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2(裏)、使用人に口で奉仕されました

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 エレナを想って明け方まで自慰を繰り返してしまった私は、眠い目を擦りながら彼女の部屋に向かった。迎え入れてくれた部屋はエレナの甘い香りが満ちていて、そわそわと落ち着かない気分になってしまう。勧めてもらった椅子に腰を下ろしたら反応しかけているおちんぽの状態がばれてしまいそうだから、私は立ったまま話を切り出した。
 主思いのエレナに甘えて奉仕を受けてしまったが、このままでは私の要求に歯止めがかからなくなってしまう。欲望に呑まれてエレナを傷つけてしまわないために、話をしておかなければならないと思って訪れたのだ。
 昨夜のことなのだけれど、と言うと彼女は目に見えて体を緊張させる。やはり無理をさせていたのだと感じて、エレナの肩に手を置いた。するとエレナは意を決した様子で、私の手を両手で包み込む。

「……昨夜申し上げた言葉に、偽りはございません。リーゼお嬢様のお役に立つことが、わたくしの喜びでございます」
「……っ、……貴女の気持ちはわかったわ。……ありがとう、エレナ」

 見つめてくれる澄んだ飴色の瞳もまた、彼女の言葉が本心からであるのだと教えてくれた。––信じていないわけではないのだが、それでも私は念を押す。エレナの心身を尊重せず暴走してしまわないよう、自分に言い聞かせる意味合いもあった。

 さっそく奉仕をねだってみると、彼女は私の予想を途方もなく良い意味で、何度も裏切ってくれた。昨夜のように愛撫してくれる手が、催促せずともぱんぱんに膨らんだ玉袋にまで伸びたのだ。エレナらしい丁寧な触れ方で、私の性的興奮を優しく高めてくれる。気持ち良さに腰が跳ねて、彼女の唇におちんぽが当たってしまった。さすがに嫌な顔をされると思ったのだが、可愛らしく頬を染めた彼女はとろんとした目でおちんぽを見つめると、自ら口を寄せてくれたのだ。
 ぷっくりとして愛らしいエレナの唇が、血管を浮かせて硬く勃起している私のおちんぽに触れている光景は、これでもかと劣情を煽った。はじめて味わう感触の気持ち良さにも、清楚なエレナが自らそうしてくれているのだという淫靡さにも、たまらなく興奮する。自制を忘れ腰を振って舐めて欲しいとねだれば、彼女は赤く小さな舌で懸命におちんぽを舐めてくれた。艶やかな栗色の髪を耳にかけて、舐めやすい角度を探っているのかわずかにお尻を動かす彼女の仕草も愛おしくて仕方ない。絶え間なく与えてもらう快感に射精欲を刺激されて喘ぐと、彼女は少し苦しそうに息を乱しておちんぽから口を離した。
 お預けされるのは辛いけれど、頑張ってくれてありがとうと感謝を込めて彼女の頭を撫でる。思いがけず妖艶な笑みを向けてくれたエレナの美しさに息を呑むと、おちんぽをぱくりと咥え込まれた。

「んああっ……♡♡! まさか、咥えてくれるなんて……♡♡ ぁあっ、エレナのお口♡♡」
「んんぅ……♡♡ れろれろっ♡♡ ぢゅうぅ……♡♡」

 可憐な口に先端を咥えられ熱い粘膜に包まれると、あまりの心地よさに目の前で火花が散った。エレナは献身的に亀頭をれろれろと舐め回し、おちんぽ全体を手で扱いてくれる。このままでは口内に射精してしまうから体を遠ざけようとしたのに、彼女は意外なほど力を込めて私にしがみついてきた。

「くっ……ぁあ♡♡ ほんとに、だめ……♡♡ でちゃう……っ♡♡ エレナぁ……♡♡♡!!!」

 ちらりと私を見上げたエレナは、ひくつくおちんぽを思いきり吸い上げた。腰が抜けてしまいそうな快感に抗えるわけもなく、私はエレナの口内に精液をぶちまけてしまう。

「んぁっ……♡♡ あっ、ぁぁぁあああっ―――♡♡♡♡!!!!」

 びゅ――――っっっ♡♡♡♡♡!!!

 眉根を寄せて目を閉じたエレナは、私が注ぎ込む大量の精液を喉を鳴らして飲んでいた。その事実と卑猥な光景が追い打ちとなって、私は玉袋を震わせて濃く粘っこい精液を放ち続けた。長い射精の快感に酔いしれている間、エレナは私のおちんぽから口を離さなかった。ようやく勢いが弱まると、エレナはうっすらと瞼を上げた。濡れた眼差しの凄まじい色香に生唾を飲む。目を離せない艶やかな表情にも見惚れていると、彼女はなにかに気付いたようにすぐに下を向いてしまった。

「はっ……♡ ……ごめんなさい、苦しかったでしょう? タオルを敷いたのだから、吐き出して良かったのよ?」

 まさか飲んでもらえるなんて思ってもいなかったから、まだ興奮が収まらない。けれど私は、彼女に無理をさせたいわけではないのだ。

「んっ……♡ お嬢様……♡♡ わたくしは、……こうしてご奉仕させていただいて、お嬢様が喜んでくださることが、……とても嬉しいのです♡ ですから、無理をしているわけではありません♡ ……わたくしが、したかったのです♡」
「っ……! ……エレナっ♡♡♡」

 口もとを私の白濁で濡らした彼女は、ひたむきな行動を裏付けるように殊勝なことを言う。エレナへの劣情は募るばかりで、私のおちんぽはまたがちがちに硬くなってしまった。唇を寄せてくれようとする彼女を押しとどめ、私は湧き上がる激情を胸に秘めて今夜の奉仕をお願いした。快い返事をくれた彼女が退室するのを見送ってからバスローブを脱ぎ、温かさの残る浴室へ入る。立ち上がって数歩歩くだけでも疼いてしまうおちんぽを宥めるため、私は椅子に腰かけてはしたなく脚を広げ、自慰をはじめた。

(っ、エレナの唇が、ここをなぞっていたのよね……♡)

 右手で陰茎を扱きながら、先ほどしてもらった行為を脳裏で反芻する。精液を洗い流せるようにと考えて浴室を選んだけれど、奉仕してもらう前に湯浴みを済ませていて良かった。口でもしてもらえたら嬉しいくらいの下心はあったが、彼女は自分から咥えて熱心に愛撫してくれた。脚の間に屈んだ彼女が私のおちんぽを頬張り唇をすぼめて吸い上げる表情は、思い返すだけで達してしまいそうなほど艶めかしかった。
 ––積極的に奉仕してくれる彼女の姿を見て、私はさらなる欲望を満たしたいと願った。
 扱く手を激しく動かして性急に高みを目指す。後で奉仕に来てくれるエレナを疲れ果てさせてしまわないように、自分でも呆れるほどの回復力を見せるおちんぽから、ふたたび大量の精液を放った。
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