俺の主人公補正の99%が幼馴染なので、世間からはテロリスト扱いです。

――やぁ、俺の名前はカムイ! この物語の主人公だ。

もとはクソみたいな世の中で萎びたキノコみたいに生きてたんだけど、ある日ひょんなことから剣と魔法の異世界に転生しちゃってさ。
そこでは最初から魔法も使えるし、ナトゥーラっつー幼馴染まで完備している。
うん、後はもう分かるよね?
異世界に転生つったら、最強チート無双ハーレムで世界救済が定番でしょうよ。
ほうほう。しかもどうやら道中遭遇した『妖精』と契約すりゃあ、これらの『スーパーウルトラダイナミック主人公補正』がすんなり手に入るらしい。
では早速……って、ちょっと待て! この手は俺の手じゃねぇぞ!
まっ、まさか『妖精』と契約したのは……幼馴染のナトゥーラ!?

それじゃあ俺が受け取るはずだった『主人公補正』は、全部ナトゥーラに……?
いや、待て。どうやら俺にも一つだけ、『主人公補正』的なのが残っているぞ!
こっ、これは……『リーゼン・シュラーク《大いなる一撃》』だと!?

よし……! 俺はこの『物語』の主人公だ。
たとえ俺の力がこんな残りカスみたいなものだけだとしても、この世界を救ってみせるぜ!
(※実際の内容とは一部異なる場合がございます)

そんなこんなで始まる、割とゆるめのお話です。
24h.ポイント 0pt
0
小説 193,859 位 / 193,859件 ファンタジー 44,510 位 / 44,510件

あなたにおすすめの小説

顔だけがいい私が転生してしまった。

朱雨
ファンタジー
『顔だけはいい。』 昔から親にも兄弟にもそう言われて育ってきた私。 別に自分の顔が綺麗とか生まれて1度も思ったことは無い。 どちらかと言うと怖い系で、強面だ。 目付きが悪いのは生まれつきなのか性格上そうなるのか定かではない。 顔だけ…そう、顔だけが取り柄なのだ。 他は全くと言っていい程取り柄がない。 勉強も出来ないし不器用だし、おまけに性格も悪い。 運動神経は良いが、体力が無く根性無し。 この話は、そんなダメダメな私が異世界転生する話である。

魔王復活!

大好き丸
ファンタジー
世界を恐怖に陥れた最悪の魔王ヴァルタゼア。 勇者一行は魔王城ヘルキャッスルの罠を掻い潜り、 遂に魔王との戦いの火蓋が切って落とされた。 長き戦いの末、辛くも勝利した勇者一行に魔王は言い放つ。 「この体が滅びようと我が魂は不滅!」 魔王は復活を誓い、人類に恐怖を与え消滅したのだった。 それから時は流れ―。

蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる

フルーツパフェ
大衆娯楽
 転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。  一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。  そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!  寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。 ――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです  そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。  大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。  相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。      

【改訂版】スキルなしの魔法使いは、自分の才能に気付いていない

諫山杏心
ファンタジー
この世界の者なら絶対に持っている物――スキル。 前世の記憶を持つ少女・リリアは、〝スキルなし〟として蔑まれて過ごしていた。 ある日、彼女は1人の魔法使いと出会う。 「リリア。お前、魔法使いになりたくはないか?」 「……はい?」 誘われるまま魔法使いの弟子になり、数年後――〝スキルなし〟と見下す奴らを魔法の才で見返す存在となったリリアは、様々な事件に巻き込まれることになる。 これは、〝私〟がリリアとして生き、自分の〝才能〟を見つけるまでの物語。 (※前に書いていた物の書き直しVer.です。前に掲載したお話から色々と変更しております。) (※展開はゆっくり目です) (※感想、誤字脱字の報告、お待ちしております。)

隠密スキルカンストさせた俺、異世界生活始めました

颯来千亜紀
ファンタジー
「さあ、その罪を地獄で懺悔しろ」 最凶の殺し屋と呼ばれていた主人公、佐霧圭二。いつも通りゆる~いオフを過ごしていたケイジだったのだが、何となく行きたくなったスイーツショップ、そこのオススメのホットケーキを1口食べたら異世界転移しちまった!? ド天然な受付嬢にやかましいゴブリン、オマケに元同業者まで転移してきた!? 果たして隠密スキル程度しか会得していない俺は異世界で生きていくことが出来るのであろうか……。 ツッコミどころ満載、ほのぼの、時々シリアスなこっそり無双系ファンタジー!

デッドエンドウォー シンフォニア

紅雪
ファンタジー
***予告*** A.D2019 雪待数音 水奈月莉菜 出会い 同年、交際を始める   A.D2024 雪待数音 水奈月莉菜 大学を卒業してすぐに結婚 A.D2025 雪待家 第一子生誕 長男 晶杜(あきと)と命名 A.D2039 最新ハイスペックゲーム機 UR2 発売 A.D2040 待望のDead End War Symphonia RT:2 発売 「わたくしはこんな結婚、望んでなんかいませんわ・・・」 「よっしゃ、ついに来たぜ!DEWS RT:2!」 「早速始めねーとな。」 「ご飯前には一旦止めなさいよ。」 「片田舎の子爵令嬢が口を挟む事ではありませんわ。」 「鳳隆院財閥なんて聞いた事がありませんわ、わたくし辺境の地まで存じ上げませんもの。」 『で、どっちの話しを受け入れるんですの!?』 「プログラムが正常に実行されました。」 「これで、存在の証明が確認されたわけだ。」 「一旦様子を見よう。そのプログラムはサーバーから削除しておけ。」 「ちょっと待て、このモンスター強くないか!?」 「痛いっ!・・・」 「思わず言っちゃうんだよな、実際には痛く無いんだけど。」 「え・・・血が飛び散るエフェクトはあっても、プレイヤーから血が流れるのは、変だろ・・・」 ***予告終了*** ***caution*** ラウンドトリップの未来ですが、別作品と思ってください。 小説家になろうへもアップ

Sランクパーティから追放された俺、勇者の力に目覚めて最強になる。

石八
ファンタジー
 主人公のレンは、冒険者ギルドの中で最高ランクであるSランクパーティのメンバーであった。しかしある日突然、パーティリーダーであるギリュウという男に「いきなりで悪いが、レンにはこのパーティから抜けてもらう」と告げられ、パーティを脱退させられてしまう。怒りを覚えたレンはそのギルドを脱退し、別のギルドでまた1から冒険者稼業を始める。そしてそこで最強の《勇者》というスキルが開花し、ギリュウ達を見返すため、己を鍛えるため、レンの冒険譚が始まるのであった。

続・思わぬ収穫? ~見聞録~

七月 優
ファンタジー
『(続・)思わぬ収穫』結婚後の、見聞録となります。 自由気ままに執筆しています。 誤字脱字、他、ん? と思われることも多いと思いますが、ご容赦ください。 ※R18要素・残酷な表現は大半予告なく入りますので、ご注意ください。 『思わぬ収穫?』の続編となります。見聞録のキュウテオ国編からは、国ごとに完結したストーリーで、『思わぬ収穫?』と婚約期間の内容を知らずとも大丈夫(多分&希望)かと思われます。