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一章

駄々洩れさせた本音がばっちり聞かれてた

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 遅くまで風魔法の練習をしていた私は食堂で慌てて夕食を済ませ、シャワールームで汗を流してから自室へ向かった。ふと気を抜いてしまうたび、クランさんの艶姿が脳裏に浮かぶ。授業中でも、食事中でも、––湯を浴びて体を洗い流しているときは特に、彼女の落ち着いた美貌が甘く蕩けていく様が頭をよぎり、唸り声を上げてしまうほどだった。真面目なクランさんと放課後も肩を並べて勉強することが多かったのだが、明日からはこれまで通りに振る舞うことができるだろうか。
 昨夜強引に迫ってしまった私をクランさんは責めもせず、恥ずかしそうに目を逸らしながら気持ち良かったですと教えてくれた。その声音に嫌悪は滲んでいないと感じたけれど、性欲に振り回される私への遠慮は込められていたのかもしれない。自身の危うさを痛感し、クランさんが起き出す前に発情抑制剤を普段の倍量服用してみていた。それでも彼女を思い返しては体を熱くしてしまっているのだから、自分の欲望の強さには呆れてしまう。

(今日はまともに顔も見れてないな……。手を繋いだり、おやすみのキス……くらいなら、今夜も許してもらえるかな……?)

 なにげない会話をして、ソファに並んで腰かけ本を読んでいた夜が、遠い昔のことのように思える。積極的な接触は避けなければと思いつつ、辿り着いた自室の扉を開けた。



「おかえりなさい、レンカさん」
「た、ただいま……」

 寝間着姿のクランさんはわざわざソファから立ち上がり、扉を閉めた私の側に来てくれる。恋人になり、向けてもらえることが増えた微笑。ともすれば冷たく見えてしまう整った顔立ちが花開くようにほころぶ美しさに、私は何度でも心を奪われ、見惚れてしまう。思わず伸ばしかけた手をはっとして引っ込めようとすると、素早く動いたクランさんの手に掴まれた。

「……遠慮なく、触れてください」
「クランさん……?」

 私の手に指を絡めたクランさんが、そっと抱きついてくる。ふわりと香る大好きな匂いと柔らかな温もりを感じて、鼓動が跳ねた。先ほど気を付けようと思ったばかりなのに、自分からも片腕を回して抱き寄せてしまう。––抑制剤を増やしたおかげか、抱き合っていてもまだ理性を保っていられそうだ。クランさんの言葉に驚くよりも、嬉しさが勝った。おやすみなさいの挨拶には早い時間だが、この雰囲気なら口づけをしても良さそう……かな?

「レンカさん……♡♡」
「……んっ♡♡」

 慎重に寄せた私の唇は、少し顔を上げてくれたクランさんのそれに塞がれた。柔らかな弾力のある感触に溶けていくような感覚が、燻っている欲望を緩やかに呼び起こす。ちゅっ……♡♡と音を立てて離れた温もりを追って目蓋を開くと、目を細めたクランさんに見つめられていた。潤んだ薄緑色の瞳に、物欲しそうな自分の顔が映っている。湧き上がる愛おしさが熱い吐息となってクランさんの唇に吹きかかると、今度は深い口づけに誘われた。ぬめる舌を舐め、拙く絡めて、甘い唾液を吸い上げる。彼女を取り込むたびに、理性が削れていく。薄皮一枚で抑え込んでいた劣情が暴れ出してしまうと感じた私は、息継ぎを装って口づけを振りほどいた。

「……ク、クランさん、昨日は遅くまで付き合わせちゃったし、もう、休まない……?」
「貴方はもう休みたいんですか? ここを、……こんなにしているのに?」
「っ……! だ、だだだ大丈夫だよ!」

 私の背中に回っていた手が、するりと体を撫でていく。たったそれだけでぞくぞくとした淡い快感が背中を走り、動揺した私の口からは噛み合わない答えが飛び出した。堪え性のなさすぎる下半身は触れてくれたクランさんのてのひらに歓喜して、むくっ♡♡と大きくなってしまう。

(抑制剤増やしたのに……!? 簡単に反応しすぎだよ……っ!!)

 浅い息を吐き、奥歯を噛み締めても、全身がクランさんの一挙一動に感覚を研ぎ澄ませてしまっていた。

「嘘、ですよね……?」
「くっ……、んんっ……♡♡!?」
「私のここに挿れて、……出したい、ですよね?」
「……っ!!!」

 彼女の言葉は、昨夜熱に浮かされた私の胸の裡からこぼれ出てしまった本音だ。クランさんは股間を私の膨らみに押し当てて、答えをたしかめるように揺り動かす。

「わ、私も……、ここに欲しいです。貴方の、その……っ」

 私の肩に顔を押し付けたクランさんが、か細い声で伝えてくれた。恥じらう姿も可愛すぎてたまらない。幻聴、ではないよね……?

「っ……クランさん、私の、よ、欲求に……、無理に付き合うことは、」
「昨夜は恥ずかしかったですが、……それ以上に、貴方に求めてもらえて、……嬉しかったです。それに……我慢をしすぎるほうが、日常生活に支障が出てしまいそうではないですか?」

 私たちの場合は、と付け加えて両腕ですがるようにぎゅうっ♡♡と抱きついてきたクランさんを、信じられない気持ちで受け止めた。

「……ありがとう、クランさん♡♡」
「んっ……♡♡」

 ひしと抱きしめ返して口づける。愛情が伝わりますようにと願って重ねた唇は、クランさんのそれにやんわりと食まれた。

「んむっ♡♡ ……こちらこそ、レンカさん♡♡」

 頬を染めて体を預けてくれるクランさんの唇に何度も吸い付きながら、私たちはもつれ合うようにして寝室へ向かう。魔法を使って音漏れを防ぎ、互いを隔てる寝間着を剥ぎ取り、くすぐったい戯れを続けて私のベッドに上がった。灯りは絞るだけにして、紅潮した顔を見つめ合う。熱い眼差しは、おんなじくらいの温度だと思えた。互いを昂らせるには十分だけれど、胸を焦がしてやまない愛を伝えるにはまだまだぬるい。
 迸る熱情で溶かし、すべてを暴いて奪ってしまいたい衝動と、狂おしい思慕のひとつひとつを丁寧に刻んで性愛の悦びを引き出したい理性がせめぎ合う。辛うじて保っていた均衡はクランさんからの愛情深い抱擁によって崩れ、下着も脱いで重なり合う素肌の温もりに溺れた。

「はっ……♡♡ はぁっ♡♡ クランさん、好き、好きです……♡♡」

 胸を破裂させそうな愛を伝えないと、息ができない。言葉で伝えても、この想いの重さや、苦しさや、かけがえのない喜びをあらわせているのかわからない。両手をベッドに縫い付けて唇を重ね、舌を吸い上げ、唾液を絡ませる。頭が沸騰したように熱くて、肌を触れ合わせながらいよいよ息の上がってしまうまで口づけを重ねていた。

「はぁっ♡♡ ふっ♡♡ は……っ♡♡」
「んぅっ♡♡ ちゅっ♡♡ ん、私も、大好きです……♡♡」

 間近で囁かれた真っ直ぐな愛情が痺れるような快感となり、全身を駆け抜ける。繋いでいた両手の力が抜けてしまって、拘束から抜け出したクランさんの手が私の群青の髪を耳にかけてくれた。のしかからないように体を起こした私の手は、クランさんによって胸へと導かれる。しっとりとして豊かな乳房が、てのひらに吸い付いた。

「はっ……♡♡ クラン、さん……っ♡♡」
「触って、ください……♡♡」

 クランさんが触れさせてくれた白い双丘には、昨夜私が付けた紅い吸い痕が残っている。その事実にも興奮して乾いた喉がごくりと鳴り、互いの息遣いが籠る寝室に響いた。熱を帯びた薄緑の眼差しに責める色はない。じんわりと浮かんでいる劣情に、ただ先を促されていると感じた。期待に震える手を広げて両方のおっぱいをやんわりと揉み、薄桃色の乳首を指先で引っ掻く。片手で枕を握りしめ、もう片方の手で口を押さえたクランさんから漏れ聞こえる、甘い声。理性を崩し、胸を切なくさせるクランさんのひそやかな喘ぎが、たしかな快感を得ているのだと教えてくれる。
 ほんのりと汗ばんできた体から立ち上る匂いにもますます興奮して、片手をベッドに付いて体重を支え、クランさんの胸もとに吸い付いた。昨夜の痕を上書きするだけでなく、あちこちに吸い付いて新たな紅い花を咲かせる。強く吸うとぴくっ♡♡と体を跳ねさせるクランさんの反応も可愛くて、おっぱいを揉みしだきながら夢中で唇を這わせた。

「れるっ♡♡ ちゅっ♡♡ ぢゅうぅっ♡♡ れろぉ……っ♡♡」
「んっ……♡♡ ふっ♡♡ ぁっ、……ん♡♡」

 ぷっくり膨れた乳首をしゃぶり口内で舐め転がしていると、クランさんが艶めかしく腰を揺らしはじめた。皮膚の薄い部分に舌を這わせて、もどかしそうな下腹に狙いを変える。太ももの間に体を入れて屈み込んでも、制止の言葉はかけられなかった。恥ずかしさを堪えて無防備に脚を開いてくれているクランさんの秘部を愛液で潤わせ、奥までほぐして、たっぷりと気持ち良くしたい。
 薄い恥毛に口づけて鼻を寄せると、蠱惑的な匂いが強く香った。誘われるままわずかにほころんだ割れ目に吸い付いて、愛液をまとった艶めかしい襞を舐め上げる。甘酸っぱく感じる魅力的な味わいの蜜を啜り、もっと奥まで貪るため、肉付きの良いきれいなおまんこを上下から沿わせた両手でくぱぁ……♡♡と開いた。噎せ返るような女の匂いを思う存分吸い込んで、とろりとした愛液を垂らす蜜口を見つめる。

(すごく濡れてる……♡♡♡ 陰核も膨らんで、期待して待ってくれてるの♡♡♡?)

 きゅっ♡♡きゅぅ♡♡と蠢く薄紅色の媚肉をべろり♡♡と舐め上げて、蜜口に舌を伸ばした。勃ち上がっている陰核を包皮ごと指で転がし、目だけでちらりとクランさんを見上げる。真っ白な喉をさらけ出して仰け反るクランさんの表情は見えないけれど、刺激に反応してくれるたびに豊満な乳房が揺れ動く。膣内の襞を掻き分けてよがってくれていた場所を押し上げると、動きがさらに大きくなってなんとも淫らだった。

「ぢゅっ♡♡ れろれろっ♡♡♡ ちゅううぅっ♡♡♡」
「んんっ♡♡ はっ♡♡ ふ、んんぅ……っ♡♡!」

 魔法を使っているため声が漏れる心配はないし、聞けるのは私だけだ。それなのに懸命に口を押さえているのは、恥ずかしさからなのだろう。少し寂しい気持ちもあるが、無理に手を退かして行為自体を拒まれたくない。
 先ほどよりも愛液を溢れさせ舌に絡みついてくる反応からすると、そろそろ限界が近いみたいだ。口をずらし、割れ目全体を舐めて陰核を吸い、舌に追いすがって収縮した蜜口には愛液に濡れた中指をあてがい、根元までぬぷぅうっ♡♡と卑猥な音を立てて押し込んだ。

「んちゅっ♡♡♡ はっ、はぁ、きつくない……♡♡♡?」
「ふっ、……ぁあっ♡♡♡ 大丈夫、です……っ♡♡♡」

 濡れそぼっているとはいえ、狭い膣内が指をきつく締め付ける。咥えていた陰核を離して顔を上げ、クランさんを窺いながら、反応の良い部分を何度も撫でた。なかを探る手とは反対の指で、愛液と唾液に塗れた陰核を優しく、執拗に扱く。馴染んできた膣内には、中指に添わせた薬指も慎重に挿入した。

(っ……柔らかく広がって受け入れてくれる♡♡♡ とろとろのおまんこ、こんなに気持ちいいのに、ちんぽ挿れたら……っ♡♡♡♡♡)

「ぁあっ♡♡♡♡ クランさん……っ♡♡♡♡!」
「はっ♡♡♡♡ んっ♡♡♡♡ ふぁ、ぁあああ……っ♡♡♡♡!」

 咥え込ませていた指をぎゅぅう♡♡と締め付け膣内を痙攣させたクランさんは、絶頂を迎えたようだった。快楽に染まって全身を強張らせる彼女の美しさに喉が詰まる。触れてもいないのに、私まで達してしまいそうだ。指は埋めたまま溢れる愛液に唇を寄せようとすると、息の上がったクランさんが掠れた声で私を呼んだ。

「ぁっ♡♡♡ んっ、レンカ、さん……♡♡♡」
「っ……♡♡♡♡ クランさん♡♡♡♡」

 湧き上がる恋しさに突き動かされて、クランさんに覆いかぶさった。不意打ちの刺激を与えないように気を付けながら、口を押さえていた手で私に触れてくれる彼女に顔を寄せる。汗ばんで紅潮した頬に、快感に蕩けた目元に、鮮やかに潤った唇に、心を込めて口づけた。

「愛しています……っ、クランさん♡♡♡♡♡」
「ぁっ……♡♡♡♡ んんぅっ♡♡♡♡♡」

 目を見開いたクランさんに、深く、貪欲に口づける。熱い吐息の心地よさにも甘やかな味わいにもたまらなくなって、膣内に埋めた指を蠢かせた。もっとほぐさないと、もう挿れてしまいたい、でも傷付けたくない、もう我慢できない––。相反する感情に翻弄されつつ、なかを探る手は緩めずに愛液を掻き出す。舌を吸っているから、抑えることのできない喘ぎ声が直接頭に響いた。

「ふぁっ♡♡♡♡ んっ♡♡♡♡ レンカさ、っま、待って……っ♡♡♡♡」

 口づけに没頭していた私はクランさんに肩を押され、ようやく唇を離した。足りていなかった息を吸い込んで、彼女を探っていた動きを止める。

「はっ、はぁっ♡♡♡♡ レンカさん、もう……っ♡♡♡♡」

 しつこく求めすぎてしまったと気付き、労わるように口もとを舐めた。触れ合い続けて唇の感覚が敏感になっているのか、クランさんはふるりと体を震わせる。絞り出してくれた言葉の意味は、猛々しく勃起した昂りを撫でられたことで理解した。

「きて、ください……♡♡♡♡」
「んぁっ……、クラン、さん♡♡♡♡♡」

 生唾を飲んで、避妊の魔法と苦手な治癒魔法を唱える。風魔法の適性が低い私では治癒魔法を唱えても痛みを完全に取り去るのはむずかしいかもしれないが、重ねて魔法を使うことで痛みが軽減することは知っていた。

「クランさん、私の力じゃ、痛みが……」
「……耐えられなさそうでしたら、私も、魔法を使います」

 負担をかけてしまう本人に頼るのは申し訳ないのだけれど、クランさんは治癒魔法を得意としている。またしても、気を遣わせてしまっているのだろうか––。

「ちゅぅっ♡♡♡♡ そんな顔をしないで、……無理は、しません」
「んっ♡♡♡♡ ……うん、クランさん」

 ありがとう、と伝えて、私からも彼女に口づけた。期待と緊張で息が乱れる。至近距離でクランさんと見つめ合い、瞳に宿る熱情をたしかめて、静かに長い息を吐く。ふと起き上がり、ふやけた指を引き抜いた。絡み付いた愛液を舐め取ったその手でがちがちのちんぽを掴み、開いてくれている脚の間に腰を進める。
 濡れほぐれた蜜口に先端をぴと……♡♡とくっつけるだけで、目の眩むような快感が走った。クランさんの潤んだ瞳に見つめられながら何度か浅く沈ませて、熱く柔らかな襞に吸い付かれる感触を味わう。狙いを定めた私はクランさんに覆いかぶさる体勢でシーツを掴み、ゆっくりと腰を押し付けた。
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