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愚か者の咆哮
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自分の身のうちに、こんなにも暗い衝動があるだなんて思わなかった。
シューロは、己の番いが食われる様子を、最後まで金の瞳に映し続けていた。
表情を失い、体は抜け殻のようになってしまった。全身の筋肉が弛緩したように動かなくなり、堪えて立っていた両足も砂に埋まるかのように膝を汚した。
目の前で起こっていることが、現実だとは認めたくなかった。
シューロを乗せてくれた立派な体も、穏やかな眼差しを宿す瞳も、名を呼んでくれた声も、全部、全部、シューロの大切が思い出と共に食い散らかされていく。
白い花のような、綿雪のような、鱗の奥に隠されたラトの体が、どんどんと損なわれていく。
心臓は、止まったままだった。シューロは、己の体が死んでいくような心地に陥った。
瞬きを忘れた目で。
呼吸を忘れた肺で。
声を失った声帯で。
機能しなくなった涙腺で。
己の心が死んだのだと思った。
水に乗って、流れてくるラトの細かな残骸が、綿雪のように散っていく。宝石のような、美しい鱗の輝きの一つ一つにラトが宿っているのかもしれない。その一部が、シューロの唇をかすめていった。
それが、シューロの心の海に波紋を広げるかのように、水滴を落とす。
シューロの唇が、ゆっくり動いた。水に溶けた涙は泡の一つになって、深い青と混じっていった。キラキラと反射する、群青の鱗。ラトの鱗、番いの体の破片。それらが青く輝いて消えていく。
シューロの心の海に、溶け込んだ一滴。それは、墨のように黒いものだった。侵食するように広がり、美しい水質を汚していく。徐々に思考をやめていた脳は研ぎ澄まされたかのように鋭敏になった気がした。
「ーーーー……」
なんで、こんなことになってしまったんだろう。なんで、今日だったんだろう。なんで、一緒にいてあげられなかったんだろう。
シューロの視界を掠めた黒髪が、柔らかな水流によって流される。脱力し、緩慢な動きのまま顔を上げた。
こんな日が来るとわかっていた。それでも、ラトが勝つと信じて疑わなかった。シューロの方が先に死んで、ラトが長く生きてくれる未来があると思っていた。変わらぬ明日が、来ると疑わなかった。
耳鳴りがした。研ぎ澄まされた思考は、己の体の動きに相反するものだ。シューロは、浅い呼吸を徐々に深くしていった。薄い肩が、荒くなっていく呼吸に合わせて上下し、金色の瞳が爛々と輝く。
目前の羅頭蛇と己の力量の差は、離れているとわかっている。ラトの仇へと、衝動のような何かが込み上がっていく。
シューロの体の内側で、恐ろしい魔物が暴れているような気がした。末端まで染み渡っていくこれは、きっと。
「……ね」
口にしたことのない一言を漏らした瞬間、体が少しだけ軽くなったような気がした。
海の青が体に浸透してくる。そう思ってしまうくらい、満たされてしまった。
生き残った羅頭蛇は、己の体に纏う鎧のような鱗の一つ一つの隙間まで、美しく輝く青い光を走らせた。良質な魔力をその身に染み込ませたのだ。
蛇にも見える巨躯をしならせ、海面に揺らぐ光を仰ぐようなその姿は、畏怖を抱くほどに美しい。
その喉元が、光に照らされて僅かに光った。喉元を飾る、生き抜いた証をこの身に賜る瞬間は、やはりいつ得ても変わらずに羅頭蛇の矜持を満たす。
己の最期を、差し出してもいいと思えるほどの相手だった。
噂には聞いていた、個で生きることをやめた妙な同胞だった。本能を捨て、他の種族を番いとして選んだ羅頭蛇がいると聞いて、最初は半信半疑だった。
いざ邂逅してみれば、生き様を捨てたとは思えぬほどに見事な立ち振る舞いであった。
羅頭蛇の本能を捨ててまで生きることを選んだ腑抜けが、いったいどんな者なのかと思ったが、向けられたその目線は強く、揺るぎなく、鮮やかだった。
鮮やかに生きていたのだ。あの羅頭蛇は。
打ち交わした尾鰭でわかった。ここまで、己と同じ動きを見事に返してくるものは今までいなかった。互いの体を撫でる本能からくる闘争心が心地よかった。あの闘いはもう二度は経験できぬことかもしれないと、口惜しくなってしまうほどに高揚した。
「……私はお前に敬意を払う。」
己の中に収まった相手への賛辞に反応するかのように、取り込んだ魔力は体に馴染んだ。
深い青を薙ぐように身を波打たせた。ラトを取り込んだことで、その体は光を反射するように輝いた。
時が止まっていたかのように、静寂に包まれていた辺りの時間がゆっくりと動き出す。喉元に飾った卵が水中で軌跡を描くかのように光った瞬間、羅頭蛇は向けられた鋭い気配に気がついた。
「死ね……!!」
鋭く吠えた魔族が、己の目の前に躍り出た。その金色の双眸に炎のような殺意を宿した黒髪のネレイスが、武器でもある髪を扇子状に広げてきたのだ。
細い腕が伸ばされた。それに指示をされたかのようにまっすぐに伸びたネレイスの黒髪が、強固な鱗の節目を狙って一打を放つ。
羅頭蛇は、なんて愚かな魔族なのだろうと、憐れみを抱いた。
海の賢者と呼ばれるネレイスが、戦いを挑む相手の力量を見誤ったのだ。羅頭蛇は、己よりも小さな相手との無駄な戦いを好まない。そして何より、先ほどの高揚に身を任せていた己に挑んできたのだ。
「私の余韻に水を差さないでくれないか。」
「死ね!!返せ、殺してやる!!」
「支離滅裂だな。お前は会話ができないのか。」
本気で尾で弾けば、簡単に黙らせることができるだろう。ネレイスはそれも覚悟で挑んできているようだった。己よりも脆弱であろう魔族が、必死をぶつけてくるのは構わない。しかし、それがまとわりつく小判鮫のようで鬱陶しいのも確かだ。
羅頭蛇は、水流を生み出した。水圧によって岩礁に叩きつけられたネレイスが、黒髪を広げて衝撃を和らげる。それでも薄い体に響く衝撃は抑えきれなかったらしい。
「ぅ、……っ!」
「戯れるな。私はお前を相手にしない。」
長い尾鰭で水を切るように横に一閃すると、ネレイスの凭れかかっていた岩礁の一部を削り取った。
決して殺す為ではない。牽制であったのだが、あろうことか目の前のネレイスはこちらを睨みつけたまま動こうともしなかった。
「……と、の、」
「なんだ。」
「ラトを……っ……」
吐息のような声を拾う。羅頭蛇は、ラト、が何を指すのかわからずに、岩礁に張り付いたままのネレイスへと視線を向ける。
岩礁から剥がれるようにして、ネレイスは前のめりに倒れ込んだ。白い砂がふわりと舞い上がり、細く立ち上る赤い筋を映し出す。ネレイスは、その背から滲ませた血に怯むことはなかった。
ただ。無様に這いつくばったまま、殺意の込めた瞳だけを、まっすぐに向けてくる。
「ボクの番いを、ラトを、返せ……!!!!」
「番い……?ああ、そうかお前は」
弱者の吠える声だ。怒気が先行し、己の身を投げ打ってもいいと考える、愚か者の咆哮。羅頭蛇はようやく気が付いた。目の前の黒髪のネレイスが、あの羅頭蛇の番いだということを。
「羅頭蛇に呼び名など不要。妙な名をつけるな。」
「ラトは、お前とは違う…!!ラトはボクのものだ…!!」
「我々の本能の中に、お前の居場所はない。弁えろネレイス。」
「っ……死ね、殺してやる……!!お前を許さない、絶対に、絶対に殺してやる……!!」
喉をすりつぶすような声で喚かれる。羅頭蛇はしばらく目前のネレイスを見つめていた。
そして、気がついた。その二つの金色に点る怒りの奥に、強い悲しみを宿しているということを。
「面白い、羅頭蛇の種族としての生の全うを前に。お前は悲しむのか。いったい、お前は何様だ。」
「ボクは、ラトの番いだ…!!」
「ラトとやらは、お前のものではない。鱗の一欠片すらも、決してお前には残さない。なぜなら、我らは我らを重んじているからだ。」
己が見つけ、屠り、敬意を払ったのだ。その戦いの余韻をなぜ邪魔してくるのだ。羅頭蛇の声は呆れの色を宿していた。ネレイスは聞き分けの悪い子供のようだった。
砂を握りしめるようにして、目の前のネレイスが起き上がろうとする。羅頭蛇はそれを一瞥すると、ゆっくりと身を翻した。戯れ程度の一打で動けなくなる。そんな力量で、挑んでくるなという気持ちが強かったのだ。
羅頭蛇の長い尾鰭が、砂を巻き上げる。ラトと呼ばれた同胞の番い、ネレイスである彼が、己へと向けてくる憎悪の理由は、きっと理解することはできないだろうと思った。
シューロは、己の番いが食われる様子を、最後まで金の瞳に映し続けていた。
表情を失い、体は抜け殻のようになってしまった。全身の筋肉が弛緩したように動かなくなり、堪えて立っていた両足も砂に埋まるかのように膝を汚した。
目の前で起こっていることが、現実だとは認めたくなかった。
シューロを乗せてくれた立派な体も、穏やかな眼差しを宿す瞳も、名を呼んでくれた声も、全部、全部、シューロの大切が思い出と共に食い散らかされていく。
白い花のような、綿雪のような、鱗の奥に隠されたラトの体が、どんどんと損なわれていく。
心臓は、止まったままだった。シューロは、己の体が死んでいくような心地に陥った。
瞬きを忘れた目で。
呼吸を忘れた肺で。
声を失った声帯で。
機能しなくなった涙腺で。
己の心が死んだのだと思った。
水に乗って、流れてくるラトの細かな残骸が、綿雪のように散っていく。宝石のような、美しい鱗の輝きの一つ一つにラトが宿っているのかもしれない。その一部が、シューロの唇をかすめていった。
それが、シューロの心の海に波紋を広げるかのように、水滴を落とす。
シューロの唇が、ゆっくり動いた。水に溶けた涙は泡の一つになって、深い青と混じっていった。キラキラと反射する、群青の鱗。ラトの鱗、番いの体の破片。それらが青く輝いて消えていく。
シューロの心の海に、溶け込んだ一滴。それは、墨のように黒いものだった。侵食するように広がり、美しい水質を汚していく。徐々に思考をやめていた脳は研ぎ澄まされたかのように鋭敏になった気がした。
「ーーーー……」
なんで、こんなことになってしまったんだろう。なんで、今日だったんだろう。なんで、一緒にいてあげられなかったんだろう。
シューロの視界を掠めた黒髪が、柔らかな水流によって流される。脱力し、緩慢な動きのまま顔を上げた。
こんな日が来るとわかっていた。それでも、ラトが勝つと信じて疑わなかった。シューロの方が先に死んで、ラトが長く生きてくれる未来があると思っていた。変わらぬ明日が、来ると疑わなかった。
耳鳴りがした。研ぎ澄まされた思考は、己の体の動きに相反するものだ。シューロは、浅い呼吸を徐々に深くしていった。薄い肩が、荒くなっていく呼吸に合わせて上下し、金色の瞳が爛々と輝く。
目前の羅頭蛇と己の力量の差は、離れているとわかっている。ラトの仇へと、衝動のような何かが込み上がっていく。
シューロの体の内側で、恐ろしい魔物が暴れているような気がした。末端まで染み渡っていくこれは、きっと。
「……ね」
口にしたことのない一言を漏らした瞬間、体が少しだけ軽くなったような気がした。
海の青が体に浸透してくる。そう思ってしまうくらい、満たされてしまった。
生き残った羅頭蛇は、己の体に纏う鎧のような鱗の一つ一つの隙間まで、美しく輝く青い光を走らせた。良質な魔力をその身に染み込ませたのだ。
蛇にも見える巨躯をしならせ、海面に揺らぐ光を仰ぐようなその姿は、畏怖を抱くほどに美しい。
その喉元が、光に照らされて僅かに光った。喉元を飾る、生き抜いた証をこの身に賜る瞬間は、やはりいつ得ても変わらずに羅頭蛇の矜持を満たす。
己の最期を、差し出してもいいと思えるほどの相手だった。
噂には聞いていた、個で生きることをやめた妙な同胞だった。本能を捨て、他の種族を番いとして選んだ羅頭蛇がいると聞いて、最初は半信半疑だった。
いざ邂逅してみれば、生き様を捨てたとは思えぬほどに見事な立ち振る舞いであった。
羅頭蛇の本能を捨ててまで生きることを選んだ腑抜けが、いったいどんな者なのかと思ったが、向けられたその目線は強く、揺るぎなく、鮮やかだった。
鮮やかに生きていたのだ。あの羅頭蛇は。
打ち交わした尾鰭でわかった。ここまで、己と同じ動きを見事に返してくるものは今までいなかった。互いの体を撫でる本能からくる闘争心が心地よかった。あの闘いはもう二度は経験できぬことかもしれないと、口惜しくなってしまうほどに高揚した。
「……私はお前に敬意を払う。」
己の中に収まった相手への賛辞に反応するかのように、取り込んだ魔力は体に馴染んだ。
深い青を薙ぐように身を波打たせた。ラトを取り込んだことで、その体は光を反射するように輝いた。
時が止まっていたかのように、静寂に包まれていた辺りの時間がゆっくりと動き出す。喉元に飾った卵が水中で軌跡を描くかのように光った瞬間、羅頭蛇は向けられた鋭い気配に気がついた。
「死ね……!!」
鋭く吠えた魔族が、己の目の前に躍り出た。その金色の双眸に炎のような殺意を宿した黒髪のネレイスが、武器でもある髪を扇子状に広げてきたのだ。
細い腕が伸ばされた。それに指示をされたかのようにまっすぐに伸びたネレイスの黒髪が、強固な鱗の節目を狙って一打を放つ。
羅頭蛇は、なんて愚かな魔族なのだろうと、憐れみを抱いた。
海の賢者と呼ばれるネレイスが、戦いを挑む相手の力量を見誤ったのだ。羅頭蛇は、己よりも小さな相手との無駄な戦いを好まない。そして何より、先ほどの高揚に身を任せていた己に挑んできたのだ。
「私の余韻に水を差さないでくれないか。」
「死ね!!返せ、殺してやる!!」
「支離滅裂だな。お前は会話ができないのか。」
本気で尾で弾けば、簡単に黙らせることができるだろう。ネレイスはそれも覚悟で挑んできているようだった。己よりも脆弱であろう魔族が、必死をぶつけてくるのは構わない。しかし、それがまとわりつく小判鮫のようで鬱陶しいのも確かだ。
羅頭蛇は、水流を生み出した。水圧によって岩礁に叩きつけられたネレイスが、黒髪を広げて衝撃を和らげる。それでも薄い体に響く衝撃は抑えきれなかったらしい。
「ぅ、……っ!」
「戯れるな。私はお前を相手にしない。」
長い尾鰭で水を切るように横に一閃すると、ネレイスの凭れかかっていた岩礁の一部を削り取った。
決して殺す為ではない。牽制であったのだが、あろうことか目の前のネレイスはこちらを睨みつけたまま動こうともしなかった。
「……と、の、」
「なんだ。」
「ラトを……っ……」
吐息のような声を拾う。羅頭蛇は、ラト、が何を指すのかわからずに、岩礁に張り付いたままのネレイスへと視線を向ける。
岩礁から剥がれるようにして、ネレイスは前のめりに倒れ込んだ。白い砂がふわりと舞い上がり、細く立ち上る赤い筋を映し出す。ネレイスは、その背から滲ませた血に怯むことはなかった。
ただ。無様に這いつくばったまま、殺意の込めた瞳だけを、まっすぐに向けてくる。
「ボクの番いを、ラトを、返せ……!!!!」
「番い……?ああ、そうかお前は」
弱者の吠える声だ。怒気が先行し、己の身を投げ打ってもいいと考える、愚か者の咆哮。羅頭蛇はようやく気が付いた。目の前の黒髪のネレイスが、あの羅頭蛇の番いだということを。
「羅頭蛇に呼び名など不要。妙な名をつけるな。」
「ラトは、お前とは違う…!!ラトはボクのものだ…!!」
「我々の本能の中に、お前の居場所はない。弁えろネレイス。」
「っ……死ね、殺してやる……!!お前を許さない、絶対に、絶対に殺してやる……!!」
喉をすりつぶすような声で喚かれる。羅頭蛇はしばらく目前のネレイスを見つめていた。
そして、気がついた。その二つの金色に点る怒りの奥に、強い悲しみを宿しているということを。
「面白い、羅頭蛇の種族としての生の全うを前に。お前は悲しむのか。いったい、お前は何様だ。」
「ボクは、ラトの番いだ…!!」
「ラトとやらは、お前のものではない。鱗の一欠片すらも、決してお前には残さない。なぜなら、我らは我らを重んじているからだ。」
己が見つけ、屠り、敬意を払ったのだ。その戦いの余韻をなぜ邪魔してくるのだ。羅頭蛇の声は呆れの色を宿していた。ネレイスは聞き分けの悪い子供のようだった。
砂を握りしめるようにして、目の前のネレイスが起き上がろうとする。羅頭蛇はそれを一瞥すると、ゆっくりと身を翻した。戯れ程度の一打で動けなくなる。そんな力量で、挑んでくるなという気持ちが強かったのだ。
羅頭蛇の長い尾鰭が、砂を巻き上げる。ラトと呼ばれた同胞の番い、ネレイスである彼が、己へと向けてくる憎悪の理由は、きっと理解することはできないだろうと思った。
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