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二章 百貨店にくる顧客に情緒をかき乱される俺の話なんだけど。(大林梓編)
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「どこで知ったんですか、こんな美味い店。」
「仕事柄グルメ雑誌のお世話になることが多くてね。そこでかな。」
「へえ…」
本屋でそう言った雑誌があることは知っていたが、大林には一生縁がないものだ思っていた。そう言ったものを読まないと言うこともあるが、わざわざ美味い店を探して。と言った手間をそもそもかけない。
榊原はそう言うことを面倒だと思わないタイプなようで、自分にない部分をもつ榊原を、大林は感心したかのように見つめた。
「んま…」
「好きなだけ食べて。ほら、どんぐりもあるよ。」
「うん。」
榊原が箸で摘んで差し出した、可愛らしい名前がつけられたうずらの煮卵パクリと口に含む。もむもむと口を動かしては目を細めて幸せそうな顔をする大林に、榊原は少しだけ目を見張った後、照れたように口元を覆う。
「ん、何。」
「いや、そこまで心を許してもらえるとは思わなくてね。」
「うん…あ。」
どうやら大林も今更自分が榊原の箸で食らったことを思い出したようだ。ムン、と唇を真一文字に引き結ぶのは癖らしい。照れているくせに治安の悪い顔をするものだから、そこも面白くて榊原は肩を震わせる。
「んだよ。間違っただけじゃん…」
「ん、いや。なんかいいなあって思ってね。」
「なんそれ…怖…」
隠しもせずにくつくつと笑い始めた榊原に、ついには大林も唇を尖らせた。これを無意識にやっているのだから始末に追えない。榊原は大林の器を取ると、再びおかわりを作ってやる。じんわりと耳を赤編めた大林が、不遜な顔つきのまま両手で恭しく器を受け取るものだから、榊原はやっぱり好きだなあと思うのであった。
大林からしてみたら、お金を払ってもらう手前、あんまり邪険な態度は取らないようにと気にかけているつもりであったのだが、なんというか、目の前の大人を見ると肩の力が抜けるというか、あんまり取り繕わなくなるというか。とかく、ペースを乱されるのだ。
榊原の飲んでいるビールが無くなりそうだからと、さりげなさを装ってメニューを取ろうとすれば、先に呼び鈴を鳴らされて大林のドリンクを気にかけてくれるし、ついでにチェイサーまで頼んでくれた。
メニューを渡すときは大林の見やすいようにこちらに向けて差し出してくれるし、大林が味わっているのをニコニコしながら見るくらいで、変に自分の話をしてこないし、喋らない時間が続いても気まずくはならない。
「……なんか負けた気がする。」
「何に対して?」
「いや、…てか、なんか聞きたいこととかないの。だから誘ったんでしょ。」
「聞きたいこと…うーん、そうだなあ…」
単純に、ただ君とおしゃべりがしたいとは思っていたけど。と衒いもなく言葉を続けられ、大林の方が逆に居心地が悪い。なんと言うか、下手なお世辞よりも素直な言葉の方が恥ずかしいのだ。まくりと顔の熱を誤魔化すようにもつを食らう。下の上でとろけるような子の食感がたまらない。
こうして、話題がないのならと、再び舌鼓を打ち始めた大林に、榊原はようやく聞きたいことがあったと手を叩くと、あっけらかんと宣った。
「腰を庇ってたみたいだけど、大丈夫?」
「んぐっ」
口に入れたアツアツのもつを、勢いよく飲み込んでしまった。榊原の発言にわかりやすく動揺した大林に差し出すように布巾を手渡すと、大林は布巾を奪うかのようにもぎりとって口元を抑えると、ゲホゴホと苦しそうにむせる。涙目で手を伸ばしたので、その手にチェイサーを持たせてやると、全力で走った後のようなゼエゼエとした呼吸を繰り返しながら、ゆっくりと火傷した喉を労わる。
「ん、んな、なんっ、それ、」
「なんとなく聞いただけだけど、すごい動揺するじゃないか。」
「おま、はぁあ…っ!」
なんもないよと言えばよかったのに、大林は自分で逃げ道を塞いでしまったようだ。わかりやすく引き攣った笑みを浮かべた目の前の青年に、榊原はキョトンとした顔で続きを催促する。ずるい。この顔をすれば全てが許されると思っているふしがある。絶対に。
大林は悔しそうに顔を歪めはしたが、すでに榊原には己が爛れた生活を送っている事はバレている。ならばもう隠す方がおかしいかと考えることをやめると、口元を拭い、チェイサーで口を潤した。
「まあ…オトモダチと遊んでました。」
「僕と会う前に?」
「あんたの前に先約があったんだよ。」
夜はあんたのために開けました。だなんて、死んでも言ってやらないが。
榊原は、労わるような目で大林を見つめる。そんな目で心配されても自業自得なので、余計に居た堪れない。
「それで下半身に負担が?」
「うるさいな、別にいいでしょ。ほら、あんたも食ってくださいよ。」
「飯時に言えないようなことをする方のお友達か。」
「…え、普通の方だと思ってたの?」
「え、うん。」
再びのキョトン顔で、てっきりフットサルでもしてきたのかと思った。などと曰い、榊原が頷く。しまった。取り繕う方がこの場合は正解だったらしい。大林はなんとも言えない顔で黙りこくると、誤魔化すようにアルコールを引き寄せてグビリと飲む。自分がここまで見事に墓穴を掘りまくってしまうとは、侮れん。おのれ榊原。
ジトリと恨めしそうに見つめれば、榊原はなんだか困ったような顔をして見つめ返してきた。なんだか言いあぐねているようで、あー、だのうー、だの、そんな声を漏らしては、真剣な顔つきで悩む。
誘導尋問はお手のものと言うこともあり、てっきり榊原の職業はそっち方面かと戦々恐々としていた大林は、その間抜けにも見える様子に、その線の可能性を投げ捨てる。きっと、気k出すのが美味いのは天然に違いない。だとしたら、やっぱりものすごくタチが悪い。
「大林くんはさ。」
ようやく考えがまとまったらしい。榊原は唇を濡らすようにしてアルコールを口に含んだ後、逡巡した内容をまとめたかのように、実に端的に大林に質問をしてきた。
「大林くんはストレスが溜まっているのかな。」
「…なんて?」
あまりにもざっくばらんな質問に、大林が思わず聞き返す。質問の意味を捉えかねていると言うのが表情で伝わったのか、榊原はオホンと咳払いをすると、そっと耳打ちをするかのように顔を近づけてきた。
「だから、知らないおじさんとセックスするのさ。」
「いやおじさんとはしてない。」
「いや、おっさんとは寝てない。」
真剣な顔をしてそんなことを言うので、大林は疲れた顔をして否定をする。いくら大林が気軽で尻も軽いからって、誰でも言い訳ではない。誰とでも寝るなら女の子だけだが、男と寝るなら自分と年齢が近いか清潔感のあるような人だけである。あと言うのであればお金持ち。
「つか、ストレス発散だとしたらセフレは一人に絞るよ。」
「だよねえ。僕もそうなんじゃないかなとは思ってたんだよ。」
ウンウンと頷いて同意する榊原を白けた目で見つめる。本当かよ、と言う意味も含めてだ。もしかしたらこれも真剣なのだろうか。だとしたら、やはり榊原といると緊張感に欠けてしまう。
大林は面倒臭そうに深いため息をつくと、不貞腐れるように呟いた。
「そもそも、対価もらってるし。セフレ一人とか収入減るじゃん。」
「ええ、売ってる方なの!」
「しー!!!!!!声がでかい!!」
「あっ、ごめんね。」
顔を赤くした大林に嗜められた榊原は、口元を抑えると辺りを見回した。どうやらこの話題はバレてはいないらしい。ホッとした顔をすると、大林に向けて目配せをするように、安心していいと目線で語ってくる。それは一体どんな立ち位置でのアイコンタクトだと思わずこめかみに血管が浮かび上がったが、大林は自制した。
全く、頭がいいのか悪いのかわからない。大林はここにきて、榊原の印象が一八〇度変わった。無論、ちょっとダメな大人っぽい。という評価に天秤が傾いたと言ってもいい。
「仕事柄グルメ雑誌のお世話になることが多くてね。そこでかな。」
「へえ…」
本屋でそう言った雑誌があることは知っていたが、大林には一生縁がないものだ思っていた。そう言ったものを読まないと言うこともあるが、わざわざ美味い店を探して。と言った手間をそもそもかけない。
榊原はそう言うことを面倒だと思わないタイプなようで、自分にない部分をもつ榊原を、大林は感心したかのように見つめた。
「んま…」
「好きなだけ食べて。ほら、どんぐりもあるよ。」
「うん。」
榊原が箸で摘んで差し出した、可愛らしい名前がつけられたうずらの煮卵パクリと口に含む。もむもむと口を動かしては目を細めて幸せそうな顔をする大林に、榊原は少しだけ目を見張った後、照れたように口元を覆う。
「ん、何。」
「いや、そこまで心を許してもらえるとは思わなくてね。」
「うん…あ。」
どうやら大林も今更自分が榊原の箸で食らったことを思い出したようだ。ムン、と唇を真一文字に引き結ぶのは癖らしい。照れているくせに治安の悪い顔をするものだから、そこも面白くて榊原は肩を震わせる。
「んだよ。間違っただけじゃん…」
「ん、いや。なんかいいなあって思ってね。」
「なんそれ…怖…」
隠しもせずにくつくつと笑い始めた榊原に、ついには大林も唇を尖らせた。これを無意識にやっているのだから始末に追えない。榊原は大林の器を取ると、再びおかわりを作ってやる。じんわりと耳を赤編めた大林が、不遜な顔つきのまま両手で恭しく器を受け取るものだから、榊原はやっぱり好きだなあと思うのであった。
大林からしてみたら、お金を払ってもらう手前、あんまり邪険な態度は取らないようにと気にかけているつもりであったのだが、なんというか、目の前の大人を見ると肩の力が抜けるというか、あんまり取り繕わなくなるというか。とかく、ペースを乱されるのだ。
榊原の飲んでいるビールが無くなりそうだからと、さりげなさを装ってメニューを取ろうとすれば、先に呼び鈴を鳴らされて大林のドリンクを気にかけてくれるし、ついでにチェイサーまで頼んでくれた。
メニューを渡すときは大林の見やすいようにこちらに向けて差し出してくれるし、大林が味わっているのをニコニコしながら見るくらいで、変に自分の話をしてこないし、喋らない時間が続いても気まずくはならない。
「……なんか負けた気がする。」
「何に対して?」
「いや、…てか、なんか聞きたいこととかないの。だから誘ったんでしょ。」
「聞きたいこと…うーん、そうだなあ…」
単純に、ただ君とおしゃべりがしたいとは思っていたけど。と衒いもなく言葉を続けられ、大林の方が逆に居心地が悪い。なんと言うか、下手なお世辞よりも素直な言葉の方が恥ずかしいのだ。まくりと顔の熱を誤魔化すようにもつを食らう。下の上でとろけるような子の食感がたまらない。
こうして、話題がないのならと、再び舌鼓を打ち始めた大林に、榊原はようやく聞きたいことがあったと手を叩くと、あっけらかんと宣った。
「腰を庇ってたみたいだけど、大丈夫?」
「んぐっ」
口に入れたアツアツのもつを、勢いよく飲み込んでしまった。榊原の発言にわかりやすく動揺した大林に差し出すように布巾を手渡すと、大林は布巾を奪うかのようにもぎりとって口元を抑えると、ゲホゴホと苦しそうにむせる。涙目で手を伸ばしたので、その手にチェイサーを持たせてやると、全力で走った後のようなゼエゼエとした呼吸を繰り返しながら、ゆっくりと火傷した喉を労わる。
「ん、んな、なんっ、それ、」
「なんとなく聞いただけだけど、すごい動揺するじゃないか。」
「おま、はぁあ…っ!」
なんもないよと言えばよかったのに、大林は自分で逃げ道を塞いでしまったようだ。わかりやすく引き攣った笑みを浮かべた目の前の青年に、榊原はキョトンとした顔で続きを催促する。ずるい。この顔をすれば全てが許されると思っているふしがある。絶対に。
大林は悔しそうに顔を歪めはしたが、すでに榊原には己が爛れた生活を送っている事はバレている。ならばもう隠す方がおかしいかと考えることをやめると、口元を拭い、チェイサーで口を潤した。
「まあ…オトモダチと遊んでました。」
「僕と会う前に?」
「あんたの前に先約があったんだよ。」
夜はあんたのために開けました。だなんて、死んでも言ってやらないが。
榊原は、労わるような目で大林を見つめる。そんな目で心配されても自業自得なので、余計に居た堪れない。
「それで下半身に負担が?」
「うるさいな、別にいいでしょ。ほら、あんたも食ってくださいよ。」
「飯時に言えないようなことをする方のお友達か。」
「…え、普通の方だと思ってたの?」
「え、うん。」
再びのキョトン顔で、てっきりフットサルでもしてきたのかと思った。などと曰い、榊原が頷く。しまった。取り繕う方がこの場合は正解だったらしい。大林はなんとも言えない顔で黙りこくると、誤魔化すようにアルコールを引き寄せてグビリと飲む。自分がここまで見事に墓穴を掘りまくってしまうとは、侮れん。おのれ榊原。
ジトリと恨めしそうに見つめれば、榊原はなんだか困ったような顔をして見つめ返してきた。なんだか言いあぐねているようで、あー、だのうー、だの、そんな声を漏らしては、真剣な顔つきで悩む。
誘導尋問はお手のものと言うこともあり、てっきり榊原の職業はそっち方面かと戦々恐々としていた大林は、その間抜けにも見える様子に、その線の可能性を投げ捨てる。きっと、気k出すのが美味いのは天然に違いない。だとしたら、やっぱりものすごくタチが悪い。
「大林くんはさ。」
ようやく考えがまとまったらしい。榊原は唇を濡らすようにしてアルコールを口に含んだ後、逡巡した内容をまとめたかのように、実に端的に大林に質問をしてきた。
「大林くんはストレスが溜まっているのかな。」
「…なんて?」
あまりにもざっくばらんな質問に、大林が思わず聞き返す。質問の意味を捉えかねていると言うのが表情で伝わったのか、榊原はオホンと咳払いをすると、そっと耳打ちをするかのように顔を近づけてきた。
「だから、知らないおじさんとセックスするのさ。」
「いやおじさんとはしてない。」
「いや、おっさんとは寝てない。」
真剣な顔をしてそんなことを言うので、大林は疲れた顔をして否定をする。いくら大林が気軽で尻も軽いからって、誰でも言い訳ではない。誰とでも寝るなら女の子だけだが、男と寝るなら自分と年齢が近いか清潔感のあるような人だけである。あと言うのであればお金持ち。
「つか、ストレス発散だとしたらセフレは一人に絞るよ。」
「だよねえ。僕もそうなんじゃないかなとは思ってたんだよ。」
ウンウンと頷いて同意する榊原を白けた目で見つめる。本当かよ、と言う意味も含めてだ。もしかしたらこれも真剣なのだろうか。だとしたら、やはり榊原といると緊張感に欠けてしまう。
大林は面倒臭そうに深いため息をつくと、不貞腐れるように呟いた。
「そもそも、対価もらってるし。セフレ一人とか収入減るじゃん。」
「ええ、売ってる方なの!」
「しー!!!!!!声がでかい!!」
「あっ、ごめんね。」
顔を赤くした大林に嗜められた榊原は、口元を抑えると辺りを見回した。どうやらこの話題はバレてはいないらしい。ホッとした顔をすると、大林に向けて目配せをするように、安心していいと目線で語ってくる。それは一体どんな立ち位置でのアイコンタクトだと思わずこめかみに血管が浮かび上がったが、大林は自制した。
全く、頭がいいのか悪いのかわからない。大林はここにきて、榊原の印象が一八〇度変わった。無論、ちょっとダメな大人っぽい。という評価に天秤が傾いたと言ってもいい。
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