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BL学園に転生した件
ドタバタ入学式
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あれから二週間、俺は慣れない荷造りを終え【青薔薇学園】の制服を身にまとっていた。
白を基調に青の複雑なラインがあしらわれたブレザー襟には薔薇モチーフの校章が光っている、紺の脇に一本白いラインが入ったスラックス、青に白い薔薇が刺繍されたネクタイ、裏には俺の名前の名前がアルファベットで刺繍されている。
…記憶では【青薔薇学園】の伝統である【薔薇のパル】…まぁ相棒とか、恋人とかとこのネクタイを交換するのだ。
『好きです、付き合って?』
…いやいや、無理だ俺は異性愛者だし…あれから連絡もない。
何かの聞き間違いかも知れない。
そうだ、彼は【青薔薇学園物語】の攻略対象。
恋に落ちるならその相手は主人公だ、モブの俺なんかお呼びではない。
それに護迎メイは男女問わず食うし、二度は寝ないと噂の男だワンナイトラブをご所望だったのかも知れない。
…この俺と?いや、それもないな…あの見た目なら選り取り身取りだろう。
なら、この連絡先は…?
もう考えても分からない…やめよう。
「御形ー着替え終わったか?」
「あ、父さん。」
洗面所に入って来たのは父さんだった。
ピシッと着込まれたスリーピーススーツ、緩く撫で付けた俺と同色の髪、意志のハッキリしたこれまた俺と同色の瞳。
息子の俺から見ても惚れ惚れする。
似ているのは色だけで、俺とは全然違う。
「父さんはかっこいいね。」
「ははっ!御形もよく似合っているよ。」
「そうかな…何だか着られているような気がするよ。」
「慣れるさ。」
優しく頭を撫でられる、これも暫くはお預けだ。
今日から寮に入るのだから、俺は目を細め心地良さを堪能した。
「さぁ、愛が待ってる。」
「はい。」
リビングへ向かうと青色に白い刺繍があしらわれたドレスワンピースを身にまとった母さんがいた。
本当にこの両親の息子か?俺…。
「まぁ!懐かしい!似合っているは御形!」
そう言って抱き締められた。
母さんは【青薔薇学園】のOBなのだ。
【青薔薇学園】を卒業し、在学中からスカウトされていた芸能事務所に入り華々しくデビュー、ヒット曲を何曲もリリース、しかし数年後父さんと出会い電撃引退。
伝説の歌姫として、今も語り継がれている。
リビングには沢山のトロフィーや盾が飾られている。
「さぁ、時間が無いぞ。」
俺らの様子を温かく見守っていた父さんが時計を見て言う。
「そうね、お庭で撮りましょう!」
母さんの一言で庭に出る。
庭には母さんが育てた草花が色とりどりと芽吹いている、春だなぁ。
「御形。」
呼ばれればパシャリとシャッターを切る音、完全に気を抜いていた。
「いい表情…流石緒郎さんね。」
「ふふ…さて俺達も行こう。」
「えぇ。」
二人に挟まれ少し緊張する…すると肩に父さんの腕が、片腕には母さんの腕が回された。
「自然体でいいのよ。」
その言葉に一つ頷き、息を吐き出す。
何回かシャッターを切る音が聞こえ、父さんがカメラの方へ向かう。
「バッチリだ。」
こちらへ視線を寄越し手招く、母さんと共に向かうとカメラの液晶を覗き込む。
完璧な家族写真がそこにはあった、少し感動する。
「写真現像したら送る。」
父さんから言われ頷く、あちらに着いて落ち着いたら写真立てを買おう。
「そろそろ時間ね。」
父さんの腕時計を確認して母さんが言う、同時に二人から抱き締められた。
「元気でな。」
「いつでも連絡待ってるわ。」
【青薔薇学園】には保護者参列がない、二人とはここでお別れだ。
「…はい。」
俺からすれば一ヶ月ちょいの生活だったが、別れ難い。
15年分の記憶がそうさせるのか、俺には分からなかったけど。
「いってきます。」
母さんからカバンを受け取ると一言そう告げ頭を下げた。
二人の瞳は潤んでいる、多分俺もそうだ。
もう一度俺から二人を抱き締めれば、離れ家を後にした。
慣れない事をするもんじゃない、一筋流れた涙を手で拭い駅へ向かった。
電車とモノレールを乗り継ぎ4時間半、そこからバスで1時間揺られ俺は大きな門の前に立っていた。
周りには俺と同じ制服を身にまとった生徒達が大勢いて、その門を次々と潜って行く。
間違いなくここは【青薔薇学園】高等部だった。
人の流れに沿って俺も門を潜る、両側を美しい庭園に囲まれた道を歩いて行くと正面にこれまた大きな建物が現れた。
これから俺が通う学び舎だ、下駄箱で己の名前を探す…1年A組だから1番端っこな筈…嶋崎御形…嶋崎御形…あった。
靴箱の中には真新しい上靴が入っていた。
ローファーを脱ぎ、靴箱の下段に入れて上靴に履き替える。
まず向かうのは教室、ではなく大ホールだ。
これから学園長と生徒会長の挨拶、そして首席である俺の挨拶があるのだ…うわ、緊張してきた…。
再び生徒の流れに沿い足を進めれば、大ホールに着いた。
ここは入学式や体育祭、そして年に二度ある【青薔薇祭】在りたいに言えば立食会を行う場所だ。
確かダンスもあるんだよな…俺踊れないぞ…。
そんな事を考えながら席を探す。
首席だからか一番前の端っこだった。
座面に置かれた嶋崎御形様と書かれた紙とパンフレットを手に取り着席する。
パンフレットをパラパラとめくり一通り目を通せば、紙とパンフレットはカバンに詰めて座席の下へ。
暫くすると会場がざわめいた。
「生徒会の皆さんよ!」
誰かが叫ぶ、会場右奥の扉へ目をやるとまず目に入ったのは焼けるように赤い髪意志の強い金眼【青薔薇学園物語】の攻略対象で俺様生徒会長、函辺蘭だった。
次いで目に入ったのは青い髪に切れ長な水色眼、これまた【青薔薇学園物語】の攻略対象でクールな生徒会副会長、芹澤悠司郎。
そして…銀髪ウルフカット、キリッと上がった眉に対照的にタレた碧眼、それを彩る右の泣きぼくろ、薄いが形のいい唇…生徒会会計、護迎メイ…。
パッと目が合った気がして目を逸らす。
「メイ様が手を振って下さった!」
周りがどよめく中リフレインする。
『好きです、付き合って?』
いやいや、思い出すな!あれは事故だ!
きっと何かの間違いだ、彼が恋するのは主人公であってモブの俺ではない!断じて!
「えー静粛に。」
気付けば壇上には壮年の男性が立っており、マイクを握っていた。
おそらく学園長なのだろう、長いスピーチが始まった。
「…以上です、皆さん素敵な学園生活を。」
長々としたスピーチを終え、学園長が壇上の席へ戻ると同時に生徒会長が立ち上がりマイクへと向かう。
「生徒会長、函辺蘭だ。俺の学園生活を邪魔しないこと、以上だ。」
そう言うとさっさと席へ戻ってしまった。
次いで副会長がマイクへ向かう。
「会長が失礼しました。皆さんこの学園で様々な事を学び、将来へ活かして下さい。以上です。」
副会長が一礼すると踵を返し席へ戻る。
次は会計…護迎メイだ。
「みんなそんなに固くならなくていいよ~みんなで楽しい学園生活送ろうねェそれと…」
また一瞬目が合った気がして、何か嫌な予感がする。
「俺【薔薇のパル】の相手見付けたからよろしく。」
へらへらと笑いながら爆弾発言を残して席についた。
周囲は悲鳴やらなんやらで阿鼻叫喚だ。
「静粛に!静粛に!」
学園長が再びマイクを握って叫んでいる、その後俺が壇上に呼ばれ挨拶をしたが何を喋ったか覚えていない…。
そんなこんなで俺は気付いたら教室にいた。
「えー今日から皆さんを担当する…」
担任教師が何か言っているがよく聞こえない。
『好きです、付き合って?』
『俺【薔薇のパル】の相手見付けたからよろしく。』
まさかな…モブの俺な筈がない。
きっと主人公の事だろう。
頭を振りリフレインする言葉を振り払う、すると名前を呼ばれた。
「嶋崎御形。」
「あっはいっ!」
反射的に立ち上がる。
「花咲ナズナ。」
「はい!」
「古鬼田平子。」
「…うっす。」
花咲ナズナに古鬼田平子!?
同じクラスな事に驚愕する、全然気付かなかった…。
「皆はエスカレーター式だから知り合いだと思うが、この三人は今年からの編入生だ。仲良くする様に。」
周囲からはパラパラと拍手が上がった。
担任教師に言われ着席するも、俺の脳内はパニックだ。
花咲ナズナは【青薔薇学園物語】の主人公で、明朗快活で歯に衣着せぬ物言いが攻略対象達から好かれて行くのだ。
ピンク髪のピンクの瞳で可愛らしい美少年である。
古鬼田平子は【青薔薇学園物語】の攻略対象で、一匹狼のヤンキーだ。
金髪の琥珀色の瞳で左眉に傷のあるイケメンである。
俺の学園生活…波乱かもしれない。
白を基調に青の複雑なラインがあしらわれたブレザー襟には薔薇モチーフの校章が光っている、紺の脇に一本白いラインが入ったスラックス、青に白い薔薇が刺繍されたネクタイ、裏には俺の名前の名前がアルファベットで刺繍されている。
…記憶では【青薔薇学園】の伝統である【薔薇のパル】…まぁ相棒とか、恋人とかとこのネクタイを交換するのだ。
『好きです、付き合って?』
…いやいや、無理だ俺は異性愛者だし…あれから連絡もない。
何かの聞き間違いかも知れない。
そうだ、彼は【青薔薇学園物語】の攻略対象。
恋に落ちるならその相手は主人公だ、モブの俺なんかお呼びではない。
それに護迎メイは男女問わず食うし、二度は寝ないと噂の男だワンナイトラブをご所望だったのかも知れない。
…この俺と?いや、それもないな…あの見た目なら選り取り身取りだろう。
なら、この連絡先は…?
もう考えても分からない…やめよう。
「御形ー着替え終わったか?」
「あ、父さん。」
洗面所に入って来たのは父さんだった。
ピシッと着込まれたスリーピーススーツ、緩く撫で付けた俺と同色の髪、意志のハッキリしたこれまた俺と同色の瞳。
息子の俺から見ても惚れ惚れする。
似ているのは色だけで、俺とは全然違う。
「父さんはかっこいいね。」
「ははっ!御形もよく似合っているよ。」
「そうかな…何だか着られているような気がするよ。」
「慣れるさ。」
優しく頭を撫でられる、これも暫くはお預けだ。
今日から寮に入るのだから、俺は目を細め心地良さを堪能した。
「さぁ、愛が待ってる。」
「はい。」
リビングへ向かうと青色に白い刺繍があしらわれたドレスワンピースを身にまとった母さんがいた。
本当にこの両親の息子か?俺…。
「まぁ!懐かしい!似合っているは御形!」
そう言って抱き締められた。
母さんは【青薔薇学園】のOBなのだ。
【青薔薇学園】を卒業し、在学中からスカウトされていた芸能事務所に入り華々しくデビュー、ヒット曲を何曲もリリース、しかし数年後父さんと出会い電撃引退。
伝説の歌姫として、今も語り継がれている。
リビングには沢山のトロフィーや盾が飾られている。
「さぁ、時間が無いぞ。」
俺らの様子を温かく見守っていた父さんが時計を見て言う。
「そうね、お庭で撮りましょう!」
母さんの一言で庭に出る。
庭には母さんが育てた草花が色とりどりと芽吹いている、春だなぁ。
「御形。」
呼ばれればパシャリとシャッターを切る音、完全に気を抜いていた。
「いい表情…流石緒郎さんね。」
「ふふ…さて俺達も行こう。」
「えぇ。」
二人に挟まれ少し緊張する…すると肩に父さんの腕が、片腕には母さんの腕が回された。
「自然体でいいのよ。」
その言葉に一つ頷き、息を吐き出す。
何回かシャッターを切る音が聞こえ、父さんがカメラの方へ向かう。
「バッチリだ。」
こちらへ視線を寄越し手招く、母さんと共に向かうとカメラの液晶を覗き込む。
完璧な家族写真がそこにはあった、少し感動する。
「写真現像したら送る。」
父さんから言われ頷く、あちらに着いて落ち着いたら写真立てを買おう。
「そろそろ時間ね。」
父さんの腕時計を確認して母さんが言う、同時に二人から抱き締められた。
「元気でな。」
「いつでも連絡待ってるわ。」
【青薔薇学園】には保護者参列がない、二人とはここでお別れだ。
「…はい。」
俺からすれば一ヶ月ちょいの生活だったが、別れ難い。
15年分の記憶がそうさせるのか、俺には分からなかったけど。
「いってきます。」
母さんからカバンを受け取ると一言そう告げ頭を下げた。
二人の瞳は潤んでいる、多分俺もそうだ。
もう一度俺から二人を抱き締めれば、離れ家を後にした。
慣れない事をするもんじゃない、一筋流れた涙を手で拭い駅へ向かった。
電車とモノレールを乗り継ぎ4時間半、そこからバスで1時間揺られ俺は大きな門の前に立っていた。
周りには俺と同じ制服を身にまとった生徒達が大勢いて、その門を次々と潜って行く。
間違いなくここは【青薔薇学園】高等部だった。
人の流れに沿って俺も門を潜る、両側を美しい庭園に囲まれた道を歩いて行くと正面にこれまた大きな建物が現れた。
これから俺が通う学び舎だ、下駄箱で己の名前を探す…1年A組だから1番端っこな筈…嶋崎御形…嶋崎御形…あった。
靴箱の中には真新しい上靴が入っていた。
ローファーを脱ぎ、靴箱の下段に入れて上靴に履き替える。
まず向かうのは教室、ではなく大ホールだ。
これから学園長と生徒会長の挨拶、そして首席である俺の挨拶があるのだ…うわ、緊張してきた…。
再び生徒の流れに沿い足を進めれば、大ホールに着いた。
ここは入学式や体育祭、そして年に二度ある【青薔薇祭】在りたいに言えば立食会を行う場所だ。
確かダンスもあるんだよな…俺踊れないぞ…。
そんな事を考えながら席を探す。
首席だからか一番前の端っこだった。
座面に置かれた嶋崎御形様と書かれた紙とパンフレットを手に取り着席する。
パンフレットをパラパラとめくり一通り目を通せば、紙とパンフレットはカバンに詰めて座席の下へ。
暫くすると会場がざわめいた。
「生徒会の皆さんよ!」
誰かが叫ぶ、会場右奥の扉へ目をやるとまず目に入ったのは焼けるように赤い髪意志の強い金眼【青薔薇学園物語】の攻略対象で俺様生徒会長、函辺蘭だった。
次いで目に入ったのは青い髪に切れ長な水色眼、これまた【青薔薇学園物語】の攻略対象でクールな生徒会副会長、芹澤悠司郎。
そして…銀髪ウルフカット、キリッと上がった眉に対照的にタレた碧眼、それを彩る右の泣きぼくろ、薄いが形のいい唇…生徒会会計、護迎メイ…。
パッと目が合った気がして目を逸らす。
「メイ様が手を振って下さった!」
周りがどよめく中リフレインする。
『好きです、付き合って?』
いやいや、思い出すな!あれは事故だ!
きっと何かの間違いだ、彼が恋するのは主人公であってモブの俺ではない!断じて!
「えー静粛に。」
気付けば壇上には壮年の男性が立っており、マイクを握っていた。
おそらく学園長なのだろう、長いスピーチが始まった。
「…以上です、皆さん素敵な学園生活を。」
長々としたスピーチを終え、学園長が壇上の席へ戻ると同時に生徒会長が立ち上がりマイクへと向かう。
「生徒会長、函辺蘭だ。俺の学園生活を邪魔しないこと、以上だ。」
そう言うとさっさと席へ戻ってしまった。
次いで副会長がマイクへ向かう。
「会長が失礼しました。皆さんこの学園で様々な事を学び、将来へ活かして下さい。以上です。」
副会長が一礼すると踵を返し席へ戻る。
次は会計…護迎メイだ。
「みんなそんなに固くならなくていいよ~みんなで楽しい学園生活送ろうねェそれと…」
また一瞬目が合った気がして、何か嫌な予感がする。
「俺【薔薇のパル】の相手見付けたからよろしく。」
へらへらと笑いながら爆弾発言を残して席についた。
周囲は悲鳴やらなんやらで阿鼻叫喚だ。
「静粛に!静粛に!」
学園長が再びマイクを握って叫んでいる、その後俺が壇上に呼ばれ挨拶をしたが何を喋ったか覚えていない…。
そんなこんなで俺は気付いたら教室にいた。
「えー今日から皆さんを担当する…」
担任教師が何か言っているがよく聞こえない。
『好きです、付き合って?』
『俺【薔薇のパル】の相手見付けたからよろしく。』
まさかな…モブの俺な筈がない。
きっと主人公の事だろう。
頭を振りリフレインする言葉を振り払う、すると名前を呼ばれた。
「嶋崎御形。」
「あっはいっ!」
反射的に立ち上がる。
「花咲ナズナ。」
「はい!」
「古鬼田平子。」
「…うっす。」
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同じクラスな事に驚愕する、全然気付かなかった…。
「皆はエスカレーター式だから知り合いだと思うが、この三人は今年からの編入生だ。仲良くする様に。」
周囲からはパラパラと拍手が上がった。
担任教師に言われ着席するも、俺の脳内はパニックだ。
花咲ナズナは【青薔薇学園物語】の主人公で、明朗快活で歯に衣着せぬ物言いが攻略対象達から好かれて行くのだ。
ピンク髪のピンクの瞳で可愛らしい美少年である。
古鬼田平子は【青薔薇学園物語】の攻略対象で、一匹狼のヤンキーだ。
金髪の琥珀色の瞳で左眉に傷のあるイケメンである。
俺の学園生活…波乱かもしれない。
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