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5(裏)、エレナに想いを打ち明けました②

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 エレナの熱い吐息と甘い声が、私の口もとをくすぐる。ふにゅ♡♡と柔らかく蕩ける唇に音を立てて吸い付きながら、寝間着と下着を脱ぎ去った。先に全裸になってくれたエレナを抱き寄せると、お互いの温もりが溶けて混じり合っていくような幸福感に包まれる。
 長いまつ毛を震わせ、頬を赤らめて口づけを重ねてくれる健気な姿が可愛くて何度も繰り返してしまうと、息を乱したエレナが私の胸をそっと押して唇を離した。赤い舌を覗かせ、艶めかしく唇を開いて呼吸する彼女が愛おしくて強く抱き寄せる。エレナの豊満なおっぱいがむにゅん♡♡と形を変えて私を受け止めてくれたのに、すでに硬く勃起していたおちんぽは劣情を剥き出しにして滑らかなお腹をつついてしまった。
 まだ触れ合って間もないのに激しく興奮しているのだとわかってしまっただろうから、少し気恥ずかしくなる。照れ隠しにエレナの意識を私の唇に向けたくて、艶めかしい吐息を漏らす彼女の顔中にちゅっ♡♡ちゅぅ♡♡、と口づけた。
 うっとりとした様子で受け入れてくれる彼女の麗しい唇を、ぺろ……♡♡となぞる。伸ばした舌は意外にも彼女の唇に挟み込まれ、ちゅう♡♡と熱烈な歓迎を受けた。

「んちゅぅ……♡♡ はぁっ……ん♡♡ れろぉっ♡♡」
「ちゅ、っんぅ♡♡ ちゅう、ちゅっ♡♡ おじょう、さま……♡♡」

 エレナからも私を強く抱き寄せてくれて、さらに顔が近づく。もっとして欲しいと期待するような眼差しで見つめてくれるエレナの唇を割って、私は舌を挿し入れた。

(唾液が甘く感じる……♡♡♡ エレナの気持ちいい場所は、どこなのかしら……♡♡♡♡?)

 息継ぎをしたエレナの口内を深くまで探り、腰を震わせて反応してくれた上顎をれろれろ♡♡と舐め回す。するとエレナの小さな舌が性急に私を捉えて、強く吸い上げてきた。苦しいのだろうかと思って顔を離すと、エレナは声を震わせて私にこうした経験があるのかと訊ねてくる。

「……エレナがはじめてよ。……やはり拙くて、気持ち良くは」
「いいえっ……! 違うのです、……気持ち良すぎて、わたくしが勝手に、嫉妬を……」
「……っ♡♡! そう……♡♡ エレナがそう感じてくれているなら、とても嬉しい♡♡♡」
「ぅぅ……♡♡ 申し訳ございません、不躾なことを……」
「気にしていないわ♡♡ ……エレナの素直な気持ちを、私に教えてね♡♡♡」
「は、はい♡♡ お嬢様……♡♡」

 思いがけず嫉妬してもらえた喜びに胸が弾んだけれど、愛し合うときまで律儀にお嬢様と呼ばれるのは寂しい。

「……ねえエレナ、準備が整うまでの間は、二人きりのときだけで構わないから……、名前で呼んでくれない……?」

 真面目なエレナが遠慮してしまわないように、強く抱き寄せて「だめかしら……?」と甘えてみた。主と使用人の関係から恋仲に発展しただけでは足りない。貪欲な私は、エレナを生涯独り占めして愛し抜きたいと、願い続けていたのだから。エレナの意思は折を見てたしかめなければならないが、いずれにせよ伴侶として彼女を迎えるためには、準備が必要だった。
 さらに頬をすり寄せて甘えかかると、エレナはか細い息を吐いて「……っ、リーゼ様♡♡♡」と呼んでくれた。想いが通じてから名前を呼んでもらうと特別な響きに感じられて、だらしなく顔が緩んでしまう。

「また、……たくさん触らせてね♡♡♡」
「んっ……♡♡ はい、リーゼ様♡♡♡」

 優しくベッドに押し倒して、ふたたび唇を重ねた。口づけがこんなにも情の湧く行為なのだとは、知らなかった。愛情を込めて繰り返しながら、エレナのおっぱいを揉みしだく。私の指に吸い付く滑らかな双丘は、ずっと触れていたくなる魔性の柔らかさだ。

「エレナのおっぱい、ふわふわでしっとりしていて……、すごく気持ちいい♡♡♡ 乳首も、もう美味しそうに膨れているわね♡♡♡ んちゅ♡♡♡ れろぉっ♡♡♡」
「ぁあんっ♡♡ ぁっ♡♡! ふっ、ぁあ♡♡♡」

 エレナの首筋に吸い付いて、胸もとへ唇を這わせていく。自分でも驚くほど、エレナの肌に痕跡を残してしまっていた。大人しくなりそうもない執着心を飼ったまま、私の舌をぴんっ♡♡と弾く乳首を舐めしゃぶり、痕を上書きするようにおっぱいを吸い上げる。夢中で貪る私の頭を、エレナはやんわりと抱きしめてくれた。

「ぢゅぅうっ……♡♡♡! ちゅっ♡♡♡ れろれろっ♡♡♡ んぢゅぅ♡♡♡」
「んぁあっ……♡♡♡! ぁ、ぁあっ♡♡♡ あんっ♡♡♡ んっ、ぁあ♡♡♡」

 ねだるような仕草に胸をときめかせた私がますますおっぱいに食らいつくと、私の脚にエレナの熱い媚肉が触れた。当たってしまっただけなのかと思ったが、エレナはぬちゅ♡♡ぬりゅ♡♡と愛液を塗り広げるようにおまんこを押し付けてくる。

(エレナ……♡♡♡♡♡♡ おまんこを疼かせて、私を求めてくれているの♡♡♡♡♡? 可愛すぎる♡♡♡♡♡ もっと求めて♡♡♡♡♡ 可愛いエレナを見せて♡♡♡♡♡)

「んちゅっ♡♡♡ ふふ、おっぱいだけじゃもどかしそうね♡♡♡ 可愛い……、エレナ♡♡♡」
「ぁんっ♡♡♡ は、ぁあ……♡♡♡! おじょうさま……っ、ぁっ♡♡♡!」
「ちゅぅっ♡♡♡ 名前で呼ばないと、だめでしょう♡♡♡?」
「ふぁっ、ぁ、んぁぁああ……っ♡♡♡♡!」
「エレナはおっぱいのほかに、どこを触って欲しいの♡♡♡? ちゃんと教えて、エレナ♡♡♡」
「ひぁっ♡♡♡! ぁあ、んっ♡♡♡ リーゼ、様ぁ……っ♡♡♡」

 すぐにでもおまんこにしゃぶりつきたいけれど、エレナは卑猥な言葉を言わせると恥ずかしがって感じてくれるから、可愛い口でおねだりしてもらうことにした。私の唾液に濡れそぼった乳首を摘まんで執拗に弄び、わかりきっている答えを促す。
 言葉だけでなく視線でも辱めてしまいたくて、私はエレナの肉感的な太ももを大きく広げて体を割り込ませると、美味しそうにとろぉ……♡♡と愛液を垂らすおまんこをじっくりと眺め回した。

(濡れていやらしく光る薄紅色のおまんこが、ひくひく蠢いてる♡♡♡♡♡ 愛液ぜんぶ舐め取りたい♡♡♡♡♡ 奥の奥まで舌をねじ込んで犯したい♡♡♡♡♡)

「わたくしの、おまんこを……っ♡♡♡ 触って、んっ……舐めて、ください……っ♡♡♡♡」
「っ……可愛いエレナ、たくさんしてあげるわね……♡♡♡♡」

 して欲しいことまで言葉で教えてくれたエレナに労いの口づけを贈ってから、膝裏に手を入れてお尻を上向かせるように持ち上げた。この体勢ならば、エレナ自身にも私がきれいなおまんこを舐めしゃぶるところがよく見えるだろう。手を離せないためエレナに協力を頼むと、濡れそぼった割れ目を左右に開いてくれた。

「……っありがとう、エレナ♡♡♡♡ 湿った恥毛が張り付いて、ぷっくり膨れた陰核がとても美味しそう♡♡♡ 濡れた襞も、物欲しそうにひくついてる可愛らしい膣口も、よく見えるわ♡♡♡♡ っ……、たっぷり、味わうわね♡♡♡♡」
「はっ……♡♡♡ ……ぁあ、っん♡♡♡」

 可愛いお尻の穴まで見える体勢に、エレナは恥ずかしそうに身をよじらせる。淫靡な匂いがおちんぽに響いて息を荒げると、眼前のエレナのおまんこが物欲しそうにくぱっ♡♡きゅうぅ♡♡と蠢いた。
 いやらしく乱れてくれるエレナが愛おしくて仕方がなくて、ぬめる襞を丁寧に舐めている合間にも会話を続ける。柔らかな飴色の瞳いっぱいに涙を溜めて私を見上げたエレナに目だけで微笑みかけ、大きく開いた口でおまんこにかぶりつき、舌を使って陰核を扱いた。

「はっ……♡♡♡ ぁ、あっ……♡♡♡ ふっ……ぁ♡♡♡」
「んっ……ちゅるっ♡♡♡ エレナ……♡♡♡」

 あっという間に達したエレナから溢れ出す愛液を飲み込んで、快感を長引かせるように口淫を続ける。流れ出る勢いが弱まってからお尻まで舌を這わせて垂れた蜜を舐め取り、抱え上げていた脚を下ろした。
 私に向かっておまんこを開いたまま、喘ぐように呼吸しているエレナの凄まじい色香にあてられてしまう。おっぱいに顔をうずめてぴたりと体を重ね、少しでも息を整えたかったのだが、エレナの熱いてのひらが私の頭から肩をゆるゆると撫でおろし、先走りを滴らせているおちんぽに触れた。

「っ……、リーゼ様♡♡♡ 今度は、わたくしが……♡♡♡♡」
「ふ……っぁ♡♡♡ ありがとうエレナ♡♡♡ でも今夜は……エレナの、ここに……挿れてもいい♡♡♡♡?」
「ぁん……はっ、はい♡♡♡♡ っ……わたくしのおまんこに、リーゼ様のおちんちんをくださいませ……♡♡♡♡♡」

 自分で奥を弄ったことがないと言っていたから怖がられてしまうだろうと覚悟していたのに、エレナは魅力的すぎる誘惑をしてくれた。

「……可愛すぎるわ、エレナ……♡♡♡♡♡♡!」

 湧き上がる興奮に喘いで、エレナに覆いかぶさる。豊かなおっぱいにむしゃぶりつき、ちゅう♡♡ちゅぱっ♡♡と音を立てて乳首を吸う合間に、少しでも破瓜の痛みが減るように「っ……指で、慣らすわね……♡♡♡♡」と伝えて、肉付きのいいおまんこへ手を伸ばした。
 エレナは恍惚としたため息を漏らして「あぁ……っ♡♡♡ 大好きです、リーゼ様♡♡♡♡」と囁くと、はっと口を押さえてしまう。思わず心から零れたらしい本音を耳にした私はエレナからの好意が嬉しくてたまらず、貪るように唇を奪った。口内を堪能しつつおっぱいを揉みしだき、舐めほぐして蕩けたおまんこをぐちゅ♡♡にゅちゅ♡♡と掻き回して責め立てる。ぷっくり膨れた陰核も指の腹で転がして、愛液を掻き出すように狭い膣内を弄ると、エレナが口づけを振りほどいて嬌声を上げた。

「……んぁあっ♡♡♡! ひ、ぁっ♡♡♡ 気持ちいい、ですっ……♡♡♡♡!」
「っ……♡♡♡♡♡♡!!」

 エレナが快感を得てくれているのだとわかって、ますます欲情を煽られる。二本目の指をあてがっても、エレナのおまんこは拒絶せずに受け入れてくれた。絡みつく膣壁を押し広げると、膣口から溢れ出た愛液が私の手をぐっしょりと濡らす。

(指をきゅうきゅう締め付けてくる♡♡♡♡♡ エレナのおまんこ、おちんぽで味わいたい♡♡♡♡♡ エレナのはじめてもこれからも、ぜんぶ欲しい……っ♡♡♡♡♡♡!)

「はぁっ、はっ……♡♡♡ そろそろ、いいかしら……♡♡♡?」

 血管を浮かせたおちんぽが破裂しそうなくらいに勃起して、我慢も限界に近づいている。エレナの処女膜は柔軟性があるほうなのか、膣内を探ったときにそれらしき襞には触れられたのだが、侵入を強く拒まれる感触はなかった。とはいえ処女膜の形も、性交で感じる痛みの度合いも、人によって大きく異なるらしい。
 逡巡する私を見つめたエレナが、「痛くても、いいですから……♡♡♡ はやく、リーゼ様が欲しいです……っ♡♡♡♡♡♡」と促してくれた。燃え盛る炎に炙られたように体が熱を持ち、みっともなく喉が鳴る。エレナの薄いお腹に手を翳して、性欲の強さを自覚してから唯一死に物狂いで習得した避妊の魔法を使った。痛みを減らす効果が大きいことを願いながら、挿入しやすいように体を屈める。

「んっ……♡♡♡♡♡ リーゼ様……♡♡♡♡♡」

 エレナは自ら大きく脚を開いて、ぱんぱんに膨らんだおちんぽの先端にぬりゅ♡♡ぬちゅ♡♡とおまんこを擦り付けてきた。あまりにも煽情的な姿に我を忘れて貫いてしまいそうになる衝動を意地で抑え込み、震える手で握ったおちんぽをエレナの膣口にぴと♡♡とあてがう。ちゅぽっ♡♡ぬぽっ♡♡と先端を少し沈ませては戻し、愛液をおちんぽに纏わせてから腰を動かした。

「く、ぁあ……っ♡♡♡♡♡♡!」
「ひぁ、あっ……んぁああ♡♡♡♡♡♡!」

(ぁあっ、すごい……っ♡♡♡♡♡♡! まだぜんぶ挿ってないのに、熱くてとろとろの襞がおちんぽをぎゅうぎゅう抱きしめてくる♡♡♡♡♡! これ以上動いたら、エレナのなかに出ちゃう……っ♡♡♡♡♡♡!)

 エレナが無理をしていないかたしかめたいのに、絡みつく媚肉を掻き分けて挿入したおまんこがもたらす想像を絶する快感に圧倒されて、突き上げることも引き抜くこともできない。

「リーゼ様……っ♡♡♡♡♡♡♡」
「……っは、エレナ……♡♡♡♡♡ 貴女のおまんこ、気持ち良すぎて……っ♡♡♡♡♡! う、動くわね……♡♡♡♡♡♡♡!」

 私の腰を引き寄せてくれたエレナの様子を窺いながら射精欲を堪え、腰を揺さぶってみた。卑猥な音を立てておまんこを押し広げ、抽挿を深めていく。エレナの狭い膣内が目一杯広がって蠢く襞を絡みつかせ、私のおちんぽを咥え込んでいる眺めは、昏い支配欲を大いに刺激した。
 指や舌で探ったときによがってくれた場所におちんぽを擦り付けるように腰を振って、おまんこを馴染ませていく。痛みを訴えることのないエレナは、膣内でも快感を得られているようだ。きゅう♡♡きゅぅ♡♡と収縮を繰り返して、淫らに蠢いて私を翻弄する。

「んぁっ♡♡♡ は、ぁっ……♡♡♡♡ ぜんぶ、入ったわ……♡♡♡♡♡!」
「ぁぁああっ♡♡♡♡♡! リーゼ様のおちんちんっ♡♡♡♡♡! すごいです……っ、わたくしのなかが、擦られてっ……んぁぁああああ―――♡♡♡♡♡!!」

 腰を押し付けて奥までどちゅっ、どちゅっ♡♡と突き上げると、達したエレナの膣壁がぎゅぅぅううっ♡♡♡♡♡と、むしゃぶりついてきた。凄まじい快感に射精しそうになったのを、奥歯を噛み締めて耐え抜く。

(……っ♡♡♡♡♡! もっと……、エレナのおまんこを味わいたい♡♡♡♡♡!!)

「ごめんなさい、エレナ……っ♡♡♡♡♡♡♡!」

激しい欲望に突き動かされて腰を大きく律動させ、絶頂に痙攣するおまんこを蹂躙する。

「ひぁっ、ぁあああっ……♡♡♡♡♡!! リーゼ、さまぁ……っ♡♡♡♡♡♡!!」
「はっ♡♡♡♡ エレナのおまんこっ♡♡♡♡ おちんぽに吸い付いて、離れない……っ♡♡♡♡♡ はぁっ、抜こうとしても、吸い付いて、めくれ上がるの♡♡♡♡♡♡! 気持ち良すぎるっ、エレナぁ……っ♡♡♡♡♡♡♡♡!!」

 抽挿を深めると、どろどろにほぐれたおまんこがどちゅっ♡♡ぬちゅっ♡♡と音を立てて愛液を飛び散らせた。エレナの腕を掴んでベッドに縫い付けた私は下半身の踏ん張りを利かせて、彼女のおっぱいがぶるんっ♡♡ぷるんっ♡♡と跳ね暴れるほど揺さぶり、おまんこを貪る。

「ぁあっ♡♡♡♡♡! エレナ♡♡♡♡♡!! 精液上がってくる……っ♡♡♡♡♡♡!! もう、でちゃうぅっ♡♡♡♡♡♡♡!!」
「んぁあっ♡♡♡♡♡! あんっ♡♡♡♡♡! わたくしの、なかに♡♡♡♡♡ だして、くださいっ♡♡♡♡♡♡♡♡!!!」

 先端にちゅうぅ♡♡と吸い付いてくる子宮口めがけて、さらにおちんぽを突き上げた。エレナがまた腰を引き寄せてくれたことが追い打ちとなり、鮮烈な快感が弾ける。

「エレナの、おまんこに……っ♡♡♡♡♡!! ぁっ、ぁぁああ―――っ♡♡♡♡♡♡♡♡!!!」
「んぁあっ♡♡♡♡♡♡♡♡ ぁぁあああ―――――♡♡♡♡♡♡♡♡!!!」

 ぶびゅ―――――――――っ♡♡♡♡♡♡♡♡♡!!!

 おちんぽを駆け上がった信じられない量の精液は、エレナの子宮を満たしてもまだ勢いが変わらない。それでもエレナのおまんこに出し続けたくて、押し付けた腰を何度も震わせありったけの精液を注ぎ込んだ。自分勝手に求めてしまったのにまた達してくれたエレナのおまんこが淫らに痙攣して、さらなる射精を促した。
 ようやく収まったおちんぽを引き抜くと、エレナと結ばれたのだという実感が途方もない幸福とともに押し寄せてきた。はあはあと荒い呼吸をしながら体を重ねて、エレナと目を合わせる。愛おしそうに見つめ返してくれるかけがえのない喜びが、私の胸を温かな感情で満たしてくれた。

「は……っ、エレナ……♡♡♡♡♡♡」
「んっ……、リーゼ様♡♡♡♡♡♡」

 柔らかな口づけを落とすと、エレナが私の頬を優しく撫で摩ってくれる。激しくしてしまってごめんなさい、と伝えると、軽やかな口づけが返ってきた。痛みはそれほど感じていないということと、……たまらなく気持ち良かったという言葉を聞いて安堵と歓喜を抱いた私は、ついに緊張の糸が切れてしまった。
 エレナに奉仕してもらいはじめた夜からほとんど眠っていない私は、心地よい疲労感に誘われるまま満ち足りた想いで目を閉じた。せめてエレナにのしかからないように、ベッドに体を預けられただろうか。体を拭うこともせずに申し訳ない、と考えたのを最後に、私は意識を手放した。
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