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姦邪Ⅰ -家出編-
第13話 洞窟のハンター
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ぼーっとしていたつもりが、どうやらいつの間にか眠ってしまっていたようで、洞窟の外は雨が止んでいた。
何故か久遠が俺の胸に耳を当てている状態で眠っていた。今俺の視界は久遠の頭頂部しか映っていない。
「久遠……そろそろ起きよう」
「ん……んぅう……あ……おはよう……零にぃちゃん」
「おはよう。あのさ……別に良いんだけど、何で俺の上に?」
「零にぃちゃんの心臓の音を聞いてると……生きてるって感じがして……凄く落ち着くから」
久遠は目覚めたばかりで眠そうに目を擦りながらふわふわした呂律の回っていない口調で言った。
さっきからやたらと“生きていると感じる”というような発言をしているが、久遠は暴走したトラックによって突然人生の幕を下ろす事になった。一度死んだからこそ、生きている事が喜べるのだろう。
……死を経験してから“生”に喜びを感じるだなんて、皮肉なものだ。
「……心臓の音で落ち着くってなんだよ」
俺は自身の中に粘っこく蔓延る“久遠を守れなかった”という罪悪感を押し込むように、鼻で笑いながら久遠の発言に対してそう返した。
「えへへぇ……あったかいなぁ……」
「完全に寝ぼけてんなこりゃ……ん?」
「……っ!?」
久遠のふわふわした発言に呆れていると、ふと洞窟の奥から物音が響いてきた。目が見えない分音に敏感なのか、久遠はその足音が聞こえた途端に即座に起き上がって俺の背後に隠れた。
コツ、コツ、コツ。
足音だ。それも運動靴や安物の靴ではなく、ちょっと固い材質で出来たお高い靴の音だ。
俺は相手が人間ではない可能性を考え、警戒して洞窟の奥の暗闇を睨みつける。当然戦った経験は無いし、現状の攻撃手段は基礎的な炎魔術と水魔術のみ……家畜相手なら勝てるだろう。
コツ。コツ。コツ。
段々と足音が近付いてくる。
久遠のしがみつく力が段々と強くなってくる、それだけ恐れているという事だ。正体のわからない見えない相手……久遠は普段からこんな恐怖と戦っているのか。
「——声がすると思って見に来てみれば……幼子が二人だけか」
足音が止まると同時に、低い声が洞窟内に響き渡った。声の主の姿はまだ暗闇の向こうで、こちらからはまだ姿を捉える事は出来ない。
「零にぃちゃんっ……何か嫌な感じする……早く逃げよう……!」
「久遠……?」
「安心しろ、我に幼子を襲う趣味は無い」
すると再び足音が聞こえ、その声の主らしき人物が洞窟の奥から姿を現すと同時に、異常なまでに怯える久遠を落ち着かせる為かそう言った。
声の主の容姿は黒い鎧を身に纏い、長年切っていないのか白色の長髪というものだった。暗いのも相まって顔はよく見えなかったが、性別は声的に男だと思う。
「どうだかな……初対面の奴の言葉を今のたった数秒で信じる事は出来ないけど」
「よく出来た幼子だ。しかし親はどうした、道にでも迷ったのか?」
長髪の男は俺達に質問を問いながら普通に近付いてきて、焚き火の跡付近に馴れ馴れしく座った。
「……俺達は迷い子じゃない。家出したんだ」
俺は長髪の男の急な距離の詰め方に困惑したが、ひとまず投げかけられた質問に答える事にした。
「家出か……なんだ、お袋が母乳を飲ませてくれなかったのか?」
「……」
「冗談だ、何があったかは聞かないでおこう」
「……アンタ、何者だ?」
「そうだなァ……流浪人? 旅人? いやそれも違うなァ……うーん、よくわからん」
「えっ……」
俺は姿が見えなかった時の得体の知れない感じと低い声とのギャップに、思わず気の抜けた声を出してしまった。
「拍子抜けしたか?」
「……ちょっとは」
「そういう貴様こそ何者だ?」
「え? 俺は……何者って言われても、一応、前世の記憶があるけど、それ以外は何の変哲もない普通の人だよ」
「前世の記憶?」
「いわゆる“転生”ってやつだ」
「転生……ふむ……なるほど……」
長髪の男は“転生”という言葉に対して、目を瞑って唸るような声を出したりと深く考え込むような動作をする。この異世界では“転生”という言葉はあまりメジャーではないのだろうか?
「まぁ、要は生まれ変わりみたいなもんだ」
「——貴様、その“転生”云々はあまり口外しない方がいい。“何の変哲もない普通の人”として生きたいならな」
散々考え込んだ挙句、長髪の男はまるで自分の事のように深刻そうな声色で俺に向けてそう言った。
「どういう、事だ?」
「……そもそも転生問わず、自分の事を他人に話さない方が身の為だ。自分の弱点を晒す事になる上に、それが特異体質なら研究材料にされる」
「研究、材料……」
「——それがどんな傷もすぐ治るとかなら……尚更な」
「っ!?」
俺は自分の特殊な体質を一度も口にしていないにも関わらず、長髪の男は偶然なのかそれを言い当てた。
「その様子だと、我の勘は当たっているみたいだな。であれば教えておこう……この世界は医療技術が発展していない。この言葉が何を意味するかわかるだろう」
「っ……」
長髪の男の言葉の意味。それはすぐに理解出来た。
この世界は医療技術が発展していない。それはつまり、どんな傷も治る体質の俺は良い研究対象という訳だ。
「人前に出るな、というのは難しいだろう。だがその体質は人間の心を変える。恐怖心にも、好奇心にもな」
「……」
「ところで貴様ら……家出したと言っていたが、これからどうするつもりだ? アテはあるのか?」
「無い……正直ノープランで家を出てきた」
「ふむ……この洞窟の奥を進めば、エアトベルという王国の近くまで行ける。そこで優しい人に拾われるか、奴隷商に連れていかれるかのどちらかだな」
「どのくらい歩けば辿り着ける?」
「結構歩くぞ。それにこの奥は魔物が棲みついている。一応、我があらかた片付けはしたが……もしかしたらとんでもないのが隠れてるかもしれん」
「片付けはしたって……アンタは魔物ハンターか何かなのか?」
「強いて言えば、趣味でハンターの仕事をハンターする者、かなァ。意気揚々とクエストをしにここへ来て、何も無いっていう何とも言えない気分にさせたいのさ」
「くだらね……何でそんな事を……」
「まぁ……我は人間の不幸が大好きなんでなァ?」
長髪の男は少し嬉しそうに言った。表情は見えないが、きっと口角を釣り上げてニヤリと笑っているに違いない。
「この悪魔が」
「ふっ……人間は誰しも、悪魔の側面を持っている。もちろん貴様にもな」
「……」
「さて、我はそろそろ消えるとしよう。貴様の後ろのお嬢さんが怯えているのでなァ」
長髪の男は俺の後ろでずっと身体を震わせている久遠の事を気遣って、立ち上がってその場から去ろうとする……が、何か思い出したかのようにすぐ立ち止まった。
「どうした?」
「もしこの先を進んでエアトベル王国へ向かうのなら……護身用にこれを持っていけ」
そう言うと、長髪の男は何か黒く細長い物を投げてきた。俺はそれをキャッチして確認すると、それは鞘付きの刀のようなものだった。
「これは……」
「かっこいいだろう? それは虚という名の剣……刀、というらしい。しかしそいつは虚ろな存在……故に、常に“実”であろうとする。ある時は魔力を喰らい、血を飲む。不幸を糧にする時もあれば、逆に“虚”が喰らった力をこちらが吸収する事も出来る。しかしこれの持ち主の殆どは、悲惨な最期を迎えて亡くなっているそうだ」
「何でそんな特級呪物を俺に!?」
「貴様は我と同じものを感じる。貴様なら……我と同じくそれを容易く使いこなす事が出来るだろう」
「……俺は誰かの不幸を楽しんだりはしない。アンタとは違う!」
「まぁその刀で切り拓いてみせろよ、ではまたいつか」
長髪の男は嘲笑うような、どこか期待しているような色んな感情のこもった声色で言うと、洞窟の外へ向かって何処かへ消えてしまった。
結局長髪の男が何者だったのか、その名前すらも知る事は最後まで無かった。逆に向こうも俺の名前を知らないままになってしまった訳だが。
「……居なくなった?」
後ろで身体を震わせて怯えていた久遠が、ようやく俺に話しかけてきた。その声には安堵と恐怖が入り混じっていた。
「ああ、もう大丈夫だよ」
「はぁ……よかった……零にぃちゃんが殺されちゃうかもって思った」
「心配してくれてありがとな。でも俺は久遠の兄だから、例え死んでも守るよ」
「……もうっ、死んだら終わりでしょ……?」
「ふっ……そうだな」
「でもこれからどうするの? 言われてた通り、エアトベル王国ってところに行くの?」
「まぁ……とりあえずエアトベル王国とやらを目指すことにしよう。それで良いか?」
「……うん。それが零にぃちゃんの意思なら、私は従うよ。私と零にぃちゃんは一心同体、決して違う事なんて無い」
「お、おう……じゃあ行こう」
俺は若干戸惑いながらも右手で久遠の小さな手を握り、左手には長髪の男から譲り受けた特級呪物の刀を握りしめて、エアトベル王国を目指すべく洞窟の奥へ足を踏み入れていった。
何故か久遠が俺の胸に耳を当てている状態で眠っていた。今俺の視界は久遠の頭頂部しか映っていない。
「久遠……そろそろ起きよう」
「ん……んぅう……あ……おはよう……零にぃちゃん」
「おはよう。あのさ……別に良いんだけど、何で俺の上に?」
「零にぃちゃんの心臓の音を聞いてると……生きてるって感じがして……凄く落ち着くから」
久遠は目覚めたばかりで眠そうに目を擦りながらふわふわした呂律の回っていない口調で言った。
さっきからやたらと“生きていると感じる”というような発言をしているが、久遠は暴走したトラックによって突然人生の幕を下ろす事になった。一度死んだからこそ、生きている事が喜べるのだろう。
……死を経験してから“生”に喜びを感じるだなんて、皮肉なものだ。
「……心臓の音で落ち着くってなんだよ」
俺は自身の中に粘っこく蔓延る“久遠を守れなかった”という罪悪感を押し込むように、鼻で笑いながら久遠の発言に対してそう返した。
「えへへぇ……あったかいなぁ……」
「完全に寝ぼけてんなこりゃ……ん?」
「……っ!?」
久遠のふわふわした発言に呆れていると、ふと洞窟の奥から物音が響いてきた。目が見えない分音に敏感なのか、久遠はその足音が聞こえた途端に即座に起き上がって俺の背後に隠れた。
コツ、コツ、コツ。
足音だ。それも運動靴や安物の靴ではなく、ちょっと固い材質で出来たお高い靴の音だ。
俺は相手が人間ではない可能性を考え、警戒して洞窟の奥の暗闇を睨みつける。当然戦った経験は無いし、現状の攻撃手段は基礎的な炎魔術と水魔術のみ……家畜相手なら勝てるだろう。
コツ。コツ。コツ。
段々と足音が近付いてくる。
久遠のしがみつく力が段々と強くなってくる、それだけ恐れているという事だ。正体のわからない見えない相手……久遠は普段からこんな恐怖と戦っているのか。
「——声がすると思って見に来てみれば……幼子が二人だけか」
足音が止まると同時に、低い声が洞窟内に響き渡った。声の主の姿はまだ暗闇の向こうで、こちらからはまだ姿を捉える事は出来ない。
「零にぃちゃんっ……何か嫌な感じする……早く逃げよう……!」
「久遠……?」
「安心しろ、我に幼子を襲う趣味は無い」
すると再び足音が聞こえ、その声の主らしき人物が洞窟の奥から姿を現すと同時に、異常なまでに怯える久遠を落ち着かせる為かそう言った。
声の主の容姿は黒い鎧を身に纏い、長年切っていないのか白色の長髪というものだった。暗いのも相まって顔はよく見えなかったが、性別は声的に男だと思う。
「どうだかな……初対面の奴の言葉を今のたった数秒で信じる事は出来ないけど」
「よく出来た幼子だ。しかし親はどうした、道にでも迷ったのか?」
長髪の男は俺達に質問を問いながら普通に近付いてきて、焚き火の跡付近に馴れ馴れしく座った。
「……俺達は迷い子じゃない。家出したんだ」
俺は長髪の男の急な距離の詰め方に困惑したが、ひとまず投げかけられた質問に答える事にした。
「家出か……なんだ、お袋が母乳を飲ませてくれなかったのか?」
「……」
「冗談だ、何があったかは聞かないでおこう」
「……アンタ、何者だ?」
「そうだなァ……流浪人? 旅人? いやそれも違うなァ……うーん、よくわからん」
「えっ……」
俺は姿が見えなかった時の得体の知れない感じと低い声とのギャップに、思わず気の抜けた声を出してしまった。
「拍子抜けしたか?」
「……ちょっとは」
「そういう貴様こそ何者だ?」
「え? 俺は……何者って言われても、一応、前世の記憶があるけど、それ以外は何の変哲もない普通の人だよ」
「前世の記憶?」
「いわゆる“転生”ってやつだ」
「転生……ふむ……なるほど……」
長髪の男は“転生”という言葉に対して、目を瞑って唸るような声を出したりと深く考え込むような動作をする。この異世界では“転生”という言葉はあまりメジャーではないのだろうか?
「まぁ、要は生まれ変わりみたいなもんだ」
「——貴様、その“転生”云々はあまり口外しない方がいい。“何の変哲もない普通の人”として生きたいならな」
散々考え込んだ挙句、長髪の男はまるで自分の事のように深刻そうな声色で俺に向けてそう言った。
「どういう、事だ?」
「……そもそも転生問わず、自分の事を他人に話さない方が身の為だ。自分の弱点を晒す事になる上に、それが特異体質なら研究材料にされる」
「研究、材料……」
「——それがどんな傷もすぐ治るとかなら……尚更な」
「っ!?」
俺は自分の特殊な体質を一度も口にしていないにも関わらず、長髪の男は偶然なのかそれを言い当てた。
「その様子だと、我の勘は当たっているみたいだな。であれば教えておこう……この世界は医療技術が発展していない。この言葉が何を意味するかわかるだろう」
「っ……」
長髪の男の言葉の意味。それはすぐに理解出来た。
この世界は医療技術が発展していない。それはつまり、どんな傷も治る体質の俺は良い研究対象という訳だ。
「人前に出るな、というのは難しいだろう。だがその体質は人間の心を変える。恐怖心にも、好奇心にもな」
「……」
「ところで貴様ら……家出したと言っていたが、これからどうするつもりだ? アテはあるのか?」
「無い……正直ノープランで家を出てきた」
「ふむ……この洞窟の奥を進めば、エアトベルという王国の近くまで行ける。そこで優しい人に拾われるか、奴隷商に連れていかれるかのどちらかだな」
「どのくらい歩けば辿り着ける?」
「結構歩くぞ。それにこの奥は魔物が棲みついている。一応、我があらかた片付けはしたが……もしかしたらとんでもないのが隠れてるかもしれん」
「片付けはしたって……アンタは魔物ハンターか何かなのか?」
「強いて言えば、趣味でハンターの仕事をハンターする者、かなァ。意気揚々とクエストをしにここへ来て、何も無いっていう何とも言えない気分にさせたいのさ」
「くだらね……何でそんな事を……」
「まぁ……我は人間の不幸が大好きなんでなァ?」
長髪の男は少し嬉しそうに言った。表情は見えないが、きっと口角を釣り上げてニヤリと笑っているに違いない。
「この悪魔が」
「ふっ……人間は誰しも、悪魔の側面を持っている。もちろん貴様にもな」
「……」
「さて、我はそろそろ消えるとしよう。貴様の後ろのお嬢さんが怯えているのでなァ」
長髪の男は俺の後ろでずっと身体を震わせている久遠の事を気遣って、立ち上がってその場から去ろうとする……が、何か思い出したかのようにすぐ立ち止まった。
「どうした?」
「もしこの先を進んでエアトベル王国へ向かうのなら……護身用にこれを持っていけ」
そう言うと、長髪の男は何か黒く細長い物を投げてきた。俺はそれをキャッチして確認すると、それは鞘付きの刀のようなものだった。
「これは……」
「かっこいいだろう? それは虚という名の剣……刀、というらしい。しかしそいつは虚ろな存在……故に、常に“実”であろうとする。ある時は魔力を喰らい、血を飲む。不幸を糧にする時もあれば、逆に“虚”が喰らった力をこちらが吸収する事も出来る。しかしこれの持ち主の殆どは、悲惨な最期を迎えて亡くなっているそうだ」
「何でそんな特級呪物を俺に!?」
「貴様は我と同じものを感じる。貴様なら……我と同じくそれを容易く使いこなす事が出来るだろう」
「……俺は誰かの不幸を楽しんだりはしない。アンタとは違う!」
「まぁその刀で切り拓いてみせろよ、ではまたいつか」
長髪の男は嘲笑うような、どこか期待しているような色んな感情のこもった声色で言うと、洞窟の外へ向かって何処かへ消えてしまった。
結局長髪の男が何者だったのか、その名前すらも知る事は最後まで無かった。逆に向こうも俺の名前を知らないままになってしまった訳だが。
「……居なくなった?」
後ろで身体を震わせて怯えていた久遠が、ようやく俺に話しかけてきた。その声には安堵と恐怖が入り混じっていた。
「ああ、もう大丈夫だよ」
「はぁ……よかった……零にぃちゃんが殺されちゃうかもって思った」
「心配してくれてありがとな。でも俺は久遠の兄だから、例え死んでも守るよ」
「……もうっ、死んだら終わりでしょ……?」
「ふっ……そうだな」
「でもこれからどうするの? 言われてた通り、エアトベル王国ってところに行くの?」
「まぁ……とりあえずエアトベル王国とやらを目指すことにしよう。それで良いか?」
「……うん。それが零にぃちゃんの意思なら、私は従うよ。私と零にぃちゃんは一心同体、決して違う事なんて無い」
「お、おう……じゃあ行こう」
俺は若干戸惑いながらも右手で久遠の小さな手を握り、左手には長髪の男から譲り受けた特級呪物の刀を握りしめて、エアトベル王国を目指すべく洞窟の奥へ足を踏み入れていった。
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