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7章 ダンジョンアタック
月と安息の神
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「御身は、まさか。」
膝をついた、オユキの耳に同じような高さからミズキリの声が聞こえる。どうやら彼もこちらに合わせてそのような礼を取っているらしい。
「ああ、いいわ。あまり長い時間こうしてもいられないし、立ち上がりなさいな。」
そう言われると、そっと体を押されるような気配と共に、立ち上がらされる。
「見守っているだけにしようかと思ったのだけど、少々良くない誤解が生まれそうだったもの。」
「誤解、ですか。恐れながら、トラノスケの言葉であれば、私が訂正を行わせていただきましたが。」
「いいえ、そればかりではなく、あなたも。」
そういってクスクスと、月と安息の女神が笑う。
その姿は、まさに魔性と、その言葉がふさわしいだろう。人の形はしているのだが、その金に光る眼、その中央には猫のように、縦に伸びた瞳孔が、深い黒を添えている。
「神、ではないのよ、あの愚か者たちはそう呼んでいるけれど。」
「ええと、そう、なのですか。」
神自身がそう言うのであれば、そうなのだろうが。それは少し意外だと、その前提を基に考えていたオユキは驚く。
「ええ、神座にあれの居場所はまだないわ。それに滅ぼすことも決まっています。
それこそ、この世界の切り離しが終われば、私達が消します。」
「その、お言葉を返すようですが。」
「ええ、あの子の発言と、違う、そう思うでしょう。私達にも決まりくらいはあるのよ。可能な限りあなた達の手で。本体、この地上、そこに在るあの汚物は私たちが消すけれど、その、こういういい方はあれだけれど、私達って、雑なの。」
言われた言葉にトモエが理解をする。
「つまり、影響が多方に及んでしまうと、また打ち漏らし、残滓が散るとそういう事でしょうか。」
「ええ、どうしても、ね。その結果あの汚物の力を得て、まぁ、良からぬ輩が暴れることになるわ。
つまりそれに備えなさいと、そういう事ね。」
「事前段階で、私達が御身の為にとそうすることは。」
「ええと、嬉しく思うわよ。でも無理強いはしないわ。あの子は特にこの件については怒り心頭だから、ああいういい方になったのだけれど。」
そういって、月と安息の神はため息をつく。
「成程。確かに、本来あの場であれば、そういう事は戦と武技の神が。」
「ええ。あれに止められるほどですもの。まぁ、あなた達が烙印者を撃てば、あの子は喜ぶでしょうね。」
ただ、その言葉には、オユキの方が疑問を持つ。
「メイ・グレース・リース伯爵令嬢の言葉によれば、それを為すと、神敵が力を持つと。」
「やり方が間違っているもの。木偶だけ切っても意味はないわ。」
つまるところ、烙印を押されたものをただ討っても汚染部位に損傷はなく、入れ物が失われたから本体に、そういう事であるらしい。
となると、何処かの段階で、いや、そもそも烙印そのものが汚染の印か。
そう、オユキが考えると、実に楽し気に月と安息の女神が笑う。
「回転の速い事。戦と武技の乱暴者にはもったいないわね。」
「お言葉有難く。しかしながらこちらにお招きいただく、それ以前よりかの神の道に傾倒していた身であります故。」
「そう、ね。残念。あなたのおかげで、年若い巫女もできそうだし。ああ、教えては駄目よ。」
「は。お言葉の通りに。」
そうして、月と安息の神は、話を戻す。
「汚染の切欠は、まぁ、色々よ。特に悪意を持って人を害すれば、もう駄目ね。それを救うつもりは私もないもの。ただ、あの汚物は日常にも、弱い魂を常に求めているの。」
それには、ミズキリが声を上げる。
「御身を祀る、敬虔な信者ですらも、薄い魂であれば逃れる事能わぬと。」
「ええ、残念だけれど、加護の量、その上限が無くなったのは最近の事だから。それこそ10年程前かしら。
それ以降は、信仰に応じて加護、魂の強化を返してあげれているけれど、それまでは、どうしてもね。」
そういって、月と安息の神は悲し気に話す。
安息、それを司るその立場からすれば、本来守られるべき、結界の内で安寧を得られるべき存在がそうではない、それについては、殊更思うところがあるのだろう。
忙しい、それこそ水と癒しの神、それが言伝で終わらせるというのに、わざわざこうして直接来るくらいには。確かにその作業を行っている神として、数えられてはいなかったが。
「つまり、御身による守護、そこに汚染を防ぐ手立てを与えて頂けると、そういう事でしょうか。」
「ええ、聡いようで結構。そしてあなたの予想通り。神は信徒に神託を使って、使命を与えるものですから。」
王都での要件が、これで一つ増えてしまったなと、オユキとしては苦く思う。シグルドだけでなく、体調がよかったからというだけでなく、アンがあそこまではっきりと断言した当たり、巫女としての資質、それで目を付けられていたことに気が付いていたのだろう。
ただ、そうなると疑問もあるが。
「何故異邦の者を、それに関しては、考えればわかる事よ。」
「界を渡った、その際に必ず御身にあっているから、ですね。」
「そうよ。こちらの子たちだと、側にいても気がつけないの。神託、巫女ですら目の前で言葉をかけても、声しか聞こえない者。本当に極一部、それこそ巫女の中でも特に相性のいいものだけが、私達を目にできるわ。
あなた達が側にいれば、強引につなぐこともできるけれどね。」
ああ、成程と、オユキはこれまでの事に納得する。
そして、そうであるなら、今後も巻き込まれることは決まったようなものだ。
後は、渦中に飛び込む、その前に潮目を見て、上手く抜けなければならないが。
「不安は分かるけれど、汚染は始まりの町では起こらないわ。他はお使いが終わってから。」
「必ずや、お届けいたします。」
「ええ、あなた達が王都についた時に、また渡すわ。」
「御身を煩わせてしまい、申し訳ありません。」
「まぁ、こっちもだもの。お互い様、そうしておきましょう。それと、そういう事だから、己を鍛える事、その理由はそれぞれに任せてちょうだい。私たちが権限を与えている貴族に関しては、そうは出来ないけれど。」
その言葉に、トラノスケが言葉を返す。以前の世界、その貴族の常識で言えば、まぁそう取るのも仕方がないだろうとはオユキも思うのだが。
「であれば、結局徴兵されるのでは。」
「許すわけないでしょう、そんな事。それをやったらあの汚物と同じじゃない。」
神の放つ剣呑なその気配は、やはり慣れない。明らかに人ではない、質の全く異なる圧がその場を支配する。
「志願者を募る事は認めるけれど、ね。」
どうにも、明確に神がいて、貴族はそれに仕える、王権神授、そこに事実神がいたらこうなるのかと、そう考えさせられる。
「まぁ、そんなところね。ああ、それとこれをロザリアに渡しておいて。」
そう言われて、オユキの前に、月と安息の神、その聖印を象った首飾りが現れる。
「確かに。」
「それを渡してくれたら、説明はしなくても分かるから。では、またね。魔物避けも無くなるから、話し込みすぎないようにね。」
そうして、木の影にまた溶けるようにその姿を消す。
完全にその気配が消え、四人は大きく息をつく。
「こうして、巻き込まれていくわけです。」
「不可抗力であることは、認めるがなぁ。」
そう、ミズキリがオユキの言葉に頭を掻く。
恐らく、これまでもオユキだけでなく、折に触れてこういう機会があったのだろう。
トモエとオユキ、その前に現れることが多いのは、来た時から認められた功績があり、殊更戦と武技の神に可愛がられているからだろうが。
「トラノスケさん、大丈夫ですか。一番圧を受けたでしょう。」
「ああ、今は大丈夫だ。呼吸が少しの間止まったが、まぁ、杞憂だったようで何よりだ。」
「ええ。私も聖戦とやらについては危惧していましたから、一先ずは安心です。」
「オユキさんもでしたか。」
「流石に、あの子たちのことも有りますから。」
そうして、改めて周囲に気を配りながら話を始めれば、魔物の気配、何かが動く音が聞こえてくる。トモエは既に得物を鞘から抜いている。
「一先ず話すべきことも、ある程度話しましたし、当初の目的を果たして、戻りましょうか。」
「まぁ、そうだな。それにしても、他の奴らにも確認しないといかんな。」
「そうですか。」
「ああ、色々と、今思えば気になることも有るからな。」
「その段階で気が付かなかったのですか。」
ミズキリなら気が付きそうなものだと、オユキがそう聞けば、ミズキリはただ肩を竦めて見せる。
「正直こっちに来た、またこの世界に来た、それに浮かれている、それと判断がつかなくてな。
正直お前とトラノスケだけだぞ、この町を拠点にしようなんてのは。」
膝をついた、オユキの耳に同じような高さからミズキリの声が聞こえる。どうやら彼もこちらに合わせてそのような礼を取っているらしい。
「ああ、いいわ。あまり長い時間こうしてもいられないし、立ち上がりなさいな。」
そう言われると、そっと体を押されるような気配と共に、立ち上がらされる。
「見守っているだけにしようかと思ったのだけど、少々良くない誤解が生まれそうだったもの。」
「誤解、ですか。恐れながら、トラノスケの言葉であれば、私が訂正を行わせていただきましたが。」
「いいえ、そればかりではなく、あなたも。」
そういってクスクスと、月と安息の女神が笑う。
その姿は、まさに魔性と、その言葉がふさわしいだろう。人の形はしているのだが、その金に光る眼、その中央には猫のように、縦に伸びた瞳孔が、深い黒を添えている。
「神、ではないのよ、あの愚か者たちはそう呼んでいるけれど。」
「ええと、そう、なのですか。」
神自身がそう言うのであれば、そうなのだろうが。それは少し意外だと、その前提を基に考えていたオユキは驚く。
「ええ、神座にあれの居場所はまだないわ。それに滅ぼすことも決まっています。
それこそ、この世界の切り離しが終われば、私達が消します。」
「その、お言葉を返すようですが。」
「ええ、あの子の発言と、違う、そう思うでしょう。私達にも決まりくらいはあるのよ。可能な限りあなた達の手で。本体、この地上、そこに在るあの汚物は私たちが消すけれど、その、こういういい方はあれだけれど、私達って、雑なの。」
言われた言葉にトモエが理解をする。
「つまり、影響が多方に及んでしまうと、また打ち漏らし、残滓が散るとそういう事でしょうか。」
「ええ、どうしても、ね。その結果あの汚物の力を得て、まぁ、良からぬ輩が暴れることになるわ。
つまりそれに備えなさいと、そういう事ね。」
「事前段階で、私達が御身の為にとそうすることは。」
「ええと、嬉しく思うわよ。でも無理強いはしないわ。あの子は特にこの件については怒り心頭だから、ああいういい方になったのだけれど。」
そういって、月と安息の神はため息をつく。
「成程。確かに、本来あの場であれば、そういう事は戦と武技の神が。」
「ええ。あれに止められるほどですもの。まぁ、あなた達が烙印者を撃てば、あの子は喜ぶでしょうね。」
ただ、その言葉には、オユキの方が疑問を持つ。
「メイ・グレース・リース伯爵令嬢の言葉によれば、それを為すと、神敵が力を持つと。」
「やり方が間違っているもの。木偶だけ切っても意味はないわ。」
つまるところ、烙印を押されたものをただ討っても汚染部位に損傷はなく、入れ物が失われたから本体に、そういう事であるらしい。
となると、何処かの段階で、いや、そもそも烙印そのものが汚染の印か。
そう、オユキが考えると、実に楽し気に月と安息の女神が笑う。
「回転の速い事。戦と武技の乱暴者にはもったいないわね。」
「お言葉有難く。しかしながらこちらにお招きいただく、それ以前よりかの神の道に傾倒していた身であります故。」
「そう、ね。残念。あなたのおかげで、年若い巫女もできそうだし。ああ、教えては駄目よ。」
「は。お言葉の通りに。」
そうして、月と安息の神は、話を戻す。
「汚染の切欠は、まぁ、色々よ。特に悪意を持って人を害すれば、もう駄目ね。それを救うつもりは私もないもの。ただ、あの汚物は日常にも、弱い魂を常に求めているの。」
それには、ミズキリが声を上げる。
「御身を祀る、敬虔な信者ですらも、薄い魂であれば逃れる事能わぬと。」
「ええ、残念だけれど、加護の量、その上限が無くなったのは最近の事だから。それこそ10年程前かしら。
それ以降は、信仰に応じて加護、魂の強化を返してあげれているけれど、それまでは、どうしてもね。」
そういって、月と安息の神は悲し気に話す。
安息、それを司るその立場からすれば、本来守られるべき、結界の内で安寧を得られるべき存在がそうではない、それについては、殊更思うところがあるのだろう。
忙しい、それこそ水と癒しの神、それが言伝で終わらせるというのに、わざわざこうして直接来るくらいには。確かにその作業を行っている神として、数えられてはいなかったが。
「つまり、御身による守護、そこに汚染を防ぐ手立てを与えて頂けると、そういう事でしょうか。」
「ええ、聡いようで結構。そしてあなたの予想通り。神は信徒に神託を使って、使命を与えるものですから。」
王都での要件が、これで一つ増えてしまったなと、オユキとしては苦く思う。シグルドだけでなく、体調がよかったからというだけでなく、アンがあそこまではっきりと断言した当たり、巫女としての資質、それで目を付けられていたことに気が付いていたのだろう。
ただ、そうなると疑問もあるが。
「何故異邦の者を、それに関しては、考えればわかる事よ。」
「界を渡った、その際に必ず御身にあっているから、ですね。」
「そうよ。こちらの子たちだと、側にいても気がつけないの。神託、巫女ですら目の前で言葉をかけても、声しか聞こえない者。本当に極一部、それこそ巫女の中でも特に相性のいいものだけが、私達を目にできるわ。
あなた達が側にいれば、強引につなぐこともできるけれどね。」
ああ、成程と、オユキはこれまでの事に納得する。
そして、そうであるなら、今後も巻き込まれることは決まったようなものだ。
後は、渦中に飛び込む、その前に潮目を見て、上手く抜けなければならないが。
「不安は分かるけれど、汚染は始まりの町では起こらないわ。他はお使いが終わってから。」
「必ずや、お届けいたします。」
「ええ、あなた達が王都についた時に、また渡すわ。」
「御身を煩わせてしまい、申し訳ありません。」
「まぁ、こっちもだもの。お互い様、そうしておきましょう。それと、そういう事だから、己を鍛える事、その理由はそれぞれに任せてちょうだい。私たちが権限を与えている貴族に関しては、そうは出来ないけれど。」
その言葉に、トラノスケが言葉を返す。以前の世界、その貴族の常識で言えば、まぁそう取るのも仕方がないだろうとはオユキも思うのだが。
「であれば、結局徴兵されるのでは。」
「許すわけないでしょう、そんな事。それをやったらあの汚物と同じじゃない。」
神の放つ剣呑なその気配は、やはり慣れない。明らかに人ではない、質の全く異なる圧がその場を支配する。
「志願者を募る事は認めるけれど、ね。」
どうにも、明確に神がいて、貴族はそれに仕える、王権神授、そこに事実神がいたらこうなるのかと、そう考えさせられる。
「まぁ、そんなところね。ああ、それとこれをロザリアに渡しておいて。」
そう言われて、オユキの前に、月と安息の神、その聖印を象った首飾りが現れる。
「確かに。」
「それを渡してくれたら、説明はしなくても分かるから。では、またね。魔物避けも無くなるから、話し込みすぎないようにね。」
そうして、木の影にまた溶けるようにその姿を消す。
完全にその気配が消え、四人は大きく息をつく。
「こうして、巻き込まれていくわけです。」
「不可抗力であることは、認めるがなぁ。」
そう、ミズキリがオユキの言葉に頭を掻く。
恐らく、これまでもオユキだけでなく、折に触れてこういう機会があったのだろう。
トモエとオユキ、その前に現れることが多いのは、来た時から認められた功績があり、殊更戦と武技の神に可愛がられているからだろうが。
「トラノスケさん、大丈夫ですか。一番圧を受けたでしょう。」
「ああ、今は大丈夫だ。呼吸が少しの間止まったが、まぁ、杞憂だったようで何よりだ。」
「ええ。私も聖戦とやらについては危惧していましたから、一先ずは安心です。」
「オユキさんもでしたか。」
「流石に、あの子たちのことも有りますから。」
そうして、改めて周囲に気を配りながら話を始めれば、魔物の気配、何かが動く音が聞こえてくる。トモエは既に得物を鞘から抜いている。
「一先ず話すべきことも、ある程度話しましたし、当初の目的を果たして、戻りましょうか。」
「まぁ、そうだな。それにしても、他の奴らにも確認しないといかんな。」
「そうですか。」
「ああ、色々と、今思えば気になることも有るからな。」
「その段階で気が付かなかったのですか。」
ミズキリなら気が付きそうなものだと、オユキがそう聞けば、ミズキリはただ肩を竦めて見せる。
「正直こっちに来た、またこの世界に来た、それに浮かれている、それと判断がつかなくてな。
正直お前とトラノスケだけだぞ、この町を拠点にしようなんてのは。」
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