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第3話 (おまけ)世界史の基礎が抜けている人(=私)向け基本参考書『一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書』
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前回の終わりで、鷲生はこう申しておりました。
「ちゃんと堅めの中国史などの資料本も読んでますから、今後ご紹介してまいります」と。
それなのに……今回ご紹介するのは高校生の世界史の基本参考書。
『一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書』(2018年 SBクリエイティブ)です。
「なんでこんなもん挙げとんねん、言うてることが違うやないか!」
……とお思いの方もいらっしゃるでしょう。あ、石投げないでw
もちろん世界史・中国史が既に頭に入っている方は、今回の話は読み飛ばしていただいて大丈夫です。
ただ私・鷲生智美は、中華ファンタジーを書こうと資料本を読んでいく中で、早々にこの手の本を必要とすることになったのです。
そして、この連載で専門書をご紹介していくなら、この基本参考書を取り上げるタイミングは第3回の今回がベストかなと思いました(繰り返しますが「こんなもんどうでもええわい」とお思いの方は読み飛ばしてくださいませ)。
ちゃんとした資料をお読みの方ならお分かりと思いますが……専門書って「高校で習うレベルの世界史・中国史の内容くらい既に頭に入ってますよね?」ってトコロからスタートします。
鷲生だってさすがに「漢」とか「隋」とか「唐」とかは分かりますよ。
ところが、「新」とか「晋」とかになると分からない。
それに、「戦国」「五胡十六国」「五代十国」が、それぞれ中国が分裂してた時代だとは大雑把にイメージはできるものの、私の知っている王朝のどれとどれの間に入るのか分からない……。
なぜこんなことが起こるのか。
それは鷲生が基本的に日本史畑の人間だったからです……。
日本史に関わる王朝しか知らなくても、それで済んでしまったんですね。
中学の時の学習塾の先生が、「日本史を勉強するのに最低限の中国王朝を知っておかなくてはならないから」という理由で、以下の呪文を教えてくれました。
「インシューシンカンズイトウソウゲンミンシン」
この呪文はすなわち「殷周秦漢隋唐宋元明清」なわけですが。
確かに大学入試レベルの日本史ででてくるのはこれくらいで済んだのです(邪馬台国の「魏志倭人伝」の魏が抜けるくらいですかね)。
一応、高校で世界史も履修してたんですけれど……。
この先生が教科書の丸読みみたいな単調な授業で……、それ以外の記憶はありません。
そして大学入試が終わってからウン十年も、鷲生は世界史のことなどすっかり忘れて暮らしていたのです。
そんな鷲生が何で中華ファンタジーを書こうと思ったのか、ですか?
それは、小野不由美さんの「十二国記」にハマったからなんです……。
私にとっての「十二国記」は、ヒロインの陽子が、封建的な家庭の中で育ちながら、中華風の異世界に放り込まれることで強さを獲得するビルドゥングスロマンです。
そこが良かったんですよね。
で。
個人サイトで二次創作なんぞを書いておりまして……(ちゃんと検索除けするなどマナーは守っておりましたよ)。
そこで、あれこれ書けたもんですから、オリジナルの中華ファンタジーも書けそうな気がしたんです。
しかしながら。
それは、あくまで「十二国記」という優れた原作があり、そしてファン有志が世界観をデータベース化してくれていたので、とーっても楽なポジションでやってたからに過ぎなかったんですよね……。
オリジナルで中華世界を書くのはとーっても大変。
それでも、せっかく思い立ったことだし、自力で資料にあたって世界を作って行こうと頑張っているのが現状です。
実は鷲生は日本の平安時代を舞台にしたファンタジー活劇を書いております。そして、この時も資料を集めたり取材に行ったりするのが楽しかったんです。
なので、オリジナル中華ファンタジーも、資料を集める作業も楽しみながらやっていけるかな……と思いました。
2022年11月現在、ようやく資料を読む作業が面白くなってきました。
でも、当初はそうではありませんでした。
ちゃんとした資料になるほど、中国史の基礎がないと内容がさっぱり分からない(泣)。
第1話でご紹介した『古代中国と中華風の創作事典』、第2話の『『中国時代劇がさらに楽しくなる! 皇帝と皇后から見る中国の歴史』でも、ざっくりと中国史をおさらいしてくれる箇所があります。
ところが、このレベルでも、初読時の私には情報過多でしんどかった……。
さすがに「これはマズい」と思った鷲生。
親戚の高校生に「世界史の教科書・参考書を見せて」と頼み、「学び直し」をすることにしました。
学校で使う教科書の方は市販されていないので入手できませんが、参考書の「詳説世界史研究」(山川)は市販されていたので購入して読み始めました。
ただ……。うーん、面白いんですよ? 面白いと思うんですけれど、頭に入ってこない!
そりゃ大学入試に向けての細かな知識が山ほど詰め込まれているテキストですから。詳しすぎて大まかな流れが掴めないんです(泣)。
す・る・と。
そこのお宅のお父様が、世界史選択の受験生に評判のいい参考書があると『一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書』を見つけ出してくれたのだそうで。
私も「へえ、そんな本があるんだ~」と手にしてみました。
そして読み終えた後の感想は……。
おおお! 分かる、分かるよ! 世界史の流れが! 見える、見えるよ! つながりが!!!
うん、この本は本当に読んでるだけで、世界史の流れが大きく分かるんです!
もちろん中国史もスイスイ頭に入りますとも!
殷から周になって、周を重んじてた春秋から戦国へ。そこを秦が統一して漢になって、魏を含む三国時代があって、魏が乗っ取られて晋になって、晋が南に追いやられて五胡十六国。それを統一して隋、唐。ガタガタッと崩れて五代十国、そして宋。元。明、清。
↑
ふーっ。私、上のパラグラフ最初から最後まで何も見ずに入力しましたよ!
本当、この『一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書』を読む前と後とで、長足の進歩を遂げました、ワタクシ。えっへん(得意げw)。
さすがに「一度読んだら」というのは文飾に過ぎると思いますが、数回読めば「あ、分かった」という手ごたえを感じます。
歴史の勉強って、大まかな流れ・枠が決まると、そこから細部を埋めていくのがぐっと楽になりますよね。
そのレベルに達するのに、この本はとーっても優れているのです。
そして、ようやく他の資料本の内容も咀嚼できるようになりました。
先に述べたように、資料を読むのが楽しいの域にようやく足を踏み入れることが出来たのです。
さて。
いろいろな書籍を読んで、それらを紹介しようとこの連載を始め……。
この文章を書くために、改めてこの『一度読んだら絶対に忘れない世界史』を読み返してみたら……
スッカスカ……w
本当に、基礎の基礎、概略の概略、大雑把の大雑把の内容しか書いてない!
↑
これは褒めてます。
すごく褒めてるんですよ!
『古代中国と中華風の創作事典』『中国時代劇がさらに楽しくなる! 皇帝と皇后から見る中国の歴史』も、私のような初心者には情報過多だったと書きました。
これらの本の書き手さんは中国史に詳しく、いくら「ざっくりした概説を書こう」と思っても、「最低限この知識・情報を入れなければ」のハードルがわりと高めなのではないでしょうか。
分からない人間の分からなさが分かっておられない、と言いますか。
この点、今回ご紹介している『一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書』は高校教師がYouTubeで配信していた動画をもとにしたものだそうです。
高校生は、必ずしも世界史に興味があるとか、将来の専門にしようとか思って勉強するわけではありません。
高校卒業に必要な単位が欲しいから。志望校の入試科目だから。仕方なく頭に入れようとしている生徒も多いものです(前述の親戚の高校生も理系ですし)。
もともと素養も無ければ、将来につながる直接のモチベーションもない相手に、世界史のベースを植え付ける……。
今回ご紹介しているこの本は、ド素人が専門書の世界に辿り着くまでの、一番スモールステップな書籍だと思います。
鷲生のような物知らずには本当にうってつけでした!
もし、世界史を体系的に学ぶ機会がなかったとか、一応高校でやったけどすっかり忘れているとか、そういう方がいらっしゃいましたら是非お読みになってみてくださいませ。
あと、シルクロード関係も取り入れたいけれど、中国史は知っていても中央アジア方面の歴史がイマイチあやふやという方にもおすすめですよ。
こちらに出版社の案内文を引用しておきますね。
「現役公立高校教師としては初めて、Youtubeに世界史の授業動画を公開し、
たちまち、大学受験生や社会人、教育関係者から『神授業!』として話題沸騰の
現役・公立高校教師が書いた”新感覚”の世界史の教科書!」
大学受験、学び直しにも。高校生から、主婦、社会人まで必読の1冊!」
(SBクリエイティブ https://www.sbcr.jp/product/4797397123/)
お値段は1650円です。
私は購入しましたが、市立図書館にもあります。
なお、この「一度読んだら絶対に忘れない……」はシリーズになっているようで、経済篇や宗教編、人物事典なんかも出版されているようです。へえ。読んでみよう!
最後に。
鷲生が十二国記の読者であったところから創作活動を始めたというお話を書きました。
最後に2作、鷲生の書いたものを宣伝させていただきたく……。
十二国記の戴国のメンバーを日本の平安時代をモチーフにした世界で動かしてみたらどうだろう?と思って書いたのがこちら。
「錦濤宮物語 女武人ノ宮仕ヘ或ハ近衛大将ノ大詐術」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/161111112/665799598
十二国記の陽子のように、親から抑圧されていたハイティーンの女の子が、解放されて強く成長する物語がこちら。
「京都市左京区下鴨女子寮へようこそ! 親が毒でも彼氏がクソでも仲間がいれば大丈夫!」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/161111112/665799598
上記もお読みいただければ幸いです。
次回は、「これは購入してよかった!」と鷲生が思う、中国文化がよーく分かる良書をご紹介いたします!
*****
2024年7月日追記
中華ファンタジー「後宮出入りの女商人 四神国の妃と消えた護符」の投稿を始めました!
是非お越し下さいませ!
「後宮出入りの女商人 四神国の妃と消えた護符」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/161111112/878803039
「ちゃんと堅めの中国史などの資料本も読んでますから、今後ご紹介してまいります」と。
それなのに……今回ご紹介するのは高校生の世界史の基本参考書。
『一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書』(2018年 SBクリエイティブ)です。
「なんでこんなもん挙げとんねん、言うてることが違うやないか!」
……とお思いの方もいらっしゃるでしょう。あ、石投げないでw
もちろん世界史・中国史が既に頭に入っている方は、今回の話は読み飛ばしていただいて大丈夫です。
ただ私・鷲生智美は、中華ファンタジーを書こうと資料本を読んでいく中で、早々にこの手の本を必要とすることになったのです。
そして、この連載で専門書をご紹介していくなら、この基本参考書を取り上げるタイミングは第3回の今回がベストかなと思いました(繰り返しますが「こんなもんどうでもええわい」とお思いの方は読み飛ばしてくださいませ)。
ちゃんとした資料をお読みの方ならお分かりと思いますが……専門書って「高校で習うレベルの世界史・中国史の内容くらい既に頭に入ってますよね?」ってトコロからスタートします。
鷲生だってさすがに「漢」とか「隋」とか「唐」とかは分かりますよ。
ところが、「新」とか「晋」とかになると分からない。
それに、「戦国」「五胡十六国」「五代十国」が、それぞれ中国が分裂してた時代だとは大雑把にイメージはできるものの、私の知っている王朝のどれとどれの間に入るのか分からない……。
なぜこんなことが起こるのか。
それは鷲生が基本的に日本史畑の人間だったからです……。
日本史に関わる王朝しか知らなくても、それで済んでしまったんですね。
中学の時の学習塾の先生が、「日本史を勉強するのに最低限の中国王朝を知っておかなくてはならないから」という理由で、以下の呪文を教えてくれました。
「インシューシンカンズイトウソウゲンミンシン」
この呪文はすなわち「殷周秦漢隋唐宋元明清」なわけですが。
確かに大学入試レベルの日本史ででてくるのはこれくらいで済んだのです(邪馬台国の「魏志倭人伝」の魏が抜けるくらいですかね)。
一応、高校で世界史も履修してたんですけれど……。
この先生が教科書の丸読みみたいな単調な授業で……、それ以外の記憶はありません。
そして大学入試が終わってからウン十年も、鷲生は世界史のことなどすっかり忘れて暮らしていたのです。
そんな鷲生が何で中華ファンタジーを書こうと思ったのか、ですか?
それは、小野不由美さんの「十二国記」にハマったからなんです……。
私にとっての「十二国記」は、ヒロインの陽子が、封建的な家庭の中で育ちながら、中華風の異世界に放り込まれることで強さを獲得するビルドゥングスロマンです。
そこが良かったんですよね。
で。
個人サイトで二次創作なんぞを書いておりまして……(ちゃんと検索除けするなどマナーは守っておりましたよ)。
そこで、あれこれ書けたもんですから、オリジナルの中華ファンタジーも書けそうな気がしたんです。
しかしながら。
それは、あくまで「十二国記」という優れた原作があり、そしてファン有志が世界観をデータベース化してくれていたので、とーっても楽なポジションでやってたからに過ぎなかったんですよね……。
オリジナルで中華世界を書くのはとーっても大変。
それでも、せっかく思い立ったことだし、自力で資料にあたって世界を作って行こうと頑張っているのが現状です。
実は鷲生は日本の平安時代を舞台にしたファンタジー活劇を書いております。そして、この時も資料を集めたり取材に行ったりするのが楽しかったんです。
なので、オリジナル中華ファンタジーも、資料を集める作業も楽しみながらやっていけるかな……と思いました。
2022年11月現在、ようやく資料を読む作業が面白くなってきました。
でも、当初はそうではありませんでした。
ちゃんとした資料になるほど、中国史の基礎がないと内容がさっぱり分からない(泣)。
第1話でご紹介した『古代中国と中華風の創作事典』、第2話の『『中国時代劇がさらに楽しくなる! 皇帝と皇后から見る中国の歴史』でも、ざっくりと中国史をおさらいしてくれる箇所があります。
ところが、このレベルでも、初読時の私には情報過多でしんどかった……。
さすがに「これはマズい」と思った鷲生。
親戚の高校生に「世界史の教科書・参考書を見せて」と頼み、「学び直し」をすることにしました。
学校で使う教科書の方は市販されていないので入手できませんが、参考書の「詳説世界史研究」(山川)は市販されていたので購入して読み始めました。
ただ……。うーん、面白いんですよ? 面白いと思うんですけれど、頭に入ってこない!
そりゃ大学入試に向けての細かな知識が山ほど詰め込まれているテキストですから。詳しすぎて大まかな流れが掴めないんです(泣)。
す・る・と。
そこのお宅のお父様が、世界史選択の受験生に評判のいい参考書があると『一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書』を見つけ出してくれたのだそうで。
私も「へえ、そんな本があるんだ~」と手にしてみました。
そして読み終えた後の感想は……。
おおお! 分かる、分かるよ! 世界史の流れが! 見える、見えるよ! つながりが!!!
うん、この本は本当に読んでるだけで、世界史の流れが大きく分かるんです!
もちろん中国史もスイスイ頭に入りますとも!
殷から周になって、周を重んじてた春秋から戦国へ。そこを秦が統一して漢になって、魏を含む三国時代があって、魏が乗っ取られて晋になって、晋が南に追いやられて五胡十六国。それを統一して隋、唐。ガタガタッと崩れて五代十国、そして宋。元。明、清。
↑
ふーっ。私、上のパラグラフ最初から最後まで何も見ずに入力しましたよ!
本当、この『一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書』を読む前と後とで、長足の進歩を遂げました、ワタクシ。えっへん(得意げw)。
さすがに「一度読んだら」というのは文飾に過ぎると思いますが、数回読めば「あ、分かった」という手ごたえを感じます。
歴史の勉強って、大まかな流れ・枠が決まると、そこから細部を埋めていくのがぐっと楽になりますよね。
そのレベルに達するのに、この本はとーっても優れているのです。
そして、ようやく他の資料本の内容も咀嚼できるようになりました。
先に述べたように、資料を読むのが楽しいの域にようやく足を踏み入れることが出来たのです。
さて。
いろいろな書籍を読んで、それらを紹介しようとこの連載を始め……。
この文章を書くために、改めてこの『一度読んだら絶対に忘れない世界史』を読み返してみたら……
スッカスカ……w
本当に、基礎の基礎、概略の概略、大雑把の大雑把の内容しか書いてない!
↑
これは褒めてます。
すごく褒めてるんですよ!
『古代中国と中華風の創作事典』『中国時代劇がさらに楽しくなる! 皇帝と皇后から見る中国の歴史』も、私のような初心者には情報過多だったと書きました。
これらの本の書き手さんは中国史に詳しく、いくら「ざっくりした概説を書こう」と思っても、「最低限この知識・情報を入れなければ」のハードルがわりと高めなのではないでしょうか。
分からない人間の分からなさが分かっておられない、と言いますか。
この点、今回ご紹介している『一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書』は高校教師がYouTubeで配信していた動画をもとにしたものだそうです。
高校生は、必ずしも世界史に興味があるとか、将来の専門にしようとか思って勉強するわけではありません。
高校卒業に必要な単位が欲しいから。志望校の入試科目だから。仕方なく頭に入れようとしている生徒も多いものです(前述の親戚の高校生も理系ですし)。
もともと素養も無ければ、将来につながる直接のモチベーションもない相手に、世界史のベースを植え付ける……。
今回ご紹介しているこの本は、ド素人が専門書の世界に辿り着くまでの、一番スモールステップな書籍だと思います。
鷲生のような物知らずには本当にうってつけでした!
もし、世界史を体系的に学ぶ機会がなかったとか、一応高校でやったけどすっかり忘れているとか、そういう方がいらっしゃいましたら是非お読みになってみてくださいませ。
あと、シルクロード関係も取り入れたいけれど、中国史は知っていても中央アジア方面の歴史がイマイチあやふやという方にもおすすめですよ。
こちらに出版社の案内文を引用しておきますね。
「現役公立高校教師としては初めて、Youtubeに世界史の授業動画を公開し、
たちまち、大学受験生や社会人、教育関係者から『神授業!』として話題沸騰の
現役・公立高校教師が書いた”新感覚”の世界史の教科書!」
大学受験、学び直しにも。高校生から、主婦、社会人まで必読の1冊!」
(SBクリエイティブ https://www.sbcr.jp/product/4797397123/)
お値段は1650円です。
私は購入しましたが、市立図書館にもあります。
なお、この「一度読んだら絶対に忘れない……」はシリーズになっているようで、経済篇や宗教編、人物事典なんかも出版されているようです。へえ。読んでみよう!
最後に。
鷲生が十二国記の読者であったところから創作活動を始めたというお話を書きました。
最後に2作、鷲生の書いたものを宣伝させていただきたく……。
十二国記の戴国のメンバーを日本の平安時代をモチーフにした世界で動かしてみたらどうだろう?と思って書いたのがこちら。
「錦濤宮物語 女武人ノ宮仕ヘ或ハ近衛大将ノ大詐術」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/161111112/665799598
十二国記の陽子のように、親から抑圧されていたハイティーンの女の子が、解放されて強く成長する物語がこちら。
「京都市左京区下鴨女子寮へようこそ! 親が毒でも彼氏がクソでも仲間がいれば大丈夫!」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/161111112/665799598
上記もお読みいただければ幸いです。
次回は、「これは購入してよかった!」と鷲生が思う、中国文化がよーく分かる良書をご紹介いたします!
*****
2024年7月日追記
中華ファンタジー「後宮出入りの女商人 四神国の妃と消えた護符」の投稿を始めました!
是非お越し下さいませ!
「後宮出入りの女商人 四神国の妃と消えた護符」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/161111112/878803039
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