠れた声が出て羞恥心を煽った、今更緊張してる。
『もしもし、御形くん?よく眠れた?』
フラッシュバックする青色に首を振る。
「まぁ、それなりに。」
スマホの向こうで何か考えているのか、一瞬沈黙が落ちる。
『…嫌な夢でも見た?』
ドキリとする、この人意外と人の機微に聡いな…。
仕方なく素直に夢の内容を伝えた。
仕事帰りに信号無視のトラックに轢かれた事。
トラックのクラクションと悲鳴が耳にこびりついてる事。
全身が砕け散る様な痛み。
信号の青がやけに目に刺さる事。
前世の事は伏せて、ゆっくりと話した。
「…たまに見るんだよね。」
瞬きカーテンが開け放たれた窓へ視線をやる。
もう外は日が落ちて闇が広がっていた。
『…そっか、辛い夢だね。』
「まぁ、慣れつつあるんだけどね。」
『そんな事に慣れちゃ駄目だよ、俺で良ければ話し相手になるからさァ…いつでも連絡して?』
「ふはっ…メイさん過保護過ぎ、俺は…」
『過保護じゃないよ、好きな人とは何でも共有したいだけ。』
平気と告げる前に言葉を遮られ、真剣な声で返される。
何だかムズムズする…好きな人かぁ。
話していく内に俺もこの人に好感を持っている事に気付いてしまった。
「…学園内でも会いたいって言ってたよな?」
『え?うん…そりゃァ出来る事ならなるべく一緒にいたいよ?』
電話越しでも相手の緊張が伝わってくる、言い始めたのはアンタだろ。
何だかおかしくて、くつくつと喉を鳴らして笑う。
「いいよ、メイさんが会いに来たい時に来て。」
電話の向こうで相手が息を呑むのがわかった。
『…本当に?』
「あぁ、嘘ついてどうする。」
『じゃあ、夕飯も一緒に食べてくれる?』
「ん?あぁ、いいよ。」
『…嬉しい…絶対断られるかと思った。』
「アンタ…意外と自信ないんだな?あれだけグイグイ来てて。」
『それは!俺も必死で!』
その言葉が本当に必死そうで、俺は吹き出した。
あの護迎メイが!モブの俺なんかの一挙手一投足に振り回されてる!
『ちょっとォ…笑わないでよ、こっちは常に緊張してるんだからね?』
「俺なんかに緊張?」
止まらない笑いの中なんとか返事を返す。
『…初恋なんだもん、当たり前でしょ。』
…護迎メイが初恋?
「男女問わず食い、二度は寝ないと噂の護迎メイが初恋…?」
あっと思った時には口に出してしまっていた…ヤバい。
『…それ誰から聞いたの?』
聞いた事の無い冷ややかな声にビクリと肩を震わせた。
「いや、たまたま耳に入って…。」
『はぁ…それ、デマだから。俺にフラれた連中が吹聴してるだけ。』
…思い出した、護迎メイルートにそんな告白イベントあったな。
なら、真実なんだろう。
「そっか、なら俺はメイさんを信じるよ。」
『…ホント?』
相手の不安が伝わってくる…散々その噂で嫌な目にあってきたのかも知れない。
「うん、嘘言ってる風には思えないし。」
『……ありがとう。』
「気にすんなって、俺も悪かったよ。」
『ううん、御形くんは悪くないよ。』
「そうか?ならいいんだけど。」
『あ!そろそろ夕飯の時間過ぎちゃう!迎えに行くよ。』
「迎え?そんな態々…」
『いいの!俺がしたいんだから!』
「…じゃあ、待ってる。」
『うん!じゃあまた後で!』
「うん。」
通話が切れたスマホの画面を暫くながめ、ベッドへ放る。
彼が来るまでに本を詰めてしまおう。
ベッドから立ち上がり、荷解きを再開した。
本棚へ全ての本を詰め終わり、最後のダンボールを潰していた時だった。
ドアをコンコンコンとノックされた。
潰したダンボールを壁に立てかけ、ドアへ向かい鍵を開ける。
ドアを開けばそこにはフードもサングラスもつけていないメイさんが立っていた。
「迎えに来たよォ。」
ニコリと微笑みそう言うと、壁に立てかけてあるダンボール達へ視線をやり。
「荷解き終わったの?」
「あぁ、丁度さっきな。」
「タイミングばっちしだったね。」
「ちょっと待ってろ。」
俺は一言かけると部屋の中へ戻り、カバンから財布と充電ケーブルからスマホを抜きケツポケットにしまった。
開け放たれたドアに戻り、鍵を手に取り電気を消せばメイさんの横を通り部屋を出た。
「閉めるぞ?」
「あ、うん。」
しげしげと部屋の中を見回していたメイさんに声をかけると、身体を横にずらす。
ドアを閉め鍵をかけると問いかける。
「何か面白いもんでもあったか?」
「あ~うん、本好きなんだね。」
「そうだな、小難しいもんは読まんが。」
「どんなジャンル読むの?」
問いかけながら彼が廊下を歩き出すので後に続く。
「ミステリーとか?」
「十分小難しいじゃん!」
「そうか?面白いぞ。」
「う~ん…なら今度おすすめ貸して?」
「お?いいぞ。」
「やったー!」
そんなたわいもない会話を続けながら、食堂へ向かう。
この後どんな事が待ち受けているのかも知らないで…。
全身に走る砕け散るんじゃないかと思う痛み。
目に刺さる信号の青。
「ッ…!」
俺は飛び起き辺りを見渡す。
備え付けのクローゼットに学習机、荷解きのされていないダンボール達。
…ここは、そうだ俺はトラックに轢かれて気付けば【青薔薇学園物語】の世界にいて、今日はその【青薔薇学園】の入学式で…。
「…護迎メイとご飯行ったんだった。」
口に出してみるがいまだに実感が湧かない。
『俺は御形くんにもっと俺を知って欲しいし、御形くんの事も知りたい。』
「俺のどこがいいんだか…。」
呟きベッドから降りる。
封の開いたダンボールを抱えれば、クローゼットの前に持って行く。
衣類はこのダンボール一箱だ、クローゼットがこんなに大きいと思っていなかったので春物しか持って来なかったのだ。
夏が来る前に送って貰おう、そう考えている内にダンボールは空になった。
空のダンボールを潰し壁に立てかければ、再び未開封のダンボールの前に立つ。
大半を占めるのは本だ。
本は後回しでいいだろう、先に本棚を組み立てる作業がある。
『生活用品』と書かれたダンボールの封を開ける、中には新品のシャンプーやボディーソープ、歯ブラシに箱ティッシュやらが詰め込まれていた。
それらを各所に配置していく、ふと時間が気になりケツポケットに入れていたスマホを取り出すも充電が切れていた。
この部屋には時計がない、ダンボールの底にあった充電ケーブルを取り出しスマホに繋げコンセントを探す。
ヘッドボードに見つけ、プラグを挿す。
スマホはそのままベッドに放り、また一つ空になったダンボールを潰す。
次は本棚だ、本の入ったダンボール達を部屋の中央へ移し本棚の組み立てに取り掛かった。
何とか本棚を三つ組み立て終わり、本を詰めてる時だった。
スマホがメッセージが来たことを知らせる。
作業を一旦中断してベッドへ腰掛け、スマホを手に取る。
通知は三件、パスコードを解除すると三件ともメイさんからだった。
『今日は楽しかったよ、また行こうね。』
『寝てる?』
『学園内でも堂々と会いたい。』
慌てて返事を返す。
『帰ってすぐ寝てた、俺も楽しかったよ。充電切れてて気づかなかった。』
送信するとすぐに既読が付いて、返事が返って来た。
『疲れてたんだね~寝顔見てみたいな。』
『電話かけてもいい?』
逡巡するも腹を括り返事を返す。
『いいよ。』
既読が付いた瞬間、着信音が鳴りスマホを取り落とす。
慌てて拾い上げれば通話ボタンを押し、スマホを耳に当てる。
「…もしもし?」
少し掠れた声が出て羞恥心を煽った、今更緊張してる。
『もしもし、御形くん?よく眠れた?』
フラッシュバックする青色に首を振る。
「まぁ、それなりに。」
スマホの向こうで何か考えているのか、一瞬沈黙が落ちる。
『…嫌な夢でも見た?』
ドキリとする、この人意外と人の機微に聡いな…。
仕方なく素直に夢の内容を伝えた。
仕事帰りに信号無視のトラックに轢かれた事。
トラックのクラクションと悲鳴が耳にこびりついてる事。
全身が砕け散る様な痛み。
信号の青がやけに目に刺さる事。
前世の事は伏せて、ゆっくりと話した。
「…たまに見るんだよね。」
瞬きカーテンが開け放たれた窓へ視線をやる。
もう外は日が落ちて闇が広がっていた。
『…そっか、辛い夢だね。』
「まぁ、慣れつつあるんだけどね。」
『そんな事に慣れちゃ駄目だよ、俺で良ければ話し相手になるからさァ…いつでも連絡して?』
「ふはっ…メイさん過保護過ぎ、俺は…」
『過保護じゃないよ、好きな人とは何でも共有したいだけ。』
平気と告げる前に言葉を遮られ、真剣な声で返される。
何だかムズムズする…好きな人かぁ。
話していく内に俺もこの人に好感を持っている事に気付いてしまった。
「…学園内でも会いたいって言ってたよな?」
『え?うん…そりゃァ出来る事ならなるべく一緒にいたいよ?』
電話越しでも相手の緊張が伝わってくる、言い始めたのはアンタだろ。
何だかおかしくて、くつくつと喉を鳴らして笑う。
「いいよ、メイさんが会いに来たい時に来て。」
電話の向こうで相手が息を呑むのがわかった。
『…本当に?』
「あぁ、嘘ついてどうする。」
『じゃあ、夕飯も一緒に食べてくれる?』
「ん?あぁ、いいよ。」
『…嬉しい…絶対断られるかと思った。』
「アンタ…意外と自信ないんだな?あれだけグイグイ来てて。」
『それは!俺も必死で!』
その言葉が本当に必死そうで、俺は吹き出した。
あの護迎メイが!モブの俺なんかの一挙手一投足に振り回されてる!
『ちょっとォ…笑わないでよ、こっちは常に緊張してるんだからね?』
「俺なんかに緊張?」
止まらない笑いの中なんとか返事を返す。
『…初恋なんだもん、当たり前でしょ。』
…護迎メイが初恋?
「男女問わず食い、二度は寝ないと噂の護迎メイが初恋…?」
あっと思った時には口に出してしまっていた…ヤバい。
『…それ誰から聞いたの?』
聞いた事の無い冷ややかな声にビクリと肩を震わせた。
「いや、たまたま耳に入って…。」
『はぁ…それ、デマだから。俺にフラれた連中が吹聴してるだけ。』
…思い出した、護迎メイルートにそんな告白イベントあったな。
なら、真実なんだろう。
「そっか、なら俺はメイさんを信じるよ。」
『…ホント?』
相手の不安が伝わってくる…散々その噂で嫌な目にあってきたのかも知れない。
「うん、嘘言ってる風には思えないし。」
『……ありがとう。』
「気にすんなって、俺も悪かったよ。」
『ううん、御形くんは悪くないよ。』
「そうか?ならいいんだけど。」
『あ!そろそろ夕飯の時間過ぎちゃう!迎えに行くよ。』
「迎え?そんな態々…」
『いいの!俺がしたいんだから!』
「…じゃあ、待ってる。」
『うん!じゃあまた後で!』
「うん。」
通話が切れたスマホの画面を暫くながめ、ベッドへ放る。
彼が来るまでに本を詰めてしまおう。
ベッドから立ち上がり、荷解きを再開した。
本棚へ全ての本を詰め終わり、最後のダンボールを潰していた時だった。
ドアをコンコンコンとノックされた。
潰したダンボールを壁に立てかけ、ドアへ向かい鍵を開ける。
ドアを開けばそこにはフードもサングラスもつけていないメイさんが立っていた。
「迎えに来たよォ。」
ニコリと微笑みそう言うと、壁に立てかけてあるダンボール達へ視線をやり。
「荷解き終わったの?」
「あぁ、丁度さっきな。」
「タイミングばっちしだったね。」
「ちょっと待ってろ。」
俺は一言かけると部屋の中へ戻り、カバンから財布と充電ケーブルからスマホを抜きケツポケットにしまった。
開け放たれたドアに戻り、鍵を手に取り電気を消せばメイさんの横を通り部屋を出た。
「閉めるぞ?」
「あ、うん。」
しげしげと部屋の中を見回していたメイさんに声をかけると、身体を横にずらす。
ドアを閉め鍵をかけると問いかける。
「何か面白いもんでもあったか?」
「あ~うん、本好きなんだね。」
「そうだな、小難しいもんは読まんが。」
「どんなジャンル読むの?」
問いかけながら彼が廊下を歩き出すので後に続く。
「ミステリーとか?」
「十分小難しいじゃん!」
「そうか?面白いぞ。」
「う~ん…なら今度おすすめ貸して?」
「お?いいぞ。」
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そんなたわいもない会話を続けながら、食堂へ向かう。
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