不登校ありがとう

さら

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自分の都合で休んでるんだから

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蒼が学校を休んでも、私は仕事を休めない。
というか休みたくないという方がしっくり来るかもしれない。

午前中だけとは言え、小3の子どもを何時間も留守番させることに抵抗を感じつつも、実家は遠いし、旦那も仕事を休めない。誰も蒼を見てくれる人はいない。

「お母さん今日仕事だから学校行ってよ。」
私は蒼にそう言った。
でも蒼は
「行きたくない」の一点張り。
なんで学校に行きたくないのか理由を聞いても蒼は答えない。
ずる休みなんじゃないかと思ってしまう。
私は仕事へ行く時間が迫り、学校にも連絡しないといけないし、段々イライラして来た。

「自分が好きで休んでるんだから、お昼ご飯は自分で用意してよね!お母さん仕事に行って来るから。」
私は蒼に冷たくそう言い残して仕事へ行った。
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