257 / 273
番外編
きいちへ
しおりを挟む
乱筆乱文で申し訳ないけど最後まで読んでくれ。
バレンタインのチョコレートをありがとう。
そういえばラブレターを貰ったことがないとか言うので、そんなきいちに俺からのラブレターです。
ホワイトデーのお返しを悩んで、マシュマロ食ってる姿もイメージわかないし、手作りで返したほうがいいのかともおもったんだけど、俺は菓子を作ったことがなかった。多分おかきしか作れない。
ホワイトデーに、おかきもいやだろ?だから気持ちだけでも伝われと思って手紙にした。
久しぶりに書くから、上手くまとまらないけど。
俺のことを好きになってくれて嬉しい。小学生の頃からずっと一緒で、幼馴染のきいちを親友だけに留まるのが嫌だった。
お前が俺のことを人として好きなのか、男として好きなのか分からなくなるような曖昧な態度に振り回された時もあったけど、今思えばそれも楽しかった。
今は俺の番として、隣りにいてくれて嬉しい。ありがとう。
早く高校卒業して、お前と結婚して、子供は野球チームが作れるくらい、とまではいかなくても3人とかほしい。お前の子供は絶対に可愛い。
言いたいことがありすぎて、支離滅裂だしまとまらない。けど許してくれるんだろうなって思ってる。
俺は、お前の隣で幸せだから、お前も同じ気持ちでいてほしい。その為には、小さいことでも言ってほしい。欲しいばっかですまんな。
だけどお前は隠すのがうまいから、不安になる。
お前が俺の知らないところで嫌な思いをして、それをあとから知るなんて嫌なんだ。
嫌なことはしちゃいけない、小学生の時先生に習ったろ。だから隠さず言え。一緒に悩もう、悩んで答えを出そう。
俺は、お前のお陰でとんでもないことが起きたとしても驚かない耐性ができてるから、トラブルも一緒に巻き込まれてやる。
だから一緒にいろんな経験をさせてください。そんで俺と一緒に幸せになってください。
高校卒業したら迎えに行く。結婚指輪して、手をつないで一緒に大学に行こう。
たまに喧嘩するときもあると思うけど、そのときはまた二人で考えて仲直りしような。
チョコレートありがとう。来年も欲しい。
桑原俊より
バレンタインのチョコレートをありがとう。
そういえばラブレターを貰ったことがないとか言うので、そんなきいちに俺からのラブレターです。
ホワイトデーのお返しを悩んで、マシュマロ食ってる姿もイメージわかないし、手作りで返したほうがいいのかともおもったんだけど、俺は菓子を作ったことがなかった。多分おかきしか作れない。
ホワイトデーに、おかきもいやだろ?だから気持ちだけでも伝われと思って手紙にした。
久しぶりに書くから、上手くまとまらないけど。
俺のことを好きになってくれて嬉しい。小学生の頃からずっと一緒で、幼馴染のきいちを親友だけに留まるのが嫌だった。
お前が俺のことを人として好きなのか、男として好きなのか分からなくなるような曖昧な態度に振り回された時もあったけど、今思えばそれも楽しかった。
今は俺の番として、隣りにいてくれて嬉しい。ありがとう。
早く高校卒業して、お前と結婚して、子供は野球チームが作れるくらい、とまではいかなくても3人とかほしい。お前の子供は絶対に可愛い。
言いたいことがありすぎて、支離滅裂だしまとまらない。けど許してくれるんだろうなって思ってる。
俺は、お前の隣で幸せだから、お前も同じ気持ちでいてほしい。その為には、小さいことでも言ってほしい。欲しいばっかですまんな。
だけどお前は隠すのがうまいから、不安になる。
お前が俺の知らないところで嫌な思いをして、それをあとから知るなんて嫌なんだ。
嫌なことはしちゃいけない、小学生の時先生に習ったろ。だから隠さず言え。一緒に悩もう、悩んで答えを出そう。
俺は、お前のお陰でとんでもないことが起きたとしても驚かない耐性ができてるから、トラブルも一緒に巻き込まれてやる。
だから一緒にいろんな経験をさせてください。そんで俺と一緒に幸せになってください。
高校卒業したら迎えに行く。結婚指輪して、手をつないで一緒に大学に行こう。
たまに喧嘩するときもあると思うけど、そのときはまた二人で考えて仲直りしような。
チョコレートありがとう。来年も欲しい。
桑原俊より
6
お気に入りに追加
718
あなたにおすすめの小説
君のことなんてもう知らない
ぽぽ
BL
早乙女琥珀は幼馴染の佐伯慶也に毎日のように告白しては振られてしまう。
告白をOKする素振りも見せず、軽く琥珀をあしらう慶也に憤りを覚えていた。
だがある日、琥珀は記憶喪失になってしまい、慶也の記憶を失ってしまう。
今まで自分のことをあしらってきた慶也のことを忘れて、他の人と恋を始めようとするが…
「お前なんて知らないから」
【完結】幼馴染から離れたい。
June
BL
隣に立つのは運命の番なんだ。
βの谷口優希にはαである幼馴染の伊賀崎朔がいる。だが、ある日の出来事をきっかけに、幼馴染以上に大切な存在だったのだと気づいてしまう。
番外編 伊賀崎朔視点もあります。
(12月:改正版)
読んでくださった読者の皆様、たくさんの❤️ありがとうございます😭
初心者オメガは執着アルファの腕のなか
深嶋
BL
自分がベータであることを信じて疑わずに生きてきた圭人は、見知らぬアルファに声をかけられたことがきっかけとなり、二次性の再検査をすることに。その結果、自身が本当はオメガであったと知り、愕然とする。
オメガだと判明したことで否応なく変化していく日常に圭人は戸惑い、悩み、葛藤する日々。そんな圭人の前に、「運命の番」を自称するアルファの男が再び現れて……。
オメガとして未成熟な大学生の圭人と、圭人を番にしたい社会人アルファの男が、ゆっくりと愛を深めていきます。
穏やかさに滲む執着愛。望まぬ幸運に恵まれた主人公が、悩みながらも運命の出会いに向き合っていくお話です。本編、攻め編ともに完結済。
十七歳の心模様
須藤慎弥
BL
好きだからこそ、恋人の邪魔はしたくない…
ほんわか読者モデル×影の薄い平凡くん
柊一とは不釣り合いだと自覚しながらも、
葵は初めての恋に溺れていた。
付き合って一年が経ったある日、柊一が告白されている現場を目撃してしまう。
告白を断られてしまった女の子は泣き崩れ、
その瞬間…葵の胸に卑屈な思いが広がった。
※fujossy様にて行われた「梅雨のBLコンテスト」出品作です。
あなたの隣で初めての恋を知る
ななもりあや
BL
5歳のときバス事故で両親を失った四季。足に大怪我を負い車椅子での生活を余儀なくされる。しらさぎが丘養護施設で育ち、高校卒業後、施設を出て一人暮らしをはじめる。
その日暮らしの苦しい生活でも決して明るさを失わない四季。
そんなある日、突然の雷雨に身の危険を感じ、雨宿りするためにあるマンションの駐車場に避難する四季。そこで、運命の出会いをすることに。
一回りも年上の彼に一目惚れされ溺愛される四季。
初めての恋に戸惑いつつも四季は、やがて彼を愛するようになる。
表紙絵は絵師のkaworineさんに描いていただきました。
【完結・ルート分岐あり】オメガ皇后の死に戻り〜二度と思い通りにはなりません〜
ivy
BL
魔術師の家門に生まれながら能力の発現が遅く家族から虐げられて暮らしていたオメガのアリス。
そんな彼を国王陛下であるルドルフが妻にと望み生活は一変する。
幸せになれると思っていたのに生まれた子供共々ルドルフに殺されたアリスは目が覚めると子供の頃に戻っていた。
もう二度と同じ轍は踏まない。
そう決心したアリスの戦いが始まる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる