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第二章 プリメア
16、気まずい
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アッバスはユキを抱えたまま、薄く輝くような巨木が取り囲む森へと侵入する。
鬱蒼と木々が生える森の中、ユキが座るのにちょうど良い高さの倒木を見つけたアッバスはようやくユキを下ろした。
「大丈夫か?」
震えの治まらないユキをアッバスは気遣ってくれる。
ユキは小さく頷いた。
「旅を続けるなら、あれよりも怖いの一杯出るんだよ? 大丈夫?」
「だ、大丈夫。行く」
精霊の森に入るなり人型を取ったスコットが聞いてくる。
装置を壊し、魔物を狩り、霊素の循環を正常にしなければスコットは死ぬ。
スコットの問いはユキにとって愚問だった。怖くても、ユキがやらなくては。
「無理しなくて良いよユキちゃん。怖い奴は俺とガレートで全部倒すから」
「あたしが……あたしも、戦う」
アッバスの申し出は有難い。けれど、これは自分のわがままだから、とユキは首を横に振る。
「だから、その、戦い方も、教えてください」
本当は泣くほど怖い。
でも、自分は一度死んだ身じゃないか。
屋上から飛び降りさせられたり、窒息するまで口にパンを詰め込まれたり。日本でだって何度も殺されそうな目に遭ってきた。だから、怖くない、もう怖くない。そう自分に言い聞かせる。
目からこぼれる涙は恐怖からではなく、勇気によるものだと。すっかり泣き虫になってしまった自分を無理矢理奮い立たせる。
「わかった。でも、無理するな」
ポロポロと涙をこぼしながらの言うユキに、アッバスは了承する。
ホッとしたユキに、アッバスは周囲を気にするようにチラチラ見ながら、言いにくそうに口を開いた。
「あと、その……周囲の精霊達の誤解を解いてもらえると助かる」
「ふぇ?」
アッバスに言われて初めて気づいたが、アッバスの周りを小精霊達が取り囲んでいた。
ユキと契約をしているわけではないが、ユキがスコットとこの森で過ごしていた時に食べられる野草を集めてくれていた精霊達だ。
怒った顔でそれぞれ「ユキいじめた」「ユキ泣かせた」「悪い奴だ」「おしおきしちゃえ」などと言いながらジリジリと距離をつめてきている。
「ち、違うよ! アッバスさんはあたしを助けてくれたの!」
「ほんと?」「いじめない?」
疑うような目をアッバスに向ける精霊達。
アッバスは敵意がないことを示すためか両手を上げながらコクコクと慌てて頷く。
「本当だよ。アッバスさんはスコットを助けるのに協力してくれるって」
「なら、ゆるすー」
ユキが肯定すると、小精霊達はにぱーっと笑って満足そうに森の中に散っていった。
精霊達がいなくなり、ユキとアッバスは揃ってほっと安堵の息を吐く。
ユキはそれが何だかおかしくなってしまって、クス、と笑った。
「ところで、さっき言ってたスコットを助けるって、いったい何のことだい?」
神樹へと向かいながら、アッバスが聞いてくる。
時間をロスしてしまったから、と本来の大きさに戻りユキを背中に乗せたスコットは答えるつもりがないらしい。
ユキは戸惑いながら、魔素を発生させる装置を壊しに行く理由を話した。
スコットと世界の関係、スコットの命運、既に一度倒れているのをユキが助けたことなど。
俄かには信じがたい話であるにも関わらず、アッバスは真摯に聞いてくれる。
「まだ小さいのに一人でそんな大変な事情を抱えて……よく頑張ったなぁ」
そう言ってユキの頭を撫でようとする。しかし、ユキは突然伸びてきたその腕を例によってビクリと体を震わせながら避けてしまった。
アッバスは気まずそうに手を引っ込める。
「あ……」
「いや、その、すまん。そうだよな。やっぱり、人を殺したおじさんは怖いよな」
気まずい空気が流れる。
アッバスはユキの過去を知らない。だから、ユキは先ほどの戦闘のせいでアッバスに怯えている、と捉えてしまっていた。
ユキはユキで、申し訳なさから言葉が出ない。
助けを求めるように、スコットの背中の毛を肉ごとぎゅっと握る。
「アッバス、ユキはまだ人に慣れてないだけだから。大丈夫。ね、ユキ?」
「う、うん。……ごめんなさい、アッバスさん。アッバスさんが怖いわけじゃないの」
「そ、そうか。なら良いんだが……」
「そうそう、ユキの事は懐かない野良猫だとでも思っていれば良いよ!」
「酷い、2号」
「プッ……あはははっ! 懐かない猫か、なるほどな!」
スコットのフォローのお陰で、ユキはアッバスに謝ることができた。
それでも流れる気まずい空気を、2号が吹き飛ばす。
アッバスが笑い、ユキは拗ねる。だが、お互いようやくいつもの調子になった。
「ところで、その、ユキちゃんも、精霊なのかい?」
ユキがまだ人に慣れていないという言葉が引っかかったらしく、アッバスが聞きにくそうに言ってくる。
「いや、言いたくないなら良いんだが」
「……人間だよ?」
一度死んで生き返っているし、神の力を与えられてはいるが、人間のはずだ。
精霊達もユキを「人間」と言ったし。
一瞬考えてしまったため妙な間が開いてしまった。
「えっと、なら、どうしてユキちゃんは精霊の森にいたんだい?」
アッバスが気にしているのは、ユキがどういういきさつでスコットと共にいるのかということ。
子供がほとんど生まれない時代である。親から子への愛情は非常に大きい。
仮に事情があって手放すにしても、裕福な家庭がこぞって養育を申し出るそうだ。
だからこそ、養育費目当てで子供を誘拐する事件が多発しているわけで。
立入ることが禁忌とされる精霊の森に子供を捨てるなんてことが起こり得るはずがないのだそうだ。
たとえその子が精霊に愛されていても、精霊の森に捨てるということはあり得ない。そういう子供は精霊の力を操りたいと思う権力者が放っておかない。
「…………」
ユキは、自分の過去を語りたくはなかった。
それは一度死んだこと、自ら死を選んだこと、その理由を話すことに繋がってしまうと思った。
それは、ユキにとっては思い出したくもない、怨嗟と絶望の記憶。
――親も兄弟も同級生も下級生も町民も、みんなみんな殺してやる。
――全員、地獄に堕ちれば良い。
――世界なんて滅んでしまえ。
それが、ユキが息を引き取る最期の最期まで抱えていた想い。
死んで怨霊となり自分を苦しめた連中を皆殺しにしてやるのだ、と思っていた。
そんなことを、スコットには知られたくなかった。
実際に滅びようとしている世界を命懸けで支えようとしているスコットにだけは。
「アッバス、ユキは、この世界の人間じゃないんだよ」
「!」
だが、スコットはあっさりと明かしてしまった。
「ユキは、元々いた世界でとても辛い想いをして。それでこの世界に、神樹に招かれたの。こっちの世界で幸せになりなさいって。神樹の力を与えられて。だからボクが保護しているんだよ」
神樹の使者を人間に預けられないからねぇ、とスコットは色々ぼかして言う。
「そうか、だから祝福の実を得るのにユキの力を注ぐ必要があるんだな」
「そうそう」
スコットの説明は嘘ではあったけれど、細かく説明せずともアッバスは納得してしまった。
スコットは神様であるのに、平気な顔で嘘をつく。
そのことはユキにとってショックではあったのだが、これまでについた嘘はすべてユキのためであるとも知っていた。
だから、ユキにとっての神様であるスコットを信じる気持ちは揺らがないのだった。
鬱蒼と木々が生える森の中、ユキが座るのにちょうど良い高さの倒木を見つけたアッバスはようやくユキを下ろした。
「大丈夫か?」
震えの治まらないユキをアッバスは気遣ってくれる。
ユキは小さく頷いた。
「旅を続けるなら、あれよりも怖いの一杯出るんだよ? 大丈夫?」
「だ、大丈夫。行く」
精霊の森に入るなり人型を取ったスコットが聞いてくる。
装置を壊し、魔物を狩り、霊素の循環を正常にしなければスコットは死ぬ。
スコットの問いはユキにとって愚問だった。怖くても、ユキがやらなくては。
「無理しなくて良いよユキちゃん。怖い奴は俺とガレートで全部倒すから」
「あたしが……あたしも、戦う」
アッバスの申し出は有難い。けれど、これは自分のわがままだから、とユキは首を横に振る。
「だから、その、戦い方も、教えてください」
本当は泣くほど怖い。
でも、自分は一度死んだ身じゃないか。
屋上から飛び降りさせられたり、窒息するまで口にパンを詰め込まれたり。日本でだって何度も殺されそうな目に遭ってきた。だから、怖くない、もう怖くない。そう自分に言い聞かせる。
目からこぼれる涙は恐怖からではなく、勇気によるものだと。すっかり泣き虫になってしまった自分を無理矢理奮い立たせる。
「わかった。でも、無理するな」
ポロポロと涙をこぼしながらの言うユキに、アッバスは了承する。
ホッとしたユキに、アッバスは周囲を気にするようにチラチラ見ながら、言いにくそうに口を開いた。
「あと、その……周囲の精霊達の誤解を解いてもらえると助かる」
「ふぇ?」
アッバスに言われて初めて気づいたが、アッバスの周りを小精霊達が取り囲んでいた。
ユキと契約をしているわけではないが、ユキがスコットとこの森で過ごしていた時に食べられる野草を集めてくれていた精霊達だ。
怒った顔でそれぞれ「ユキいじめた」「ユキ泣かせた」「悪い奴だ」「おしおきしちゃえ」などと言いながらジリジリと距離をつめてきている。
「ち、違うよ! アッバスさんはあたしを助けてくれたの!」
「ほんと?」「いじめない?」
疑うような目をアッバスに向ける精霊達。
アッバスは敵意がないことを示すためか両手を上げながらコクコクと慌てて頷く。
「本当だよ。アッバスさんはスコットを助けるのに協力してくれるって」
「なら、ゆるすー」
ユキが肯定すると、小精霊達はにぱーっと笑って満足そうに森の中に散っていった。
精霊達がいなくなり、ユキとアッバスは揃ってほっと安堵の息を吐く。
ユキはそれが何だかおかしくなってしまって、クス、と笑った。
「ところで、さっき言ってたスコットを助けるって、いったい何のことだい?」
神樹へと向かいながら、アッバスが聞いてくる。
時間をロスしてしまったから、と本来の大きさに戻りユキを背中に乗せたスコットは答えるつもりがないらしい。
ユキは戸惑いながら、魔素を発生させる装置を壊しに行く理由を話した。
スコットと世界の関係、スコットの命運、既に一度倒れているのをユキが助けたことなど。
俄かには信じがたい話であるにも関わらず、アッバスは真摯に聞いてくれる。
「まだ小さいのに一人でそんな大変な事情を抱えて……よく頑張ったなぁ」
そう言ってユキの頭を撫でようとする。しかし、ユキは突然伸びてきたその腕を例によってビクリと体を震わせながら避けてしまった。
アッバスは気まずそうに手を引っ込める。
「あ……」
「いや、その、すまん。そうだよな。やっぱり、人を殺したおじさんは怖いよな」
気まずい空気が流れる。
アッバスはユキの過去を知らない。だから、ユキは先ほどの戦闘のせいでアッバスに怯えている、と捉えてしまっていた。
ユキはユキで、申し訳なさから言葉が出ない。
助けを求めるように、スコットの背中の毛を肉ごとぎゅっと握る。
「アッバス、ユキはまだ人に慣れてないだけだから。大丈夫。ね、ユキ?」
「う、うん。……ごめんなさい、アッバスさん。アッバスさんが怖いわけじゃないの」
「そ、そうか。なら良いんだが……」
「そうそう、ユキの事は懐かない野良猫だとでも思っていれば良いよ!」
「酷い、2号」
「プッ……あはははっ! 懐かない猫か、なるほどな!」
スコットのフォローのお陰で、ユキはアッバスに謝ることができた。
それでも流れる気まずい空気を、2号が吹き飛ばす。
アッバスが笑い、ユキは拗ねる。だが、お互いようやくいつもの調子になった。
「ところで、その、ユキちゃんも、精霊なのかい?」
ユキがまだ人に慣れていないという言葉が引っかかったらしく、アッバスが聞きにくそうに言ってくる。
「いや、言いたくないなら良いんだが」
「……人間だよ?」
一度死んで生き返っているし、神の力を与えられてはいるが、人間のはずだ。
精霊達もユキを「人間」と言ったし。
一瞬考えてしまったため妙な間が開いてしまった。
「えっと、なら、どうしてユキちゃんは精霊の森にいたんだい?」
アッバスが気にしているのは、ユキがどういういきさつでスコットと共にいるのかということ。
子供がほとんど生まれない時代である。親から子への愛情は非常に大きい。
仮に事情があって手放すにしても、裕福な家庭がこぞって養育を申し出るそうだ。
だからこそ、養育費目当てで子供を誘拐する事件が多発しているわけで。
立入ることが禁忌とされる精霊の森に子供を捨てるなんてことが起こり得るはずがないのだそうだ。
たとえその子が精霊に愛されていても、精霊の森に捨てるということはあり得ない。そういう子供は精霊の力を操りたいと思う権力者が放っておかない。
「…………」
ユキは、自分の過去を語りたくはなかった。
それは一度死んだこと、自ら死を選んだこと、その理由を話すことに繋がってしまうと思った。
それは、ユキにとっては思い出したくもない、怨嗟と絶望の記憶。
――親も兄弟も同級生も下級生も町民も、みんなみんな殺してやる。
――全員、地獄に堕ちれば良い。
――世界なんて滅んでしまえ。
それが、ユキが息を引き取る最期の最期まで抱えていた想い。
死んで怨霊となり自分を苦しめた連中を皆殺しにしてやるのだ、と思っていた。
そんなことを、スコットには知られたくなかった。
実際に滅びようとしている世界を命懸けで支えようとしているスコットにだけは。
「アッバス、ユキは、この世界の人間じゃないんだよ」
「!」
だが、スコットはあっさりと明かしてしまった。
「ユキは、元々いた世界でとても辛い想いをして。それでこの世界に、神樹に招かれたの。こっちの世界で幸せになりなさいって。神樹の力を与えられて。だからボクが保護しているんだよ」
神樹の使者を人間に預けられないからねぇ、とスコットは色々ぼかして言う。
「そうか、だから祝福の実を得るのにユキの力を注ぐ必要があるんだな」
「そうそう」
スコットの説明は嘘ではあったけれど、細かく説明せずともアッバスは納得してしまった。
スコットは神様であるのに、平気な顔で嘘をつく。
そのことはユキにとってショックではあったのだが、これまでについた嘘はすべてユキのためであるとも知っていた。
だから、ユキにとっての神様であるスコットを信じる気持ちは揺らがないのだった。
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