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第三話 冒険者ギルド
しおりを挟む冒険者ギルドに着いた僕は受付のお姉さんに話しかける。
「あの…冒険者になりたいのですが」
お姉さんは笑顔を崩さず対応してくれる。
「はい!新規登録ですね。では幾つかの書類を書いていただきますのでご用意させていただきます。しばらくお待ちください」
そうして大量の書類を持ってきたお姉さんは事細かに説明をしてくれた。
「まず犯罪歴がないかの確認をさせていただたきます。こちらの魔道具に手をかざしてください。
えっーと……はい。大丈夫ですね。」
緊張してしまった。何かの間違いで犯罪者になったらという不安だろうなぁ。
その後も説明を続けること1時間。
「はい。これで大体終わりです。最後に冒険者ランクについて説明させていただきます。冒険者にはランクがあり、先程お渡しした冒険者カードの色で判別します。色々な仕事をこなすことで、ギルドから評価され、ランクアップする仕組みです。」
来た!誰もが憧れる冒険者ランク。始めはFからだが、ランクアップを重ねることでSまで上がれるらしい。
「はい。知ってます!頑張って上げます!」
お姉さんはにっこり微笑んだ後
「では以上で説明を終わらせていただきます。分からないことがあったら職員に聞いてください」
やっぱり笑顔で送り出してくれた。
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