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後日譚 二人の恋愛事情 6 **
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夜見の熱い性器は、由比都の蕾を温めるようにして押しつけられている。いくらほぐしたとはいえ、入る自信があるかと言われてしまえばないのだが。
大きな手が、由比都の細い腰を掴み引き寄せる。腰の下に枕が差し込まれると、ゆっくりと夜見が覆い被さってきた。
「腰つらくない?」
「痛いこと……するのか」
「ごめんね、ゆっくりするから」
「っン」
やめるとは言われなくて、内心は安堵した。由比都の体を労るように瞼に口付けられて、応えるように背に腕を回す。夜見の太い性器が蕾にあてがわれて、先端が肉を押し開き侵入する。
「っぃ、ったぃ……っ」
「ン、……ほら、」
「ぅ、ンむ……」
体の緊張を宥めるように、夜見の舌が由比都の舌を甘やかす。歯列をなぞるような深い口付けは、蕾への痛みを散らしてくれる。
この痛みを堪えれば、夜見は由比都のものになるのだ。心だけじゃなく、体も、全部。
夜見の無骨な指先が、由比都の腹を汚す精に指を絡める。ぬかるみを己の性器に塗りける姿に、由比都の下腹部に血が溜まる。
こんなに、恥ずかしいことをしているのに。夜見が自らの性器に触れる様子に胸が高鳴る。
与えられる唾液を飲み込んでは、挿入の深さを重ねるように、徐々に口付けも荒くなる。夜見の肉厚な舌に余裕がなくなってくるのだ。
顔の角度をかえながら深まる。丁寧には程遠い、獣じみた口付け。それに、興奮しているから始末に追えない。
気がつけば、由比都の薄い腹は性器を中腹まで飲み込んでいた。蕾が大きく口を開いて、夜見の昂りを頬張っている。
尻の括約筋が、バカになっている気がした。ずっと痺れるような疼きが由比都の下肢を犯している。
「はっ、……は、……っ」
「ああくそ、……っ、ごめん、痛いよね」
「ぁ、わ……、たし、……」
「ン、なあに」
由比都の蕾に触れた夜見の指先には、わずかに血が滲んでいた。大きなものを咥え込んだせいで、蕾がわずかに切れたらしい。
震える手が夜見の指先を緩く握りしめる。汗も涙も、唾液までだらしなく垂らしたまま、由比都はぽそりと呟いた。
「い、ぃこ……か……?」
「…………」
ヒック、と喉が震える。痛い。けれど、その痛みの奥に抗いがたい疼痛を感じるのもまた事実だった。
深みへと嵌ってはいけない感覚がする。縋るように目を向けた夜見を前に、目を丸くするのは由比都の方であった。
「よみ、……鼻血……」
「っ、」
「へいきか?」
「ごめん」
夜見が、掠れた声で、宣った。
「興奮した」
「え、っぅあ、ンっ」
ずろりと内臓が摩擦された刹那、目の前が弾けるほどの鋭い性感が由比都の体を侵食した。
蕾の形が、質量に引きずられるように収縮する。それなのに、またすぐに押し込まれるせいで元に戻らない。
藍色の瞳が曇り、くるんと上を向く。聞くに耐えない発情した猫の声がした。それが、夜見に抱かれる己の声だと知った。
「ぁ、あっぁあ、だめ、らっで、でちゃ、でちゃうっいゃ、あっ」
「っまだ、全然動いてないよ。……今からこんなで、どうすんの」
「ぁあ、あっや、やだ、ぁっぐ、っ、ぐってしないで、えっ」
「嘘つき、こんなにお腹絞ってくるくせに、っ」
「ひ、っく、ぁう、うっ……」
呼吸の仕方も忘れてしまったのかもしれない。内臓を押し上げられて、知らないところを擦られて、人はこんなに情けなくなれるのだ。体をゆすられて、夜見の性器がズルズルと内壁を擦る。繋がっているところからぬるついた粘液が滲んで、由比都の尻の割れ目を伝ってシーツを汚す。
逃げたくても、夜見の片手が腰を掴んでいるから逃げられない。
「ひ、っ……んく、っぁ、あは、っ」
「もっと聞きたい」
「ぁ、待って、待って待ってまっ……‼︎」
「ほら、鳴いて」
「っぅぁあ、あ、あっ」
両手で腰を鷲掴まれて、ガクンと体は反り上がった。勝手に嬌声が口から飛び出して、押し込まれた性器が由比都の腹を歪に変える。
胸を差し出すように、弓形に背を逸らす。由比都の性器からはだらしなく透明な潮が腹を汚し、シーツに染みを広げていく。
荒い呼吸を繰り返す。この、飢えた獣のような息遣いが夜見だというのか。全身を赤く染め上げ、強い刺激に体は痙攣をしている。由比都の体を大きな影が覆って、顔を囲むように両脇に肘をつく。
「きもちい……?」
まただ
「ちゃんと俺見て、ほら」
「っき、もち、ひ……」
また、夜見が楽しそうにしている。
「可愛い、ああ、ほんと、……まじで抱いてる」
「ふ、ぁ」
「俺が、お前の初めて」
そんな、当たり前のことを口にして喜ぶ。夜見の目は少し狂気じみていて、いつものおおらかさは見る影もない。
「俺ので、ちゃんと可愛くなれてえらいね」
「ン、ん……」
「きもちくなると、涙腺バカになっちゃうのも可愛い」
「っふ……ぅ……」
夜見の口ぶりが余裕そうで腹が立つ。私が泣くのはお前が悪いんだろだとか、やだって言ったらやめてくれよとか。本当はたくさん文句だってあった。
それなのに、全部夜見が有耶無耶にする。
大の男を組み敷いて、発情して、腰を振って無駄撃ちする。顔の出来も上等で、体も魅力的で、性格も申し分のない男が。なんの種もつけられない、生産性のない不器用な男に執着しているのだ。
世の中の見目麗しい女を抱かないで、由比都を抱く。
「なんか、ご機嫌?」
「このこういが……ふもうでわらった……」
「そんなこと言ったら、お前も一生使わないで終わるんだよ」
「いいよ」
由比都の男性器は、夜見にとっての飾りなんだとしたら、それでも構わない。
「だかないし」
どうせ、この先も出番はない。夜見が由比都の雄を忘れさせるだろうし。
「よみが、かわいいから、いい」
由比都の可愛い男から、可愛いと言われる。そんな頭の悪い愛情は、一生由比都だけのものでいい。
「だから、いいよ」
「……結婚しよ」
「やだ」
「せめて保留にしておいて」
「ひぅ、ぁんっ」
がじりと首筋を噛まれて、腹の奥が疼いた。夜見の腕が由比都の背中に回って、細い体を抱き込む。
夜見の腰がゆっくりと動いて、聞くに耐えない音を立てながら性器が引き抜かれる。先端だけを残して、由比都の内壁が求めるように蠢いたその時。由比都の蕾に全てを押し込むようにして、強く腰を振り下ろされる。
「ゔぉ、あっ」
「あっは」
「お、っぁ、あ、っ、ぁあ、あっあっ、あーーっ‼︎」
「かぁわい」
汚い声が溢れて、由比都の細い足がびゃっと持ち上がった。だらしなくくたびれた性器は、夜見の打ちつけに合わせるように小便が噴き上げる。
前立腺をキツく擦られ、内壁は蠕動を繰り返しながら深く性器を飲み込んでいく。
腹の内側がじゅくじゅくと熱で溶けていく心地にも似た。体が作り替えられるような、苦しいほどの快楽。
これが、体に教え込まれるということか。由比都の意識は朦朧としていて、ただ必死に呼吸を繰り返し、夜見の体に縋り付くだけで精一杯だった。
広い背中に爪痕を残す。夜見の体が熱くて、触れ合ったところから溶けてしまいそうだった。
「い、っぐ……っ、もぉいぐがら、あっ……止まっで、ぇっ」
「嫌だ、っ」
「ゔぁ、あぁ、あっん、ぁあ、あっい、っ」
薄い腹に力が入って、夜見の腹へと噴き上げる。由比都の性器はだらしなく互いの腹の間で跳ねながら、夜見の早まる律動を尻で受け止める。
肉の摩擦が、きもちいい。頬張るように、夜見の性器を深く咥え込む。
小さく息を詰めた夜見が、由比都の首筋へと強く噛みついた。
腹の内側で、ぐっと膨らむ性器に身を震わせた瞬間。
「で、ゅ……っあ、……ぁー……っ」
「っはぁ、っ……」
苦しいほどに抱きこまれながら、由比都の腹の奥へと精液が流し込まれる。夜見の性器が中で脈打つ感覚が、一滴もこぼすまいと押し付けてくる腰つきが。
夜見の欲全てを、由比都に向けられることの心地よさが、甘美な毒のようだった。
大きな手が、由比都の細い腰を掴み引き寄せる。腰の下に枕が差し込まれると、ゆっくりと夜見が覆い被さってきた。
「腰つらくない?」
「痛いこと……するのか」
「ごめんね、ゆっくりするから」
「っン」
やめるとは言われなくて、内心は安堵した。由比都の体を労るように瞼に口付けられて、応えるように背に腕を回す。夜見の太い性器が蕾にあてがわれて、先端が肉を押し開き侵入する。
「っぃ、ったぃ……っ」
「ン、……ほら、」
「ぅ、ンむ……」
体の緊張を宥めるように、夜見の舌が由比都の舌を甘やかす。歯列をなぞるような深い口付けは、蕾への痛みを散らしてくれる。
この痛みを堪えれば、夜見は由比都のものになるのだ。心だけじゃなく、体も、全部。
夜見の無骨な指先が、由比都の腹を汚す精に指を絡める。ぬかるみを己の性器に塗りける姿に、由比都の下腹部に血が溜まる。
こんなに、恥ずかしいことをしているのに。夜見が自らの性器に触れる様子に胸が高鳴る。
与えられる唾液を飲み込んでは、挿入の深さを重ねるように、徐々に口付けも荒くなる。夜見の肉厚な舌に余裕がなくなってくるのだ。
顔の角度をかえながら深まる。丁寧には程遠い、獣じみた口付け。それに、興奮しているから始末に追えない。
気がつけば、由比都の薄い腹は性器を中腹まで飲み込んでいた。蕾が大きく口を開いて、夜見の昂りを頬張っている。
尻の括約筋が、バカになっている気がした。ずっと痺れるような疼きが由比都の下肢を犯している。
「はっ、……は、……っ」
「ああくそ、……っ、ごめん、痛いよね」
「ぁ、わ……、たし、……」
「ン、なあに」
由比都の蕾に触れた夜見の指先には、わずかに血が滲んでいた。大きなものを咥え込んだせいで、蕾がわずかに切れたらしい。
震える手が夜見の指先を緩く握りしめる。汗も涙も、唾液までだらしなく垂らしたまま、由比都はぽそりと呟いた。
「い、ぃこ……か……?」
「…………」
ヒック、と喉が震える。痛い。けれど、その痛みの奥に抗いがたい疼痛を感じるのもまた事実だった。
深みへと嵌ってはいけない感覚がする。縋るように目を向けた夜見を前に、目を丸くするのは由比都の方であった。
「よみ、……鼻血……」
「っ、」
「へいきか?」
「ごめん」
夜見が、掠れた声で、宣った。
「興奮した」
「え、っぅあ、ンっ」
ずろりと内臓が摩擦された刹那、目の前が弾けるほどの鋭い性感が由比都の体を侵食した。
蕾の形が、質量に引きずられるように収縮する。それなのに、またすぐに押し込まれるせいで元に戻らない。
藍色の瞳が曇り、くるんと上を向く。聞くに耐えない発情した猫の声がした。それが、夜見に抱かれる己の声だと知った。
「ぁ、あっぁあ、だめ、らっで、でちゃ、でちゃうっいゃ、あっ」
「っまだ、全然動いてないよ。……今からこんなで、どうすんの」
「ぁあ、あっや、やだ、ぁっぐ、っ、ぐってしないで、えっ」
「嘘つき、こんなにお腹絞ってくるくせに、っ」
「ひ、っく、ぁう、うっ……」
呼吸の仕方も忘れてしまったのかもしれない。内臓を押し上げられて、知らないところを擦られて、人はこんなに情けなくなれるのだ。体をゆすられて、夜見の性器がズルズルと内壁を擦る。繋がっているところからぬるついた粘液が滲んで、由比都の尻の割れ目を伝ってシーツを汚す。
逃げたくても、夜見の片手が腰を掴んでいるから逃げられない。
「ひ、っ……んく、っぁ、あは、っ」
「もっと聞きたい」
「ぁ、待って、待って待ってまっ……‼︎」
「ほら、鳴いて」
「っぅぁあ、あ、あっ」
両手で腰を鷲掴まれて、ガクンと体は反り上がった。勝手に嬌声が口から飛び出して、押し込まれた性器が由比都の腹を歪に変える。
胸を差し出すように、弓形に背を逸らす。由比都の性器からはだらしなく透明な潮が腹を汚し、シーツに染みを広げていく。
荒い呼吸を繰り返す。この、飢えた獣のような息遣いが夜見だというのか。全身を赤く染め上げ、強い刺激に体は痙攣をしている。由比都の体を大きな影が覆って、顔を囲むように両脇に肘をつく。
「きもちい……?」
まただ
「ちゃんと俺見て、ほら」
「っき、もち、ひ……」
また、夜見が楽しそうにしている。
「可愛い、ああ、ほんと、……まじで抱いてる」
「ふ、ぁ」
「俺が、お前の初めて」
そんな、当たり前のことを口にして喜ぶ。夜見の目は少し狂気じみていて、いつものおおらかさは見る影もない。
「俺ので、ちゃんと可愛くなれてえらいね」
「ン、ん……」
「きもちくなると、涙腺バカになっちゃうのも可愛い」
「っふ……ぅ……」
夜見の口ぶりが余裕そうで腹が立つ。私が泣くのはお前が悪いんだろだとか、やだって言ったらやめてくれよとか。本当はたくさん文句だってあった。
それなのに、全部夜見が有耶無耶にする。
大の男を組み敷いて、発情して、腰を振って無駄撃ちする。顔の出来も上等で、体も魅力的で、性格も申し分のない男が。なんの種もつけられない、生産性のない不器用な男に執着しているのだ。
世の中の見目麗しい女を抱かないで、由比都を抱く。
「なんか、ご機嫌?」
「このこういが……ふもうでわらった……」
「そんなこと言ったら、お前も一生使わないで終わるんだよ」
「いいよ」
由比都の男性器は、夜見にとっての飾りなんだとしたら、それでも構わない。
「だかないし」
どうせ、この先も出番はない。夜見が由比都の雄を忘れさせるだろうし。
「よみが、かわいいから、いい」
由比都の可愛い男から、可愛いと言われる。そんな頭の悪い愛情は、一生由比都だけのものでいい。
「だから、いいよ」
「……結婚しよ」
「やだ」
「せめて保留にしておいて」
「ひぅ、ぁんっ」
がじりと首筋を噛まれて、腹の奥が疼いた。夜見の腕が由比都の背中に回って、細い体を抱き込む。
夜見の腰がゆっくりと動いて、聞くに耐えない音を立てながら性器が引き抜かれる。先端だけを残して、由比都の内壁が求めるように蠢いたその時。由比都の蕾に全てを押し込むようにして、強く腰を振り下ろされる。
「ゔぉ、あっ」
「あっは」
「お、っぁ、あ、っ、ぁあ、あっあっ、あーーっ‼︎」
「かぁわい」
汚い声が溢れて、由比都の細い足がびゃっと持ち上がった。だらしなくくたびれた性器は、夜見の打ちつけに合わせるように小便が噴き上げる。
前立腺をキツく擦られ、内壁は蠕動を繰り返しながら深く性器を飲み込んでいく。
腹の内側がじゅくじゅくと熱で溶けていく心地にも似た。体が作り替えられるような、苦しいほどの快楽。
これが、体に教え込まれるということか。由比都の意識は朦朧としていて、ただ必死に呼吸を繰り返し、夜見の体に縋り付くだけで精一杯だった。
広い背中に爪痕を残す。夜見の体が熱くて、触れ合ったところから溶けてしまいそうだった。
「い、っぐ……っ、もぉいぐがら、あっ……止まっで、ぇっ」
「嫌だ、っ」
「ゔぁ、あぁ、あっん、ぁあ、あっい、っ」
薄い腹に力が入って、夜見の腹へと噴き上げる。由比都の性器はだらしなく互いの腹の間で跳ねながら、夜見の早まる律動を尻で受け止める。
肉の摩擦が、きもちいい。頬張るように、夜見の性器を深く咥え込む。
小さく息を詰めた夜見が、由比都の首筋へと強く噛みついた。
腹の内側で、ぐっと膨らむ性器に身を震わせた瞬間。
「で、ゅ……っあ、……ぁー……っ」
「っはぁ、っ……」
苦しいほどに抱きこまれながら、由比都の腹の奥へと精液が流し込まれる。夜見の性器が中で脈打つ感覚が、一滴もこぼすまいと押し付けてくる腰つきが。
夜見の欲全てを、由比都に向けられることの心地よさが、甘美な毒のようだった。
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