【北の果てのキトゥルセン】 ~辺境の王子に転生したので、まったり暮らそうと思ったのに、どんどん国が大きくなっていく件について~

次元謄一

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最終章 大黒腐編

第298話 逆転劇

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【護国十二隊】二番隊と六番隊は、



ノーストリリア城下町で合流した。



「そっちはどうだヘルツォーク」



「2個小隊をやったが……



まだたくさんいるな」



「俺たちは東から迂回してきたが、



まだそこまで多くはなかった。



住民を逃がすならそっちだな」



「隊長! 大通りからかなりの数が来ます!」



飲食店や雑貨屋は荒らされ、



火がつけられた場所もある。



太陽は傾きかけていた。



全員戦い続けて疲労が溜まっている。



「来るぞぉ!!」



オークの小隊が、



狭い路地を黒い雪崩となって襲い掛かる。



スノウ率いる二番隊は連弩、



ヘルツォーク率いる六番隊は接近戦だ。



「こっちは100人弱……



どうすることも出来ない」



副隊長の目には絶望が見て取れた。



「だがここを抜かれたら城まで一直線だ。



それに逃げ遅れた一般人もまだいる。



〝一人十殺〟だ! 



それまで死ぬことは許さん!」



スノウの声が戦場に響く。

















「こっちです、速く! 



荷物は捨てて! 



もう来るわ!」



アーシュは城下町にて、



逃げ遅れた住民を助けながら、



一人でオークを狩り続けていた。



城が奇襲されたと聞いて、



オスカーはすぐに、



アーシュらを有翼人に運ばせたのだ。



街の家屋の屋根を移動し、



オークの小隊を見つけたら駆除してゆく。



復活してからアーシュは感じていたことがあった。



それは、魔物と見えない糸で、



繋がっているかのような感覚。



うっすらと、気にならない程度だが、



集中すればその感覚ははっきりと浮上してくる。



そしてなんとなく魔物は自分のことを感知できない、



もしくは敵として認識していないのではないか、



という疑念があった。



検証する機会はなかった。



今日までは。



そして疑念は確信に変わった。



街中で遭遇した魔物は、



アーシュを素通りしたのだ。



攻撃しても混乱するだけで反撃してこない。



腐樹化から奇跡的に人間に戻った過程で、



自分の身に何かが起きた事を知ったアーシュは、



自分の特性を生かして魔物を狩りまくった。















城の前ではアイレンが一人奮闘していた。



残っている兵達は下がらせ、



急ぎ防衛線を構築させた。



連れてきた戦闘機械である6体の神官は、



かなり奮戦したが、



一体、また一体と破壊されていった。



残っているのはあと2体。



それももう時間の問題だろう。



原因は、今戦っているオーク兵だ。



先ほどまでのオーク兵はこちらが優勢だった。



いったいいつ入れ替わったのか、



気がつけば目が赤く光るオーク兵に変わっていた。



赤眼のオーク兵は、



一糸乱れぬ連携攻撃で着実に前進してくる。



アイレンの植物の鞭も、



数人のオーク兵が固まり、



自らを盾にして仲間を先に行かせる。



まるで自分の意志がなく、誰か一人が操って……



そこでアイレンは気がついた。



オーク軍の後方に、



ひときわ異彩を放つ黒いオークがいることに。



「将軍級オーク……



なるほど、これはお前の仕業か!」



アイレンは大きな植物の鞭を作り、



黒オーク目掛けて振り上げた。



















「くそっ……だから気をつけろと」



斬られたゴッサリアを救うため、



俺は魔剣からカカラルを放った。



クゥカカカッ!!!



と炎の翼を羽ばたかせ、



一直線にウルバッハに向かってゆく。



しかし、ウルバッハが魔剣をかざすと、



ブワッとカカラルは四散して消えてしまった。



お返しに指先からレーザーを撃ってくる。



あわや顔面直撃かという瞬間、



自動防御設定の機械蜂が前に出て間一髪助かった。



レーザーを受け爆発、



発生した煙が風に流され向こう側が見えてくる。



斬られたゴッサリアは重症のはずだが、



何とか立ち上がっていた。



そして身体から出した黒霊種が、



ウルバッハと組み合っていた。



「……舐めてんじゃねえぞ、機械の分際で!!」



黒霊種がウルバッハの腕を引きちぎった。



落ちたのは……魔剣ルネアだ。



しかし、



ゴッサリアはすぐに黒霊種もろとも吹っ飛ばされた。



俺はその場から魔剣で攻撃した。



「炎槍っ!!」



濃縮した炎が一直線にウルバッハを直撃した。



そのまま駆け出し距離を詰める。



炎を止め、視界が開けると同時に魔剣を突き刺した。



炎で出来た刀身がウルバッハの腹に刺さる。



「ほう、やるな」



ウルバッハがそう言った瞬間、



刀身がふっと消えた。



くそ、まただ。



まさか幻覚か?



いや、魔剣ルネアは落としたはず。



……それも幻覚だとしたら?



一瞬のうちに様々な事が頭の中を駆け巡った。



「だが、お前に俺は倒せない。



そう決まってるんだよ」



胸に鋭い痛み。



気がつけば砂鉄の刃で斬られていた。



「ぐっっ!!」



俺は後ろに倒れながら距離を取った。



幸いにも重症ではないと視界に表示された。



甲冑の特殊装甲が、



ダメージを軽減してくれたようだ。



「もう終わりなのか、二人共」



ゴッサリアが膝をついた。



かなりの出血量で辛そうだ。



身体から黒霊種が滲み出ている。



どこかに隙はないか? 



やはり魔剣を先に狙った方が……。



その時、眩い光と共に、



一筋のレーザーがウルバッハを直撃した。



「ぐおっ!!」



レーザーは肩を貫通した。



視界を拡大すると、



城の城壁の上にネネルが立っていた。



だが力を使い果たしたようで、



部下に支えられて引っ込んだ。



「雷魔か……。これは油断した」



体勢を立て直したウルバッハだったが、



すぐにまた背中から吹っ飛ばされた。



そこには狂戦士化したベミーがいた。



凄まじい咆哮と共に、連打を浴びせる。



ベミーがウルバッハの持つ魔剣を一本弾き落とした。



いいぞ、あれは攻撃を無効にしてしまう魔剣だ。



「おのれ、目障りだっ!!」



ウルバッハが残った魔剣を振ると、



自在に動く砂鉄の刃がベミーを斬りつけた。



立ち上がったウルバッハだったが、



ボディからバチバチと火花が爆ぜている。



「僕の事も忘れてもらっちゃ困るよ!」



突然、キィィィィンという音と共に、



振動破がウルバッハを襲う。



馬で駆けつけたのはクガだ。



だが、ウルバッハはすぐにレーザーを発射、



クガを馬ごと真っ二つにした。



「調子に乗るなクガ。また無限拷問され……」



ビュオッと突風が吹いたかと思うと、



ウルバッハの上半身が、ベコっと大きくへこんだ。



「俺の事は無視かよ……まだ死んじゃいねえぜ」



魔剣フォノンに体重を預け、



何とか立ち上がったゴッサリアは顔面蒼白だった。



おそらく最後の攻撃だ。



俺は魔剣に炎を纏わせ刀身を形成する。



そして駆け出した。



ゴッサリアが倒れたのが視界の隅に見えた。



「小賢しいっ!」



ウルバッハが背中から何かをばら撒いた。



途端に周囲が爆発で覆われる。



俺は熱波のシールドで自らを覆い爆炎を中和、



一気に距離を詰めた。



爆炎を切り裂くとウルバッハが目前にいた。



向こうも俺が来ることは分かっていたようだ。



魔剣同士がぶつかる瞬間、



刀身に大量の魔素を送り込んだ。



俺の魔剣が、ウルバッハの魔剣を砕いた。



そのまま刀身は腕を切断した。



「お前に……この大陸は獲らせない」



「くっ! こんなはずでは……



球史全書と違うではないか……」



俺はさらに熱波でウルバッハを包んだ。



奴の外装が熱でどろりと溶け始める。



ここでコイツは仕留める。



しかし、ウルバッハはパカリと口を開け、



レーザーを撃ってきた。



反射的に魔剣で防いだ隙に、



回し蹴りを食らい、後ろに吹っ飛んだ。



ウルバッハは落ちた魔剣を拾う。



「また会おう、オスカー王子」



ウルバッハの背中周辺の空間が円型に歪み、



身体が浮き始めた。



そして、そのまま空へと飛び去って行った。















ノーストリリア城の1、2階は、



既にオーク軍に破られてしまった。



今は3階に上がる階段に、



アイレンが魔剣モスグリッドの力で、



植物の根の壁を作り、時間を稼いでいる。



しかし、破られるのも時間の問題だ。



「外にいる仲間と連絡が取れない」



「護衛の中隊は?」



「全滅しました」



廊下は生き残った兵で騒がしい。



「アイレン殿、どうするつもりで?」



六番隊隊長、狼人族のヘルツォークが聞く。



「籠城するしかないわ。



スノウ、他の仲間は? 誰か見ていない?」



「ソーン殿は死亡、アーシュは不明だ。



視界にも表示されない」



二番隊隊長スノウは、



連弩に矢を装填しながら冷静に答える。



二人の隊は辛くも窮地を脱出、



城に呼び戻されていた。



「機械蜂の数が足りないからね。



わかった、今いる戦力で耐え凌ぐ。



きっとオスカー達が助けに来てくれるよ」



言った途端、



アイレンはふらつき、壁に手をついた。



「大丈夫か?」



「ちょっと、能力使いすぎたな、はは……」



前方の兵達が騒がしい。



「破られるぞっ!」



誰かの叫び声が響くや否や、



オーク兵達が塊になって襲い掛かってきた。



アイレンはすぐに魔剣の力で植物を生やす。



壁や床から木の枝や蔦が、



オーク達を絡めとり、勢いを殺した。



「撃てっ!」



構えていた連弩兵が一斉に引き金を引く。



しかし、オークの勢いは止まらなかった。



怒り狂ったかのように、



凄まじい力と統率力で雪崩のように迫ってくる。



「くそ、退けぇ!! アイレン! 行くぞ!」



スノウに肩を掴まれたが、



アイレンは「先に行って!私が食い止める!」



と魔剣を地面に差した。



この目が赤く光っているオーク達は明らかにおかしい。



操っている奴はどこにいる……。



さっき確実に仕留めておくべきだった。



心の中で舌打ちしたアイレンは、



木を変形させ先端を尖らせた無数の槍を作り、



迫りくるオーク達にぶつけた。











頭が痛い。



視界がぼやけている。



私は……引きずられている?



オークに……引きずられて……



「お前が魔剣使いか?」



邪悪な声に意識が戻る。



両腕をオーク兵に押さえつけられ、



アイレンは黒オークの前に突き出されていた。



やば……捕まっちゃった……



「我は〝誘惑の王〟ザラゴーサ。



魔剣使いよ。我にもこれが使えるのか?」



初めて見た……将軍級のハイオーク。



知能レベルは予想よりはるかに高そうね……



奪った魔剣モスグリッドをしげしげと眺めている。



「あなたは、他のオークを操れるのね……



それ、私にも出来る?」



「……答える気が無いなら、



生かしておく必要はない」



ザラゴーサが魔剣を振り上げたその時、



割れた窓から短剣が飛んできた。



手に刺さり、ザラゴーサは思わず魔剣を落とした。



次いで窓からアーシュが飛び込んできた。



ザラゴーサの剣を空中で躱したアーシュは、



あっという間にその首を刎ねた。



ドシャっとザラゴーサの身体が、



その場に崩れ落ちたのと同時に、



ノーストリリアにいる全てのオークも、



その場に倒れて動かなくなった。



操られていたオークは、



目や鼻や耳から血を流し死んでいた。



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