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姦邪Ⅰ -ルィリア編-
第45話 謎のプレゼント
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久遠に手を引っ張られ、俺はリビングへと辿り着いた。
「よく憶えてるよな……」
「零にぃちゃんが方向音痴過ぎるだけだよ」
「う……善処するよ」
「しなくていいよ。これからも私と一緒だから」
「兄としては、情けないよ……」
「私としては零にぃちゃんの役に立ててるのが嬉しいよ!」
「そっか……とにかく入ろう。多分ルィリア待ってるぞ」
「そうだね」
会話を終えると、俺はリビングの扉を開ける。
するとそこには、まるで俺達を待ち構えていたかのように仁王立ちする女……ルィリアと、礼儀正しく姿勢よく立つシャーロットが居た。俺達が来るまでの間、ルィリアはずっと仁王立ちで待機していたのかと思うと、何だか笑えてくる。
「おや……ようやく来ましたね。シン様にフェリノート様」
俺と目があったシャーロットは、少し微笑んでそう言った。
……なんか、久々にシャーロットの顔を見たような気がする。暗殺者が再び襲撃していた時、何処に居たんだろう?
「もう、ずっと待ってたんですからね? このポーズで待機してるワタクシの身にもなってほしいものですね」
「じゃあソファに座って待ってればいいだろ」
「そしたらカッコよくないじゃないですか!」
「まぁなんでもいいよ……で、俺達に何の用だ?」
「えっとですね、実は君達にプレゼントがあるんです!」
「プレゼント?」
「はい! ちょっと待ってくださいね~……」
ルィリアは俺たちの角度からはちょうど見えない位置に移動して、何かをガサゴソと漁り始める。そんな姿を見かねたのか、シャーロットはため息を吐きながらルィリアの元に駆け寄って一緒にガサゴソし始める。
「……」
「何だと思う、零にぃちゃん?」
「え? うーん……何だろう。おもちゃとか?」
「それは零にぃちゃんが欲しいだけでしょ」
「俺何歳だと思ってんだよ」
「でも今の私達は子供だよ?」
「……考えてみれば、久遠って今3歳なんだよな。普通に喋って歩いてるの、結構異常だよな」
「転生モノだとよくある話だよ」
「……そうなのか? 転生モノ殆ど読んだ事無いからわからないけど」
「えーっ? 当時の流行だよ?」
「だって……主人公が最初から強いの好きじゃないんだよ。キツい修行を重ねたとか、前世が超悲惨だったとか、力を得る事に納得出来る理由があればいいけどさ」
「じゃあハーレム物とかダメでしょ」
「あー無理無理。ヒロインが多いが故に一人一人が希薄なんだよな」
「そーお? でももしリアルでハーレムになったら嬉しいでしょ?」
「いや……別に。恋愛は興味ないし、俺は久遠が幸せならそれでいい」
「確認だけど、それって私の事だよね?」
「当たり前だろ」
「えへへ……」
久遠は心底嬉しいのか、ニンマリとちょっとだけ気持ち悪い笑みを浮かべた。
しかし、まさか久遠がここまで2次元作品……しかも流行りの転生モノを見ているとは思わなかった。そんな素振りは無かった筈なのに。俺の家には漫画とかDVDとかあったけど、どれも俺好みの(当時から15年くらい前の)ものばかりだったし。
久遠は前世でかなりモテていたし、当時の流行も嗜んでいたのだろう。話についていけない人は例え親友であっても置いてけぼりにされるような時代だったしな……若い人って怖いよ、変に薄情というかなんというか。
「あ! ありました! ほらほら二人とも、刮目してくださいね……じゃーーんっ!!」
俺達へのプレゼントがようやく見つかると、ルィリアは何かを背後に隠しながら歩み寄ると、それを俺達に見せつけた。
ルィリアの手には、2着の服。右手には、淡いピンク色のフードが付いて代わりに袖が無い、縦編みセーター。左手には、黒に赤ラインが目立つちょっと厨二っぽいデザインのパーカー。
「服?」
「はい! ほら君達、ワタクシに助けられた時からここに来てお風呂に入るまで、質素なボロいシャツしか着てなかったじゃないですか。だからこの天才であるワタクシが!! 君達のために服を作ったんです!」
「……拙の協力を経て、ですが」
「まっ、まぁ……服はワタクシの専門外でしたので? ちょっとですよ、ちょーーっとだけ助言してもらいましたがね!」
「う、うーん……」
「何ですかその微妙な反応。まぁ確かにちょっとくらい君達の好みのデザインとか聞いて反映させればよかったなぁという反省点はありますが……好みのデザインじゃありませんでした?」
「いや、そんな事はない。俺は結構好きだなこのパーカー。久遠のも中々可愛いデザインしているじゃないか」
俺は本心でそう言う。確かにデザインは俺好みであるが、多分前世で着るのはちょっと恥ずかしい。だがここは異世界……前世の世界よりも表現が自由になっていると思うので、こういったちょっと痛い感じの服でも何の恥ずかしげもなく着れるのは非常に良いことだ。
「う……うん……」
「く、クオンちゃん?」
「可愛いとは思うけど……ちょっと恥ずかしいよぉ……腕とか腋とか丸見えだし、セーターなのに何でフード付いてるの……?」
「んなぁっ!? そ、それはデザインですよ! 実用性とかはあまり考えてないです! それにクオンちゃんは女の子なんですから、こう……もっと肌を露出しても良いと思うんです! それにほら、チラリと見える腋とか興奮するじゃないですか!」
「……そうなの、零にぃちゃん?」
「し、知らないよ! でもまぁ、久遠が着たらかなり可愛くなると思うぞ」
「ほ、ほんと……? じゃあ勇気出して着てみるね……!」
「はい! 君達のために作ったんですから、どうぞ!」
俺と久遠はルィリア特製の服を貰った。しかし、手に取ってすぐにある事に気付いた。
「……なんか大きくないか?」
「まぁ長い間使ってほしいので、ちょっと大きめに作ってあります。大人になっても着れるように!」
「……ただ御二方の採寸が出来なかっただけですよ」
「ちょっとシャーロット!」
「きゃー」
シャーロットは声量の無い棒読みで悲鳴を上げると、小走りでリビングを出て行ってしまった。
「言ってくれればよかったのに」
「サプライズで渡したかったんですよ。ここ最近は暗殺者の件で色々と落ち着けなかったじゃないですか」
「まぁ確かに……」
「だからシャーロットにはワタクシ達が戦っている間に、隠れながら服の製作をさせていたんです」
「だからシャーロットの姿が一切見えなかったのか」
「まぁそもそもシャーロットは魔術が使えないので戦えませんけどね」
「えっ、魔術を使えないって?」
俺は思わず聞いてしまった。
この魔術が普及した異世界で魔術が使えないなんて、前世で言ったら学歴と資格が無いのと同じだぞ。
……あれ、なんだろう。自分で言ってて物凄く不快な気分になったな。
「詳細はワタクシも知りません。本当に使えないのか、それとも何らかの理由で使わないのか」
「知らないのか? ルィリアはシャーロットに自分の本当の名前っていう結構大きい秘密を教えたのにか?」
「……実はそれ、教えていないんです」
「え?」
「ワタクシの本名を教えていない筈なのに、シャーロットは何故か“シオン”という名前を知っていたんです」
「ど、どういう事だ……?」
ここにきてまさかシャーロットに関しての謎が増えるとは。てっきり長年の付き合いだとかそんなものだと勝手に思い込んでいたが、どうやらそういう訳でも無いらしい。
単にルィリアの事をよく調べたからというだけなのか、それともかつてルィリアと交流があったのか……いや、そもそもルィリアが憶えていない時点でそれは無いだろうし、ルィリアとメイドの歳は会った事を忘れてしまう程の差は無いように見える。
あるいは、別の目的があるのだろうか?
「料理に毒を盛らなかったり、二人きりの時に背中を狙う事もしないので、殺す事が目的では無いようですが……どちらにせよ彼女は優秀なメイドですから、変に追求して居なくなっても困るので、考えないようにしているのですが……」
「まぁ命を狙われてる訳じゃないなら、放っておいても良いと思うけどな。気にはなるけど」
「そうしましょう」
——それ以降、俺達がシャーロットについて考える事は無かった。いや正確には考えないようにした、が正しいだろうか。
「よく憶えてるよな……」
「零にぃちゃんが方向音痴過ぎるだけだよ」
「う……善処するよ」
「しなくていいよ。これからも私と一緒だから」
「兄としては、情けないよ……」
「私としては零にぃちゃんの役に立ててるのが嬉しいよ!」
「そっか……とにかく入ろう。多分ルィリア待ってるぞ」
「そうだね」
会話を終えると、俺はリビングの扉を開ける。
するとそこには、まるで俺達を待ち構えていたかのように仁王立ちする女……ルィリアと、礼儀正しく姿勢よく立つシャーロットが居た。俺達が来るまでの間、ルィリアはずっと仁王立ちで待機していたのかと思うと、何だか笑えてくる。
「おや……ようやく来ましたね。シン様にフェリノート様」
俺と目があったシャーロットは、少し微笑んでそう言った。
……なんか、久々にシャーロットの顔を見たような気がする。暗殺者が再び襲撃していた時、何処に居たんだろう?
「もう、ずっと待ってたんですからね? このポーズで待機してるワタクシの身にもなってほしいものですね」
「じゃあソファに座って待ってればいいだろ」
「そしたらカッコよくないじゃないですか!」
「まぁなんでもいいよ……で、俺達に何の用だ?」
「えっとですね、実は君達にプレゼントがあるんです!」
「プレゼント?」
「はい! ちょっと待ってくださいね~……」
ルィリアは俺たちの角度からはちょうど見えない位置に移動して、何かをガサゴソと漁り始める。そんな姿を見かねたのか、シャーロットはため息を吐きながらルィリアの元に駆け寄って一緒にガサゴソし始める。
「……」
「何だと思う、零にぃちゃん?」
「え? うーん……何だろう。おもちゃとか?」
「それは零にぃちゃんが欲しいだけでしょ」
「俺何歳だと思ってんだよ」
「でも今の私達は子供だよ?」
「……考えてみれば、久遠って今3歳なんだよな。普通に喋って歩いてるの、結構異常だよな」
「転生モノだとよくある話だよ」
「……そうなのか? 転生モノ殆ど読んだ事無いからわからないけど」
「えーっ? 当時の流行だよ?」
「だって……主人公が最初から強いの好きじゃないんだよ。キツい修行を重ねたとか、前世が超悲惨だったとか、力を得る事に納得出来る理由があればいいけどさ」
「じゃあハーレム物とかダメでしょ」
「あー無理無理。ヒロインが多いが故に一人一人が希薄なんだよな」
「そーお? でももしリアルでハーレムになったら嬉しいでしょ?」
「いや……別に。恋愛は興味ないし、俺は久遠が幸せならそれでいい」
「確認だけど、それって私の事だよね?」
「当たり前だろ」
「えへへ……」
久遠は心底嬉しいのか、ニンマリとちょっとだけ気持ち悪い笑みを浮かべた。
しかし、まさか久遠がここまで2次元作品……しかも流行りの転生モノを見ているとは思わなかった。そんな素振りは無かった筈なのに。俺の家には漫画とかDVDとかあったけど、どれも俺好みの(当時から15年くらい前の)ものばかりだったし。
久遠は前世でかなりモテていたし、当時の流行も嗜んでいたのだろう。話についていけない人は例え親友であっても置いてけぼりにされるような時代だったしな……若い人って怖いよ、変に薄情というかなんというか。
「あ! ありました! ほらほら二人とも、刮目してくださいね……じゃーーんっ!!」
俺達へのプレゼントがようやく見つかると、ルィリアは何かを背後に隠しながら歩み寄ると、それを俺達に見せつけた。
ルィリアの手には、2着の服。右手には、淡いピンク色のフードが付いて代わりに袖が無い、縦編みセーター。左手には、黒に赤ラインが目立つちょっと厨二っぽいデザインのパーカー。
「服?」
「はい! ほら君達、ワタクシに助けられた時からここに来てお風呂に入るまで、質素なボロいシャツしか着てなかったじゃないですか。だからこの天才であるワタクシが!! 君達のために服を作ったんです!」
「……拙の協力を経て、ですが」
「まっ、まぁ……服はワタクシの専門外でしたので? ちょっとですよ、ちょーーっとだけ助言してもらいましたがね!」
「う、うーん……」
「何ですかその微妙な反応。まぁ確かにちょっとくらい君達の好みのデザインとか聞いて反映させればよかったなぁという反省点はありますが……好みのデザインじゃありませんでした?」
「いや、そんな事はない。俺は結構好きだなこのパーカー。久遠のも中々可愛いデザインしているじゃないか」
俺は本心でそう言う。確かにデザインは俺好みであるが、多分前世で着るのはちょっと恥ずかしい。だがここは異世界……前世の世界よりも表現が自由になっていると思うので、こういったちょっと痛い感じの服でも何の恥ずかしげもなく着れるのは非常に良いことだ。
「う……うん……」
「く、クオンちゃん?」
「可愛いとは思うけど……ちょっと恥ずかしいよぉ……腕とか腋とか丸見えだし、セーターなのに何でフード付いてるの……?」
「んなぁっ!? そ、それはデザインですよ! 実用性とかはあまり考えてないです! それにクオンちゃんは女の子なんですから、こう……もっと肌を露出しても良いと思うんです! それにほら、チラリと見える腋とか興奮するじゃないですか!」
「……そうなの、零にぃちゃん?」
「し、知らないよ! でもまぁ、久遠が着たらかなり可愛くなると思うぞ」
「ほ、ほんと……? じゃあ勇気出して着てみるね……!」
「はい! 君達のために作ったんですから、どうぞ!」
俺と久遠はルィリア特製の服を貰った。しかし、手に取ってすぐにある事に気付いた。
「……なんか大きくないか?」
「まぁ長い間使ってほしいので、ちょっと大きめに作ってあります。大人になっても着れるように!」
「……ただ御二方の採寸が出来なかっただけですよ」
「ちょっとシャーロット!」
「きゃー」
シャーロットは声量の無い棒読みで悲鳴を上げると、小走りでリビングを出て行ってしまった。
「言ってくれればよかったのに」
「サプライズで渡したかったんですよ。ここ最近は暗殺者の件で色々と落ち着けなかったじゃないですか」
「まぁ確かに……」
「だからシャーロットにはワタクシ達が戦っている間に、隠れながら服の製作をさせていたんです」
「だからシャーロットの姿が一切見えなかったのか」
「まぁそもそもシャーロットは魔術が使えないので戦えませんけどね」
「えっ、魔術を使えないって?」
俺は思わず聞いてしまった。
この魔術が普及した異世界で魔術が使えないなんて、前世で言ったら学歴と資格が無いのと同じだぞ。
……あれ、なんだろう。自分で言ってて物凄く不快な気分になったな。
「詳細はワタクシも知りません。本当に使えないのか、それとも何らかの理由で使わないのか」
「知らないのか? ルィリアはシャーロットに自分の本当の名前っていう結構大きい秘密を教えたのにか?」
「……実はそれ、教えていないんです」
「え?」
「ワタクシの本名を教えていない筈なのに、シャーロットは何故か“シオン”という名前を知っていたんです」
「ど、どういう事だ……?」
ここにきてまさかシャーロットに関しての謎が増えるとは。てっきり長年の付き合いだとかそんなものだと勝手に思い込んでいたが、どうやらそういう訳でも無いらしい。
単にルィリアの事をよく調べたからというだけなのか、それともかつてルィリアと交流があったのか……いや、そもそもルィリアが憶えていない時点でそれは無いだろうし、ルィリアとメイドの歳は会った事を忘れてしまう程の差は無いように見える。
あるいは、別の目的があるのだろうか?
「料理に毒を盛らなかったり、二人きりの時に背中を狙う事もしないので、殺す事が目的では無いようですが……どちらにせよ彼女は優秀なメイドですから、変に追求して居なくなっても困るので、考えないようにしているのですが……」
「まぁ命を狙われてる訳じゃないなら、放っておいても良いと思うけどな。気にはなるけど」
「そうしましょう」
——それ以降、俺達がシャーロットについて考える事は無かった。いや正確には考えないようにした、が正しいだろうか。
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