54 / 57
第2章 天空の城と伸びる塔の謎
第54話 漆黒の剣と闇の魔法
しおりを挟む
「ユセリー!」
ロープで縛られた仲間の姿を見るやいなや、歩斗の体は勝手に動き出していた。
「ア……アユト……だめ……」
身動きが取れず、ひざまずいた状態のユセリが声を振り絞るが、頭に血が上った状態の歩斗の耳にその言葉は届かない。
毒多島での激しい戦いの疲労が残っているせいか、何度も足がもつれて転びそうになりながらも必死に駆け寄っていく歩斗。
「この塔の存在を知ったからには、タダで帰すわけにはいかないな」
蒼白い顔の少年レムゼは不敵な笑みを浮かべると、右手の指をパチンと弾いた。
ボワンッ。
次の瞬間、その右手は細長い剣を握っていた。
その色は夜の闇のように黒く、エッジ部分が紫色で縁取られている。
「うっそ……アユト……逃げて……!」
その禍々しいオーラを放つ妖しげな剣に気づいたユセリは、声とまなざしで必死に訴えかける。
それに気づいた歩斗はピタッと足を止めた。
逃げるため……では無い。
「ユセリを離せ! って言っても聞いてくれそうにないよね……それじゃ……!」
歩斗も負けじと素早く弓を手に取り、毒爆の矢をセットする。
攻撃系の矢がこれしか無いというのもあるが、レムゼの蒼白さが”もしかして毒系なんじゃ……”という淡い期待もあった。
「おっ、良いじゃねーか。その方が、こっちからも攻めがいがあるってもんだぜ!」
レムゼはニヤリと笑いながら片手で剣を構え、前方に向かって勢いよく駆け出した。
「うわっ! えっ、いやっ、いきなり来んのっ!?」
もう少し言葉を交わし合うものだと思ってた歩斗、レムゼの素早い動き出しに戸惑いの声を漏らす。
「フッ……死ね」
あっという間に距離を詰めるレムゼ、大きく振り上げた漆黒の剣をすかさず歩斗に向けて振り下ろそうとした……その時。
バンッ!
レムゼの足下から破裂音。
「チッ、なんだ!?」
足を止め、辺りをキョロキョロと見回すレムゼ。
その視線が捉えたのは、その身にエプロンをまとった女戦士もとい主婦の姿。
「うちの子に手を出したらタダじゃおかないからね!」
香織は、右手に持った魔烈の実をレムゼに投げつけようと構えた。
「チッ、邪魔しやがって。そんじゃ、そっちからやっとくか!」
そう言って、レムゼは手首を使って剣をぐるぐる回しながら、歩斗の横を通り過ぎて香織をめがけて走り出した。
「えっ? そっち!?」
不意を突かれた歩斗はロープで縛られたままのユセリを気にしつつ、背後にもチラチラと視線を送っている。
「アユト! 私は大丈夫だからママさん守って!!」
「お、おう!」
歩斗はずっと構えたままだった弓矢をレムゼの背中に向けた。
あっという間に香織の目の前まで到達していたレムゼは足を止め、高々と掲げた漆黒の剣を振り下ろそうとしていた。
「させるかっ! えいっ!!」
気合いと共に放たれた毒爆の矢が勢いよく飛んでいく。
パンッ!!
レムゼの背中に見事命中!
「やった!」
ユセリが歓声を上げれば、歩斗も「よっしゃっ!」とガッツポーズを決める。
……が、レムゼの体から出たのは、『3』の白煙。
「ええっ!? 嘘でしょ? 毒属性じゃなかったとしてもそんだけなの……??」
「……ククククク。そんなしょぼい攻撃がこのレムゼ様に通用すると思ったのか?」
不適な笑みを浮かべたレムゼの顔が歩斗の方を向いた。
「う、うん……。だって、これのおかげで毒多島の敵を倒せたんだし……」
歩斗はモジモジしながらバカ正直に答えた。
「知るか。無駄口叩いてうざってーな。やっぱりオマエから先に死ね!」
レムゼは思い切り地面を蹴って走り出した。
それまでの3倍……いや5倍の速度で、あっという間に歩斗の目の前。
間髪入れずに漆黒の剣を振り下ろす。
「アユトー!」
「アユっ!!」
ユセリと香織の悲鳴が重なった瞬間、禍々しき冷徹な剣によって歩斗の短い人生が幕を下ろ……してはいない!
「へへっ、ちょうど良いタイミングで帰ってきちゃった感じ?」
歩斗の頭上、ギリギリの所でレムゼの剣を受け止めたのはピンクゴールドの剣。
そう、涼坂家の末っ子優衣参上。
「な、なんだオマエ??」
レムゼはそれまで右手だけで握っていた剣に左手を添えて、思い切り力を込め続けていた。
しかし、優衣の剣はビクともしない。
「お、おう、お帰り。ははっ、確かにタイミング良すぎ……って、チャンス到来!」
優衣とレムゼのつばぜり合いを目の前におびえながらも、歩斗はすかさず弓矢を構えてレムゼに向け、ためらうことなく矢を放った。
こんな至近距離だと毒爆の矢の爆発にさらされちゃうかも……と、歩斗の頭に心配の種がチラッとよぎったものの、それは杞憂に終わった。
それに気づいたレムゼは咄嗟に左手を剣から離し、何やら呪文のようなものを唱えたかと思うと毒爆の矢がシュッという音と共に消え去ったのだ。
「ククク、さっきは背中からふいを付かれてしまったが、そんな分かりやすく撃ってくるのをみすみす受けると思うか? 甘い甘い。甘すぎるぜ! 攻撃ってのはな……こうやるんだよ!」
レムゼは右手の剣で優衣の剣を押さえ込んだまま、大きく広げた左手を歩斗に向かって突き出した。
その手のひらからボンッと紫色の玉が飛び出す。
「……ちょ、ちょっとヤバいよ! 歩斗逃げて、それ闇属性の魔法!」
ユセリが叫ぶ。
「闇!? それは……なんだかよく分からないけどヤバっ!」
焦る歩斗に優衣が「そうだよ、ここはユイに任せてお兄ちゃん逃げな!」と勇ましく声をかける。
「そ、それじゃあとはよろしく……なわけにはいかないでしょ!」
たとえレベルが低くても兄は兄。
歩斗は一歩も退こうとはしなかった。
「フンッ、オマエら兄妹か。それじゃ、兄妹仲良く揃って消えろ!」
レムゼは冷徹な表情のまま左手に力を入れた。
紫色に輝く魔法の玉が歩斗に向かって飛んでいく。
「やめて!」
香織が走り出すが明らかに間に合わない。
たとえ間に合ったとしても、どうしようもないのは火を見るより明らか。
「お兄ちゃん!」
さすがの優衣も、ピンクゴールドの剣でレムゼの剣を押さえるので精一杯。
「優衣!」
叫ぶ歩斗にレムゼの魔法が直撃……かと思いきや。
ヒュンッ……ボンッ!
魔法の玉は誰にも当たらないまま地面に直撃、大きな穴をあけただけだった。
「……アユ! ユイ!」
少し離れた場所に子供たちの姿を見つけてホッと胸をなで下ろす香織。
その2人を助けたのは……。
ロープで縛られた仲間の姿を見るやいなや、歩斗の体は勝手に動き出していた。
「ア……アユト……だめ……」
身動きが取れず、ひざまずいた状態のユセリが声を振り絞るが、頭に血が上った状態の歩斗の耳にその言葉は届かない。
毒多島での激しい戦いの疲労が残っているせいか、何度も足がもつれて転びそうになりながらも必死に駆け寄っていく歩斗。
「この塔の存在を知ったからには、タダで帰すわけにはいかないな」
蒼白い顔の少年レムゼは不敵な笑みを浮かべると、右手の指をパチンと弾いた。
ボワンッ。
次の瞬間、その右手は細長い剣を握っていた。
その色は夜の闇のように黒く、エッジ部分が紫色で縁取られている。
「うっそ……アユト……逃げて……!」
その禍々しいオーラを放つ妖しげな剣に気づいたユセリは、声とまなざしで必死に訴えかける。
それに気づいた歩斗はピタッと足を止めた。
逃げるため……では無い。
「ユセリを離せ! って言っても聞いてくれそうにないよね……それじゃ……!」
歩斗も負けじと素早く弓を手に取り、毒爆の矢をセットする。
攻撃系の矢がこれしか無いというのもあるが、レムゼの蒼白さが”もしかして毒系なんじゃ……”という淡い期待もあった。
「おっ、良いじゃねーか。その方が、こっちからも攻めがいがあるってもんだぜ!」
レムゼはニヤリと笑いながら片手で剣を構え、前方に向かって勢いよく駆け出した。
「うわっ! えっ、いやっ、いきなり来んのっ!?」
もう少し言葉を交わし合うものだと思ってた歩斗、レムゼの素早い動き出しに戸惑いの声を漏らす。
「フッ……死ね」
あっという間に距離を詰めるレムゼ、大きく振り上げた漆黒の剣をすかさず歩斗に向けて振り下ろそうとした……その時。
バンッ!
レムゼの足下から破裂音。
「チッ、なんだ!?」
足を止め、辺りをキョロキョロと見回すレムゼ。
その視線が捉えたのは、その身にエプロンをまとった女戦士もとい主婦の姿。
「うちの子に手を出したらタダじゃおかないからね!」
香織は、右手に持った魔烈の実をレムゼに投げつけようと構えた。
「チッ、邪魔しやがって。そんじゃ、そっちからやっとくか!」
そう言って、レムゼは手首を使って剣をぐるぐる回しながら、歩斗の横を通り過ぎて香織をめがけて走り出した。
「えっ? そっち!?」
不意を突かれた歩斗はロープで縛られたままのユセリを気にしつつ、背後にもチラチラと視線を送っている。
「アユト! 私は大丈夫だからママさん守って!!」
「お、おう!」
歩斗はずっと構えたままだった弓矢をレムゼの背中に向けた。
あっという間に香織の目の前まで到達していたレムゼは足を止め、高々と掲げた漆黒の剣を振り下ろそうとしていた。
「させるかっ! えいっ!!」
気合いと共に放たれた毒爆の矢が勢いよく飛んでいく。
パンッ!!
レムゼの背中に見事命中!
「やった!」
ユセリが歓声を上げれば、歩斗も「よっしゃっ!」とガッツポーズを決める。
……が、レムゼの体から出たのは、『3』の白煙。
「ええっ!? 嘘でしょ? 毒属性じゃなかったとしてもそんだけなの……??」
「……ククククク。そんなしょぼい攻撃がこのレムゼ様に通用すると思ったのか?」
不適な笑みを浮かべたレムゼの顔が歩斗の方を向いた。
「う、うん……。だって、これのおかげで毒多島の敵を倒せたんだし……」
歩斗はモジモジしながらバカ正直に答えた。
「知るか。無駄口叩いてうざってーな。やっぱりオマエから先に死ね!」
レムゼは思い切り地面を蹴って走り出した。
それまでの3倍……いや5倍の速度で、あっという間に歩斗の目の前。
間髪入れずに漆黒の剣を振り下ろす。
「アユトー!」
「アユっ!!」
ユセリと香織の悲鳴が重なった瞬間、禍々しき冷徹な剣によって歩斗の短い人生が幕を下ろ……してはいない!
「へへっ、ちょうど良いタイミングで帰ってきちゃった感じ?」
歩斗の頭上、ギリギリの所でレムゼの剣を受け止めたのはピンクゴールドの剣。
そう、涼坂家の末っ子優衣参上。
「な、なんだオマエ??」
レムゼはそれまで右手だけで握っていた剣に左手を添えて、思い切り力を込め続けていた。
しかし、優衣の剣はビクともしない。
「お、おう、お帰り。ははっ、確かにタイミング良すぎ……って、チャンス到来!」
優衣とレムゼのつばぜり合いを目の前におびえながらも、歩斗はすかさず弓矢を構えてレムゼに向け、ためらうことなく矢を放った。
こんな至近距離だと毒爆の矢の爆発にさらされちゃうかも……と、歩斗の頭に心配の種がチラッとよぎったものの、それは杞憂に終わった。
それに気づいたレムゼは咄嗟に左手を剣から離し、何やら呪文のようなものを唱えたかと思うと毒爆の矢がシュッという音と共に消え去ったのだ。
「ククク、さっきは背中からふいを付かれてしまったが、そんな分かりやすく撃ってくるのをみすみす受けると思うか? 甘い甘い。甘すぎるぜ! 攻撃ってのはな……こうやるんだよ!」
レムゼは右手の剣で優衣の剣を押さえ込んだまま、大きく広げた左手を歩斗に向かって突き出した。
その手のひらからボンッと紫色の玉が飛び出す。
「……ちょ、ちょっとヤバいよ! 歩斗逃げて、それ闇属性の魔法!」
ユセリが叫ぶ。
「闇!? それは……なんだかよく分からないけどヤバっ!」
焦る歩斗に優衣が「そうだよ、ここはユイに任せてお兄ちゃん逃げな!」と勇ましく声をかける。
「そ、それじゃあとはよろしく……なわけにはいかないでしょ!」
たとえレベルが低くても兄は兄。
歩斗は一歩も退こうとはしなかった。
「フンッ、オマエら兄妹か。それじゃ、兄妹仲良く揃って消えろ!」
レムゼは冷徹な表情のまま左手に力を入れた。
紫色に輝く魔法の玉が歩斗に向かって飛んでいく。
「やめて!」
香織が走り出すが明らかに間に合わない。
たとえ間に合ったとしても、どうしようもないのは火を見るより明らか。
「お兄ちゃん!」
さすがの優衣も、ピンクゴールドの剣でレムゼの剣を押さえるので精一杯。
「優衣!」
叫ぶ歩斗にレムゼの魔法が直撃……かと思いきや。
ヒュンッ……ボンッ!
魔法の玉は誰にも当たらないまま地面に直撃、大きな穴をあけただけだった。
「……アユ! ユイ!」
少し離れた場所に子供たちの姿を見つけてホッと胸をなで下ろす香織。
その2人を助けたのは……。
0
お気に入りに追加
658
あなたにおすすめの小説
料理スキルで完璧な料理が作れるようになったから、異世界を満喫します
黒木 楓
恋愛
隣の部屋の住人というだけで、女子高生2人が行った異世界転移の儀式に私、アカネは巻き込まれてしまう。
どうやら儀式は成功したみたいで、女子高生2人は聖女や賢者といったスキルを手に入れたらしい。
巻き込まれた私のスキルは「料理」スキルだけど、それは手順を省略して完璧な料理が作れる凄いスキルだった。
転生者で1人だけ立場が悪かった私は、こき使われることを恐れてスキルの力を隠しながら過ごしていた。
そうしていたら「お前は不要だ」と言われて城から追い出されたけど――こうなったらもう、異世界を満喫するしかないでしょう。
異世界もふもふ食堂〜僕と爺ちゃんと魔法使い仔カピバラの味噌スローライフ〜
山いい奈
ファンタジー
味噌蔵の跡継ぎで修行中の相葉壱。
息抜きに動物園に行った時、仔カピバラに噛まれ、気付けば見知らぬ場所にいた。
壱を連れて来た仔カピバラに付いて行くと、着いた先は食堂で、そこには10年前に行方不明になった祖父、茂造がいた。
茂造は言う。「ここはいわゆる異世界なのじゃ」と。
そして、「この食堂を継いで欲しいんじゃ」と。
明かされる村の成り立ち。そして村人たちの公然の秘め事。
しかし壱は徐々にそれに慣れ親しんで行く。
仔カピバラのサユリのチート魔法に助けられながら、味噌などの和食などを作る壱。
そして一癖も二癖もある食堂の従業員やコンシャリド村の人たちが繰り広げる、騒がしくもスローな日々のお話です。
妖精王オベロンの異世界生活
悠十
ファンタジー
ある日、サラリーマンの佐々木良太は車に轢かれそうになっていたお婆さんを庇って死んでしまった。
それは、良太が勤める会社が世界初の仮想空間による体感型ゲームを世界に発表し、良太がGMキャラの一人に、所謂『中の人』選ばれた、そんな希望に満ち溢れた、ある日の事だった。
お婆さんを助けた事に後悔はないが、未練があった良太の魂を拾い上げたのは、良太が助けたお婆さんだった。
彼女は、異世界の女神様だったのだ。
女神様は良太に提案する。
「私の管理する世界に転生しませんか?」
そして、良太は女神様の管理する世界に『妖精王オベロン』として転生する事になった。
そこから始まる、妖精王オベロンの異世界生活。
平凡冒険者のスローライフ
上田なごむ
ファンタジー
26歳独身動物好きの主人公大和希は、神様によって魔物・魔法・獣人等ファンタジーな世界観の異世界に転移させられる。
平凡な能力値、野望など抱いていない彼は、冒険者としてスローライフを目標に日々を過ごしていく。
果たして、彼を待ち受ける出会いや試練は如何なるものか……
ファンタジー世界に向き合う、平凡な冒険者の物語。
目立ちたくない召喚勇者の、スローライフな(こっそり)恩返し
gari
ファンタジー
突然、異世界の村に転移したカズキは、村長父娘に保護された。
知らない間に脳内に寄生していた自称大魔法使いから、自分が召喚勇者であることを知るが、庶民の彼は勇者として生きるつもりはない。
正体がバレないようギルドには登録せず一般人としてひっそり生活を始めたら、固有スキル『蚊奪取』で得た規格外の能力と(この世界の)常識に疎い行動で逆に目立ったり、村長の娘と徐々に親しくなったり。
過疎化に悩む村の窮状を知り、恩返しのために温泉を開発すると見事大当たり! でも、その弊害で恩人父娘が窮地に陥ってしまう。
一方、とある国では、召喚した勇者(カズキ)の捜索が密かに行われていた。
父娘と村を守るため、武闘大会に出場しよう!
地域限定土産の開発や冒険者ギルドの誘致等々、召喚勇者の村おこしは、従魔や息子(?)や役人や騎士や冒険者も加わり順調に進んでいたが……
ついに、居場所が特定されて大ピンチ!!
どうする? どうなる? 召喚勇者。
※ 基本は主人公視点。時折、第三者視点が入ります。
祝・定年退職!? 10歳からの異世界生活
空の雲
ファンタジー
中田 祐一郎(なかたゆういちろう)60歳。長年勤めた会社を退職。
最後の勤めを終え、通い慣れた電車で帰宅途中、突然の衝撃をうける。
――気付けば、幼い子供の姿で見覚えのない森の中に……
どうすればいいのか困惑する中、冒険者バルトジャンと出会う。
顔はいかついが気のいいバルトジャンは、行き場のない子供――中田祐一郎(ユーチ)の保護を申し出る。
魔法や魔物の存在する、この世界の知識がないユーチは、迷いながらもその言葉に甘えることにした。
こうして始まったユーチの異世界生活は、愛用の腕時計から、なぜか地球の道具が取り出せたり、彼の使う魔法が他人とちょっと違っていたりと、出会った人たちを驚かせつつ、ゆっくり動き出す――
※2月25日、書籍部分がレンタルになりました。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
転生させて貰ったけど…これやりたかった事…だっけ?
N
ファンタジー
目が覚めたら…目の前には白い球が、、
生まれる世界が間違っていたって⁇
自分が好きだった漫画の中のような世界に転生出来るって⁈
嬉しいけど…これは一旦落ち着いてチートを勝ち取って最高に楽しい人生勝ち組にならねば!!
そう意気込んで転生したものの、気がついたら………
大切な人生の相棒との出会いや沢山の人との出会い!
そして転生した本当の理由はいつ分かるのか…!!
ーーーーーーーーーーーーーー
※誤字・脱字多いかもしれません💦
(教えて頂けたらめっちゃ助かります…)
※自分自身が句読点・改行多めが好きなのでそうしています、読みにくかったらすみません
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる