25 / 50
第二章:他罰性の化け物
第二十三話 主と下僕
しおりを挟む
「ねぇ……アシュリン。あとどれくらいで着くの?」
「そうですね。十分くらいでしょうか」
「十分か。もう少しね」
なんやかんやとありながらも私たちはロクサムの群生地へと向けて順調に森の中を進んでいた。
意外だったのはアシュリンは優秀だったことだ。
先程の間違いが嘘だったかのように、鬱蒼とした森の中にいるにも関わらず、迷いなく進んでいる。
まるで先に何があるかを見通せているかのようだ。
「なぜわたしがスムーズに進めているか気になりますか?」
「ええ。まぁ……そうね」
「でしたら面白いものをお見せしますよ」
アシュリンは地面に片膝をつけて祈りのようなポーズを取ると、彼女の体から何かが這い出てきた。
「あらやだ~」
それは触手だった。
アシュリンの体から生える膨大な魔力を秘めた無数の触手。
黒くぼんやりとしたそれは意思を持っているかのように言葉を発し、アシュリンのほっぺをぷにぷにと突いている。
「可愛いじゃないこの子。アシュリン、いい子を見つけてきたわねぇん」
「お褒めに預かり光栄です」
自分から生えている触手に深々とお辞儀をするアシュリン。
「え、えっと。これは一体なんなの?」
目の前で繰り広げられる珍妙なやり取りに困惑していると、アシュリンは事務的に説明をしてくれた。
「小春様。こちらは我らガルザーネ族の信仰する神・ムチャ様です」
「か、神様!?」
「はい。あくまでも今は仮の姿ですけどね。私たちガルザーネ族はムチャ様に依代として体を貸す代わりに加護を頂いているのです」
話すと長くなるとのことで詳細は教えてくれなかったが、ガルザーネ族にとってムチャ様は信仰の対象であると同時に共生関係でもあるんだとか。
「す、すみません。そうとは知らず失礼なことを」
「そんなに気を遣わなくていいのよぅ。私はこの子たち以外には崇拝を求めてないしぃ、求めちゃいけないことになっているからねぇ」
「え? それはどういう……?」
「――ムチャ様は寛大だということです。時として子どもたちの遊び相手も務めてくださっていますからね」
「そ、そう」
アシュリンの横やりで見事にはぐらかされてしまった。
ムチャ様の真意はちょっぴり気になるが、本人があまり触れてほしくなさそうな話題を引っ張るほど野暮ではない。
「でも神様が遊び相手だったらあの子たちも退屈しないわね」
私はアシュリンの言葉に乗っかって話題を変えることにした。
「メリーゴーランドをやってあげていたのはムチャ様なんですよね?」
「そうよぅ。あんな遊びはあたし以外にできっこないし、あの子たちも喜んでくれるからねぇ。ついついおだてられてやっちゃうのよぉ。あなたもどお?」
「あはは……遠慮しときます」
神様なのに随分とノリが軽いわね。
苦笑しながらも断ると、ムチャ様のターゲットは依り代へと移る。
「じゃあアシュリンにやってあげようかしらねぇ。いつも私を支えてくれるお礼よぉ?」
「結構です。ムチャ様にお仕えできることこそが私にとっての褒美ですので」
「あら本当ぉ? そうは言うけどあなた、偶に反抗的な態度取るじゃなぁい?」
「まさか。そんなことありませんよ。気のせいではないですか?」
私をよそにバチバチと舌戦を繰り広げる両者。
とても自らが信じる神に対する態度には見えないが、アシュリンにとっては平常運転なのだろう。
「んんっ……」
咳払いの後、アシュリンは先程までの態度を一変させて己の神へ深々とお辞儀をすした。
「ムチャ様に感謝しているのは本当です。内乱で深い心の傷を負ったあの子たちがまた笑えるようになったのはムチャ様のおかげですから」
「ふふっ……やっぱりあなたはあたしが見込んだだけはあるわぁ。でもそれだったらあたし以外にもお礼を言わなきゃいけないんじゃなぁい?」
「そうですね……」
ムチャ様に促されて、アシュリンは少し俯きながら私の方を見る。
「小春様にも感謝しています。今日はあの子たちもすごく楽しそうにしていました」
「い、いきなり何よ?」
「素直な心情を吐露したまです。あの子たちも喜ぶと思うので、またお時間のある時に来ていただけると幸いです」
「……………アシュリン」
軽薄な奴だとばかり思ってたけど、意外としっかり考えてるのね。
あの子たちのためになるなら断る理由がない。
「ついでに私の仕事もやってくださると助かります」
「もちろんよ。それくらいだったらいつでも…………って何言ってんの?」
「バレてしまいましたか」
てへっと可愛くもない笑顔を作るアシュリン。
「全くあんたって奴は……」
ほんと、油断も隙もないわね。
感心した途端にこれだ。
下手したら氷夜よりもひどいんじゃないかしら。
「まぁまぁ小春様、そんなに怒らないでくださいませ。今のも素直な心情を吐露しただけですから」
「もっと性質が悪いわよ!」
「あ、それよりも小春様、着きましたよ」
「はいはい。そんな単純な誘導に引っかかるとで……も?」
呆れながらもアシュリンが指さした先を見ると、花畑が広がっていた。
「…………きれい」
辺り一面に咲き誇る紫の花々。
一つ一つの小さな花弁が太陽光を優しく包み込み、淡く輝いている。
花の持つ効果のおかげか、アシュリンへの怒りは彼方へと消し飛んでいた。
「小春様小春様」
「何?」
「ロクサムはデリケートな花なので取る際は細心の注意を。根本から優しく引き抜き、採取できたらムチャ様に預けてください。ムチャ様なら壊さずに運ぶことができるので」
「わかったわ」
アシュリンの指示に従って私はさっそく作業に取り掛かる。
お見舞いとして持って行く時は三十本ほどが相場らしいから、氷夜へ持って行くのもそれと同じくらいでいいだろう。
スカートが地面につかないように機を付けながら、私は腰を落として一つ一つ丁寧に摘んでいく。
アシュリンも手伝ってくれたので幸いにも時間はそこまでかからなかった。
「これだけあれば十分でしょう」
「そうね。ムチャ様、お願いできるかしら?」
「もちろんよぉ」
野太い声と共にアシュリンの方からにょきっと触手が伸びてきた。
私は落とさないように気を付けつつ、腕の中に抱えていた花々を手渡す。
すると瞬く間にムチャ様の触手の中に取り込まれていった。
「げぷっ……うっかり食べちゃわないように気を付けないとねぇ」
「……やめてくださいね?」
「冗談よぉ」
それくらいわかってるけど……不安になるようなことを言うのはやめてほしい。
ほんと、この主にして従者ありってわけね。
***
「さて時間も惜しいですし、さっそく氷夜様の下へ届けに参りましょう」
「そうね。城までの道のりを考えると嫌になるけど仕方ないわ」
今までにかかった時間を思いだし愚痴をこぼすと、アシュリンは首を横に振って否定する。
「何をおっしゃいますか小春様、徒歩でなんてそんな面倒なことはしません。飛行魔法を使って最速で向かいますよ」
「飛行魔法?」
「飛行魔法というのは決められた座標へと自動で飛んでいく移動用の魔法のことです。テレポートではないので目的地は障害物が少ない場所でないといけないのですが、城へ向かう分にはもってこいでしょう」
なるほど。
そう簡単に。
ってちょっと待って?
テレポートじゃなくて飛んでいく?
「さぁ行きますよ。別に準備ができてなくても行きますけどね」
「ちょっと待ってアシュリン! まだ私は……」
制止しようとするも時すでに遅く、
「――エアスラン」
アシュリンが魔法を唱えると同時に、私の体は遥か上空へと飛んでいった。
「そうですね。十分くらいでしょうか」
「十分か。もう少しね」
なんやかんやとありながらも私たちはロクサムの群生地へと向けて順調に森の中を進んでいた。
意外だったのはアシュリンは優秀だったことだ。
先程の間違いが嘘だったかのように、鬱蒼とした森の中にいるにも関わらず、迷いなく進んでいる。
まるで先に何があるかを見通せているかのようだ。
「なぜわたしがスムーズに進めているか気になりますか?」
「ええ。まぁ……そうね」
「でしたら面白いものをお見せしますよ」
アシュリンは地面に片膝をつけて祈りのようなポーズを取ると、彼女の体から何かが這い出てきた。
「あらやだ~」
それは触手だった。
アシュリンの体から生える膨大な魔力を秘めた無数の触手。
黒くぼんやりとしたそれは意思を持っているかのように言葉を発し、アシュリンのほっぺをぷにぷにと突いている。
「可愛いじゃないこの子。アシュリン、いい子を見つけてきたわねぇん」
「お褒めに預かり光栄です」
自分から生えている触手に深々とお辞儀をするアシュリン。
「え、えっと。これは一体なんなの?」
目の前で繰り広げられる珍妙なやり取りに困惑していると、アシュリンは事務的に説明をしてくれた。
「小春様。こちらは我らガルザーネ族の信仰する神・ムチャ様です」
「か、神様!?」
「はい。あくまでも今は仮の姿ですけどね。私たちガルザーネ族はムチャ様に依代として体を貸す代わりに加護を頂いているのです」
話すと長くなるとのことで詳細は教えてくれなかったが、ガルザーネ族にとってムチャ様は信仰の対象であると同時に共生関係でもあるんだとか。
「す、すみません。そうとは知らず失礼なことを」
「そんなに気を遣わなくていいのよぅ。私はこの子たち以外には崇拝を求めてないしぃ、求めちゃいけないことになっているからねぇ」
「え? それはどういう……?」
「――ムチャ様は寛大だということです。時として子どもたちの遊び相手も務めてくださっていますからね」
「そ、そう」
アシュリンの横やりで見事にはぐらかされてしまった。
ムチャ様の真意はちょっぴり気になるが、本人があまり触れてほしくなさそうな話題を引っ張るほど野暮ではない。
「でも神様が遊び相手だったらあの子たちも退屈しないわね」
私はアシュリンの言葉に乗っかって話題を変えることにした。
「メリーゴーランドをやってあげていたのはムチャ様なんですよね?」
「そうよぅ。あんな遊びはあたし以外にできっこないし、あの子たちも喜んでくれるからねぇ。ついついおだてられてやっちゃうのよぉ。あなたもどお?」
「あはは……遠慮しときます」
神様なのに随分とノリが軽いわね。
苦笑しながらも断ると、ムチャ様のターゲットは依り代へと移る。
「じゃあアシュリンにやってあげようかしらねぇ。いつも私を支えてくれるお礼よぉ?」
「結構です。ムチャ様にお仕えできることこそが私にとっての褒美ですので」
「あら本当ぉ? そうは言うけどあなた、偶に反抗的な態度取るじゃなぁい?」
「まさか。そんなことありませんよ。気のせいではないですか?」
私をよそにバチバチと舌戦を繰り広げる両者。
とても自らが信じる神に対する態度には見えないが、アシュリンにとっては平常運転なのだろう。
「んんっ……」
咳払いの後、アシュリンは先程までの態度を一変させて己の神へ深々とお辞儀をすした。
「ムチャ様に感謝しているのは本当です。内乱で深い心の傷を負ったあの子たちがまた笑えるようになったのはムチャ様のおかげですから」
「ふふっ……やっぱりあなたはあたしが見込んだだけはあるわぁ。でもそれだったらあたし以外にもお礼を言わなきゃいけないんじゃなぁい?」
「そうですね……」
ムチャ様に促されて、アシュリンは少し俯きながら私の方を見る。
「小春様にも感謝しています。今日はあの子たちもすごく楽しそうにしていました」
「い、いきなり何よ?」
「素直な心情を吐露したまです。あの子たちも喜ぶと思うので、またお時間のある時に来ていただけると幸いです」
「……………アシュリン」
軽薄な奴だとばかり思ってたけど、意外としっかり考えてるのね。
あの子たちのためになるなら断る理由がない。
「ついでに私の仕事もやってくださると助かります」
「もちろんよ。それくらいだったらいつでも…………って何言ってんの?」
「バレてしまいましたか」
てへっと可愛くもない笑顔を作るアシュリン。
「全くあんたって奴は……」
ほんと、油断も隙もないわね。
感心した途端にこれだ。
下手したら氷夜よりもひどいんじゃないかしら。
「まぁまぁ小春様、そんなに怒らないでくださいませ。今のも素直な心情を吐露しただけですから」
「もっと性質が悪いわよ!」
「あ、それよりも小春様、着きましたよ」
「はいはい。そんな単純な誘導に引っかかるとで……も?」
呆れながらもアシュリンが指さした先を見ると、花畑が広がっていた。
「…………きれい」
辺り一面に咲き誇る紫の花々。
一つ一つの小さな花弁が太陽光を優しく包み込み、淡く輝いている。
花の持つ効果のおかげか、アシュリンへの怒りは彼方へと消し飛んでいた。
「小春様小春様」
「何?」
「ロクサムはデリケートな花なので取る際は細心の注意を。根本から優しく引き抜き、採取できたらムチャ様に預けてください。ムチャ様なら壊さずに運ぶことができるので」
「わかったわ」
アシュリンの指示に従って私はさっそく作業に取り掛かる。
お見舞いとして持って行く時は三十本ほどが相場らしいから、氷夜へ持って行くのもそれと同じくらいでいいだろう。
スカートが地面につかないように機を付けながら、私は腰を落として一つ一つ丁寧に摘んでいく。
アシュリンも手伝ってくれたので幸いにも時間はそこまでかからなかった。
「これだけあれば十分でしょう」
「そうね。ムチャ様、お願いできるかしら?」
「もちろんよぉ」
野太い声と共にアシュリンの方からにょきっと触手が伸びてきた。
私は落とさないように気を付けつつ、腕の中に抱えていた花々を手渡す。
すると瞬く間にムチャ様の触手の中に取り込まれていった。
「げぷっ……うっかり食べちゃわないように気を付けないとねぇ」
「……やめてくださいね?」
「冗談よぉ」
それくらいわかってるけど……不安になるようなことを言うのはやめてほしい。
ほんと、この主にして従者ありってわけね。
***
「さて時間も惜しいですし、さっそく氷夜様の下へ届けに参りましょう」
「そうね。城までの道のりを考えると嫌になるけど仕方ないわ」
今までにかかった時間を思いだし愚痴をこぼすと、アシュリンは首を横に振って否定する。
「何をおっしゃいますか小春様、徒歩でなんてそんな面倒なことはしません。飛行魔法を使って最速で向かいますよ」
「飛行魔法?」
「飛行魔法というのは決められた座標へと自動で飛んでいく移動用の魔法のことです。テレポートではないので目的地は障害物が少ない場所でないといけないのですが、城へ向かう分にはもってこいでしょう」
なるほど。
そう簡単に。
ってちょっと待って?
テレポートじゃなくて飛んでいく?
「さぁ行きますよ。別に準備ができてなくても行きますけどね」
「ちょっと待ってアシュリン! まだ私は……」
制止しようとするも時すでに遅く、
「――エアスラン」
アシュリンが魔法を唱えると同時に、私の体は遥か上空へと飛んでいった。
0
お気に入りに追加
27
あなたにおすすめの小説
目立ちたくない召喚勇者の、スローライフな(こっそり)恩返し
gari
ファンタジー
突然、異世界の村に転移したカズキは、村長父娘に保護された。
知らない間に脳内に寄生していた自称大魔法使いから、自分が召喚勇者であることを知るが、庶民の彼は勇者として生きるつもりはない。
正体がバレないようギルドには登録せず一般人としてひっそり生活を始めたら、固有スキル『蚊奪取』で得た規格外の能力と(この世界の)常識に疎い行動で逆に目立ったり、村長の娘と徐々に親しくなったり。
過疎化に悩む村の窮状を知り、恩返しのために温泉を開発すると見事大当たり! でも、その弊害で恩人父娘が窮地に陥ってしまう。
一方、とある国では、召喚した勇者(カズキ)の捜索が密かに行われていた。
父娘と村を守るため、武闘大会に出場しよう!
地域限定土産の開発や冒険者ギルドの誘致等々、召喚勇者の村おこしは、従魔や息子(?)や役人や騎士や冒険者も加わり順調に進んでいたが……
ついに、居場所が特定されて大ピンチ!!
どうする? どうなる? 召喚勇者。
※ 基本は主人公視点。時折、第三者視点が入ります。
クラス転移で無能判定されて追放されたけど、努力してSSランクのチートスキルに進化しました~【生命付与】スキルで異世界を自由に楽しみます~
いちまる
ファンタジー
ある日、クラスごと異世界に召喚されてしまった少年、天羽イオリ。
他のクラスメートが強力なスキルを発現させてゆく中、イオリだけが最低ランクのEランクスキル【生命付与】の持ち主だと鑑定される。
「無能は不要だ」と判断した他の生徒や、召喚した張本人である神官によって、イオリは追放され、川に突き落とされた。
しかしそこで、川底に沈んでいた謎の男の力でスキルを強化するチャンスを得た――。
1千年の努力とともに、イオリのスキルはSSランクへと進化!
自分を拾ってくれた田舎町のアイテムショップで、チートスキルをフル稼働!
「転移者が世界を良くする?」
「知らねえよ、俺は異世界を自由気ままに楽しむんだ!」
追放された少年の第2の人生が、始まる――!
※本作品は他サイト様でも掲載中です。
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
家族全員異世界へ転移したが、その世界で父(魔王)母(勇者)だった…らしい~妹は聖女クラスの魔力持ち!?俺はどうなんですかね?遠い目~
厘/りん
ファンタジー
ある休日、家族でお昼ご飯を食べていたらいきなり異世界へ転移した。俺(長男)カケルは日本と全く違う異世界に動揺していたが、父と母の様子がおかしかった。なぜか、やけに落ち着いている。問い詰めると、もともと父は異世界人だった(らしい)。信じられない!
☆第4回次世代ファンタジーカップ
142位でした。ありがとう御座いました。
★Nolaノベルさん•なろうさんに編集して掲載中。
無尽蔵の魔力で世界を救います~現実世界からやって来た俺は神より魔力が多いらしい~
甲賀流
ファンタジー
なんの特徴もない高校生の高橋 春陽はある時、異世界への繋がるダンジョンに迷い込んだ。なんだ……空気中に星屑みたいなのがキラキラしてるけど?これが全て魔力だって?
そしてダンジョンを突破した先には広大な異世界があり、この世界全ての魔力を行使して神や魔族に挑んでいく。
【完結】【勇者】の称号が無かった美少年は王宮を追放されたのでのんびり異世界を謳歌する
雪雪ノ雪
ファンタジー
ある日、突然学校にいた人全員が【勇者】として召喚された。
その召喚に巻き込まれた少年柊茜は、1人だけ【勇者】の称号がなかった。
代わりにあったのは【ラグナロク】という【固有exスキル】。
それを見た柊茜は
「あー....このスキルのせいで【勇者】の称号がなかったのかー。まぁ、ス・ラ・イ・厶・に【勇者】って称号とか合わないからなぁ…」
【勇者】の称号が無かった柊茜は、王宮を追放されてしまう。
追放されてしまった柊茜は、特に慌てる事もなくのんびり異世界を謳歌する..........たぶん…....
主人公は男の娘です 基本主人公が自分を表す時は「私」と表現します
ズボラ通販生活
ice
ファンタジー
西野桃(にしのもも)35歳の独身、オタクが神様のミスで異世界へ!貪欲に通販スキル、時間停止アイテムボックス容量無限、結界魔法…さらには、お金まで貰う。商人無双や!とか言いつつ、楽に、ゆるーく、商売をしていく。淋しい独身者、旦那という名の奴隷まで?!ズボラなオバサンが異世界に転移して好き勝手生活する!
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる