上 下
16 / 18

第16話 りなのどきどき初撮影part1

しおりを挟む
――まずはお名前教えてくれる?――

「は~い。りなで~す」

――おっぱい大きいねぇ。何カップなの?――

「えっと、Iカップだよ。100cmあるの」

――すごいねぇ。えっちなことをした経験人数は?――

「えへへ、一人だけだよ」

――どうされるのが好きなの?――

「おっぱいを、いっぱい揉んでほしいの」

 りなりーの撮影が始まった。えっちなビデオを撮りたいと言い出したりなりーは、畔柳先生に速やかに浴室へ連れていかれ、ひとしきりカラダをあらった後にどこからともなく取り出せれた真っ白なビキニとゆったりとしたワンピースを着せられ、ほんの少しだけお化粧をした後にリビングへ戻ってきて撮影が始まっていた。監督役である先生がカンペを見せながら、それにりなりーが答える。

 固定カメラでインタビューパートを撮影し終えると、今度はハンディカムでりなりーを舐めるように撮影が始まった。ちなみに榛葉さんが音声担当でガンマイクを構えている。ガンマイクがあるだけで撮影しているなぁって感じが増すの、すごいな。

「かじゅちゃん、お仕事開始だよ」

 立ち上がったりなりーをローアングルからワンピースの中を覗き、そのあとはりなりーが裾をつまんで持ち上げる。むっちりとした太ももと真っ白なビキニボトムを映しつつ、パンツモロだしのままりなりーが再びソファに座る。私はその背後からりなりーのおっぱいに手を添える。カメラはりなりーにフォーカスしているので、当然ながら私の顔は映らない。

「んぅ……」

 服の上から柔らかなかたまりを揉みしだきつつ、一番上のボタンを外す。むにゅっと持ち上げて、深い谷間をカメラに晒す。服の中に手を入れて揉みながら、今度はりなりーがボタンをはずして、はだけさせる。上半身がビキニだけになると、今度はビキニの中に手をつっこむ。コリっとした感覚を手のひらで転がす。

「「んちゅ……ちゅぱ、じゅぶ……」」

 りなりーと熱い口づけを交わす。カメラの前で、りなりーと、キス、頭がおかしくなりそうだ。
 キスをしながら、アシスタントの黒崎さんからハンディカムを手渡される。りなりーから離れつつ、りなりーを映す。右手でカメラを構えながら、左手に持ったバニラアイスをりなりーの口につっこむ。
 にゅぶにゅぶと舐らせて、引き抜く。口の端に溶けたアイスがつたう。ドロドロに溶けたアイスを今度はりなりーの谷間に挿し込む。そのままソファに横たわったりなりーの身体にバニラアイスを塗りたくる。既にワンピースは脱がされ、室内にビキニでソファに寝るふしだらな姿をカメラに収める。

「ひゃぅん」

 下乳をバニラアイスでつっつきながら、身体にぬりたくったバニラアイスを舐めとる。りなりーが出した舌にべっとりとバニラアイスをぬりつけ、私がかぶりつく。

「はいカットー!!」

 ここまでで前半パートであるバニラアイス編が終わる。

「うわぁ、なんだかいけないことしているみたいでとっても楽しい!!」

 棒に残ったバニラアイスを平らげたりなりーがとても楽しそうなので、まぁいいとしよう。

「じゃあ次シャワーシーン撮るからビキニ脱いじゃって」
「ちょいちょいちょい、全裸撮るつもり?」
「大丈夫大丈夫、背中だけ映すから。前を撮る時はちゃんと手で隠してもらうし」

 ……本当に大丈夫かなぁ。
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

実る果実に百合を添えて

楠富 つかさ
恋愛
私、佐野いちごが入学した女子校には生徒が思い思いのメンバーを集めてお茶会をする文化があって、私が誘われた”果実会”はフルーツに縁のある名前の人が集まっている。 そんな果実会にはあるジンクスがあって……それは”いちご”の名前を持つ生徒と付き合えば幸せになれる!? 待って、私、女の子と付き合うの!?

AV研は今日もハレンチ

楠富 つかさ
キャラ文芸
あなたが好きなAVはAudioVisual? それともAdultVideo? AV研はオーディオヴィジュアル研究会の略称で、音楽や動画などメディア媒体の歴史を研究する集まり……というのは建前で、実はとんでもないものを研究していて―― 薄暗い過去をちょっとショッキングなピンクで塗りつぶしていくネジの足りない群像劇、ここに開演!!

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

私を買ってるクラスの陰キャが推しのコンカフェ嬢だった話

楠富 つかさ
青春
 アイドルが好きなギャル瀬上万結(せがみ まゆ)はアイドルをモチーフとしたコンセプトカフェにドハマりしていしまい金欠に陥っていた。そんな夏休み明け、ギャル友からクラスメイトの三枝朱里(さえぐさ あかり)がまとまったお金をATMで下ろしている様をみたというのでたかることにしたのだが実は朱里には秘密があって――。  二面性のある女子高生同士の秘密の関係、結びつけるのはお金の力? ※この物語はフィクションであり実在の人物・地名・団体・法令とは一切何ら全くもって関係が本当にございません。

僕が美少女になったせいで幼馴染が百合に目覚めた

楠富 つかさ
恋愛
ある朝、目覚めたら女の子になっていた主人公と主人公に恋をしていたが、女の子になって主人公を見て百合に目覚めたヒロインのドタバタした日常。 この作品はハーメルン様でも掲載しています。

百合色雪月花は星空の下に

楠富 つかさ
青春
 友達少ない系女子の星野ゆきは高校二年生に進級したものの、クラスに仲のいい子がほとんどいない状況に陥っていた。そんなゆきが人気の少ない場所でお昼を食べようとすると、そこには先客が。ひょんなことから出会った地味っ子と家庭的なギャルが送る青春百合恋愛ストーリー、開幕!

可愛いわたしはシスコンの先輩をオトしたい

楠富 つかさ
青春
わたし川崎桃花は学年で一番の美少女。しかしある日出会った先輩は、先輩自身の妹こそが一番だと言ってはばからない。どうやら先輩の妹とわたしは同級生らしい。こうなったら、わたしの可愛さを思い知らせてあげる必要があるみたいね。

憧れの先輩とイケナイ状況に!?

暗黒神ゼブラ
恋愛
今日私は憧れの先輩とご飯を食べに行くことになっちゃった!?

処理中です...