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二章
刷り込み(エミリア視点、三年生初期)
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一度セックスを許されてから、私は毎晩フローラを求めている。催淫開発をしてきた甲斐があり、はじめて一線を越えた夜も、彼女はどうしてこんなに感じてしまうのかわからない、という表情で喘ぎ、私を受け入れてくれた。ようやく味わえた彼女の女陰は、信じられないほど淫らに蕩けていた。その極上の仕上がりは欲望を堪え続けていた私を狂喜させ、何度精を放っても興奮が収まることはなかった。義姉を快楽の虜にしなければならないのに、私はいつの間にか夢中で腰を振り、貪ってしまっていた。
彼女の入り口は狭くきついのに膣内はとろとろにほぐれて柔らかく、それでいて精液を搾り取るようにうねり、むしゃぶりついてくる。私に抱かれたまま眠ってしまったいまも媚肉を絡みつかせ、いやらしく咥え込んで離さない。大きく息を吐いて、汗ばんだ首筋を舐め上げる。んぅ……っ♡♡と漏れるくぐもった声の可愛らしさに、自分の頬がゆるんだのがわかった。無防備に寝息を立てている彼女を手に入れられつつあるという実感が、胸に巣食う焦燥感をわずかに和らげてくれた。
私たちがこうして一緒にいられるのも、残りわずかな期間だ。卒業後も義姉を手放さずにいるためには、私から離れられることはできないのだと彼女自身に理解させておく必要がある。でなければ私の目の届かないところで世話焼きの両親に勧められるまま、見合い結婚をしてしまう可能性があるからだ。婚姻関係を結ばれてしまったら、義妹である私に義姉を取り戻す術はない。そして義理姉妹で婚姻制度を利用することは、現在の王国法では許されていない。
––最後の一押しがいる。体だけではなく、心も快楽に堕とさなければ……。
自分がどれほど淫らな女なのか自覚を持つように仕向け、そんな自分を満たせるのは私だけしかいないのだと思い込ませる。淫乱だと刷り込み、もう引き返すことも逃げることもできないのだと悟らせるような揺さぶりをかける。フローラの反応次第で攻め方を変えなければならないだろうが、ここまできて駆け引きに負けるつもりはない。彼女の性格は熟知しているし、私には催淫魔法もある。とはいえ無駄にできる時間などないのだから、すぐさま行動すべきだろう。
フローラの背中に回していた腕をほどき、ベッドに仰向けに寝かせた。急に突き上げてしまわないようにゆっくりと覆いかぶさり、催淫魔法を唱える。とたんにきゅぅぅうっ♡♡と強く絡みついてくる膣内の蠢きに射精欲を煽られるけれど、歯を食いしばって耐えた。掠れた色っぽい喘ぎ声に喉を鳴らしてしまいつつ、フローラの耳朶に唇を寄せる。ぴたりと体を重ね、吸い付いてくる子宮口を先端でやんわりと小突く。
「奥突かれるの、気持ちよくてたまらないわね♡♡♡ ……でもそれは、貴女が淫乱だからなのよ♡♡♡ ここで感じてすぐにイっちゃうのは、フローラのおまんこがいやらしいせいなの♡♡♡ っ……ふふ、ドスケベまんこはちゃんと自覚してるわね♡♡♡ 気持ちよくしてくれるちんぽ咥えて嬉しいって、きゅうきゅう締めてくるもの♡♡♡」
「ふ……っ♡♡ ぁっ♡♡ ん……ぅっ♡♡ んっ……♡♡」
「自分で淫乱だと認めたら、もっと気持ちよくなれるわよ♡♡♡ 私ならフローラがどんなに淫らな女でも受け入れて、満足させてあげられる♡♡♡ フローラのよがってくれる場所、好きなだけ擦り上げて、何度だってイかせてあげる♡♡♡ 認めて、義姉さん♡♡♡ 義妹のちんぽ咥えて離せない淫乱だって♡♡♡」
「んんっ♡♡ はっ♡♡ ぁ……っ♡♡ ……っ、んぁあ……っ♡♡♡♡!」
「くっ、ぅ……♡♡♡♡! すごい吸い上げ♡♡ はぁっ♡♡ 精液絞り取って、おまんこ痙攣させて悦んでるのね♡♡♡ 奥突かれるの大好きね、フローラ♡♡♡ こんなに簡単にイっちゃうなんて、やっぱりいやらしいわ♡♡♡」
「ふぁっ♡♡ あっ♡♡ んっ♡♡ ぁんっ♡♡」
「甘い声漏らして、腰押し付けて♡♡♡ 気持ちいいなら、気持ちいいと言葉にするのよ♡♡♡ ねちっこく奥ごちゅごちゅ抉られるのも、大好きでしょ♡♡♡ 強めにクリ潰されちゃうのも好きよね♡♡♡ 気持ちいいわね、フローラ♡♡♡」
腰をくねらせて喘ぐフローラの弱点をじっくりと責め立てながら、卑猥な言葉を繰り返す。何度も達したことで、膣内の感度もさらに良くなっているようだ。愛液と精液でどろどろのおまんこが潮を吹いてイきっぱなしになってしまうまで、私は彼女に淫乱だと刷り込み続けた。
◇
催淫魔法を使った刷り込みをはじめてから二週間経ち、フローラはじつに素晴らしい変化を見せていた。膣口に先端を押し当てた状態で卑猥な言葉を囁くと、私の腰を両脚で引き寄せて自らちんぽを咥え込むようになったのだ。私が必死に動き出さないでいると、腰を振って奥まで欲しがって見せた。豊満な乳房をあられもなく揺らし、眉を寄せ切なく喘いで求めてくるようになった。催淫の効果だけを弱めて試してみたが、結果は変わらなかった。彼女は着実に快感に弱くなっている。焦らされることに、耐えられなくなっている。
性欲発散のお願いにもすんなりと応じてくれ、刷り込んできた言葉で責めると驚くほどマン汁を垂れ流し、乱れるようになった。相変わらず言葉では認めてくれないけれど、望ましい方向に向かっているのは感じ取れた。
––このまま徹底的に仕込んで、絶対に手に入れる。
腕の中ですやすやと寝息を立てているフローラに、私は今夜も優しく囁き続け、快感を刻み付けた。
彼女の入り口は狭くきついのに膣内はとろとろにほぐれて柔らかく、それでいて精液を搾り取るようにうねり、むしゃぶりついてくる。私に抱かれたまま眠ってしまったいまも媚肉を絡みつかせ、いやらしく咥え込んで離さない。大きく息を吐いて、汗ばんだ首筋を舐め上げる。んぅ……っ♡♡と漏れるくぐもった声の可愛らしさに、自分の頬がゆるんだのがわかった。無防備に寝息を立てている彼女を手に入れられつつあるという実感が、胸に巣食う焦燥感をわずかに和らげてくれた。
私たちがこうして一緒にいられるのも、残りわずかな期間だ。卒業後も義姉を手放さずにいるためには、私から離れられることはできないのだと彼女自身に理解させておく必要がある。でなければ私の目の届かないところで世話焼きの両親に勧められるまま、見合い結婚をしてしまう可能性があるからだ。婚姻関係を結ばれてしまったら、義妹である私に義姉を取り戻す術はない。そして義理姉妹で婚姻制度を利用することは、現在の王国法では許されていない。
––最後の一押しがいる。体だけではなく、心も快楽に堕とさなければ……。
自分がどれほど淫らな女なのか自覚を持つように仕向け、そんな自分を満たせるのは私だけしかいないのだと思い込ませる。淫乱だと刷り込み、もう引き返すことも逃げることもできないのだと悟らせるような揺さぶりをかける。フローラの反応次第で攻め方を変えなければならないだろうが、ここまできて駆け引きに負けるつもりはない。彼女の性格は熟知しているし、私には催淫魔法もある。とはいえ無駄にできる時間などないのだから、すぐさま行動すべきだろう。
フローラの背中に回していた腕をほどき、ベッドに仰向けに寝かせた。急に突き上げてしまわないようにゆっくりと覆いかぶさり、催淫魔法を唱える。とたんにきゅぅぅうっ♡♡と強く絡みついてくる膣内の蠢きに射精欲を煽られるけれど、歯を食いしばって耐えた。掠れた色っぽい喘ぎ声に喉を鳴らしてしまいつつ、フローラの耳朶に唇を寄せる。ぴたりと体を重ね、吸い付いてくる子宮口を先端でやんわりと小突く。
「奥突かれるの、気持ちよくてたまらないわね♡♡♡ ……でもそれは、貴女が淫乱だからなのよ♡♡♡ ここで感じてすぐにイっちゃうのは、フローラのおまんこがいやらしいせいなの♡♡♡ っ……ふふ、ドスケベまんこはちゃんと自覚してるわね♡♡♡ 気持ちよくしてくれるちんぽ咥えて嬉しいって、きゅうきゅう締めてくるもの♡♡♡」
「ふ……っ♡♡ ぁっ♡♡ ん……ぅっ♡♡ んっ……♡♡」
「自分で淫乱だと認めたら、もっと気持ちよくなれるわよ♡♡♡ 私ならフローラがどんなに淫らな女でも受け入れて、満足させてあげられる♡♡♡ フローラのよがってくれる場所、好きなだけ擦り上げて、何度だってイかせてあげる♡♡♡ 認めて、義姉さん♡♡♡ 義妹のちんぽ咥えて離せない淫乱だって♡♡♡」
「んんっ♡♡ はっ♡♡ ぁ……っ♡♡ ……っ、んぁあ……っ♡♡♡♡!」
「くっ、ぅ……♡♡♡♡! すごい吸い上げ♡♡ はぁっ♡♡ 精液絞り取って、おまんこ痙攣させて悦んでるのね♡♡♡ 奥突かれるの大好きね、フローラ♡♡♡ こんなに簡単にイっちゃうなんて、やっぱりいやらしいわ♡♡♡」
「ふぁっ♡♡ あっ♡♡ んっ♡♡ ぁんっ♡♡」
「甘い声漏らして、腰押し付けて♡♡♡ 気持ちいいなら、気持ちいいと言葉にするのよ♡♡♡ ねちっこく奥ごちゅごちゅ抉られるのも、大好きでしょ♡♡♡ 強めにクリ潰されちゃうのも好きよね♡♡♡ 気持ちいいわね、フローラ♡♡♡」
腰をくねらせて喘ぐフローラの弱点をじっくりと責め立てながら、卑猥な言葉を繰り返す。何度も達したことで、膣内の感度もさらに良くなっているようだ。愛液と精液でどろどろのおまんこが潮を吹いてイきっぱなしになってしまうまで、私は彼女に淫乱だと刷り込み続けた。
◇
催淫魔法を使った刷り込みをはじめてから二週間経ち、フローラはじつに素晴らしい変化を見せていた。膣口に先端を押し当てた状態で卑猥な言葉を囁くと、私の腰を両脚で引き寄せて自らちんぽを咥え込むようになったのだ。私が必死に動き出さないでいると、腰を振って奥まで欲しがって見せた。豊満な乳房をあられもなく揺らし、眉を寄せ切なく喘いで求めてくるようになった。催淫の効果だけを弱めて試してみたが、結果は変わらなかった。彼女は着実に快感に弱くなっている。焦らされることに、耐えられなくなっている。
性欲発散のお願いにもすんなりと応じてくれ、刷り込んできた言葉で責めると驚くほどマン汁を垂れ流し、乱れるようになった。相変わらず言葉では認めてくれないけれど、望ましい方向に向かっているのは感じ取れた。
––このまま徹底的に仕込んで、絶対に手に入れる。
腕の中ですやすやと寝息を立てているフローラに、私は今夜も優しく囁き続け、快感を刻み付けた。
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