スペースポートタワー

 クリスマスが近づいた頃、映美はオーロラを横から見られるチャンスがある事を知った。そこは高さ百キロメートルあるスペースポートタワーだった。

豊彦・映美シリーズ です。
24h.ポイント 0pt
0
小説 194,093 位 / 194,093件 SF 5,454 位 / 5,454件

あなたにおすすめの小説

あの日。

ネトゲ廃人・花子さん
SF
あの日。 あの場所。 あの時間。 あなたには、戻りたい時間はありますか? また、もしもその時間に戻れたら、何をしますか?

愛と重圧

もつる
SF
 人間の精神を破壊し、「暴徒」へと変貌させる瘴霧(しょうむ)が蔓延した未来に登場した、分断された社会をつなぐ武装運送業者「ガンベクター」。  唯一残った親族――マスク・ザ・ベアメタル「ベクター」と共にその仕事を営む少女、ニースはある日、暴徒に襲撃されたトラックを助けるが、その積荷の中にはひとりの少年が入っていた……。

鬼畜兵器 斉藤

よもつひらさか
SF
ー満開の桜の花が散り始めた頃、その男はその木の下に佇んでいた。ー彼の名は斉藤。目からビームが出る。

鋼鉄少女王 タイタンメイデン

鳳たかし
SF
宇宙からやってきた巨大な鋼鉄の乙女達『タイタンメイデン』 彼女らの戦いに巻き込まれ身体の80%を失った少年『只野タケシ』は タイタンメイデンの少女『ガミオン』から贈られた体に精神を移し、一命をとりとめる。 だがその体とはタケシとは似ても似つかない美少女の姿だった! 本当の体が再生するまでの間、共に世界を守る事になったタケシとガミオンの触れ合いが 今、奇跡を起こす! 「パラダイムシフト!メガミオン!」 戦え!メガミオン! その力が自身を、世界を、すべてを変化させていく!

鋼の光

恋川竹道
SF
「この星に、未来はない」 核戦争で荒廃した地球に、一人の少女がいた。 少女は、両親を失い、妹を失い、少女たりうる心をも失っていた。 誰もが思った。放射能がきつい東京の路地で、この子は朽ちてゆくのか…と。 だが。 少女は孤児院に拾われ、暖かい食べ物を得、ぐっすりと眠れるベットを得、仲間を得、失っていた心を得… 「宇宙飛行士」になりたい…という夢を得た。 ───始動する人類地球外移民計画。 目的地は、地球の衛星たる月、地球に最も近い惑星たる火星。 少女は、全地形対応型人型駆動兵装 “ マーズ・ジャッカル ”に乗り、固い絆で結ばれた孤児院仲間、だいぶ変人な開拓局長、宇宙飛行士になりきれなかった青年、どこかつかみどころの無い戦車長……などと共に、火星開拓に奔走する。 脅威である火星危険生命体、核戦争が人間へ及ぼした傷、それぞれが背負うもの…。 これは、そんな人間達が交錯させるドラマと、後世に伝えられるべき火星開拓を、ストーリー仕立てで記した…… 運命の物語である。

「日本人」最後の花嫁 少女と富豪の二十二世紀

さんかく ひかる
SF
22世紀後半。人類は太陽系に散らばり、人口は90億人を超えた。 畜産は制限され、人々はもっぱら大豆ミートや昆虫からたんぱく質を摂取していた。 日本は前世紀からの課題だった少子化を克服し、人口1億3千万人を維持していた。 しかし日本語を話せる人間、つまり昔ながらの「日本人」は鈴木夫妻と娘のひみこ3人だけ。 鈴木一家以外の日本国民は外国からの移民。公用語は「国際共通語」。政府高官すら日本の文字は読めない。日本語が絶滅するのは時間の問題だった。 温暖化のため首都となった札幌へ、大富豪の息子アレックス・ダヤルが来日した。 彼の母は、この世界を造ったとされる天才技術者であり実業家、ラニカ・ダヤル。 一方、最後の「日本人」鈴木ひみこは、両親に捨てられてしまう。 アレックスは、捨てられた少女の保護者となった。二人は、温暖化のため首都となった札幌のホテルで暮らしはじめる。 ひみこは、自分を捨てた親を見返そうと決意した。 やがて彼女は、アレックスのサポートで国民のアイドルになっていく……。 両親はなぜ、娘を捨てたのか? 富豪と少女の関係は? これは、最後の「日本人」少女が、天才技術者の息子と過ごした五年間の物語。 完結しています。エブリスタ・小説家になろうにも掲載してます。

脳鎧BRainARmor

オキタシロウ
SF
彼女の脳を取り戻すため、俺は自分の脳兵器に詰め込む 「苦しいんです。ここから出たいんです。この狭い宇宙服の中から」  ケイスがドキリとする。生体材料とチタン、炭素繊維のハイブリッドに詰め込まれた脳と人工の内臓と筋肉。  ゴーグル型の瞳から見える世界。人工の心肺での呼吸。ケイスにとっては潜水服に詰め込まれた感覚。 「苦しいんです」  メイサが無造作に奪ったグロッグをへこんだこめかみの辺りに当てる。躊躇なく引き金を引いた。  ゴキンと痛々しい金属音。首が左に吹き飛ばされるが、上体は崩れていない。首を再び戻すと、もう一度引き金を引いた。  再度、重々しい金属音。ピシャリと何かが飛び散った。  あまりの光景にレイチェルが手で顔を覆う。  損傷した頭部から、青い液体が流れ出す。 「安定液が・・・」  ヴァレティナが口を手で覆った。  頭部を覆っているチタン製の槽が壊れ、内部の安定液、青色の液体が流れ出している。  メイサの上体がガクガクと震え左に傾いだ。それでもまだ、グロックを持った腕がゆっくりと上がっていく。 ※小説家になろうをはじめ、複数のサイトへ作品を投稿しています。 ※TW: @kulokulo_net

プルートの逆襲

LongingMoon
SF
 今から約300年後の24世紀初頭、人類は冥王星(プルート)まで行動範囲を広げていた。 そんな中、宇宙を舞台にした不可思議な事件が多発する。一方、地球では謎のウィルスが国家中枢におかれている人物の親族に蔓延する。  2314年2月に予定されている絶大な権力を握るようになった国連事務総長の選挙をめぐって、マフィアの陰謀が蠢く。  2313年、世界中からウィルス感染者の関係者有志5人が、月の老人ホームに住むというじいさんの呼びかけで、敵の妨害を受けながらも動き出す。5人は敵の最新鋭の惑星間ロケットのあるペルーに集まって、それを奪って地球を飛び立ち、抗ウィルス剤を求めて冥王星へ旅立つ。  主人公カズはサッカー少年の高校1年生で、突然ウィルスに冒されたガールフレンドのマリアを助けるため、両親に別れを告げて旅立つ。他の4人は、カンフーレディの美鈴、道化師のクリス、パイロットのセバスチャン、ドクターのマンデラ。そして、カズたちは奪った宇宙船にミロメシアと名付ける。 5人のメンバーは、月でじいさんと合流し、2313年偶然にも直列している火星→土星→天王星を経由して冥王星へと向かう。様々な妨害工作を受けたり、期せずして土星で宗教紛争に巻き込まれたりする。  冥王星の衛星カロンへ向かうミロメシアの中で、セバスチャンがプルートとカロンに纏わるギリシア神話で、この冒険旅行にまつわる因果を語る。そのセバスチャンに見込まれたカズは、この冒険旅行の中で、ミロメシア操縦の手ほどきを受けていた。  苦難の末、冥王星の衛星カロンに着陸するも、敵の罠にはまって、いったんカロンを離れ、太陽系外縁部のエッジワースカイパーベルトへの逃避行を余儀なくされる。カズの操縦で切り抜けようとするが、・・・

処理中です...