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竜の国に行った話
3、これもきっと呪いのせい
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「今夜、陛下と結婚していただきます」
結婚? 男同士なのに?
それ以前に僕みたいな幼児(見た目だけだけど)を嫁にって、陛下とやらはそういう趣味なの?
もしかしてこれも呪いの効果?
「あの? 姫様?」
僕が混乱していると、男性が困ったような顔で呼びかけてきた。
緑の竜が僕の頬にぺしぺしと触れ、僕は呼ばれていることに気付く。
「誘拐のようになってしまい申し訳ありません。しかし、式は執り行わなければならないのです。姫様のお名前を伺っても?」
どうやら、突然連れてこられたことで腹を立てていると勘違いされているらしい。
召使の女性たちも彼も、僕の顔色を窺うようにしている。
僕は自分の喉を示してから指でバツ印を作った。
「おや、お声が出ないのですか?」
コクコクと頷く。
伝わったことが嬉しい。
けれど、髪が崩れるから首を振ってはいけないと止められてしまった。
男性は「はい」なら1回、「いいえ」なら2回机を叩くように決める。
言葉はわかるようになったけど、文字は通じなかったからだ。
「お名前を知る術がないので、引き続き姫様と呼ばせていただきますね」
「(コン)」
僕は近くに置かれたミニテーブルを爪の先で軽く小突く。
この状況の説明をして欲しくて、男性の顔をじっと見上げる。
召使の女性が僕の相向かいに椅子を持ってくる。
女性たちの仕草から推測するに、この男性もどうやら偉い人のようだ。
「まずですね、私はこの国で内政頭を勤めております、ルーカスと申します。本日より兼任で姫様の護衛を命じられました」
「(コン)」
相槌のつもりで机を小突く。
内政頭……大臣とか、宰相みたいなものだろうか?
役職を言われても正直よくわからない。
けれど、護衛を任されるだけの武力もあるのだろう。
ルーカスと名乗った男性は続ける。
「この国では竜妃を娶った者が正式な王となるというのはご存知のことかと思いますが」
「(コンコン)」
「おや、もしかしてこの世界の方ではない?」
「(コン)」
リュウヒって何だろう?
知らないってだけで異世界人だと予想されるくらい、この世界では常識なことなのだろうか。
僕が異世界人ということを肯定した時、ルーカスさんは一瞬驚いた顔をした。
冗談のつもりで言ったのかな?
「……ふむ。では、当然竜族もご存知ないですよね?」
「(コン)」
ルーカスさんは少し困ったように眉を下げた。
「一からご説明差し上げたいのですが、もうすぐ陛下の支度も終わる頃でしょう。あまり時間がありません。婚礼の儀が終わったらお時間をいただくことに致します。今はとにかく、貴方に陛下と結婚をして欲しいのです」
「(コンコン!)」
男と結婚なんて、冗談じゃない。
断固拒否、と少し強めに机を小突く。
「これは姫様のためでもあるのです」
――バンッ!
ルーカスさんの言葉に被せて、乱暴に扉が開けられた。
驚いてそちらを振り向くと、黒髪の少女が怒った表情でずかずかと入ってくる。
そして、花嫁装束の僕を見つけるなり、表情がさらに険しくなった。
「貴女が竜妃ですって?! 子供じゃない! こんなチンチクリンが陛下と結婚だなんて、認めないわよ!」
「貴女が認めなくても、皇竜が連れてきた時点で竜妃であることは疑いようがないのです。ご心配なさらなくても、ミサキ様は引き続き食客として丁重におもてなしさせていただきます」
ミサキと呼ばれた少女は、ラウムを彷彿とさせるツインテールを揺らしながら凄い剣幕で捲し立てる。
対するルーカスさんは冷静に僕が今夜陛下と結ばれることは決定事項だと答える。
僕は二人の言葉の内容よりも、ミサキさんに気がいってしまった。
だって。
太ももが見える短い丈の見慣れたセーラー服。
黒いハイソックスにローファー。
それは、僕の家の近所にある高校の制服だった。
――チリン。
ミサキさんが日本人だという僕の推測を肯定するかのように鈴が鳴る。
(やっぱり。なら、この人を日本へ連れて帰れば……)
この世界に連れてきたのが鈴の導きなら、この鈴が鳴っている間にミサキさんを掴めば帰れるかも。
ミサキさんの手を握ろうと手を伸ばすけれど、ミサキさんに叩き払われてしまった。
「何よ! あんたなんて、どうせ陛下を満足させることなんてできないんだからね! 美咲の方が大人だし、胸だって大きいし! 陛下の寵愛を受けるのは美咲なんだから!」
ベ、と舌を出すと、ミサキさんは来た時と同じように乱暴に扉を開けて出て行ってしまった。
追いかけようと腰を浮かせたけれど、ルーカスさんに止められてしまう。
「部屋から出ては駄目です。竜妃を手に入れるためなら手段を選ばない輩がいるのです」
「?」
「式が終わるまでは我慢してください」
どうやってミサキさんを探そうか、なんて考えていると、すぐに結婚式が始まってしまった。
ルーカスさんが陛下と呼んでいた結婚相手は、予想通りあの赤髪の青年だった。
正確には竜帝代理という立場なんだって。
で、僕と結婚することで正式に竜帝というこの国の王様になるらしい。
式は日本の結婚式とあまり違いが無いように思えた。
神父様のような人の前で誓いを立てさせられて(と言っても声の出せない僕は頷いただけ)、指輪を交換して、盃を交わした。
そのあとは人力車の輿のようなものに乗せられて民にお披露目をするパレードが始まった。
輿は人ではなく、地竜と呼ばれる巨大な角竜に曳かれてゆっくりと進む。
式典用の飾りなのか、角竜のフリルには飾りや彩色が施されている。
博物館の化石でしか出逢ったことのない生きた恐竜の姿に感動している余裕なんて僕には無い。
女装姿を大勢に晒しているのが恥ずかしくて。初対面でいきなり眼を舐めた結婚相手が怖くて。早く終わってくれと願う気持ちでいっぱいだった。
「おい、せめて民の前でくらい笑顔でいろ」
道の両側から花びらを撒き祝福する人々の間を通っていた時。
ひたすら無に徹していたら、竜帝代理が僕を突然抱き寄せると耳元でそう囁いた。
途端に黄色い悲鳴が両側から上がる。
名前も知らない結婚相手は、両側からかかる祝福の言葉に笑顔で手を振って返していた。僕への態度と全然違うんですけど。
僕も仕方なく行動を合わせるけれど、笑顔が引きつってしまうのは仕方ないよね?
だって、こうして花嫁やっているのは脅されたからだし。
結婚相手は僕に対してやたら態度悪いし。眼舐められたし。
「キュイッ」
「おや、お前も祝いに来たのか」
小さな白銀の竜が、空からパタパタと飛んできた。
誰かに飼われているのか、前足と尾にリング状の飾り、首元には首飾りと頭にティアラのような宝冠をつけている。
青年が腕を伸ばすと、竜はその腕に停まってから僕の肩へと移ってきた。
そして、僕の頬に頭をすり寄せてくると、何故か周囲の人のボルテージが上がった。
「竜妃様、万歳!」
「ご成婚おめでとうございます!」
わぁわぁと騒がしい中進み、ようやく朱塗りの建物へと戻ってきた。
その間、白銀の竜は僕の肩から離れようとしなかった。
座っていただけなのにやけにくたびれたのは、窮屈な着物とストレスのせいだろう。
(やっと、終わった……)
早く着替えて、ミサキさんを探しに行きたい。
ルーカスさんは式に出るだけで良いって言っていた。僕の体が未成熟だから、初夜を求められることはないだろうって。
だから、この後は自由時間のはず。
そう思ったのに、いきなり青年にお姫様だっこされた。
そのまま輿から降り、大きなベッドのある部屋まで連れていかれる。
「?!」
「陛下! 一体どうされるおつもりで?!」
ルーカスさんが慌てて追いかけてきた。
しかし、青年はパレードで見せていた表情から一転、むすっとした顔で睨む。
「何って、初夜に決まっておろう?」
「!?」
いきなり大ピンチです。
ルーカスさんの嘘つきぃぃぃ!!!
結婚? 男同士なのに?
それ以前に僕みたいな幼児(見た目だけだけど)を嫁にって、陛下とやらはそういう趣味なの?
もしかしてこれも呪いの効果?
「あの? 姫様?」
僕が混乱していると、男性が困ったような顔で呼びかけてきた。
緑の竜が僕の頬にぺしぺしと触れ、僕は呼ばれていることに気付く。
「誘拐のようになってしまい申し訳ありません。しかし、式は執り行わなければならないのです。姫様のお名前を伺っても?」
どうやら、突然連れてこられたことで腹を立てていると勘違いされているらしい。
召使の女性たちも彼も、僕の顔色を窺うようにしている。
僕は自分の喉を示してから指でバツ印を作った。
「おや、お声が出ないのですか?」
コクコクと頷く。
伝わったことが嬉しい。
けれど、髪が崩れるから首を振ってはいけないと止められてしまった。
男性は「はい」なら1回、「いいえ」なら2回机を叩くように決める。
言葉はわかるようになったけど、文字は通じなかったからだ。
「お名前を知る術がないので、引き続き姫様と呼ばせていただきますね」
「(コン)」
僕は近くに置かれたミニテーブルを爪の先で軽く小突く。
この状況の説明をして欲しくて、男性の顔をじっと見上げる。
召使の女性が僕の相向かいに椅子を持ってくる。
女性たちの仕草から推測するに、この男性もどうやら偉い人のようだ。
「まずですね、私はこの国で内政頭を勤めております、ルーカスと申します。本日より兼任で姫様の護衛を命じられました」
「(コン)」
相槌のつもりで机を小突く。
内政頭……大臣とか、宰相みたいなものだろうか?
役職を言われても正直よくわからない。
けれど、護衛を任されるだけの武力もあるのだろう。
ルーカスと名乗った男性は続ける。
「この国では竜妃を娶った者が正式な王となるというのはご存知のことかと思いますが」
「(コンコン)」
「おや、もしかしてこの世界の方ではない?」
「(コン)」
リュウヒって何だろう?
知らないってだけで異世界人だと予想されるくらい、この世界では常識なことなのだろうか。
僕が異世界人ということを肯定した時、ルーカスさんは一瞬驚いた顔をした。
冗談のつもりで言ったのかな?
「……ふむ。では、当然竜族もご存知ないですよね?」
「(コン)」
ルーカスさんは少し困ったように眉を下げた。
「一からご説明差し上げたいのですが、もうすぐ陛下の支度も終わる頃でしょう。あまり時間がありません。婚礼の儀が終わったらお時間をいただくことに致します。今はとにかく、貴方に陛下と結婚をして欲しいのです」
「(コンコン!)」
男と結婚なんて、冗談じゃない。
断固拒否、と少し強めに机を小突く。
「これは姫様のためでもあるのです」
――バンッ!
ルーカスさんの言葉に被せて、乱暴に扉が開けられた。
驚いてそちらを振り向くと、黒髪の少女が怒った表情でずかずかと入ってくる。
そして、花嫁装束の僕を見つけるなり、表情がさらに険しくなった。
「貴女が竜妃ですって?! 子供じゃない! こんなチンチクリンが陛下と結婚だなんて、認めないわよ!」
「貴女が認めなくても、皇竜が連れてきた時点で竜妃であることは疑いようがないのです。ご心配なさらなくても、ミサキ様は引き続き食客として丁重におもてなしさせていただきます」
ミサキと呼ばれた少女は、ラウムを彷彿とさせるツインテールを揺らしながら凄い剣幕で捲し立てる。
対するルーカスさんは冷静に僕が今夜陛下と結ばれることは決定事項だと答える。
僕は二人の言葉の内容よりも、ミサキさんに気がいってしまった。
だって。
太ももが見える短い丈の見慣れたセーラー服。
黒いハイソックスにローファー。
それは、僕の家の近所にある高校の制服だった。
――チリン。
ミサキさんが日本人だという僕の推測を肯定するかのように鈴が鳴る。
(やっぱり。なら、この人を日本へ連れて帰れば……)
この世界に連れてきたのが鈴の導きなら、この鈴が鳴っている間にミサキさんを掴めば帰れるかも。
ミサキさんの手を握ろうと手を伸ばすけれど、ミサキさんに叩き払われてしまった。
「何よ! あんたなんて、どうせ陛下を満足させることなんてできないんだからね! 美咲の方が大人だし、胸だって大きいし! 陛下の寵愛を受けるのは美咲なんだから!」
ベ、と舌を出すと、ミサキさんは来た時と同じように乱暴に扉を開けて出て行ってしまった。
追いかけようと腰を浮かせたけれど、ルーカスさんに止められてしまう。
「部屋から出ては駄目です。竜妃を手に入れるためなら手段を選ばない輩がいるのです」
「?」
「式が終わるまでは我慢してください」
どうやってミサキさんを探そうか、なんて考えていると、すぐに結婚式が始まってしまった。
ルーカスさんが陛下と呼んでいた結婚相手は、予想通りあの赤髪の青年だった。
正確には竜帝代理という立場なんだって。
で、僕と結婚することで正式に竜帝というこの国の王様になるらしい。
式は日本の結婚式とあまり違いが無いように思えた。
神父様のような人の前で誓いを立てさせられて(と言っても声の出せない僕は頷いただけ)、指輪を交換して、盃を交わした。
そのあとは人力車の輿のようなものに乗せられて民にお披露目をするパレードが始まった。
輿は人ではなく、地竜と呼ばれる巨大な角竜に曳かれてゆっくりと進む。
式典用の飾りなのか、角竜のフリルには飾りや彩色が施されている。
博物館の化石でしか出逢ったことのない生きた恐竜の姿に感動している余裕なんて僕には無い。
女装姿を大勢に晒しているのが恥ずかしくて。初対面でいきなり眼を舐めた結婚相手が怖くて。早く終わってくれと願う気持ちでいっぱいだった。
「おい、せめて民の前でくらい笑顔でいろ」
道の両側から花びらを撒き祝福する人々の間を通っていた時。
ひたすら無に徹していたら、竜帝代理が僕を突然抱き寄せると耳元でそう囁いた。
途端に黄色い悲鳴が両側から上がる。
名前も知らない結婚相手は、両側からかかる祝福の言葉に笑顔で手を振って返していた。僕への態度と全然違うんですけど。
僕も仕方なく行動を合わせるけれど、笑顔が引きつってしまうのは仕方ないよね?
だって、こうして花嫁やっているのは脅されたからだし。
結婚相手は僕に対してやたら態度悪いし。眼舐められたし。
「キュイッ」
「おや、お前も祝いに来たのか」
小さな白銀の竜が、空からパタパタと飛んできた。
誰かに飼われているのか、前足と尾にリング状の飾り、首元には首飾りと頭にティアラのような宝冠をつけている。
青年が腕を伸ばすと、竜はその腕に停まってから僕の肩へと移ってきた。
そして、僕の頬に頭をすり寄せてくると、何故か周囲の人のボルテージが上がった。
「竜妃様、万歳!」
「ご成婚おめでとうございます!」
わぁわぁと騒がしい中進み、ようやく朱塗りの建物へと戻ってきた。
その間、白銀の竜は僕の肩から離れようとしなかった。
座っていただけなのにやけにくたびれたのは、窮屈な着物とストレスのせいだろう。
(やっと、終わった……)
早く着替えて、ミサキさんを探しに行きたい。
ルーカスさんは式に出るだけで良いって言っていた。僕の体が未成熟だから、初夜を求められることはないだろうって。
だから、この後は自由時間のはず。
そう思ったのに、いきなり青年にお姫様だっこされた。
そのまま輿から降り、大きなベッドのある部屋まで連れていかれる。
「?!」
「陛下! 一体どうされるおつもりで?!」
ルーカスさんが慌てて追いかけてきた。
しかし、青年はパレードで見せていた表情から一転、むすっとした顔で睨む。
「何って、初夜に決まっておろう?」
「!?」
いきなり大ピンチです。
ルーカスさんの嘘つきぃぃぃ!!!
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