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第三章
79話 身嗜み教室
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麻衣を講師役として授業が始まる。
「まずは着崩さない。部屋の中ではいいけど、外では人目を気にするように」
麻衣は講義をしながら、美咲と真琴に服を着させる。
「暑いから脱いでるのに、着たら暑くなるじゃん」
「暑かったら薄着にする。それでも暑いなら我慢よ」
「ブーブー」
二人からブーイングが来る。
「地上はもっと暑かったでしょ。はい、座る時はパンツ見せない。智香と優奈、隠しなさい」
麻衣に言われ、智香と優奈は股を閉じてパンツを隠す。
「智香も初めの頃はしっかり隠してたでしょ。優奈のこと注意してなかった?」
「いつの間にか慣れちゃって……」
智香は誤魔化すように笑う。
「ほら、緩んでる。美咲と真琴も短パンの隙間から見えてるわよ」
「このくらい、いいじゃん。そこまで気にしてたら座れないよー」
「ダメよ。これからは気を付けるように」
「むぅ」
厳しく言われてムッとした美咲は立ち上がると、履いていた短パンとパンツを下げ、お尻を振って踊り始めた。
「ブリブリブリトー」
それを見て爆笑した真琴も同じようにお尻を出す。
「ブリブリブリーフ」
二人でふざけて踊り始めた。
「麻衣ちゃんが厳しくし過ぎるから……」
「私、そんな難しいこと言ってる?」
「あの二人は地上でも、あんまり気にしてなかったんだから簡単じゃないと思うよ」
「みたいね……。せめて、もうちょっとお上品になってほしいのだけど」
そこで麻衣の言葉を聞いた美咲が言う。
「上品? おほほほほ、これ麻衣や。埃が残ってるよ」
「それ、意地悪オババ」
麻衣は頭を抱える。
二人に身嗜みを教育することは至難の業だった。
「ねね、クラスメイトに、お嬢様いるかな?」
「え? 聞いたことないけど、金持ちなら、ここ来ないでしょ」
すると、優奈が言う。
「そうとも限らないよ。上流階級は上流階級で辛いことだってあるし。例えば政略結婚の相手として、脂ぎったオッサンを宛がわれるとか」
「あぁー、そういうのもあるのね。……まさか優奈が?」
「違う違う、私は至って平民だよ」
「ま、そうよね。って、いつの間にか話が脱線してるじゃない。身嗜みの話に戻すわよ」
話を戻され、美咲達は苦い顔をする。
「前々から思ってたけど美咲、ブラつけたら? あんた、この中で一番大きいんだから」
「いらないよ。今まで一度もつけたことないし」
「私もここに来るまで、つけたことなかったけど結構いいわよ。町のだからかもしれないけどフィット感があって、つけてて心地いいわ」
「必要性を感じられません。あんなのつけたら余計に暑くなる」
「暑くなるのはそうだけど、美咲ぐらいの大きさならつけるべきよ。じゃないと、それより小さい私が笑いものになるわ」
「ぎゃはははは」
美咲は麻衣を指をさして笑う。
「笑うんじゃないの! 真面目に言うけど、今後のことを考えたらつけた方が絶対いいわよ。私達ゆっくりにでも成長はしてるんだから」
「えー」
美咲が、ごねていると優奈が言う。
「気が向いたらでいいんじゃない? 遺伝子が修復されたおかげでブラつけなくても、垂れたり型崩れしたりすることはないんだから」
「そうなの? じゃあ付ける意味は?」
「お洒落。あと動き易くかな。大きい子のは揺れるのを防げるから、スポーツとかだと、つけるのと、つけてないのとでは違いが出てくるはず」
優奈の話で美咲が興味を持つ。
「パワーアップアイテム? それなら、つけてみてもいいかも」
スポーツなどで有利になるという部分に惹かれ、着用に前向きになった。
「それで、つけるの……」
麻衣はガクリと肩を落とす。
「あたしは、つけても意味ないよな」
真琴は自分の胸をアピールするように強調して言う。
その胸は平らで、膨らみは僅かだった。
「ファッションでもあるから、つけていいと思うよ。小さいのには小さいのの魅力があるし。そのしなやかなラインにはキャミソールもいいけど、スポーツブラも全然あり。薄っすら膨らんだ乳房が強調されて、逆に全体的な可愛さが引き立てられる」
「止めろ止めろ。別に気にして言った訳じゃねーからっ」
「そう? 気にしてないならいいけど、胸に間違ったコンプレックス抱いてる子多いから」
「気にしてねーよ」
真琴は強がっている訳でもなく、本当に気にしていない様子だった。
「ま、気にする歳じゃないわよね。私達」
年齢的に胸の大小について気にしている子はいなかった。
「よし、じゃあ皆で胸の大きさを比べっこしよう」
「しないわよっ」
気にしていないのならと優奈が提案したが、麻衣に一蹴された。
麻衣は本筋に戻して話を続ける。
「ブラはそれでいいとして、後は何があるかしら……。化粧をしてみるってのはどう? すれば、ちょっとは身嗜みに気遣うようになるんじゃない?」
「ないよ」
「え?」
「この町に化粧品なんてのはないよ。成長が止まる、即ち老化がないってことだから、スキンケアなんて必要ないでしょ? だから、手荒れクリームやリップクリームの類もないんだ。それが必要な状況になら、もう病院で完全に治してもらった方が早いし」
遺伝子の修復と成長停止の薬によって、肌は丈夫で常にみずみずしく、滅多なことでは荒れたりしないようになっていた。
「そっか……。ちょっぴり興味あったんだけどな。お洒落する化粧もないの?」
「色々塗りたくるやつ? あんなの、お面つけてるのと一緒じゃん。本当の顔じゃないし、肌まで痛む。若い頃から化粧してる人とか悲惨だよ? 肌へのダメージが蓄積したせいで、まだ三十前なのにシワ塗れで老婆みたいに見られたりして」
「うげ、そうだったの」
「私達には不要なものなんだよ。化粧なんてしなくても、皆こんなに可愛いし」
「はいはい。化粧がダメなら後は他に何があるかしら?」
麻衣は優奈の戯言を軽く流して話を続ける。
だが、美咲が面倒臭そうに言う。
「別に、このままでいいじゃん」
「ダメよ。せめて女として最低限のことは気を付けられるようにならないと」
「めんどくさーい。そんなの麻衣が気にしなければいいだけじゃん」
美咲と真琴はやる気が全くなかった。
「……優奈、説得お願い」
自分では駄目だと判断した麻衣が優奈に投げる。
「私? 私もどちらかというと気にしない性質だよ。それはもう盗撮されるくらいに」
「分かってるわよ。でも、お洒落の心得はあるから説得できるはず。少なくとも、私はそう信じてるわ」
「そんな言い方されたら、やるしかないじゃん」
引き受けた優奈は美咲と真琴の二人に向かって説得を始める。
「二人とも。とりあえず下品なのはダメ。可愛くない。上品にしなくてもいいけど、普通にしてほしいんだ」
「あたしは普通にしてるつもりだよ。何がダメなの? パンツ見えるの?」
「パンツはいいよ。寧ろ、ちょい見せするくらいが可愛い」
「パンツ一丁で相撲やレスリングは?」
「オールオッケー。素晴らしい」
全肯定し出した為、麻衣が慌てて間に入る。
「ちょっと、ちょっと。何がオールオッケーよ。全然ダメじゃないの」
「パンツには拘りがありますから。それが私のお洒落です」
「……ダメね。使えないわ。智香お願い」
優奈はダメだと判断した麻衣は、次に智香に説得をお願いした。
「えぇ……」
「智香が最後の希望なの」
真剣にお願いされ、智香は渋々説得を始める。
「えっと……人前では身嗜みをした方がいいんじゃないかな」
「身嗜みに気を遣わないのは、いけないことなの? 先生は怒らないよ。怒られないなら、別に悪いことじゃないんじゃない?」
「そうだよね。私もそう思う」
一発で言い負かされてしまった。
優奈は同情するように麻衣の肩に手を置く。
「諦めよう。町で規制されていない以上、他人をどうこうすることなんて出来ないのだから」
「うぅ……うがー!」
麻衣は突然後ろを向てお尻を突き出すと、スカートを捲って半ケツを出した。
「ブリブリブリリアントダイヤモンドー」
美咲と真琴がやったように、お尻を振って踊り始めた。
「麻衣ちゃんが壊れた……」
優奈は麻衣の落としたデジカメを拾う。
スッ……
レンズを麻衣に向けると、智香が手で止める。
「それは流石に可哀そうだよ」
麻衣が壊れたことで、身嗜み教室は失敗で終わった。
「まずは着崩さない。部屋の中ではいいけど、外では人目を気にするように」
麻衣は講義をしながら、美咲と真琴に服を着させる。
「暑いから脱いでるのに、着たら暑くなるじゃん」
「暑かったら薄着にする。それでも暑いなら我慢よ」
「ブーブー」
二人からブーイングが来る。
「地上はもっと暑かったでしょ。はい、座る時はパンツ見せない。智香と優奈、隠しなさい」
麻衣に言われ、智香と優奈は股を閉じてパンツを隠す。
「智香も初めの頃はしっかり隠してたでしょ。優奈のこと注意してなかった?」
「いつの間にか慣れちゃって……」
智香は誤魔化すように笑う。
「ほら、緩んでる。美咲と真琴も短パンの隙間から見えてるわよ」
「このくらい、いいじゃん。そこまで気にしてたら座れないよー」
「ダメよ。これからは気を付けるように」
「むぅ」
厳しく言われてムッとした美咲は立ち上がると、履いていた短パンとパンツを下げ、お尻を振って踊り始めた。
「ブリブリブリトー」
それを見て爆笑した真琴も同じようにお尻を出す。
「ブリブリブリーフ」
二人でふざけて踊り始めた。
「麻衣ちゃんが厳しくし過ぎるから……」
「私、そんな難しいこと言ってる?」
「あの二人は地上でも、あんまり気にしてなかったんだから簡単じゃないと思うよ」
「みたいね……。せめて、もうちょっとお上品になってほしいのだけど」
そこで麻衣の言葉を聞いた美咲が言う。
「上品? おほほほほ、これ麻衣や。埃が残ってるよ」
「それ、意地悪オババ」
麻衣は頭を抱える。
二人に身嗜みを教育することは至難の業だった。
「ねね、クラスメイトに、お嬢様いるかな?」
「え? 聞いたことないけど、金持ちなら、ここ来ないでしょ」
すると、優奈が言う。
「そうとも限らないよ。上流階級は上流階級で辛いことだってあるし。例えば政略結婚の相手として、脂ぎったオッサンを宛がわれるとか」
「あぁー、そういうのもあるのね。……まさか優奈が?」
「違う違う、私は至って平民だよ」
「ま、そうよね。って、いつの間にか話が脱線してるじゃない。身嗜みの話に戻すわよ」
話を戻され、美咲達は苦い顔をする。
「前々から思ってたけど美咲、ブラつけたら? あんた、この中で一番大きいんだから」
「いらないよ。今まで一度もつけたことないし」
「私もここに来るまで、つけたことなかったけど結構いいわよ。町のだからかもしれないけどフィット感があって、つけてて心地いいわ」
「必要性を感じられません。あんなのつけたら余計に暑くなる」
「暑くなるのはそうだけど、美咲ぐらいの大きさならつけるべきよ。じゃないと、それより小さい私が笑いものになるわ」
「ぎゃはははは」
美咲は麻衣を指をさして笑う。
「笑うんじゃないの! 真面目に言うけど、今後のことを考えたらつけた方が絶対いいわよ。私達ゆっくりにでも成長はしてるんだから」
「えー」
美咲が、ごねていると優奈が言う。
「気が向いたらでいいんじゃない? 遺伝子が修復されたおかげでブラつけなくても、垂れたり型崩れしたりすることはないんだから」
「そうなの? じゃあ付ける意味は?」
「お洒落。あと動き易くかな。大きい子のは揺れるのを防げるから、スポーツとかだと、つけるのと、つけてないのとでは違いが出てくるはず」
優奈の話で美咲が興味を持つ。
「パワーアップアイテム? それなら、つけてみてもいいかも」
スポーツなどで有利になるという部分に惹かれ、着用に前向きになった。
「それで、つけるの……」
麻衣はガクリと肩を落とす。
「あたしは、つけても意味ないよな」
真琴は自分の胸をアピールするように強調して言う。
その胸は平らで、膨らみは僅かだった。
「ファッションでもあるから、つけていいと思うよ。小さいのには小さいのの魅力があるし。そのしなやかなラインにはキャミソールもいいけど、スポーツブラも全然あり。薄っすら膨らんだ乳房が強調されて、逆に全体的な可愛さが引き立てられる」
「止めろ止めろ。別に気にして言った訳じゃねーからっ」
「そう? 気にしてないならいいけど、胸に間違ったコンプレックス抱いてる子多いから」
「気にしてねーよ」
真琴は強がっている訳でもなく、本当に気にしていない様子だった。
「ま、気にする歳じゃないわよね。私達」
年齢的に胸の大小について気にしている子はいなかった。
「よし、じゃあ皆で胸の大きさを比べっこしよう」
「しないわよっ」
気にしていないのならと優奈が提案したが、麻衣に一蹴された。
麻衣は本筋に戻して話を続ける。
「ブラはそれでいいとして、後は何があるかしら……。化粧をしてみるってのはどう? すれば、ちょっとは身嗜みに気遣うようになるんじゃない?」
「ないよ」
「え?」
「この町に化粧品なんてのはないよ。成長が止まる、即ち老化がないってことだから、スキンケアなんて必要ないでしょ? だから、手荒れクリームやリップクリームの類もないんだ。それが必要な状況になら、もう病院で完全に治してもらった方が早いし」
遺伝子の修復と成長停止の薬によって、肌は丈夫で常にみずみずしく、滅多なことでは荒れたりしないようになっていた。
「そっか……。ちょっぴり興味あったんだけどな。お洒落する化粧もないの?」
「色々塗りたくるやつ? あんなの、お面つけてるのと一緒じゃん。本当の顔じゃないし、肌まで痛む。若い頃から化粧してる人とか悲惨だよ? 肌へのダメージが蓄積したせいで、まだ三十前なのにシワ塗れで老婆みたいに見られたりして」
「うげ、そうだったの」
「私達には不要なものなんだよ。化粧なんてしなくても、皆こんなに可愛いし」
「はいはい。化粧がダメなら後は他に何があるかしら?」
麻衣は優奈の戯言を軽く流して話を続ける。
だが、美咲が面倒臭そうに言う。
「別に、このままでいいじゃん」
「ダメよ。せめて女として最低限のことは気を付けられるようにならないと」
「めんどくさーい。そんなの麻衣が気にしなければいいだけじゃん」
美咲と真琴はやる気が全くなかった。
「……優奈、説得お願い」
自分では駄目だと判断した麻衣が優奈に投げる。
「私? 私もどちらかというと気にしない性質だよ。それはもう盗撮されるくらいに」
「分かってるわよ。でも、お洒落の心得はあるから説得できるはず。少なくとも、私はそう信じてるわ」
「そんな言い方されたら、やるしかないじゃん」
引き受けた優奈は美咲と真琴の二人に向かって説得を始める。
「二人とも。とりあえず下品なのはダメ。可愛くない。上品にしなくてもいいけど、普通にしてほしいんだ」
「あたしは普通にしてるつもりだよ。何がダメなの? パンツ見えるの?」
「パンツはいいよ。寧ろ、ちょい見せするくらいが可愛い」
「パンツ一丁で相撲やレスリングは?」
「オールオッケー。素晴らしい」
全肯定し出した為、麻衣が慌てて間に入る。
「ちょっと、ちょっと。何がオールオッケーよ。全然ダメじゃないの」
「パンツには拘りがありますから。それが私のお洒落です」
「……ダメね。使えないわ。智香お願い」
優奈はダメだと判断した麻衣は、次に智香に説得をお願いした。
「えぇ……」
「智香が最後の希望なの」
真剣にお願いされ、智香は渋々説得を始める。
「えっと……人前では身嗜みをした方がいいんじゃないかな」
「身嗜みに気を遣わないのは、いけないことなの? 先生は怒らないよ。怒られないなら、別に悪いことじゃないんじゃない?」
「そうだよね。私もそう思う」
一発で言い負かされてしまった。
優奈は同情するように麻衣の肩に手を置く。
「諦めよう。町で規制されていない以上、他人をどうこうすることなんて出来ないのだから」
「うぅ……うがー!」
麻衣は突然後ろを向てお尻を突き出すと、スカートを捲って半ケツを出した。
「ブリブリブリリアントダイヤモンドー」
美咲と真琴がやったように、お尻を振って踊り始めた。
「麻衣ちゃんが壊れた……」
優奈は麻衣の落としたデジカメを拾う。
スッ……
レンズを麻衣に向けると、智香が手で止める。
「それは流石に可哀そうだよ」
麻衣が壊れたことで、身嗜み教室は失敗で終わった。
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