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ヤンキー、お山の総大将に拾われる~理不尽が俺に婚姻届押し付けてきた件について~
大天狗だって甘えたい 4**
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もうだめだと何回も言っているのに、蘇芳は楽しげに天嘉のそこを何度も舐めほぐし、泣きながらヤダヤダと年甲斐もなく駄々を捏ね始めた頃にようやっと唇を離した。
「お前の細指がふやけているな。そんなに欲しがっていたとは。物足りぬ思いをさせてすまんなあ。」
などと楽しそうに宣って、内壁の刺激だけで内股をふるわしながら精を何度も吹きこぼした嫁の姿を見て、満足そうに微笑む。
「は、…んぅ…あ、も、もぅや…やだ…」
「何がいやだ。お前は俺に何を強請るのだ。ん?ほうら、お利口なら言えるだろう。」
「ふぁ…、」
ぐちりと音を立てて、天嘉の口に蘇芳の親指がそっと差し込まれるようにして顎を掬われた。指の腹でグニグニと何度も舌の表面を楽しむかのようにいじられて、だらしなく開かされた口端からはたらたらと唾液が顎に伝う。その一筋がじんわりと枕がわりにしていた座布団に染み込んでいく。
「す、おう…も、…そぇ、…い、れて…」
ちぅ、と甘えるようにその親指に吸い付いた。ぞくりとした己の加虐心が満たされる感覚に、蘇芳は小さく息を漏らすと、それが正解だと言わんばかりに優しく唇を喰んだ。
「俺が甘やかしてもらうつもりだったんだがなあ。」
そんな幼い顔で、蕩けた瞳を向けられて仕舞えばたまらなくなるだろう。
蘇芳は小さく笑うと、そっとその頭を優しく撫でた。感度がいいと言うのも考えものである。天嘉は頭の中が熱に浮かされて足りなくなてしまったらしい。ふわふわした思考のまま蘇芳の首に腕を絡ませると、擦り寄るように首筋に顔を埋める。
「はやく、欲しい…」
「わかったわかった。全くお前は、本当に俺を喜ばせる。」
ガジガジと我慢が効かぬと言わんばかりに首筋を甘噛みしてくるのが可愛い。そっと腰を支えるようにして腕を回すと、その細い脚の間に収めた腰をそっとすすめる。堪りかねたと言わんばかりに蘇芳の性器に指を絡めた天嘉が、まるで誘導するかのようにそっと蕾にあてがった。
「俺が育てた…。」
「なに、ぃ…?」
「気にするな。独り言だ。」
「ん、…あ、あ、あ、…」
嫁の可愛さが如何ともし難い。蘇芳はそんなことを思いながら、誘われるがままにゆっくりと腰を進めた。じゅぷ、というぬかるんだ音と共に、天嘉のそこは心地よい蠕動を繰り返しながらゆっくりと飲み込んでいく。小さく震える体を包むようにして抱き込むと、ゆっくりと時間をかけて全てを飲み込んだ天嘉を誉めるように、蘇芳はその髪を撫でる。
「は、んぅ…あ、…っ…あぁ、っ…」
「ん…痙攣が止まらんな…。」
「ひぅ…や、す、すぉ…あ、ああ、っき、もち…、」
まだ腰を動かしていないのに、内壁ははむはむと飲み込むような動きで性器を締め付ける。久方ぶりの挿入に、天嘉の縁は限界まで広がっていると言うのに、まるでそれすらも気持ちがいいと言わんばかりに、薄い腹をひくんと震わせて喜ぶ。
涙目で、肩まで赤く染め上げた天嘉のだらしのない顔が、蘇芳の征服欲を満たす。押し付けられるような下手くそな口づけを甘受けすると、蘇芳はきつく天嘉の体を抱き込んだ。
「ん、気をやるなよ天嘉。俺をお前の胎で甘やかしてくれ。」
「ひぅ、あ…っ!!」
ずろりと性器が内壁を摩擦するように引き抜かれたかと思うと、先端を引っ掛けるようにして縁をいじめたかと思えば、振り下ろすように一息に腰を打ちつけられる。
目の前に閃光が走り、まるで火花が散ったかのように視界が明滅すると、次に襲って来たのは火傷をしたかのような熱と性感であった。
「あぁっ、や!やぁ、らっ、ひ、んっ…!いぅ、っ、あ、あ、あっいぐから、ぁー…っ!」
「気をやるなと言ったろう、っ…お前、は…本当に、堪え性がないなあ…」
「ふぁ、あ、あつ、ぃ…っ、ちんち、や、すぉ…っ、やぁ、だ…ぁっ…気持ち、の…っ、し、んじゃ…ぅうっ…!」
背中に敷いた座布団がずれるほどの激しい律動に、天嘉の足はなすすべなくぶらぶらと揺れる。まるで天井を蹴り上げているかのように激しく揺さぶられ、縋り付く手は蘇芳の背に幾筋もの赤い痕を刻みつける。
内壁が焼けてしまいそうだ。だらしなく開いた口からはひっきりなしに涙混じりの嬌声が漏れ、蘇芳を喜ばせる。
「お前、琥珀を産んでから、っ…さらに、具合が良くなった…っ、はは、気持ちいいなあ天嘉…。」
「ゃら、も、ちんち…や、おしまい、っ、も、やあ、ぁっ…!」
「おいおい、つれぬことを言うな。ほら、駄々ばかりこねるでない。もっと素直に鳴きなさい。」
「ひぅ、ああぁーーーっ…!!」
強く奥を押し開かれ、あまりの衝撃に悲鳴が上がった。掠れ混じりの声は蘇芳の耳を喜ばせる。ぶしゅぶしゅと端なく噴き上げる潮は、脇腹を伝ってじわじわと座布団の色を濃く染める。もう、前後不覚だ。天嘉はすでに蘇芳によって上等な雌に育てられてしまった。こなれた穴も、媚びるように蠕動する肉も、子を産んで柔らかくなった体も、端なく胸元を濡らす母の証も、天嘉は全身で蘇芳を楽しませる。
「す、ぉ…っ、すお、ぅ…は、ぁあ、っ…」
「ああ、いいな、すごくいい。」
「も…、っ…中、に…ほし…あ、あ、っ…」
蘇芳の先端が入り込んだ、天嘉の馬鹿になってしまうそこは、まるで急かすように先端を舐めしゃぶる。蘇芳は腰からざわざわと神経を波打たせると、ぐる、と喉を鳴らしながら、余裕のない口づけを施した。
滑る舌が、何度も天嘉に唾液を飲ませ、そして甘噛みをしながら強く吸い付く。背骨がぬけてしまうのではと思うほど、激しい口付けは気持ちがいい。
「ん、んぅ、む、…っうゅ、ふぁ…っ」
ちゅる、と言う音が耳に入り込んで、もうだめだった。
「っんぅ、ふ、はぁっ…!!あ、ああぁっ!!」
「くぁ、っ…、ん、ぐっ…!」
腹の奥が激しく収縮し、蘇芳の全てを搾り取ろうと絡みつく。強い刺激にぶわりと毛を逆立たせると、蘇芳は性感に酔った悩ましい表情を取り繕うかのように、天嘉の首筋へと顔を埋めた。じくん、と肩口に小さな痛みが走る。蘇芳が強く吸い付いた証であった。
「ふ、ぁ…っ…、」
かくん、とまるで、一滴も逃してたまるかと言うように、無意識に天嘉は腰を押し付けた。腹に流し込まれたいつもよりも量の多い精液で腹の奥を満たしながら、まるで服従するかのように投げ出された嫁の痴態を見おろした蘇芳は、身を屈ませて漏れ出た乳を舌で舐め上げたのであった。
「お前の細指がふやけているな。そんなに欲しがっていたとは。物足りぬ思いをさせてすまんなあ。」
などと楽しそうに宣って、内壁の刺激だけで内股をふるわしながら精を何度も吹きこぼした嫁の姿を見て、満足そうに微笑む。
「は、…んぅ…あ、も、もぅや…やだ…」
「何がいやだ。お前は俺に何を強請るのだ。ん?ほうら、お利口なら言えるだろう。」
「ふぁ…、」
ぐちりと音を立てて、天嘉の口に蘇芳の親指がそっと差し込まれるようにして顎を掬われた。指の腹でグニグニと何度も舌の表面を楽しむかのようにいじられて、だらしなく開かされた口端からはたらたらと唾液が顎に伝う。その一筋がじんわりと枕がわりにしていた座布団に染み込んでいく。
「す、おう…も、…そぇ、…い、れて…」
ちぅ、と甘えるようにその親指に吸い付いた。ぞくりとした己の加虐心が満たされる感覚に、蘇芳は小さく息を漏らすと、それが正解だと言わんばかりに優しく唇を喰んだ。
「俺が甘やかしてもらうつもりだったんだがなあ。」
そんな幼い顔で、蕩けた瞳を向けられて仕舞えばたまらなくなるだろう。
蘇芳は小さく笑うと、そっとその頭を優しく撫でた。感度がいいと言うのも考えものである。天嘉は頭の中が熱に浮かされて足りなくなてしまったらしい。ふわふわした思考のまま蘇芳の首に腕を絡ませると、擦り寄るように首筋に顔を埋める。
「はやく、欲しい…」
「わかったわかった。全くお前は、本当に俺を喜ばせる。」
ガジガジと我慢が効かぬと言わんばかりに首筋を甘噛みしてくるのが可愛い。そっと腰を支えるようにして腕を回すと、その細い脚の間に収めた腰をそっとすすめる。堪りかねたと言わんばかりに蘇芳の性器に指を絡めた天嘉が、まるで誘導するかのようにそっと蕾にあてがった。
「俺が育てた…。」
「なに、ぃ…?」
「気にするな。独り言だ。」
「ん、…あ、あ、あ、…」
嫁の可愛さが如何ともし難い。蘇芳はそんなことを思いながら、誘われるがままにゆっくりと腰を進めた。じゅぷ、というぬかるんだ音と共に、天嘉のそこは心地よい蠕動を繰り返しながらゆっくりと飲み込んでいく。小さく震える体を包むようにして抱き込むと、ゆっくりと時間をかけて全てを飲み込んだ天嘉を誉めるように、蘇芳はその髪を撫でる。
「は、んぅ…あ、…っ…あぁ、っ…」
「ん…痙攣が止まらんな…。」
「ひぅ…や、す、すぉ…あ、ああ、っき、もち…、」
まだ腰を動かしていないのに、内壁ははむはむと飲み込むような動きで性器を締め付ける。久方ぶりの挿入に、天嘉の縁は限界まで広がっていると言うのに、まるでそれすらも気持ちがいいと言わんばかりに、薄い腹をひくんと震わせて喜ぶ。
涙目で、肩まで赤く染め上げた天嘉のだらしのない顔が、蘇芳の征服欲を満たす。押し付けられるような下手くそな口づけを甘受けすると、蘇芳はきつく天嘉の体を抱き込んだ。
「ん、気をやるなよ天嘉。俺をお前の胎で甘やかしてくれ。」
「ひぅ、あ…っ!!」
ずろりと性器が内壁を摩擦するように引き抜かれたかと思うと、先端を引っ掛けるようにして縁をいじめたかと思えば、振り下ろすように一息に腰を打ちつけられる。
目の前に閃光が走り、まるで火花が散ったかのように視界が明滅すると、次に襲って来たのは火傷をしたかのような熱と性感であった。
「あぁっ、や!やぁ、らっ、ひ、んっ…!いぅ、っ、あ、あ、あっいぐから、ぁー…っ!」
「気をやるなと言ったろう、っ…お前、は…本当に、堪え性がないなあ…」
「ふぁ、あ、あつ、ぃ…っ、ちんち、や、すぉ…っ、やぁ、だ…ぁっ…気持ち、の…っ、し、んじゃ…ぅうっ…!」
背中に敷いた座布団がずれるほどの激しい律動に、天嘉の足はなすすべなくぶらぶらと揺れる。まるで天井を蹴り上げているかのように激しく揺さぶられ、縋り付く手は蘇芳の背に幾筋もの赤い痕を刻みつける。
内壁が焼けてしまいそうだ。だらしなく開いた口からはひっきりなしに涙混じりの嬌声が漏れ、蘇芳を喜ばせる。
「お前、琥珀を産んでから、っ…さらに、具合が良くなった…っ、はは、気持ちいいなあ天嘉…。」
「ゃら、も、ちんち…や、おしまい、っ、も、やあ、ぁっ…!」
「おいおい、つれぬことを言うな。ほら、駄々ばかりこねるでない。もっと素直に鳴きなさい。」
「ひぅ、ああぁーーーっ…!!」
強く奥を押し開かれ、あまりの衝撃に悲鳴が上がった。掠れ混じりの声は蘇芳の耳を喜ばせる。ぶしゅぶしゅと端なく噴き上げる潮は、脇腹を伝ってじわじわと座布団の色を濃く染める。もう、前後不覚だ。天嘉はすでに蘇芳によって上等な雌に育てられてしまった。こなれた穴も、媚びるように蠕動する肉も、子を産んで柔らかくなった体も、端なく胸元を濡らす母の証も、天嘉は全身で蘇芳を楽しませる。
「す、ぉ…っ、すお、ぅ…は、ぁあ、っ…」
「ああ、いいな、すごくいい。」
「も…、っ…中、に…ほし…あ、あ、っ…」
蘇芳の先端が入り込んだ、天嘉の馬鹿になってしまうそこは、まるで急かすように先端を舐めしゃぶる。蘇芳は腰からざわざわと神経を波打たせると、ぐる、と喉を鳴らしながら、余裕のない口づけを施した。
滑る舌が、何度も天嘉に唾液を飲ませ、そして甘噛みをしながら強く吸い付く。背骨がぬけてしまうのではと思うほど、激しい口付けは気持ちがいい。
「ん、んぅ、む、…っうゅ、ふぁ…っ」
ちゅる、と言う音が耳に入り込んで、もうだめだった。
「っんぅ、ふ、はぁっ…!!あ、ああぁっ!!」
「くぁ、っ…、ん、ぐっ…!」
腹の奥が激しく収縮し、蘇芳の全てを搾り取ろうと絡みつく。強い刺激にぶわりと毛を逆立たせると、蘇芳は性感に酔った悩ましい表情を取り繕うかのように、天嘉の首筋へと顔を埋めた。じくん、と肩口に小さな痛みが走る。蘇芳が強く吸い付いた証であった。
「ふ、ぁ…っ…、」
かくん、とまるで、一滴も逃してたまるかと言うように、無意識に天嘉は腰を押し付けた。腹に流し込まれたいつもよりも量の多い精液で腹の奥を満たしながら、まるで服従するかのように投げ出された嫁の痴態を見おろした蘇芳は、身を屈ませて漏れ出た乳を舌で舐め上げたのであった。
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