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【中華F】【和風F】梅雨の長雨前にネムノキなどを府立植物園に見に行きました。
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京都も梅雨に入り、今日の夕方からしばらく雨が続くようです。
その前に府立植物園に行っておこうと、昼過ぎに出かけました(※1)
植物園では門のところで「見ごろの植物」の地図を貰えます(※2)
まずは北山門から南に下ってササユリを見ることにしました。
道に立札があって見つけやすかったです。深い緑の中に淡い紅色の花が優美で、そして甘い良い香りがしました(※3)。
次に目指すのはネムノキです。中国でも話題になる樹ですね。
篠原悠希さんの中華ファンタジー『金椛国春秋』で参考資料として挙げられていた中村公一さん『中国の愛の花ことば』でも紹介されていました(「夜合花」という漢字表記です)。
植物園の地図では芝生地の北西あたりにあるはずなのですが、なかなか見つかりませんでした。鷲生と同じくネムノキを探してらっしゃる様子のお爺さんもいらっしゃいましたw
花が枝の高いところにしか咲いていないので目につかず、鷲生は地面に花が落ちているのを見つけて空を見上げ、ようやく探し当てましたw
望遠レンズで写真を撮りました。紅色のブラシのような花が曇り空を彩る様子がみられて良かったです(※4)。
ネムノキはシャリンバイの大木(腰のあたりでぐっと折れている特徴のある樹形)の東隣ですね。覚えておきますw
植物生態園のオオバギボウシはリュウゼツラン科だそうで、よく目立ちます。
ギボウシは蕾が擬宝珠に似ているからだとか(※5)。
ノグルミという樹木が「見ごろ」とされていたのものの、何に着目していいのか分からなかったのですが、実がなっているのが今の時期だということのようです(※6)。樹木がクルミに似ていますが、食べられないそうです。
木を燃やすといい香りがするんだそうですが、それは試せないですねw
落ちてる枝を拾うぐらいは大丈夫かな……。
そういえばこのノグルミのあたりのツツジの枝に「枝を折らないで」という札がたくさんかかっていました。
前に、四季彩の丘で、花の香りをかぐのに花をむしり取って自分の鼻先につけ、そのまま地面に投げ捨ててた人がいて、ものすごくびっくりしました。ありえないですよね!(よく外国人観光客のマナーが問題になりますが、日本語喋ってて見た目も日本人でしたよ……)。
最近の植物生態園では、大河ドラマ「光る君へ」の影響か、「源氏物語に出てくる花」に分かりやすいマークを付けて下さるようになりました(※7)。
平安ファンタジーを書く鷲生には大助かりです。
植物生態園の北西の入り口から西に入ったところにハンゲショウがありました。
半夏生は白川紺子さんの中華ファンタジー『後宮の烏』でその名を知った記憶があります。
病気でもないのに葉が白くなり、森の深い緑の中ではかなり目立つ存在ですね(※8)。
夏と言えば蓮。
府立植物園には大きな蓮池があるのですが、そちらはチラホラといったところです(※9)。
昨年、満開の頃に見に行きましたが、沢山咲いている時期には極楽浄土っぽさが感じられるwエリアです。
四阿から見渡すと中国の皇帝になった気分が味わえますw
四季彩の丘の鉢植えの蓮は咲いているのが多かったです(※10)。
蓮が満開になるのは梅雨明けからでしょうか。
これからしばらく雨が続きますが、たしかお香をきくのに雨の日の方が向いているとか。
昔、「あさきゆめみし」で、「雨で空気が湿っているときは、お香をきくのに向いている」という意味の台詞があったはず(今手元にないんですが)。ちょっと調べてみると『源氏物語」梅枝にあるようですね。
買ってみたいお香セットがあるので(※11)、いよいよお店に買いに行こうかと思います。
お香のお店のサイトでも「本来、香りの良さを引き出すためにはある程度の湿気が大切とされています」とありました(※12)。
梅雨の長雨が楽しみになりそうです。
*****
※1府立植物園https://www.pref.kyoto.jp/plant/index.html
※2「見ごろの植物」PDF
https://www.pref.kyoto.jp/plant/migoro/documents/240621nakaragituushin.pdf
※3 ササユリ
https://x.com/washu72802210/status/1804393306585268589
※4 ネムノキ https://x.com/washu72802210/status/1804394734166904940
※5オオバギボウシhttps://x.com/washu72802210/status/1804395327333765174
※6ノグルミ https://x.com/washu72802210/status/1804396095339950091
※7「源氏物語の植物」マークのついたアカネです。https://x.com/washu72802210/status/1804396656709812459
※8 ハンゲショウhttps://x.com/washu72802210/status/1804397176715649177
※9 蓮池ですhttps://x.com/washu72802210/status/1804398397152985336
※10 四季彩の丘の蓮です。
https://x.com/washu72802210/status/1804398746077401555
※11 お香については、5月に行った「京のかおり 源氏物語店によせて」展で見かけたものを買おうかと思っています。
https://kakuyomu.jp/works/16817330661485429107/episodes/16818093076644199825
※12 薫玉堂「雨の日のお香」https://www.kungyokudo.co.jp/blog/262/
その前に府立植物園に行っておこうと、昼過ぎに出かけました(※1)
植物園では門のところで「見ごろの植物」の地図を貰えます(※2)
まずは北山門から南に下ってササユリを見ることにしました。
道に立札があって見つけやすかったです。深い緑の中に淡い紅色の花が優美で、そして甘い良い香りがしました(※3)。
次に目指すのはネムノキです。中国でも話題になる樹ですね。
篠原悠希さんの中華ファンタジー『金椛国春秋』で参考資料として挙げられていた中村公一さん『中国の愛の花ことば』でも紹介されていました(「夜合花」という漢字表記です)。
植物園の地図では芝生地の北西あたりにあるはずなのですが、なかなか見つかりませんでした。鷲生と同じくネムノキを探してらっしゃる様子のお爺さんもいらっしゃいましたw
花が枝の高いところにしか咲いていないので目につかず、鷲生は地面に花が落ちているのを見つけて空を見上げ、ようやく探し当てましたw
望遠レンズで写真を撮りました。紅色のブラシのような花が曇り空を彩る様子がみられて良かったです(※4)。
ネムノキはシャリンバイの大木(腰のあたりでぐっと折れている特徴のある樹形)の東隣ですね。覚えておきますw
植物生態園のオオバギボウシはリュウゼツラン科だそうで、よく目立ちます。
ギボウシは蕾が擬宝珠に似ているからだとか(※5)。
ノグルミという樹木が「見ごろ」とされていたのものの、何に着目していいのか分からなかったのですが、実がなっているのが今の時期だということのようです(※6)。樹木がクルミに似ていますが、食べられないそうです。
木を燃やすといい香りがするんだそうですが、それは試せないですねw
落ちてる枝を拾うぐらいは大丈夫かな……。
そういえばこのノグルミのあたりのツツジの枝に「枝を折らないで」という札がたくさんかかっていました。
前に、四季彩の丘で、花の香りをかぐのに花をむしり取って自分の鼻先につけ、そのまま地面に投げ捨ててた人がいて、ものすごくびっくりしました。ありえないですよね!(よく外国人観光客のマナーが問題になりますが、日本語喋ってて見た目も日本人でしたよ……)。
最近の植物生態園では、大河ドラマ「光る君へ」の影響か、「源氏物語に出てくる花」に分かりやすいマークを付けて下さるようになりました(※7)。
平安ファンタジーを書く鷲生には大助かりです。
植物生態園の北西の入り口から西に入ったところにハンゲショウがありました。
半夏生は白川紺子さんの中華ファンタジー『後宮の烏』でその名を知った記憶があります。
病気でもないのに葉が白くなり、森の深い緑の中ではかなり目立つ存在ですね(※8)。
夏と言えば蓮。
府立植物園には大きな蓮池があるのですが、そちらはチラホラといったところです(※9)。
昨年、満開の頃に見に行きましたが、沢山咲いている時期には極楽浄土っぽさが感じられるwエリアです。
四阿から見渡すと中国の皇帝になった気分が味わえますw
四季彩の丘の鉢植えの蓮は咲いているのが多かったです(※10)。
蓮が満開になるのは梅雨明けからでしょうか。
これからしばらく雨が続きますが、たしかお香をきくのに雨の日の方が向いているとか。
昔、「あさきゆめみし」で、「雨で空気が湿っているときは、お香をきくのに向いている」という意味の台詞があったはず(今手元にないんですが)。ちょっと調べてみると『源氏物語」梅枝にあるようですね。
買ってみたいお香セットがあるので(※11)、いよいよお店に買いに行こうかと思います。
お香のお店のサイトでも「本来、香りの良さを引き出すためにはある程度の湿気が大切とされています」とありました(※12)。
梅雨の長雨が楽しみになりそうです。
*****
※1府立植物園https://www.pref.kyoto.jp/plant/index.html
※2「見ごろの植物」PDF
https://www.pref.kyoto.jp/plant/migoro/documents/240621nakaragituushin.pdf
※3 ササユリ
https://x.com/washu72802210/status/1804393306585268589
※4 ネムノキ https://x.com/washu72802210/status/1804394734166904940
※5オオバギボウシhttps://x.com/washu72802210/status/1804395327333765174
※6ノグルミ https://x.com/washu72802210/status/1804396095339950091
※7「源氏物語の植物」マークのついたアカネです。https://x.com/washu72802210/status/1804396656709812459
※8 ハンゲショウhttps://x.com/washu72802210/status/1804397176715649177
※9 蓮池ですhttps://x.com/washu72802210/status/1804398397152985336
※10 四季彩の丘の蓮です。
https://x.com/washu72802210/status/1804398746077401555
※11 お香については、5月に行った「京のかおり 源氏物語店によせて」展で見かけたものを買おうかと思っています。
https://kakuyomu.jp/works/16817330661485429107/episodes/16818093076644199825
※12 薫玉堂「雨の日のお香」https://www.kungyokudo.co.jp/blog/262/
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