5 / 57
第1章 ロフミリアの3つの国
第5話 魔法の杖が示す答え
しおりを挟む
「あっ、ママ!」
母親の姿を見つけるなり、嬉しそうに声を上げながら駆けていく優衣。
ささみの先導により、3人はあっという間に自宅リビングへと戻ることができた。
「みんなお帰り~。どうだった?」
のんきに出迎える香織。
その様子を見て、よくそんな冷静でいられるな……と直樹は内心思ったが、母ってのはそれぐらい天然というか大らかなほうが家が上手く回っていくのかな、とも感じていた。
「ほら、みんなお腹すいてるでしょ? からあげ追加しといたから、食べましょ食べましょ!」
「わーい!」
「やったぜ!」
母親からの魅惑の言葉に誘われて、優衣と歩斗は我先にと押し合いへし合いしながらリビングに飛び込んだ。
「……いやいや、この異常事態でよくそこまで日常感醸し出せるなおい」
直樹は、今一度後ろを振り返って不思議な森を見渡した。
すると、足下にささみが近寄って来て「にゃーん」と優しく鳴いた。
「そうだよな、ささみ。お前だけはこの気持ち分かってくれるのか。って、ホントこれどうなってるんだよ……」
直樹はリビングを正面に見据えつつ、少し後ずさりながら改めて全体を確認してみた。
リビングの1面を占める2枚引きのサッシからは、LEDの均一な光が外へと放たれており、まるで夜の森にスクリーンを設置したかのように周りの風景から浮いて見えた。
そこから視線を上に移すと、リビングの真上には2階の子ども部屋があり、さらにその上には茶色い三角の屋根が見える。
「おかしいな……」
直樹は、マイホームを建てるにあたり、妻の香織、そして時には子ども達を交えて、何度も何度も"デザイン会議"を重ねたことを思い出していた。
その際、屋根の色に関して直樹自身は暖かみのある茶系を希望したが、外壁よりも直射日光を受けやすい屋根に関しては、色あせも少なく汚れが目立たないという合理的な理由によりグレーに決まった……という経緯をハッキリと覚えていたが故の呟きだった。
「暗いからそう見えるのかな?」
直樹は自分の足下で、同じ辺りを見上げているささみに訊いてみた。
「にゃ……にゃーん……」
歯切れの悪い返答。
「だよなぁ……って、そもそも妙なことだらけなんだけど」
そう呟きながら、直樹はゆっくりとリビングに向かって左側に歩き始めた。
そして、家の側面を確認してみようと思ったその時。
「あなた~。早くしないと、からあげ売り切れちゃうわよ~!」
妻の香織から緊急性かつ重要性の高い言葉が投げかけられ、歩みを止める。
家の周りがどうなっているのか気になるものの、背に腹は代えられない。
鳴り止んでいた腹の虫も途端に目を覚まし、直樹の足を家の中へと誘《いざな》った。
確認の続きはいつでも出来るけど、からあげを逃がしたら二度と戻ってこないからな……と、直樹はサンダルを脱ぎ、ささみと共にリビングへ上がる。
そして、一応用心のため窓を閉めて鍵を掛けて、カーテンもびっちり閉じておく。
あんな暗い森の中で煌々と明かりを放ち続けるなんて「どうぞ襲ってきてください」と言ってるようなものだが、裏を返せば明かりさえ漏らさなければこの家の存在もそう簡単に見つからないように思えたのだ。
……って、そもそもあの森は何なんだよ!
心の中で叫びながら食卓につき、何事も無かったかのように残り僅かなからあげをつまむ直樹。
「あっ、それボクが狙ってたやつ!」
歩斗がブーッと頬を膨らませる。
「おいおい、パパが戻ってくるまでに結構食べてたろ? 冷たいこと言うなよなぁ」
「別に他のやつならいいよ! それ、皮のとこがパリッパリな感じでめちゃくちゃ美味しそうだから、最後の最後に食べようとしてたのにぃ!」
歩斗はさらに大きく頬を膨らませた。
しかし、その想いも虚しく、パリ皮からあげはすでに直樹の頬の中に収まってしまっていた。
「ああ、確かに特別美味いなぁこれ。うん」
カリッサクッ、と悪魔的咀嚼音を鳴らしながら、大きく頷く直樹。
「……ううう」
食べ盛りの歩斗にとって、食事は人生の全てと言っても過言では無い。
無情にもずっと狙っていた最高のからあげを父親に奪われ、人生の厳しさに瞳を潤ませていた。
「お兄ちゃん、ほらこれあげるから~。元気だして~」
妹の優衣が、自分の皿にキープしていた一粒のからあげをお箸で持ち上げ、ひょいっと歩斗の皿に置いてあげた。
「ユ、ユイ……マジか……マジでいいのかこれ? ううう……ありがとう……この恩は一生忘れねぇから……」
「もう、アユったら大袈裟ねぇ、ふふふ」
自分の揚げたからあげによっていくつかのドラマが生まれていることに、満更でも無いと微笑む香織。
「あっ、そうだ。ねえねえ、外で何があったのか、ママに教えてよ! ねえ、ねえ、ねえ!」
香織は3人に向かって好奇心に満ちた目を順々に向けた。
「うんとね、真っ黒なやつがわたしに飛びかかってきて……」
「パパが魔法の杖でドーンってやって……」
「そうだ、銀貨3枚手に入れたんだった。どうしようかこれ? 冒険組の3人で分けるか、それともパパの給料と同じように一旦ママに預けて……」
優衣と歩斗と直樹は我先にとばかりに、それぞれ思い思いに森で起きた出来事を口にし始めた。
話の筋が全く見えずにキョトンとする香織だったが、きちんと話したところであまりにも現実離れしてるので、いずれにしてもキョトンとするハメになったのは間違い無いだろう……。
「あー疲れた!」
心の叫びを口にしつつ、直樹はベッドの上に体を委ねた。
「ふふふ。色々お疲れさまでした」
森であった出来事をざっくり訊いた香織が、隣で横になりながら声をかけた。
夕食後、今日が皿洗い当番だった直樹と歩斗が食事の後片付けをしてる間に香織と優衣が一緒にお風呂に入り、それと入れ替わりに直樹と歩斗も汗を流した。
男同士、スライムを倒した時の興奮を語り合ったりしていたが、歩斗が魔法の杖をこっそり自分の部屋に持って行ってしまったことを知る。
そして直樹から「あれは危ないから、パパが預かっておくよ」と言われた歩斗が、からあげを奪われた件も合わさってふてくされたりもしたが、なんだかんだで奇妙で貴重な体験を共に味わった戦友として「明日は休日だし、じっくり探索してみよう!」「おう!」と絆を深めていた。
そんなこんなで、歩斗と優衣は子ども部屋で、直樹と香織は夫婦の寝室で眠りにつこうとしていた。
「じゃあ、おやすみ」
「うん、おやすみ~」
直樹はベッドの横に立てかけた魔法の杖が確かにそこにあることを確認しつつ、ヘッドボードのライトを消した。
もしかしたら、すでに夢の中に居るんじゃ無いか……なんてことを脳裏によぎらせつつ瞼を閉じると、すぐに眠りに落ちていく。
疲れすぎていたからか、すでに夢の中に居たからなのかは定かでは無いが、結局直樹はその夜に夢を見ることは無かった。
サーッ。
カーテンを開ける音と共に、眩しい光と微かな温度が瞼に当たるのを感じながら直樹は目を覚ました。
「ふぁ~……あっ、おはよう」
あくびをしながら瞼を開けると、カーテンを開け終えた香織と目が合った。
「おはよう~、良い天気だよ~」
低血圧の香織は寝ぼけ顔でベッドに座り込み、何度もあくびをしている。
ダブルベッドの右寄りが直樹、左寄りが香織というのが定位置で、ベッドの左側の壁にある窓からは、いつもと変わらぬ風景が顔を覗かせている。
本当に、昨日のあの出来事は全部夢だったんじゃないかと直樹は思った。
ただ、この寝室は1階で言うと玄関側で、問題のリビング側は子ども部屋の方。
つまり、この窓からいつも通りの景色が見えたとしても、必ずしも昨日の出来事を否定する材料になるとは言えなかったが、あれが現実なのか夢なのか、一体どっちのが良いんだろう……なんてことを考えながら、直樹は寝返りを打って体を反対側に向けた。
すると、目の前には紛れも無く、寝る前に見た状態と全く同じように壁に立てかけられた魔法の杖があった。
「フッ……」
直樹は口元を緩めながら、数え切れないほどある謎の中で、まずはどこから解明してやろうか、と不思議な森に思いを馳せていた。
母親の姿を見つけるなり、嬉しそうに声を上げながら駆けていく優衣。
ささみの先導により、3人はあっという間に自宅リビングへと戻ることができた。
「みんなお帰り~。どうだった?」
のんきに出迎える香織。
その様子を見て、よくそんな冷静でいられるな……と直樹は内心思ったが、母ってのはそれぐらい天然というか大らかなほうが家が上手く回っていくのかな、とも感じていた。
「ほら、みんなお腹すいてるでしょ? からあげ追加しといたから、食べましょ食べましょ!」
「わーい!」
「やったぜ!」
母親からの魅惑の言葉に誘われて、優衣と歩斗は我先にと押し合いへし合いしながらリビングに飛び込んだ。
「……いやいや、この異常事態でよくそこまで日常感醸し出せるなおい」
直樹は、今一度後ろを振り返って不思議な森を見渡した。
すると、足下にささみが近寄って来て「にゃーん」と優しく鳴いた。
「そうだよな、ささみ。お前だけはこの気持ち分かってくれるのか。って、ホントこれどうなってるんだよ……」
直樹はリビングを正面に見据えつつ、少し後ずさりながら改めて全体を確認してみた。
リビングの1面を占める2枚引きのサッシからは、LEDの均一な光が外へと放たれており、まるで夜の森にスクリーンを設置したかのように周りの風景から浮いて見えた。
そこから視線を上に移すと、リビングの真上には2階の子ども部屋があり、さらにその上には茶色い三角の屋根が見える。
「おかしいな……」
直樹は、マイホームを建てるにあたり、妻の香織、そして時には子ども達を交えて、何度も何度も"デザイン会議"を重ねたことを思い出していた。
その際、屋根の色に関して直樹自身は暖かみのある茶系を希望したが、外壁よりも直射日光を受けやすい屋根に関しては、色あせも少なく汚れが目立たないという合理的な理由によりグレーに決まった……という経緯をハッキリと覚えていたが故の呟きだった。
「暗いからそう見えるのかな?」
直樹は自分の足下で、同じ辺りを見上げているささみに訊いてみた。
「にゃ……にゃーん……」
歯切れの悪い返答。
「だよなぁ……って、そもそも妙なことだらけなんだけど」
そう呟きながら、直樹はゆっくりとリビングに向かって左側に歩き始めた。
そして、家の側面を確認してみようと思ったその時。
「あなた~。早くしないと、からあげ売り切れちゃうわよ~!」
妻の香織から緊急性かつ重要性の高い言葉が投げかけられ、歩みを止める。
家の周りがどうなっているのか気になるものの、背に腹は代えられない。
鳴り止んでいた腹の虫も途端に目を覚まし、直樹の足を家の中へと誘《いざな》った。
確認の続きはいつでも出来るけど、からあげを逃がしたら二度と戻ってこないからな……と、直樹はサンダルを脱ぎ、ささみと共にリビングへ上がる。
そして、一応用心のため窓を閉めて鍵を掛けて、カーテンもびっちり閉じておく。
あんな暗い森の中で煌々と明かりを放ち続けるなんて「どうぞ襲ってきてください」と言ってるようなものだが、裏を返せば明かりさえ漏らさなければこの家の存在もそう簡単に見つからないように思えたのだ。
……って、そもそもあの森は何なんだよ!
心の中で叫びながら食卓につき、何事も無かったかのように残り僅かなからあげをつまむ直樹。
「あっ、それボクが狙ってたやつ!」
歩斗がブーッと頬を膨らませる。
「おいおい、パパが戻ってくるまでに結構食べてたろ? 冷たいこと言うなよなぁ」
「別に他のやつならいいよ! それ、皮のとこがパリッパリな感じでめちゃくちゃ美味しそうだから、最後の最後に食べようとしてたのにぃ!」
歩斗はさらに大きく頬を膨らませた。
しかし、その想いも虚しく、パリ皮からあげはすでに直樹の頬の中に収まってしまっていた。
「ああ、確かに特別美味いなぁこれ。うん」
カリッサクッ、と悪魔的咀嚼音を鳴らしながら、大きく頷く直樹。
「……ううう」
食べ盛りの歩斗にとって、食事は人生の全てと言っても過言では無い。
無情にもずっと狙っていた最高のからあげを父親に奪われ、人生の厳しさに瞳を潤ませていた。
「お兄ちゃん、ほらこれあげるから~。元気だして~」
妹の優衣が、自分の皿にキープしていた一粒のからあげをお箸で持ち上げ、ひょいっと歩斗の皿に置いてあげた。
「ユ、ユイ……マジか……マジでいいのかこれ? ううう……ありがとう……この恩は一生忘れねぇから……」
「もう、アユったら大袈裟ねぇ、ふふふ」
自分の揚げたからあげによっていくつかのドラマが生まれていることに、満更でも無いと微笑む香織。
「あっ、そうだ。ねえねえ、外で何があったのか、ママに教えてよ! ねえ、ねえ、ねえ!」
香織は3人に向かって好奇心に満ちた目を順々に向けた。
「うんとね、真っ黒なやつがわたしに飛びかかってきて……」
「パパが魔法の杖でドーンってやって……」
「そうだ、銀貨3枚手に入れたんだった。どうしようかこれ? 冒険組の3人で分けるか、それともパパの給料と同じように一旦ママに預けて……」
優衣と歩斗と直樹は我先にとばかりに、それぞれ思い思いに森で起きた出来事を口にし始めた。
話の筋が全く見えずにキョトンとする香織だったが、きちんと話したところであまりにも現実離れしてるので、いずれにしてもキョトンとするハメになったのは間違い無いだろう……。
「あー疲れた!」
心の叫びを口にしつつ、直樹はベッドの上に体を委ねた。
「ふふふ。色々お疲れさまでした」
森であった出来事をざっくり訊いた香織が、隣で横になりながら声をかけた。
夕食後、今日が皿洗い当番だった直樹と歩斗が食事の後片付けをしてる間に香織と優衣が一緒にお風呂に入り、それと入れ替わりに直樹と歩斗も汗を流した。
男同士、スライムを倒した時の興奮を語り合ったりしていたが、歩斗が魔法の杖をこっそり自分の部屋に持って行ってしまったことを知る。
そして直樹から「あれは危ないから、パパが預かっておくよ」と言われた歩斗が、からあげを奪われた件も合わさってふてくされたりもしたが、なんだかんだで奇妙で貴重な体験を共に味わった戦友として「明日は休日だし、じっくり探索してみよう!」「おう!」と絆を深めていた。
そんなこんなで、歩斗と優衣は子ども部屋で、直樹と香織は夫婦の寝室で眠りにつこうとしていた。
「じゃあ、おやすみ」
「うん、おやすみ~」
直樹はベッドの横に立てかけた魔法の杖が確かにそこにあることを確認しつつ、ヘッドボードのライトを消した。
もしかしたら、すでに夢の中に居るんじゃ無いか……なんてことを脳裏によぎらせつつ瞼を閉じると、すぐに眠りに落ちていく。
疲れすぎていたからか、すでに夢の中に居たからなのかは定かでは無いが、結局直樹はその夜に夢を見ることは無かった。
サーッ。
カーテンを開ける音と共に、眩しい光と微かな温度が瞼に当たるのを感じながら直樹は目を覚ました。
「ふぁ~……あっ、おはよう」
あくびをしながら瞼を開けると、カーテンを開け終えた香織と目が合った。
「おはよう~、良い天気だよ~」
低血圧の香織は寝ぼけ顔でベッドに座り込み、何度もあくびをしている。
ダブルベッドの右寄りが直樹、左寄りが香織というのが定位置で、ベッドの左側の壁にある窓からは、いつもと変わらぬ風景が顔を覗かせている。
本当に、昨日のあの出来事は全部夢だったんじゃないかと直樹は思った。
ただ、この寝室は1階で言うと玄関側で、問題のリビング側は子ども部屋の方。
つまり、この窓からいつも通りの景色が見えたとしても、必ずしも昨日の出来事を否定する材料になるとは言えなかったが、あれが現実なのか夢なのか、一体どっちのが良いんだろう……なんてことを考えながら、直樹は寝返りを打って体を反対側に向けた。
すると、目の前には紛れも無く、寝る前に見た状態と全く同じように壁に立てかけられた魔法の杖があった。
「フッ……」
直樹は口元を緩めながら、数え切れないほどある謎の中で、まずはどこから解明してやろうか、と不思議な森に思いを馳せていた。
5
お気に入りに追加
671
あなたにおすすめの小説
異世界の片隅で引き篭りたい少女。
月芝
ファンタジー
玄関開けたら一分で異世界!
見知らぬオッサンに雑に扱われただけでも腹立たしいのに
初っ端から詰んでいる状況下に放り出されて、
さすがにこれは無理じゃないかな? という出オチ感漂う能力で過ごす新生活。
生態系の最下層から成り上がらずに、こっそりと世界の片隅で心穏やかに過ごしたい。
世界が私を見捨てるのならば、私も世界を見捨ててやろうと森の奥に引き篭った少女。
なのに世界が私を放っておいてくれない。
自分にかまうな、近寄るな、勝手に幻想を押しつけるな。
それから私を聖女と呼ぶんじゃねぇ!
己の平穏のために、ふざけた能力でわりと真面目に頑張る少女の物語。
※本作主人公は極端に他者との関わりを避けます。あとトキメキLOVEもハーレムもありません。
ですので濃厚なヒューマンドラマとか、心の葛藤とか、胸の成長なんかは期待しないで下さい。
修学旅行に行くはずが異世界に着いた。〜三種のお買い物スキルで仲間と共に〜
長船凪
ファンタジー
修学旅行へ行く為に荷物を持って、バスの来る学校のグラウンドへ向かう途中、三人の高校生はコンビニに寄った。
コンビニから出た先は、見知らぬ場所、森の中だった。
ここから生き残る為、サバイバルと旅が始まる。
実際の所、そこは異世界だった。
勇者召喚の余波を受けて、異世界へ転移してしまった彼等は、お買い物スキルを得た。
奏が食品。コウタが金物。紗耶香が化粧品。という、三人種類の違うショップスキルを得た。
特殊なお買い物スキルを使い商品を仕入れ、料理を作り、現地の人達と交流し、商人や狩りなどをしながら、少しずつ、異世界に順応しつつ生きていく、三人の物語。
実は時間差クラス転移で、他のクラスメイトも勇者召喚により、異世界に転移していた。
主人公 高校2年 高遠 奏 呼び名 カナデっち。奏。
クラスメイトのギャル 水木 紗耶香 呼び名 サヤ。 紗耶香ちゃん。水木さん。
主人公の幼馴染 片桐 浩太 呼び名 コウタ コータ君
(なろうでも別名義で公開)
タイトル微妙に変更しました。
大学生活を謳歌しようとしたら、女神の勝手で異世界に転送させられたので、復讐したいと思います
町島航太
ファンタジー
2022年2月20日。日本に住む善良な青年である泉幸助は大学合格と同時期に末期癌だという事が判明し、短い人生に幕を下ろした。死後、愛の女神アモーラに見初められた幸助は魔族と人間が争っている魔法の世界へと転生させられる事になる。命令が嫌いな幸助は使命そっちのけで魔法の世界を生きていたが、ひょんな事から自分の死因である末期癌はアモーラによるものであり、魔族討伐はアモーラの私情だという事が判明。自ら手を下すのは面倒だからという理由で夢のキャンパスライフを失った幸助はアモーラへの復讐を誓うのだった。
異世界召喚?やっと社畜から抜け出せる!
アルテミス
ファンタジー
第13回ファンタジー大賞に応募しました。応援してもらえると嬉しいです。
->最終選考まで残ったようですが、奨励賞止まりだったようです。応援ありがとうございました!
ーーーー
ヤンキーが勇者として召喚された。
社畜歴十五年のベテラン社畜の俺は、世界に巻き込まれてしまう。
巻き込まれたので女神様の加護はないし、チートもらった訳でもない。幸い召喚の担当をした公爵様が俺の生活の面倒を見てくれるらしいけどね。
そんな俺が異世界で女神様と崇められている”下級神”より上位の"創造神"から加護を与えられる話。
ほのぼのライフを目指してます。
設定も決めずに書き始めたのでブレブレです。気楽〜に読んでください。
6/20-22HOT1位、ファンタジー1位頂きました。有難うございます。
【完結】ご都合主義で生きてます。-ストレージは最強の防御魔法。生活魔法を工夫し創生魔法で乗り切る-
ジェルミ
ファンタジー
鑑定サーチ?ストレージで防御?生活魔法を工夫し最強に!!
28歳でこの世を去った佐藤は、異世界の女神により転移を誘われる。
しかし授かったのは鑑定や生活魔法など戦闘向きではなかった。
しかし生きていくために生活魔法を組合せ、工夫を重ね創生魔法に進化させ成り上がっていく。
え、鑑定サーチてなに?
ストレージで収納防御て?
お馬鹿な男と、それを支えるヒロインになれない3人の女性達。
スキルを試行錯誤で工夫し、お馬鹿な男女が幸せを掴むまでを描く。
※この作品は「ご都合主義で生きてます。商売の力で世界を変える」を、もしも冒険者だったら、として内容を大きく変えスキルも制限し一部文章を流用し前作を読まなくても楽しめるように書いています。
またカクヨム様にも掲載しております。
異世界へ誤召喚されちゃいました~女神の加護でほのぼのスローライフ送ります~
モーリー
ファンタジー
⭐︎第4回次世代ファンタジーカップ16位⭐︎
飛行機事故で両親が他界してしまい、社会人の長男、高校生の長女、幼稚園児の次女で生きることになった御剣家。
保険金目当てで寄ってくる奴らに嫌気がさしながらも、3人で支え合いながら生活を送る日々。
そんな矢先に、3人揃って異世界に召喚されてしまった。
召喚特典として女神たちが加護やチート能力を与え、異世界でも生き抜けるようにしてくれた。
強制的に放り込まれた異世界。
知らない土地、知らない人、知らない世界。
不安をはねのけながら、時に怖い目に遭いながら、3人で異世界を生き抜き、平穏なスローライフを送る。
そんなほのぼのとした物語。
最強九尾は異世界を満喫する。
ラキレスト
ファンタジー
光間天音は気づいたら真っ白な空間にいた。そして目の前には軽そうだけど非常に見た目のいい男の人がいた。
その男はアズフェールという世界を作った神様だった。神様から是非僕の使徒になって地上の管理者をしてくれとスカウトされた。
だけど、スカウトされたその理由は……。
「貴方の魂は僕と相性が最高にいいからです!!」
……そんな相性とか占いかよ!!
結局なんだかんだ神の使徒になることを受け入れて、九尾として生きることになってしまった女性の話。
※別名義でカクヨム様にも投稿しております。
【完結】僕は今、異世界の無人島で生活しています。
コル
ファンタジー
大学生の藤代 良太。
彼は大学に行こうと家から出た瞬間、謎の光に包まれ、女神が居る場所へと転移していた。
そして、その女神から異世界を救ってほしいと頼まれる。
異世界物が好きな良太は二つ返事で承諾し、異世界へと転送された。
ところが、女神に転送された場所はなんと異世界の無人島だった。
その事実に絶望した良太だったが、異世界の無人島を生き抜く為に日ごろからネットで見ているサバイバル系の動画の内容を思い出しながら生活を開始する。
果たして良太は、この異世界の無人島を無事に過ごし脱出する事が出来るのか!?
※この作品は「小説家になろう」さん、「カクヨム」さん、「ノベルアップ+」さん、「ノベリズム」さんとのマルチ投稿です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる