13 / 55
【中華F】【和風F】梅雨の長雨前にネムノキなどを府立植物園に見に行きました。
しおりを挟む
京都も梅雨に入り、今日の夕方からしばらく雨が続くようです。
その前に府立植物園に行っておこうと、昼過ぎに出かけました(※1)
植物園では門のところで「見ごろの植物」の地図を貰えます(※2)
まずは北山門から南に下ってササユリを見ることにしました。
道に立札があって見つけやすかったです。深い緑の中に淡い紅色の花が優美で、そして甘い良い香りがしました(※3)。
次に目指すのはネムノキです。中国でも話題になる樹ですね。
篠原悠希さんの中華ファンタジー『金椛国春秋』で参考資料として挙げられていた中村公一さん『中国の愛の花ことば』でも紹介されていました(「夜合花」という漢字表記です)。
植物園の地図では芝生地の北西あたりにあるはずなのですが、なかなか見つかりませんでした。鷲生と同じくネムノキを探してらっしゃる様子のお爺さんもいらっしゃいましたw
花が枝の高いところにしか咲いていないので目につかず、鷲生は地面に花が落ちているのを見つけて空を見上げ、ようやく探し当てましたw
望遠レンズで写真を撮りました。紅色のブラシのような花が曇り空を彩る様子がみられて良かったです(※4)。
ネムノキはシャリンバイの大木(腰のあたりでぐっと折れている特徴のある樹形)の東隣ですね。覚えておきますw
植物生態園のオオバギボウシはリュウゼツラン科だそうで、よく目立ちます。
ギボウシは蕾が擬宝珠に似ているからだとか(※5)。
ノグルミという樹木が「見ごろ」とされていたのものの、何に着目していいのか分からなかったのですが、実がなっているのが今の時期だということのようです(※6)。樹木がクルミに似ていますが、食べられないそうです。
木を燃やすといい香りがするんだそうですが、それは試せないですねw
落ちてる枝を拾うぐらいは大丈夫かな……。
そういえばこのノグルミのあたりのツツジの枝に「枝を折らないで」という札がたくさんかかっていました。
前に、四季彩の丘で、花の香りをかぐのに花をむしり取って自分の鼻先につけ、そのまま地面に投げ捨ててた人がいて、ものすごくびっくりしました。ありえないですよね!(よく外国人観光客のマナーが問題になりますが、日本語喋ってて見た目も日本人でしたよ……)。
最近の植物生態園では、大河ドラマ「光る君へ」の影響か、「源氏物語に出てくる花」に分かりやすいマークを付けて下さるようになりました(※7)。
平安ファンタジーを書く鷲生には大助かりです。
植物生態園の北西の入り口から西に入ったところにハンゲショウがありました。
半夏生は白川紺子さんの中華ファンタジー『後宮の烏』でその名を知った記憶があります。
病気でもないのに葉が白くなり、森の深い緑の中ではかなり目立つ存在ですね(※8)。
夏と言えば蓮。
府立植物園には大きな蓮池があるのですが、そちらはチラホラといったところです(※9)。
昨年、満開の頃に見に行きましたが、沢山咲いている時期には極楽浄土っぽさが感じられるwエリアです。
四阿から見渡すと中国の皇帝になった気分が味わえますw
四季彩の丘の鉢植えの蓮は咲いているのが多かったです(※10)。
蓮が満開になるのは梅雨明けからでしょうか。
これからしばらく雨が続きますが、たしかお香をきくのに雨の日の方が向いているとか。
昔、「あさきゆめみし」で、「雨で空気が湿っているときは、お香をきくのに向いている」という意味の台詞があったはず(今手元にないんですが)。ちょっと調べてみると『源氏物語」梅枝にあるようですね。
買ってみたいお香セットがあるので(※11)、いよいよお店に買いに行こうかと思います。
お香のお店のサイトでも「本来、香りの良さを引き出すためにはある程度の湿気が大切とされています」とありました(※12)。
梅雨の長雨が楽しみになりそうです。
*****
※1府立植物園https://www.pref.kyoto.jp/plant/index.html
※2「見ごろの植物」PDF
https://www.pref.kyoto.jp/plant/migoro/documents/240621nakaragituushin.pdf
※3 ササユリ
https://x.com/washu72802210/status/1804393306585268589
※4 ネムノキ https://x.com/washu72802210/status/1804394734166904940
※5オオバギボウシhttps://x.com/washu72802210/status/1804395327333765174
※6ノグルミ https://x.com/washu72802210/status/1804396095339950091
※7「源氏物語の植物」マークのついたアカネです。https://x.com/washu72802210/status/1804396656709812459
※8 ハンゲショウhttps://x.com/washu72802210/status/1804397176715649177
※9 蓮池ですhttps://x.com/washu72802210/status/1804398397152985336
※10 四季彩の丘の蓮です。
https://x.com/washu72802210/status/1804398746077401555
※11 お香については、5月に行った「京のかおり 源氏物語店によせて」展で見かけたものを買おうかと思っています。
https://kakuyomu.jp/works/16817330661485429107/episodes/16818093076644199825
※12 薫玉堂「雨の日のお香」https://www.kungyokudo.co.jp/blog/262/
その前に府立植物園に行っておこうと、昼過ぎに出かけました(※1)
植物園では門のところで「見ごろの植物」の地図を貰えます(※2)
まずは北山門から南に下ってササユリを見ることにしました。
道に立札があって見つけやすかったです。深い緑の中に淡い紅色の花が優美で、そして甘い良い香りがしました(※3)。
次に目指すのはネムノキです。中国でも話題になる樹ですね。
篠原悠希さんの中華ファンタジー『金椛国春秋』で参考資料として挙げられていた中村公一さん『中国の愛の花ことば』でも紹介されていました(「夜合花」という漢字表記です)。
植物園の地図では芝生地の北西あたりにあるはずなのですが、なかなか見つかりませんでした。鷲生と同じくネムノキを探してらっしゃる様子のお爺さんもいらっしゃいましたw
花が枝の高いところにしか咲いていないので目につかず、鷲生は地面に花が落ちているのを見つけて空を見上げ、ようやく探し当てましたw
望遠レンズで写真を撮りました。紅色のブラシのような花が曇り空を彩る様子がみられて良かったです(※4)。
ネムノキはシャリンバイの大木(腰のあたりでぐっと折れている特徴のある樹形)の東隣ですね。覚えておきますw
植物生態園のオオバギボウシはリュウゼツラン科だそうで、よく目立ちます。
ギボウシは蕾が擬宝珠に似ているからだとか(※5)。
ノグルミという樹木が「見ごろ」とされていたのものの、何に着目していいのか分からなかったのですが、実がなっているのが今の時期だということのようです(※6)。樹木がクルミに似ていますが、食べられないそうです。
木を燃やすといい香りがするんだそうですが、それは試せないですねw
落ちてる枝を拾うぐらいは大丈夫かな……。
そういえばこのノグルミのあたりのツツジの枝に「枝を折らないで」という札がたくさんかかっていました。
前に、四季彩の丘で、花の香りをかぐのに花をむしり取って自分の鼻先につけ、そのまま地面に投げ捨ててた人がいて、ものすごくびっくりしました。ありえないですよね!(よく外国人観光客のマナーが問題になりますが、日本語喋ってて見た目も日本人でしたよ……)。
最近の植物生態園では、大河ドラマ「光る君へ」の影響か、「源氏物語に出てくる花」に分かりやすいマークを付けて下さるようになりました(※7)。
平安ファンタジーを書く鷲生には大助かりです。
植物生態園の北西の入り口から西に入ったところにハンゲショウがありました。
半夏生は白川紺子さんの中華ファンタジー『後宮の烏』でその名を知った記憶があります。
病気でもないのに葉が白くなり、森の深い緑の中ではかなり目立つ存在ですね(※8)。
夏と言えば蓮。
府立植物園には大きな蓮池があるのですが、そちらはチラホラといったところです(※9)。
昨年、満開の頃に見に行きましたが、沢山咲いている時期には極楽浄土っぽさが感じられるwエリアです。
四阿から見渡すと中国の皇帝になった気分が味わえますw
四季彩の丘の鉢植えの蓮は咲いているのが多かったです(※10)。
蓮が満開になるのは梅雨明けからでしょうか。
これからしばらく雨が続きますが、たしかお香をきくのに雨の日の方が向いているとか。
昔、「あさきゆめみし」で、「雨で空気が湿っているときは、お香をきくのに向いている」という意味の台詞があったはず(今手元にないんですが)。ちょっと調べてみると『源氏物語」梅枝にあるようですね。
買ってみたいお香セットがあるので(※11)、いよいよお店に買いに行こうかと思います。
お香のお店のサイトでも「本来、香りの良さを引き出すためにはある程度の湿気が大切とされています」とありました(※12)。
梅雨の長雨が楽しみになりそうです。
*****
※1府立植物園https://www.pref.kyoto.jp/plant/index.html
※2「見ごろの植物」PDF
https://www.pref.kyoto.jp/plant/migoro/documents/240621nakaragituushin.pdf
※3 ササユリ
https://x.com/washu72802210/status/1804393306585268589
※4 ネムノキ https://x.com/washu72802210/status/1804394734166904940
※5オオバギボウシhttps://x.com/washu72802210/status/1804395327333765174
※6ノグルミ https://x.com/washu72802210/status/1804396095339950091
※7「源氏物語の植物」マークのついたアカネです。https://x.com/washu72802210/status/1804396656709812459
※8 ハンゲショウhttps://x.com/washu72802210/status/1804397176715649177
※9 蓮池ですhttps://x.com/washu72802210/status/1804398397152985336
※10 四季彩の丘の蓮です。
https://x.com/washu72802210/status/1804398746077401555
※11 お香については、5月に行った「京のかおり 源氏物語店によせて」展で見かけたものを買おうかと思っています。
https://kakuyomu.jp/works/16817330661485429107/episodes/16818093076644199825
※12 薫玉堂「雨の日のお香」https://www.kungyokudo.co.jp/blog/262/
0
お気に入りに追加
1
あなたにおすすめの小説


ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~
恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」
そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。
私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。
葵は私のことを本当はどう思ってるの?
私は葵のことをどう思ってるの?
意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。
こうなったら確かめなくちゃ!
葵の気持ちも、自分の気持ちも!
だけど甘い誘惑が多すぎて――
ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる