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6(裏)、エレナと離れがたいけれど、求婚の準備に奔走します②
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エレナを思い浮かべて婚約指輪を選んでいたら、思いのほか時間がかかってしまった。さんざん悩んだ末、希少なプラチナに小粒のダイアモンドの飾りをあしらった指輪を選んだのだが、彼女は気に入ってくれるだろうか。
(そもそも、受け取ってくれる保証はないのよね……)
––求婚を受け入れてくれた暁には、一緒に結婚指輪を選びたいものだわ。
出発前に執務の肩代わりをお願いしたお父様には、エレナに求婚する旨を伝えていた。破顔して快く送り出してくれたお父様に、良いご報告ができれば良いのだけれど。
馬車に揺られて帰途を急ぐ私は、早くエレナに会いたくてたまらなかった。
屋敷の皆が寝静まっている時間にようやく帰り着いた私は、静かに玄関の扉を開く。
「……っ! エレナ、起きていてくれたの……♡♡」
「お嬢様……♡♡」
エレナに会えるのは明日になってしまうだろうと思っていた私は、嬉しさのあまり駆け寄って力いっぱい抱きしめてしまった。背中にそっと腕を回してくれたエレナの温もりと大好きな匂いに包まれると、たった丸一日離れただけでも恋しくて仕方なかった心がじんわりと満たされていく。
「……お帰りなさいませ♡♡♡」
「ただいま、エレナ♡♡ 遅くなってしまったのに……、迎えてくれてありがとう♡♡♡」
「お嬢様……、ご無事でなによりでございました……♡♡」
嬉しそうに微笑んでくれているエレナに口づけようとして、ここが玄関だということを思い出した。柔らかな頬に顔を寄せて、「私の部屋で、一緒に眠りましょう……♡♡?」と訊ねる。求めてしまったら、朝まで離せなくなりそうだ。遅くまで起きて待っていてくれた彼女に、無理をさせたくはない。せめてエレナの温もりを感じながら、同じベッドで眠りたかった。
迷いなく頷いてくれた彼女と寄り添って、自室へと向かう。手入れを申し出る彼女に甘えて外套を任せ、自分の寝間着を用意した。「湯浴みをなさいますか?」と問われて、どうしようかと思案する。遅い時間だけれど、汗や土埃を流して横になったほうが、ベッドをともにしてくれるエレナも心地よいだろう。さっさと一人で入ることを決めて、エレナに答えた。
「そうね……、軽く済ませてこようかしら」
「それでは、お手伝いさせていただきます……♡♡」
「もう遅い時間なのだし、先に休んでいて構わないのよ?」
「お心遣いありがとうございます。けれどわたくしは……、お帰りを心待ちにしていたリーゼ様のお側にいたいのです♡♡♡」
「エレナ……♡♡♡ ありがとう♡♡♡」
帰って早々、エレナに甘えすぎている自覚はある。出発前に浴室で慌ただしく求めてしまったときも、エレナの誘惑に甘え切ってしまったのだった。呆れられてしまわないように、少しばかり緊張しつつ浴室へ向かった。
手早く衣服を脱ぎ、全裸で向き合うエレナの美しさに生唾を飲み下した私は、どうにか冷静さを装う。愛おしさが溢れてしまいそうなのを堪えて、優しく背中を流してもらった。
「リーゼ様、お加減はいかがでしょうか……♡♡♡?」
「ちょうどいいわ……♡♡♡」
温かなお湯もエレナの手付きも気持ちが良くて、つい顔が見たくなってしまった。体を反転させて向き合ったエレナの飴色の瞳と目が合うと、吸い寄せられるように顔を寄せてしまう。玄関で我慢した口づけを贈ってから、無意識で動いてしまった自分の危うさを感じて体を離そうとした。
しかし唇を離してすぐにエレナからも口づけを返してもらい、私は夢中になってしまう。愛しい気持ちを込めて何度も口づけを交わしていると、体を洗ってくれていたエレナの手が完全に止まった。
(エレナが欲しい……♡♡♡♡♡ でもこのままでは、先日みたいに貪ってしまいそうだわ……)
「はぁっ……♡♡♡ ……ちゃんとしてしまったら、止まれなくなってしまいそうだから……♡♡♡」
エレナの小さな舌を吸い上げて自分に言い聞かせることで、暴走してしまわないように歯止めをかける。膣内を貪ってしまう負担をかけないように、求め方を変えようと考えた。
宙で止まっている手から泡塗れのタオルを取り上げて、エレナが壁を向くように体を反転させる。私に軽くお尻を突き出す体勢になったエレナの太ももに、タオルを押し当てた。肉感的な太ももの弾力に魅了されつつおまんこにもタオルを滑らせて、にゅる♡♡ぬりゅ♡♡と割れ目を擦る。泡でぬるぬるになった脚の間に、硬く勃起しているおちんぽを挟み込んだ。
「ぁあっ♡♡♡ ふぁ、……っん♡♡♡!」
「はっ♡♡♡ ここに、挿れるわね……♡♡♡」
ぬりゅんっ♡♡と卑猥な音を立てて、エレナの下半身を擦り上げる。壁に手をついて無防備になっている豊満なおっぱいを泡塗れの手で揉みしだき、振り向いたエレナの唇に食らいついた。
柔らかくてのひらに馴染む魅力的な感触をうっとりと堪能して、可愛らしく勃ち上がっている乳首も指先で摘まみ、くりゅくりゅ♡♡と嬲る。おまんこを擦り上げているおちんぽの先端でぷっくりした陰核を突くと、エレナはきゅっ♡♡と太ももを狭めておちんぽを締め付けた。泡や先走りで潤っていても摩擦が強まり、にゅっこ♡♡ぬゅこっ♡♡といやらしい抽挿音が響く。舌を絡めていたエレナが抑えきれない様子でくぐもった嬌声を上げると、あまりの可愛らしさにさらに劣情が煽られた。
おちんぽで突き上げてはいないけれど子宮も愛したくて、片手でエレナのお腹を軽く押し込む。意識してくれたのか、おちんぽで擦っているエレナの秘唇がぬちょぉ♡♡とほぐれて、いっそう絡みついてきた。感じてくれている姿を見て興奮を深めたおちんぽがより大きく猛々しくなり、お腹を押していた手で剥き出しにした陰核めがけて激しく擦り付け、責め立てる。
「ひぁっ……♡♡♡♡! ぁあ、リーゼさま……っ、んぁぁあああっ♡♡♡♡♡!」
「んぁ、は、ぁっ、エレナ………っ♡♡♡♡♡! ぁぁぁあああっ♡♡♡♡♡♡!」
びゅるる―――――――っ♡♡♡♡♡♡!
追いすがる唇を振りほどいたエレナが愛らしい嬌声を上げ、しとどに愛液を垂れ流して達した。柔らかなエレナを強く抱いて強くおちんぽを擦り付けて、私も絶頂を迎える。エレナの荒い呼吸と高鳴っている鼓動を触れ合う場所から鮮明に感じながら、何度も腰を震わせて精液を放った。
「はっ、はぁ……エレナ♡♡♡♡♡♡ ぢゅぅうううっ♡♡♡♡♡♡!」
「んっ、ぁあ……っ♡♡♡♡♡♡♡!」
快感を共有できた悦びを伝えたくて、剥き出しになっている白く滑らかなエレナの項をぞろりと舐め上げ、思いきり吸い付いた。独占欲の痕がくっきり残ったのをたしかめていると、弱弱しく体を震わせたエレナの体から力が抜ける。後ろからひしと抱きしめて、壁にべっとりと付着した濃い精液をお湯で洗い流した。
「たくさん擦ってしまったけど、……痛みはない?」
「んっ♡♡♡ 大丈夫、です」
エレナの体勢を変えて正面から抱きしめると、愛おしい人をこの腕に閉じ込めている途方もない幸せが体だけでなく心も満たしていく。息が整うまでただ抱き合って、「……エレナ♡♡」と呼びかけた。
「付き合ってくれてありがとう♡♡♡♡♡ 後は私に任せて……、ね♡♡♡♡♡」
「ぁっ……♡♡♡♡♡ リーゼ様……♡♡♡♡♡」
放り出したタオルをまた泡塗れにして、お互いの体を洗い清めていく。私が甘えっぱなしのエレナを甘やかしたくて、艶めかしい吐息を漏らす色気にくらくらとなりつつも、湯浴みを終えた。
寝支度を済ませてベッドに入ると、疲れが出たのだろうエレナがすぐにうとうとしはじめる。彼女が良い夢を見ますように、と願って額に口づけた私も、穏やかな眠りについた。
(そもそも、受け取ってくれる保証はないのよね……)
––求婚を受け入れてくれた暁には、一緒に結婚指輪を選びたいものだわ。
出発前に執務の肩代わりをお願いしたお父様には、エレナに求婚する旨を伝えていた。破顔して快く送り出してくれたお父様に、良いご報告ができれば良いのだけれど。
馬車に揺られて帰途を急ぐ私は、早くエレナに会いたくてたまらなかった。
屋敷の皆が寝静まっている時間にようやく帰り着いた私は、静かに玄関の扉を開く。
「……っ! エレナ、起きていてくれたの……♡♡」
「お嬢様……♡♡」
エレナに会えるのは明日になってしまうだろうと思っていた私は、嬉しさのあまり駆け寄って力いっぱい抱きしめてしまった。背中にそっと腕を回してくれたエレナの温もりと大好きな匂いに包まれると、たった丸一日離れただけでも恋しくて仕方なかった心がじんわりと満たされていく。
「……お帰りなさいませ♡♡♡」
「ただいま、エレナ♡♡ 遅くなってしまったのに……、迎えてくれてありがとう♡♡♡」
「お嬢様……、ご無事でなによりでございました……♡♡」
嬉しそうに微笑んでくれているエレナに口づけようとして、ここが玄関だということを思い出した。柔らかな頬に顔を寄せて、「私の部屋で、一緒に眠りましょう……♡♡?」と訊ねる。求めてしまったら、朝まで離せなくなりそうだ。遅くまで起きて待っていてくれた彼女に、無理をさせたくはない。せめてエレナの温もりを感じながら、同じベッドで眠りたかった。
迷いなく頷いてくれた彼女と寄り添って、自室へと向かう。手入れを申し出る彼女に甘えて外套を任せ、自分の寝間着を用意した。「湯浴みをなさいますか?」と問われて、どうしようかと思案する。遅い時間だけれど、汗や土埃を流して横になったほうが、ベッドをともにしてくれるエレナも心地よいだろう。さっさと一人で入ることを決めて、エレナに答えた。
「そうね……、軽く済ませてこようかしら」
「それでは、お手伝いさせていただきます……♡♡」
「もう遅い時間なのだし、先に休んでいて構わないのよ?」
「お心遣いありがとうございます。けれどわたくしは……、お帰りを心待ちにしていたリーゼ様のお側にいたいのです♡♡♡」
「エレナ……♡♡♡ ありがとう♡♡♡」
帰って早々、エレナに甘えすぎている自覚はある。出発前に浴室で慌ただしく求めてしまったときも、エレナの誘惑に甘え切ってしまったのだった。呆れられてしまわないように、少しばかり緊張しつつ浴室へ向かった。
手早く衣服を脱ぎ、全裸で向き合うエレナの美しさに生唾を飲み下した私は、どうにか冷静さを装う。愛おしさが溢れてしまいそうなのを堪えて、優しく背中を流してもらった。
「リーゼ様、お加減はいかがでしょうか……♡♡♡?」
「ちょうどいいわ……♡♡♡」
温かなお湯もエレナの手付きも気持ちが良くて、つい顔が見たくなってしまった。体を反転させて向き合ったエレナの飴色の瞳と目が合うと、吸い寄せられるように顔を寄せてしまう。玄関で我慢した口づけを贈ってから、無意識で動いてしまった自分の危うさを感じて体を離そうとした。
しかし唇を離してすぐにエレナからも口づけを返してもらい、私は夢中になってしまう。愛しい気持ちを込めて何度も口づけを交わしていると、体を洗ってくれていたエレナの手が完全に止まった。
(エレナが欲しい……♡♡♡♡♡ でもこのままでは、先日みたいに貪ってしまいそうだわ……)
「はぁっ……♡♡♡ ……ちゃんとしてしまったら、止まれなくなってしまいそうだから……♡♡♡」
エレナの小さな舌を吸い上げて自分に言い聞かせることで、暴走してしまわないように歯止めをかける。膣内を貪ってしまう負担をかけないように、求め方を変えようと考えた。
宙で止まっている手から泡塗れのタオルを取り上げて、エレナが壁を向くように体を反転させる。私に軽くお尻を突き出す体勢になったエレナの太ももに、タオルを押し当てた。肉感的な太ももの弾力に魅了されつつおまんこにもタオルを滑らせて、にゅる♡♡ぬりゅ♡♡と割れ目を擦る。泡でぬるぬるになった脚の間に、硬く勃起しているおちんぽを挟み込んだ。
「ぁあっ♡♡♡ ふぁ、……っん♡♡♡!」
「はっ♡♡♡ ここに、挿れるわね……♡♡♡」
ぬりゅんっ♡♡と卑猥な音を立てて、エレナの下半身を擦り上げる。壁に手をついて無防備になっている豊満なおっぱいを泡塗れの手で揉みしだき、振り向いたエレナの唇に食らいついた。
柔らかくてのひらに馴染む魅力的な感触をうっとりと堪能して、可愛らしく勃ち上がっている乳首も指先で摘まみ、くりゅくりゅ♡♡と嬲る。おまんこを擦り上げているおちんぽの先端でぷっくりした陰核を突くと、エレナはきゅっ♡♡と太ももを狭めておちんぽを締め付けた。泡や先走りで潤っていても摩擦が強まり、にゅっこ♡♡ぬゅこっ♡♡といやらしい抽挿音が響く。舌を絡めていたエレナが抑えきれない様子でくぐもった嬌声を上げると、あまりの可愛らしさにさらに劣情が煽られた。
おちんぽで突き上げてはいないけれど子宮も愛したくて、片手でエレナのお腹を軽く押し込む。意識してくれたのか、おちんぽで擦っているエレナの秘唇がぬちょぉ♡♡とほぐれて、いっそう絡みついてきた。感じてくれている姿を見て興奮を深めたおちんぽがより大きく猛々しくなり、お腹を押していた手で剥き出しにした陰核めがけて激しく擦り付け、責め立てる。
「ひぁっ……♡♡♡♡! ぁあ、リーゼさま……っ、んぁぁあああっ♡♡♡♡♡!」
「んぁ、は、ぁっ、エレナ………っ♡♡♡♡♡! ぁぁぁあああっ♡♡♡♡♡♡!」
びゅるる―――――――っ♡♡♡♡♡♡!
追いすがる唇を振りほどいたエレナが愛らしい嬌声を上げ、しとどに愛液を垂れ流して達した。柔らかなエレナを強く抱いて強くおちんぽを擦り付けて、私も絶頂を迎える。エレナの荒い呼吸と高鳴っている鼓動を触れ合う場所から鮮明に感じながら、何度も腰を震わせて精液を放った。
「はっ、はぁ……エレナ♡♡♡♡♡♡ ぢゅぅうううっ♡♡♡♡♡♡!」
「んっ、ぁあ……っ♡♡♡♡♡♡♡!」
快感を共有できた悦びを伝えたくて、剥き出しになっている白く滑らかなエレナの項をぞろりと舐め上げ、思いきり吸い付いた。独占欲の痕がくっきり残ったのをたしかめていると、弱弱しく体を震わせたエレナの体から力が抜ける。後ろからひしと抱きしめて、壁にべっとりと付着した濃い精液をお湯で洗い流した。
「たくさん擦ってしまったけど、……痛みはない?」
「んっ♡♡♡ 大丈夫、です」
エレナの体勢を変えて正面から抱きしめると、愛おしい人をこの腕に閉じ込めている途方もない幸せが体だけでなく心も満たしていく。息が整うまでただ抱き合って、「……エレナ♡♡」と呼びかけた。
「付き合ってくれてありがとう♡♡♡♡♡ 後は私に任せて……、ね♡♡♡♡♡」
「ぁっ……♡♡♡♡♡ リーゼ様……♡♡♡♡♡」
放り出したタオルをまた泡塗れにして、お互いの体を洗い清めていく。私が甘えっぱなしのエレナを甘やかしたくて、艶めかしい吐息を漏らす色気にくらくらとなりつつも、湯浴みを終えた。
寝支度を済ませてベッドに入ると、疲れが出たのだろうエレナがすぐにうとうとしはじめる。彼女が良い夢を見ますように、と願って額に口づけた私も、穏やかな眠りについた。
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