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第一章
第3話 先輩からの状況説明
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耕助とミケがバルナルドについて行くと、一分と歩かない距離にあったのは山小屋と言うべき木造の家だ。
中に入ると机やベッドといった基本的な家具の他にも、分厚い書籍の詰まった本棚や酒瓶とグラスが並べられたカップボードにソファもあって、見たところ山中で一人暮らしの様だがバルナルドの小ざっぱりとした身なりも含めて思ったより快適な暮らしぶりが見て取れる。
少なくとも電気やガス、水道の類は無い様に見受けられるが、耕助が見たことのない機械のようなものを使い慣れた手つきでお湯を沸かしてお茶を出された。
「ありがとうございます、バルナルドさん」
「さんづけはいらんよ。あとかしこまった言い方されるとこっちがやりづらいから、もっとくだけてくれ」
「解り……いや、解った」
明かな年長者で格上とも言うべき相手なので気は引けたが、当人の希望なので口調を改めながら出された薄い赤色のお茶に手を伸ばす。
ここまで来て疑う気もないので、耕助は忍者装束の顔の下半分を覆い隠していた部分をずらして飲むと、口の中にほのかな甘さと紅茶に似た風味が広がり、喉から胃へと暖かいものが流れていく。
この感覚は決してVRでは再現できないもので、ここがゲーム内ではないと改めて思いしらされた。
「それにしても……何ていうか、凄い格好だよな」
ミケの分であるミルクも用意しながら、耕助の頭からつま先までのニンジャ姿を見て苦笑するバルナルド。
「……面と向って言われるとちょっと恥ずかしいな」
ゲーム内では周りも似たような格好だし、個人的には結構気にいっているのだがこんな山中の山小屋では確かに浮いていた。
「さて、どこから話したものかな……まず大前提としてここはお前がいた世界じゃない。所謂異世界という奴だ」
対面に座ったバルナルドがそう切り出すが、耕助は少し息を呑む程度だった。
「あまり驚いていないようだな?」
「いや、まあ何となくそうじゃないかと思っていたので……」
これは確かに予想出来ていたことで、自分の現状を説明するにはぴったりだったからだ。
ゲーム内で行方不明になったプレイヤーが別の世界に行った……そんな都市伝説は存在していたし、こういった別の時代なり異世界なりに行ってしまうという展開は映画や小説、漫画にゲームなど事欠かなかったので連想するのは容易かった。
「なら話が早いな、お前を呼び出したのはこの世界の雷の神で名をガーフォスと言う。雷で死んだ異世界の魂をこの世界に召喚することが出来るそうだ」
神が召喚した、これも定番ではあるのだが流石に聞き逃せない単語がある。
「待ってくれ……死んだ?」
「……そういうことだ、お前は雷で死んだ。覚えはあるだろ?」
勿論覚えはある。おそらく家に雷が落ちて電流がVRS機に流れ、更にそこから自分に……といった具合なのだろう。
だが流石に自分が死んだと聞かされては平静でいられなかった。
「少し休むか?」
「……いや大丈夫だ、続けてくれ」
気遣うバルナルドに、何とか気を落ち着かせ説明の続きを求める耕助。
「ただ呼ぶ条件というのが限定されていてな、呼べるのはその魂だけで肉体はこちらで作る必要がある。その身体が自分の本来の身体じゃないってのは解ってるだろ?」
耕助は頷く。この身体はライバであって、分身と言えるほど愛着はあるが本来の自分の身体ではない。
「ちょっと表現が難しいが架空の英雄を演じている最中しか呼べず、それを元に身体をつくるんだ。これも覚えはあるだろ?」
「英雄と呼べれるかどうかは解らないが……確かに演じていたな」
「だから新しい身体に慣れるまでは時間がかかるはずなんだが、コースケは大丈夫そうだな」
「まあ演じていたというか、ほぼそのものになっていたからな……時間がかかる?」
まるで経験したかのような物言いで、ここで耕助はバルナルドがどういった人物かということに気づく。
「ああ察しの通りだ。俺もお前と同じようにこことは違う――と言ってもコースケがいたのとは違うが――別世界からやってきたんだ……もう三十年は前の話になるがな」
耕助の視線に苦笑したバルナルドは、懐かしむかのように遠い眼をする。
「こう見えて元役者でな、あの時は神殿の行事で神話上の英雄を野外で演じていたんだ。あいにくの雷雲立ち込める悪天候だったが神事ということで強行されて……で、気づいたらその英雄の姿形でこの世界に飛ばされてきたって訳なんだ」
それで当時は苦労したもんだ、としみじみ過去を振り返るバルナルド。
「殴れば大地を割り、跳べば山をも越え、駆ければ一日で大陸の端から端まで移動できる……そんな伝承が残っている英雄でな、初めは日常生活を送るのも大変で……っと俺のことはいいんだ。ここまではいいか?」
脱線しかけた話を戻すバルナルドに耕助は頷く。
「だけど英雄を演じていて雷で死んだというだけで選ばれたのか? なんか大雑把だな」
「一応相応しいかどうか性格も考慮しているようだ」
性格と言われても耕助は首を捻るしかない。別に自分のことを悪人とは言わないが善人だとも思っていないし、法令尊守精神も薄いので性格で選ばれるとは思えないのだ。
「理想的なのは前を歩いている通行人が落とし物をしたら知らせる小市民的な善人や、不用心に放り出されている小金ならくすねる程度の小悪党……そんなほどほどの善人やそこそこの悪人がいいらしい。逆に選ばないのは極端な善人や悪人だそうだ」
「悪人はともかく善人も極端なのは駄目なんだ」
「ああ、正義のためなら自分を含めてどんな犠牲を問わなかったり、そこら辺を歩いている通行人を無差別に殺しまくるとかされたら困るからな」
「それはもう善人とか悪人ではなく、聖人や狂人といった極まってる奴らだが……要するに毒にも薬にもならない性格だから選ばれたってことなのかな」
「それを言ったら俺も同じだ。人畜無害な奴とよく言われていたよ」
自嘲気味な笑いをもらすバルナルドに耕助もつられて笑ってしまう。
「……それでそのガーフォスという神は何のために俺をこの世界に呼んだんだ?」
耕助の脳裏に浮かぶのは目覚める前に浮かんだ威厳ある爺さんの顔、あれがおそらくガーフォスなのだろう。
どうやってこの世界にやってきたのかとなぜ自分が選ばれたのか、納得したわけではないがとりあえず理解は出来た。
ならば次は何をやらせたいかで、性格の人選をした上で呼び出してわざわざ英雄の力を与えてたのだ。何かしらの目的があるはずだ。
「それなんだが……お前にしてほしいことは特にはないんだ」
「…………は?」
思わず間の抜けた声をだす耕助だった。
中に入ると机やベッドといった基本的な家具の他にも、分厚い書籍の詰まった本棚や酒瓶とグラスが並べられたカップボードにソファもあって、見たところ山中で一人暮らしの様だがバルナルドの小ざっぱりとした身なりも含めて思ったより快適な暮らしぶりが見て取れる。
少なくとも電気やガス、水道の類は無い様に見受けられるが、耕助が見たことのない機械のようなものを使い慣れた手つきでお湯を沸かしてお茶を出された。
「ありがとうございます、バルナルドさん」
「さんづけはいらんよ。あとかしこまった言い方されるとこっちがやりづらいから、もっとくだけてくれ」
「解り……いや、解った」
明かな年長者で格上とも言うべき相手なので気は引けたが、当人の希望なので口調を改めながら出された薄い赤色のお茶に手を伸ばす。
ここまで来て疑う気もないので、耕助は忍者装束の顔の下半分を覆い隠していた部分をずらして飲むと、口の中にほのかな甘さと紅茶に似た風味が広がり、喉から胃へと暖かいものが流れていく。
この感覚は決してVRでは再現できないもので、ここがゲーム内ではないと改めて思いしらされた。
「それにしても……何ていうか、凄い格好だよな」
ミケの分であるミルクも用意しながら、耕助の頭からつま先までのニンジャ姿を見て苦笑するバルナルド。
「……面と向って言われるとちょっと恥ずかしいな」
ゲーム内では周りも似たような格好だし、個人的には結構気にいっているのだがこんな山中の山小屋では確かに浮いていた。
「さて、どこから話したものかな……まず大前提としてここはお前がいた世界じゃない。所謂異世界という奴だ」
対面に座ったバルナルドがそう切り出すが、耕助は少し息を呑む程度だった。
「あまり驚いていないようだな?」
「いや、まあ何となくそうじゃないかと思っていたので……」
これは確かに予想出来ていたことで、自分の現状を説明するにはぴったりだったからだ。
ゲーム内で行方不明になったプレイヤーが別の世界に行った……そんな都市伝説は存在していたし、こういった別の時代なり異世界なりに行ってしまうという展開は映画や小説、漫画にゲームなど事欠かなかったので連想するのは容易かった。
「なら話が早いな、お前を呼び出したのはこの世界の雷の神で名をガーフォスと言う。雷で死んだ異世界の魂をこの世界に召喚することが出来るそうだ」
神が召喚した、これも定番ではあるのだが流石に聞き逃せない単語がある。
「待ってくれ……死んだ?」
「……そういうことだ、お前は雷で死んだ。覚えはあるだろ?」
勿論覚えはある。おそらく家に雷が落ちて電流がVRS機に流れ、更にそこから自分に……といった具合なのだろう。
だが流石に自分が死んだと聞かされては平静でいられなかった。
「少し休むか?」
「……いや大丈夫だ、続けてくれ」
気遣うバルナルドに、何とか気を落ち着かせ説明の続きを求める耕助。
「ただ呼ぶ条件というのが限定されていてな、呼べるのはその魂だけで肉体はこちらで作る必要がある。その身体が自分の本来の身体じゃないってのは解ってるだろ?」
耕助は頷く。この身体はライバであって、分身と言えるほど愛着はあるが本来の自分の身体ではない。
「ちょっと表現が難しいが架空の英雄を演じている最中しか呼べず、それを元に身体をつくるんだ。これも覚えはあるだろ?」
「英雄と呼べれるかどうかは解らないが……確かに演じていたな」
「だから新しい身体に慣れるまでは時間がかかるはずなんだが、コースケは大丈夫そうだな」
「まあ演じていたというか、ほぼそのものになっていたからな……時間がかかる?」
まるで経験したかのような物言いで、ここで耕助はバルナルドがどういった人物かということに気づく。
「ああ察しの通りだ。俺もお前と同じようにこことは違う――と言ってもコースケがいたのとは違うが――別世界からやってきたんだ……もう三十年は前の話になるがな」
耕助の視線に苦笑したバルナルドは、懐かしむかのように遠い眼をする。
「こう見えて元役者でな、あの時は神殿の行事で神話上の英雄を野外で演じていたんだ。あいにくの雷雲立ち込める悪天候だったが神事ということで強行されて……で、気づいたらその英雄の姿形でこの世界に飛ばされてきたって訳なんだ」
それで当時は苦労したもんだ、としみじみ過去を振り返るバルナルド。
「殴れば大地を割り、跳べば山をも越え、駆ければ一日で大陸の端から端まで移動できる……そんな伝承が残っている英雄でな、初めは日常生活を送るのも大変で……っと俺のことはいいんだ。ここまではいいか?」
脱線しかけた話を戻すバルナルドに耕助は頷く。
「だけど英雄を演じていて雷で死んだというだけで選ばれたのか? なんか大雑把だな」
「一応相応しいかどうか性格も考慮しているようだ」
性格と言われても耕助は首を捻るしかない。別に自分のことを悪人とは言わないが善人だとも思っていないし、法令尊守精神も薄いので性格で選ばれるとは思えないのだ。
「理想的なのは前を歩いている通行人が落とし物をしたら知らせる小市民的な善人や、不用心に放り出されている小金ならくすねる程度の小悪党……そんなほどほどの善人やそこそこの悪人がいいらしい。逆に選ばないのは極端な善人や悪人だそうだ」
「悪人はともかく善人も極端なのは駄目なんだ」
「ああ、正義のためなら自分を含めてどんな犠牲を問わなかったり、そこら辺を歩いている通行人を無差別に殺しまくるとかされたら困るからな」
「それはもう善人とか悪人ではなく、聖人や狂人といった極まってる奴らだが……要するに毒にも薬にもならない性格だから選ばれたってことなのかな」
「それを言ったら俺も同じだ。人畜無害な奴とよく言われていたよ」
自嘲気味な笑いをもらすバルナルドに耕助もつられて笑ってしまう。
「……それでそのガーフォスという神は何のために俺をこの世界に呼んだんだ?」
耕助の脳裏に浮かぶのは目覚める前に浮かんだ威厳ある爺さんの顔、あれがおそらくガーフォスなのだろう。
どうやってこの世界にやってきたのかとなぜ自分が選ばれたのか、納得したわけではないがとりあえず理解は出来た。
ならば次は何をやらせたいかで、性格の人選をした上で呼び出してわざわざ英雄の力を与えてたのだ。何かしらの目的があるはずだ。
「それなんだが……お前にしてほしいことは特にはないんだ」
「…………は?」
思わず間の抜けた声をだす耕助だった。
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