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42.裕と洋志
裕と洋志
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「てことはだよ、俺たち以外にもメモリーカードを受け取って、アレを見た奴がいるかも知れないってことじゃん?」
裕がドヤ顔で洋志に訴えた。
「あの残酷ショーをか?」
洋志も興味が湧いてきたのか身を乗り出す。
裕は頷くと、
「もし俺たちがアレを見なかったとしたら、あいつはどうすると思う?」
続けざまに疑問を口にした。
「そうだなァ。また誰かに見せるかな?」
「かも知れない。でも俺たちが見たか否かの結果までは、奴にも知る術がないだろ。となると、或いは最初から複数の人間にメモリーカードを配ったんじゃないかと思うんだ。」
「どうだろう。手が回る可能性も高いのに、わざわざそんな危険を冒すかな?」
今度は洋志が疑問を呈した。
「手が回る可能性があるからこそ、
一度に短期間で配り終えたいんじゃないのかな。あんなヤバいもんの配布を何度も繰り返すとは思えないし、かといって俺だけに手渡したとも考えにくい。」
さらに裕が持論を展開する。
裕がドヤ顔で洋志に訴えた。
「あの残酷ショーをか?」
洋志も興味が湧いてきたのか身を乗り出す。
裕は頷くと、
「もし俺たちがアレを見なかったとしたら、あいつはどうすると思う?」
続けざまに疑問を口にした。
「そうだなァ。また誰かに見せるかな?」
「かも知れない。でも俺たちが見たか否かの結果までは、奴にも知る術がないだろ。となると、或いは最初から複数の人間にメモリーカードを配ったんじゃないかと思うんだ。」
「どうだろう。手が回る可能性も高いのに、わざわざそんな危険を冒すかな?」
今度は洋志が疑問を呈した。
「手が回る可能性があるからこそ、
一度に短期間で配り終えたいんじゃないのかな。あんなヤバいもんの配布を何度も繰り返すとは思えないし、かといって俺だけに手渡したとも考えにくい。」
さらに裕が持論を展開する。
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