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3日目 おはようの初めまして。
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「ふぁぁぁああよく寝たなぁ」
朝起きて冷蔵庫の中を見ると昨日仕込んだパンが膨らんでいた。
何度かパンチを入れて常温を戻すために型に入れて放置して外に向かおうとすると見慣れぬ景色に首を傾げる。
「いつまで寝るのかしら?まあ、疲れているようだしゆっくり休んでくださいね?」
ブランケットを肩に羽織ってピンで止めたら外に向かいケールやミント、バジルを取って部屋に戻る。
まずはフレッシュミントティーをつくる。
鉢でバジルと松の実を潰して油で伸ばしジェノベーゼソース。
ケールとミントをむしって水にさらしてそこに薄く切った人参も一緒に洗ってザルにあける。
パンも膨れてきたので何度か指で強く穴を開けジェノベーゼソースとドライトマトのオイル漬けを何個か乗せて塩をかけオーブンに入れておく。
朝だから冷えるなぁと暖炉をつけることにした扉を開けて薪を入れたら火の魔法で着火する。
そういえばとソファを見に行くと、まだ男は寝ていた。
見た感じ魔力不足で倒れているだけね?今日あたり目を覚ますかしら?
私は男の前髪を払うと微笑んでしまう。
今回の人生はいい事起きるかしら?
私は残りのご飯も完成させるためにキッチンに戻った。
引き出しからじゃがいもを取りだして茹で、干し肉を細かく切って炒める。
酢卵黄ニンニクのすりおろしを入れて素早く混ぜて風魔法も使って油を混ぜると固めのマヨネーズが完成する。
じゃがいもを角切りにして干し肉とマヨネーズを混ぜるとポテトサラダが完成する。
オーブンからとてもいい匂いがしたので少し覗いてみるといい焼き色のパンができていた。
よぉしご飯にしよっと!
「貴方は……?」
「えっ?」
振り返ると紫色の瞳に黒い髪の男がたっていた。
寝ている時から思ったけどイケメンじゃない!
……あ、そうじゃなかったね。
「お目覚めになりましたか?」
「あっすみませんお世話になってます?」
「ふふふ、お世話させていただいております。シュリーです。」
「タカヒコです。」
「変わったお名前ですね。」
「そうですよねこの辺では聞きませんよね、遠い東の島国から来たので……」
「……………………そぅ。」
少し間が空いてしまった。
私の繰り返しの人生で、遠い島国でこのような名前のつける国があっただろうか?とつい考えてしまった。
変に思っただろうか?
私は話題を変えないとと思って、手を叩く。
「お腹すいていませんか?朝ごはんにしましょ!遠いお国から来られた方のお口に合うかどうか不安ですが……頑張って作ったのでぜひ食べてみてください」
「ありがとうございます。いただきますね。」
昨日残ったシチューにお水を足してクリームスープして、パンを8等分に切る、そして、それぞれをお皿に盛り付ける。
机を布巾で拭いて、お皿を並べて、コップにミントとレモンの輪切りを入れて暖かいフレッシュミントティーを注ぐ。
「とても美味しそうですね。こんな豪華な食事にありつけるとは思いませんでした。」
「そうですね。私は朝ごはんと夜ご飯しか基本食べないのでこのくらい食べますが、病み上がりだと思うので無理そうなら残してもらって大丈夫ですよ!」
「ありがとうございます。どんなに礼を言っても足りませんね……。」
私が食べ始めようとフォークを握ると目の前の男は手を合わせて「いただきます」と呟いた。
私が見つめていると、男は首を傾げた。
「あ、ああ。いただきますですよね?いただきますは私たちの文化で、料理を作ってくれた人や食材、今日も食事をありがとう、今この時間をありがとうということで『いただきます』と食事の前につけるんですよ。」
「それはいい文化ですね。」
私も真似して、フォークを置いて手を合わせて「いただきます」と言ってみた。
すると今度は男が私を見つめてきた。
私が微笑むと男は顔を背けた。
2人で朝ごはんを食べて私が農業をするために庭に行くと着いてきたので一緒に手伝ってもらった。
オレンジとライムの種に豊穣の祝福を与えて庭に植え、また豊穣の祝福を与える。
その後は雑草を抜いてコンポストに入れたり、湖で魚をとって捌いて燻したりして一日をすごした。
あとは薬草畑(ハーブ畑)の管理。
男に取ってはどれをとっても新鮮だったようで、私が魔法を使う度に目をキラキラさせた。
「貴方はすごい魔法使いですね」
「そうですか?私はただ魔法に長けてる魔法使いですよ。」
「そうですか。そういうことにしておきましょう。」
残り1094日
朝起きて冷蔵庫の中を見ると昨日仕込んだパンが膨らんでいた。
何度かパンチを入れて常温を戻すために型に入れて放置して外に向かおうとすると見慣れぬ景色に首を傾げる。
「いつまで寝るのかしら?まあ、疲れているようだしゆっくり休んでくださいね?」
ブランケットを肩に羽織ってピンで止めたら外に向かいケールやミント、バジルを取って部屋に戻る。
まずはフレッシュミントティーをつくる。
鉢でバジルと松の実を潰して油で伸ばしジェノベーゼソース。
ケールとミントをむしって水にさらしてそこに薄く切った人参も一緒に洗ってザルにあける。
パンも膨れてきたので何度か指で強く穴を開けジェノベーゼソースとドライトマトのオイル漬けを何個か乗せて塩をかけオーブンに入れておく。
朝だから冷えるなぁと暖炉をつけることにした扉を開けて薪を入れたら火の魔法で着火する。
そういえばとソファを見に行くと、まだ男は寝ていた。
見た感じ魔力不足で倒れているだけね?今日あたり目を覚ますかしら?
私は男の前髪を払うと微笑んでしまう。
今回の人生はいい事起きるかしら?
私は残りのご飯も完成させるためにキッチンに戻った。
引き出しからじゃがいもを取りだして茹で、干し肉を細かく切って炒める。
酢卵黄ニンニクのすりおろしを入れて素早く混ぜて風魔法も使って油を混ぜると固めのマヨネーズが完成する。
じゃがいもを角切りにして干し肉とマヨネーズを混ぜるとポテトサラダが完成する。
オーブンからとてもいい匂いがしたので少し覗いてみるといい焼き色のパンができていた。
よぉしご飯にしよっと!
「貴方は……?」
「えっ?」
振り返ると紫色の瞳に黒い髪の男がたっていた。
寝ている時から思ったけどイケメンじゃない!
……あ、そうじゃなかったね。
「お目覚めになりましたか?」
「あっすみませんお世話になってます?」
「ふふふ、お世話させていただいております。シュリーです。」
「タカヒコです。」
「変わったお名前ですね。」
「そうですよねこの辺では聞きませんよね、遠い東の島国から来たので……」
「……………………そぅ。」
少し間が空いてしまった。
私の繰り返しの人生で、遠い島国でこのような名前のつける国があっただろうか?とつい考えてしまった。
変に思っただろうか?
私は話題を変えないとと思って、手を叩く。
「お腹すいていませんか?朝ごはんにしましょ!遠いお国から来られた方のお口に合うかどうか不安ですが……頑張って作ったのでぜひ食べてみてください」
「ありがとうございます。いただきますね。」
昨日残ったシチューにお水を足してクリームスープして、パンを8等分に切る、そして、それぞれをお皿に盛り付ける。
机を布巾で拭いて、お皿を並べて、コップにミントとレモンの輪切りを入れて暖かいフレッシュミントティーを注ぐ。
「とても美味しそうですね。こんな豪華な食事にありつけるとは思いませんでした。」
「そうですね。私は朝ごはんと夜ご飯しか基本食べないのでこのくらい食べますが、病み上がりだと思うので無理そうなら残してもらって大丈夫ですよ!」
「ありがとうございます。どんなに礼を言っても足りませんね……。」
私が食べ始めようとフォークを握ると目の前の男は手を合わせて「いただきます」と呟いた。
私が見つめていると、男は首を傾げた。
「あ、ああ。いただきますですよね?いただきますは私たちの文化で、料理を作ってくれた人や食材、今日も食事をありがとう、今この時間をありがとうということで『いただきます』と食事の前につけるんですよ。」
「それはいい文化ですね。」
私も真似して、フォークを置いて手を合わせて「いただきます」と言ってみた。
すると今度は男が私を見つめてきた。
私が微笑むと男は顔を背けた。
2人で朝ごはんを食べて私が農業をするために庭に行くと着いてきたので一緒に手伝ってもらった。
オレンジとライムの種に豊穣の祝福を与えて庭に植え、また豊穣の祝福を与える。
その後は雑草を抜いてコンポストに入れたり、湖で魚をとって捌いて燻したりして一日をすごした。
あとは薬草畑(ハーブ畑)の管理。
男に取ってはどれをとっても新鮮だったようで、私が魔法を使う度に目をキラキラさせた。
「貴方はすごい魔法使いですね」
「そうですか?私はただ魔法に長けてる魔法使いですよ。」
「そうですか。そういうことにしておきましょう。」
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